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突き進む先にある関係
謝罪と相談⑥(綾瀬・談)
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「あ、うん。あんまり…… 部屋から出ないからな」
「そっか。まぁそうだよね。お客さん来てるからって毎度は挨拶しないか」
毎週遊びに来ている様な相手に『ほら、挨拶くらいしなさい』と子供の部屋にまで来くる親は流石にいないのかと納得した。
それにしても、両親に会って欲しい理由も聞かないまま了承して貰えるとは。
甘い…… 烏丸はホント、私に甘い。
もちろん他にも友人がいたらその人相手にもそうなるんだろう。烏丸は根が優し過ぎるんだ、きっと。
学生時代の大半を私に奪われたと言っても過言ではないのに一度も嫌な素振りなく付き合ってくれ、卒業後だって呼び出せばどんな時間になってしまおうが必ず逢いに来てくれた。さっきだって、食事する時に前髪が邪魔だろうからとでヘアピンでヘアアレンジしていたんだろうに、私が勝手にメカクレに戻しても、取って付けたみたいな理由だろうと疑いもせず納得していたし。
そのせいか、黒い尻尾を生やした悪魔がそっと私の耳元で囁き始める。
『このまま婚約者のフリをし続けて欲しい』と頼んでも、彼は今回も言う事を聞いてくれるんじゃ?——と。
頭ん中だけでかぶりを振って、駄目だ駄目だと否定する。烏丸の幸せが私にとっての幸せだ。『もう彼を縛るみたいな事はしないんだ!』って、何度も何度も内心揺らぎつつ、それでも最後は彼の幸せを見守るんだって決めてきたじゃないか。
「あ、そうそう…… でね?ウチの母さん、話を聞いた相手が烏丸のお母さんだったからかもう、取り付く島もないくらいに話聞いてくれなくって。こちらの諸事情を全く話せていないのですよ。だからその…… 」
誤解を一緒に解いて欲しい。
そう続けようとした言葉が喉の奥で詰まり、声が途切れた。本心ではもう『このまま婚約者という事にしてしまえたらいいのに』と思っているせいだ、絶対。
もう誰にも気遣う必要なんてないんだ。彼にはまだ、交際相手はいなかったんだし。薄暗ければ私相手でも勃つんならもう、このまま結婚してもいいのでは?烏丸の趣味嗜好を曲げる事にはなるけれど、それはそれ。彼に好きな人が出来たら別れてあげたらいいだけの話じゃないか。だってほら、お腹の中にはもう烏丸の子供だっているかもしれないんだから——
あぁぁぁ駄目だ。
発想が歪んでいる。
自分の事しか考えていないじゃないか、こんなの。
「わかった。『婚約しました、挨拶が遅れてすみません』って、話を合わせたらいいんだな?」
真っ直ぐ前を向き、淀みなく烏丸が言った。
「え…… 」
心から望む道筋ではあるが、心の中にずんっと重たい物が落ちてきたみたいな心境だ。『好きな人に、親の前で嘘を吐かせていいの?』と自分の中にある良心が必死に叫んでいる。
「俺のばあちゃんが母さんに婚約の件を話したのがそもそもの原因だしな。実はさ、こっちも『式場は予約済みだ』って言われるわ、『ばあばの着た白無垢をドレスに改造して贈ってくれる』って話もあって、こっちも手が付けられないくらいに話が進んでたから助かるよ」
「…… は?——え?何それ!聞いてないよ⁉︎」
「今初めて話したからな」
「そ、そりゃ、そうだけど、え⁉︎」
白無垢をドレスに?え、何それすっごく着てみたい!絶対に斬新で可愛いやん!和洋のコラボって感じ。
式場は予約済みって話だからもう無理だけど、妄想だけでも、白無垢生地のドレスを着て、憧れの聖地で結婚式とか出来たらもう幸せ過ぎて憤死するかも!
