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突き進む先にある関係
謝罪と相談⑤(烏丸・談)
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なにやらとんでもなく盛大な誤解があったみたいだが、スムーズに解決したみたいで良かった。しかも猫みたいだらりと崩れる綾瀬を見られるとか、今日は吉日だっただろうか。
たまに綾瀬が妙によそよそしかった理由はコレだったのか。交際相手がいるものだと思っていたのなら納得だ。
だが、俺には彼女がいると思っていて、それでも旅行やセックスを拒否しなかった理由が思い付かない。
いや…… 正確には、『こんな理由だったら嬉しいな』というものが自分の中にあるのだが、もし期待して、実際にはそうじゃなかったら?と思うと恐ろしくって『きっとこれだ!』と思い至れないだけなのだが。
だけどもうこれで、俺達の間には何も隔たりが無いのでは?
保存してある俺の写真の多さから考えても、少なくとも、綾瀬は俺のこの容姿が好みの範疇みたいだし。さっきはこの顔を独占したいみたいにヘアピンを取り上げて、イラッとした表情を見せてくれたしな。俺に対して恋愛感情を持ってもらえているかもだなんて過大な期待を持つ気は恐ろしいので全くないが、“推し”の一人くらいにはなれるんじゃないだろうか?
——そんな一縷の望みを抱きつつ、再び料理に箸をつける。
いつも以上に食べ物が美味いと感じるのはこの浮かれ切った感情のせいだろう。綾瀬の方も、最初こそは箸の進みが悪かったが、今では美味しそうに食べている。きっと気掛かりが解消出来たおかげだろう。
「あ、料理の写真…… 。せっかく可愛らしく飾ってあったのに、撮るの忘れてたや」
綾瀬のがっかりした声が聞こえる。SNSに投稿する訳でもなし、何だって写真なんか必要なんだ。
「デートシーンとかの、資料の為にか?」
「デ、デート?——あ、うん、まぁそうだね」
ははっと空笑いしつつ、また「デート…… 」と呟いて、綾瀬が視線を下に落とす。
今までだったらそんな綾瀬の姿を見て、『今の俺はキモかったか!』と騒いでいるところだが、俺はもうそんなミスや勘違いやミスは犯すまい。耳の色や口元、視線の動きなどといった綾瀬の全てを前髪の隙間からじっくり観察する。赤い耳、ニヤつく顔を我慢して震える口元を確認し、俺はテーブルの下でそっと『よっしゃぁぁー!』と叫ぶ瞬間みたいにぐっと拳を握った。
“デート”というワードに照れているだけだ、まず間違いない。
もうこのまま交際関係になるべきなんじゃないか?俺達は。食事の後はもうラブホコースじゃね?泊まりで入って明日の朝までとか、最高のプランになるんじゃ。
垂れ流しになりそうな妄想をも、腹ん中でもいいから身の内に戻すつもりでエビフライに齧り付く。
食べてしまっている以上写真はもう無理でも、そうだ——
「どんなんだったか覚えてるし、描いて送ろうか?」
「マジで?イケメンか?」
「それとも、スケブはあるから綾瀬が自分で描いてもいいけど」
「絵は無理だって知ってるでしょ?」
「そうだな。綾瀬が熊を描いたら、キリンに見えそうだもんな」
「ちょ!せめてもうちょっとシルエットが似ている生き物と間違ってよ」
「でも事実じゃん」
「事実が一番人を傷付けるんですー!」
膨れっ面をしながらも楽しそうにしている綾瀬を見ていると安堵を覚える。その場の流れで肉体関係を持ってしまおうが、今まで通りに接する事が可能だって事が嬉しかった。
食事を終え、食器を下げてもらったついでに追加でチーズケーキとアイスティーを注文した。綾瀬は流石にもう食べられないらしく、ローズヒップティーをホットで。
デザートの類が来るまでの間にすっかり冷めた珈琲を飲んでいると、もじもじとした様子で綾瀬が「…… 実は、まだ一つ話があるんだけども」と言い始めた。どうやら今日は前回の謝罪だけが目的ではなかったみたいだ。
俺の方からも話しておきたい事があるんだがなかなか話し出せずにいるのに、綾瀬は偉いなぁ。
「話って?」
「あー…… 。その、えっと…… 」
見当違いの謝罪をしてきた時以上に緊張しているのが嫌でもわかる。相当話し難い内容の様だ。
「私の…… 両親に、ね…… 会ってもらえないかなーって」
「——喜んで!」
食い気味に答え、スマホを開き、予定を書き込んでいるアプリを開く。綾瀬が呆気に取られた表情をしているが、構わずに「いつがいい?この後すぐか?明日?明後日でもいいぞ?」と聞き返した。
「えっと…… 週末の、どっちかで」
「綾瀬的にはどっちが都合いいんだ?」
「…… 土曜、かな」
「時間は?手土産は何がいいかな。お取り寄せは間に合わんだろうし…… 店で買うか。おじさんには日本酒とかどうだろう?おばさんは確か、甘い物よりはしょっぱい物の方が良かったよな」