頭の中に数年前にやったゲームのワンシーンが勝手に浮かぶ。
白を基調とし、差し色に群青色を取り入れたエーゲ海風の教会の中。青い薔薇をふんだんに飾ったバージンロードの先には主人公達の立つ祭壇があり、その奥一面には巨大なステンドグラスが広がっている。そこから差し込む光と影が大きく翼を広げた不死鳥みたいな形になって二人を包み込み、『——二人の愛は永遠に不滅である』という言葉でエンディングを迎える。
実はその教会。驚く事に、この街に実在するのだ。
私の小説の挿絵を描いて下さっている神絵師・サザナミイン子先生がキャラデザを担当した乙女ゲームとのコラボで建てられた教会で、自然豊かな郊外の一角にあり、ホームパーティーも開催出来る施設も併設されている。ゲームファンだけじゃなく、現実離れした印象のある室内の美しさに心を奪われる人が続出していて、大安吉日は一年先まで全て予約で一杯の人気を誇っているのだとか。
この教会でいつか烏丸が挙式を…… なんて夢でなら何度も見たが、残念ながら自分が隣に立っていた事など一度も無かった。夢の中での自分は分をわきまえている様で、常に壁ポジ。友人席にすら座っていない。彼の隣には顔が逆光で見えないタキシード姿の男性が立っていたのだが、夢の中くらい私と結婚していてもいいだろうに、“最推し”の幸せを願う気持ちがどうしたって夢や幻想に対してすらも邪魔をするのだ。
「どんなデザインがいい?マーメイドライン、プリンセスラインにエンパイアラインとか、なんか色々あるんだよな?」
スマホで検索しながらそれらの名前を挙げていたのか、「ほい」と参考画像を表示させて見せてくれた。何種類ものドレスが写真と説明付きで並び、ついついテンションが上がってしまう。
「か、可愛いぃ。もういっそ烏丸が着たら?似合いそうだよ!」
「何で俺がドレス着るんだよ。俺は断然、白のタキシードがいい」
「まぁ、そっちも似合うだろうね。胸元には青い薔薇を飾ったりとかしたら素敵だろうなぁ」
「青い薔薇…… か。そうだな確かに合いそうだ」
花言葉を思い出し、「でしょう?」と深く頷く。我ながらいいチョイスだ。
——って、即座に『ゲームの受け売りじゃねぇか』と自分につっこむ。
青い薔薇は昔、『不可能』などという花言葉だったが、今や『夢が叶う』や『奇跡』といった類の意味を持つ花となった。同性同士での結婚式を許可してくれる式場が増えてきている現状は、まさにこれらの言葉にぴったりじゃないか。
好きな人と“奇跡”みたいに結ばれて、結婚式を挙げるという“夢が叶う”のだから。
きっと烏丸もその点に共感してくれたのだろう。
腕を組み、うんうんと一人納得していたら、「んじゃ綾瀬のブーケは青い薔薇メインで頼むか」と言われ、我に返った。
「…… 私の、ブーケ?何で」
何故に?いらんでしょ、私は。
烏丸のお相手にもブーケは不要だろうし。
素でそう思って首を傾げると、頬っぺたをむぎゅっと抓られてしまった。
「あだっ!」
ここは店内だ。咄嗟にそう思って控えめな声で言ったが、烏丸の拗ねっぷりが不思議でならない。
「隣に立つのは綾瀬だろうが。何他人事にしてんだよ」
「——あ。…… そ、そうなの、ね」
現実味が無さ過ぎてピンとこない。そう言えばそんな流れになってた、な。って…… え?なってるけど、ん?いいの、これ。
「そっか。まぁそうだよね。お客さん来てるからって毎度は挨拶しないか」
毎週遊びに来ている様な相手に『ほら、挨拶くらいしなさい』と子供の部屋にまで来くる親は流石にいないのかと納得した。
それにしても、両親に会って欲しい理由も聞かないまま了承して貰えるとは。
甘い…… 烏丸はホント、私に甘い。
もちろん他にも友人がいたらその人相手にもそうなるんだろう。烏丸は根が優し過ぎるんだ、きっと。
学生時代の大半を私に奪われたと言っても過言ではないのに一度も嫌な素振りなく付き合ってくれ、卒業後だって呼び出せばどんな時間になってしまおうが必ず逢いに来てくれた。さっきだって、食事する時に前髪が邪魔だろうからとでヘアピンでヘアアレンジしていたんだろうに、私が勝手にメカクレに戻しても、取って付けたみたいな理由だろうと疑いもせず納得していたし。
そのせいか、黒い尻尾を生やした悪魔がそっと私の耳元で囁き始める。
『このまま婚約者のフリをし続けて欲しい』と頼んでも、彼は今回も言う事を聞いてくれるんじゃ?——と。
頭ん中だけでかぶりを振って、駄目だ駄目だと否定する。烏丸の幸せが私にとっての幸せだ。『もう彼を縛るみたいな事はしないんだ!』って、何度も何度も内心揺らぎつつ、それでも最後は彼の幸せを見守るんだって決めてきたじゃないか。
「あ、そうそう…… でね?ウチの母さん、話を聞いた相手が烏丸のお母さんだったからかもう、取り付く島もないくらいに話聞いてくれなくって。こちらの諸事情を全く話せていないのですよ。だからその…… 」
誤解を一緒に解いて欲しい。
そう続けようとした言葉が喉の奥で詰まり、声が途切れた。本心ではもう『このまま婚約者という事にしてしまえたらいいのに』と思っているせいだ、絶対。
もう誰にも気遣う必要なんてないんだ。彼にはまだ、交際相手はいなかったんだし。薄暗ければ私相手でも勃つんならもう、このまま結婚してもいいのでは?烏丸の趣味嗜好を曲げる事にはなるけれど、それはそれ。彼に好きな人が出来たら別れてあげたらいいだけの話じゃないか。だってほら、お腹の中にはもう烏丸の子供だっているかもしれないんだから——
あぁぁぁ駄目だ。
発想が歪んでいる。
自分の事しか考えていないじゃないか、こんなの。
「わかった。『婚約しました、挨拶が遅れてすみません』って、話を合わせたらいいんだな?」
真っ直ぐ前を向き、淀みなく烏丸が言った。
「え…… 」
心から望む道筋ではあるが、心の中にずんっと重たい物が落ちてきたみたいな心境だ。『好きな人に、親の前で嘘を吐かせていいの?』と自分の中にある良心が必死に叫んでいる。
「俺のばあちゃんが母さんに婚約の件を話したのがそもそもの原因だしな。実はさ、こっちも『式場は予約済みだ』って言われるわ、『ばあばの着た白無垢をドレスに改造して贈ってくれる』って話もあって、こっちも手が付けられないくらいに話が進んでたから助かるよ」
「…… は?——え?何それ!聞いてないよ⁉︎」
「今初めて話したからな」
「そ、そりゃ、そうだけど、え⁉︎」
白無垢をドレスに?え、何それすっごく着てみたい!絶対に斬新で可愛いやん!和洋のコラボって感じ。
式場は予約済みって話だからもう無理だけど、妄想だけでも、白無垢生地のドレスを着て、憧れの聖地で結婚式とか出来たらもう幸せ過ぎて憤死するかも!
頭の中に数年前にやったゲームのワンシーンが勝手に浮かぶ。
白を基調とし、差し色に群青色を取り入れたエーゲ海風の教会の中。青い薔薇をふんだんに飾ったバージンロードの先には主人公達の立つ祭壇があり、その奥一面には巨大なステンドグラスが広がっている。そこから差し込む光と影が大きく翼を広げた不死鳥みたいな形になって二人を包み込み、『——二人の愛は永遠に不滅である』という言葉でエンディングを迎える。
実はその教会。驚く事に、この街に実在するのだ。
私の小説の挿絵を描いて下さっている神絵師・サザナミイン子先生がキャラデザを担当した乙女ゲームとのコラボで建てられた教会で、自然豊かな郊外の一角にあり、ホームパーティーも開催出来る施設も併設されている。ゲームファンだけじゃなく、現実離れした印象のある室内の美しさに心を奪われる人が続出していて、大安吉日は一年先まで全て予約で一杯の人気を誇っているのだとか。
この教会でいつか烏丸が挙式を…… なんて夢でなら何度も見たが、残念ながら自分が隣に立っていた事など一度も無かった。夢の中での自分は分をわきまえている様で、常に壁ポジ。友人席にすら座っていない。彼の隣には顔が逆光で見えないタキシード姿の男性が立っていたのだが、夢の中くらい私と結婚していてもいいだろうに、“最推し”の幸せを願う気持ちがどうしたって夢や幻想に対してすらも邪魔をするのだ。
「どんなデザインがいい?マーメイドライン、プリンセスラインにエンパイアラインとか、なんか色々あるんだよな?」
スマホで検索しながらそれらの名前を挙げていたのか、「ほい」と参考画像を表示させて見せてくれた。何種類ものドレスが写真と説明付きで並び、ついついテンションが上がってしまう。
「か、可愛いぃ。もういっそ烏丸が着たら?似合いそうだよ!」
「何で俺がドレス着るんだよ。俺は断然、白のタキシードがいい」
「まぁ、そっちも似合うだろうね。胸元には青い薔薇を飾ったりとかしたら素敵だろうなぁ」
「青い薔薇…… か。そうだな確かに合いそうだ」
花言葉を思い出し、「でしょう?」と深く頷く。我ながらいいチョイスだ。
——って、即座に『ゲームの受け売りじゃねぇか』と自分につっこむ。
青い薔薇は昔、『不可能』などという花言葉だったが、今や『夢が叶う』や『奇跡』といった類の意味を持つ花となった。同性同士での結婚式を許可してくれる式場が増えてきている現状は、まさにこれらの言葉にぴったりじゃないか。
好きな人と“奇跡”みたいに結ばれて、結婚式を挙げるという“夢が叶う”のだから。
きっと烏丸もその点に共感してくれたのだろう。
腕を組み、うんうんと一人納得していたら、「んじゃ綾瀬のブーケは青い薔薇メインで頼むか」と言われ、我に返った。
「…… 私の、ブーケ?何で」
何故に?いらんでしょ、私は。
烏丸のお相手にもブーケは不要だろうし。
素でそう思って首を傾げると、頬っぺたをむぎゅっと抓られてしまった。
「あだっ!」
ここは店内だ。咄嗟にそう思って控えめな声で言ったが、烏丸の拗ねっぷりが不思議でならない。
「隣に立つのは綾瀬だろうが。何他人事にしてんだよ」
「——あ。…… そ、そうなの、ね」
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