嬉々として話を進める俺を不思議そうに見ていた綾瀬だったが、「うん、いいと思うよ。母さん冷凍の肉まんセットが欲しいって言ってたし、それとかどうかな。この近くに販売店あったはずだから」と、気恥ずかしい雰囲気を持ちながらも話に乗ってくれた。
「マジ?どこだろう…… わかるかな」
「一緒に行こうよ。父さんへの日本酒選ぶのとかも…… つ、付き合うよ?」
「ホントか?助かるわー。んで、土曜は何時にどうする?」
「十一時くらいに烏丸の家まで迎えに行くよ。実家へは、烏丸の家の方が近いし」
や、それマズイやつや。
俺の今の住まいは綾瀬のマンションと同じ建物だ。しかも綺麗に真上。だがその事をウチの親も知っているし、土曜だけ実家住まいのフリをして、話を合わせて貰えばいいのか?…… うん、そうしよう。
「わかった。んじゃ家で待ってるわ」
決まった予定をアプリに打ち込んでいると、綾瀬が「…… 理由、訊かないの?」と不思議そうに首を傾げた。当然の疑問だ。だがこのタイミングでとなると、婚約系の話に関わるものだろう。その件を綾瀬がどう扱いたいのかが問題だが、俺としては…… 親に従う訳じゃないが、綾瀬とこのまま結婚へと持ち込みたい。散々中出しさせてもらったのだ。胎の中にはもう、俺の子供だっているかもしれないし。
「ご両親が、久しぶりに遊びに来いって事だろう?」
「当たらずとも遠からずだけど…… 」
綾瀬が続きの言葉を言い淀んでいると、店員さんが追加で頼んだデザートとドリンクを持って来てくれ、テーブルに並べた。続く言葉を待つ為ケーキには手をつけずにいると、やっと綾瀬が口を開いた。
「あのね、実はウチの両親…… 私と烏丸が婚約したんだって思い込んでいるのですよ。烏丸のお母さんの透子さんとウチの母が仲良しらしくって、会った時に聞いたんだって。んでね、何で娘から話が来ないのよってちょっと怒っていて…… 」
「…… え。二人って、仲良かったのか?」
「え?う、うん。烏丸の家に毎週遊びに行ってるらしいけど、会った事なかったの?」
実家暮らしの時は、昼間のほとんどが学校か父さんの仕事部屋で過ごしていたからか、そんな事になっているなんて気が付かなかった。
多分だが、俺の執着心が暴走して綾瀬のご両親にまで迷惑を掛けそうになった時の為にと事前に母が手回しし易い様に画策したに違いない。コレを親の愛と受け取るべきか否かは不明だが、どっちの外堀も見事に埋まってすっかり更地になっている事だけは間違いなさそうだ。
たまに綾瀬が妙によそよそしかった理由はコレだったのか。交際相手がいるものだと思っていたのなら納得だ。
だが、俺には彼女がいると思っていて、それでも旅行やセックスを拒否しなかった理由が思い付かない。
いや…… 正確には、『こんな理由だったら嬉しいな』というものが自分の中にあるのだが、もし期待して、実際にはそうじゃなかったら?と思うと恐ろしくって『きっとこれだ!』と思い至れないだけなのだが。
だけどもうこれで、俺達の間には何も隔たりが無いのでは?
保存してある俺の写真の多さから考えても、少なくとも、綾瀬は俺のこの容姿が好みの範疇みたいだし。さっきはこの顔を独占したいみたいにヘアピンを取り上げて、イラッとした表情を見せてくれたしな。俺に対して恋愛感情を持ってもらえているかもだなんて過大な期待を持つ気は恐ろしいので全くないが、“推し”の一人くらいにはなれるんじゃないだろうか?
——そんな一縷の望みを抱きつつ、再び料理に箸をつける。
いつも以上に食べ物が美味いと感じるのはこの浮かれ切った感情のせいだろう。綾瀬の方も、最初こそは箸の進みが悪かったが、今では美味しそうに食べている。きっと気掛かりが解消出来たおかげだろう。
「あ、料理の写真…… 。せっかく可愛らしく飾ってあったのに、撮るの忘れてたや」
綾瀬のがっかりした声が聞こえる。SNSに投稿する訳でもなし、何だって写真なんか必要なんだ。
「デートシーンとかの、資料の為にか?」
「デ、デート?——あ、うん、まぁそうだね」
ははっと空笑いしつつ、また「デート…… 」と呟いて、綾瀬が視線を下に落とす。
今までだったらそんな綾瀬の姿を見て、『今の俺はキモかったか!』と騒いでいるところだが、俺はもうそんなミスや勘違いやミスは犯すまい。耳の色や口元、視線の動きなどといった綾瀬の全てを前髪の隙間からじっくり観察する。赤い耳、ニヤつく顔を我慢して震える口元を確認し、俺はテーブルの下でそっと『よっしゃぁぁー!』と叫ぶ瞬間みたいにぐっと拳を握った。
“デート”というワードに照れているだけだ、まず間違いない。
もうこのまま交際関係になるべきなんじゃないか?俺達は。食事の後はもうラブホコースじゃね?泊まりで入って明日の朝までとか、最高のプランになるんじゃ。
垂れ流しになりそうな妄想をも、腹ん中でもいいから身の内に戻すつもりでエビフライに齧り付く。
食べてしまっている以上写真はもう無理でも、そうだ——
「どんなんだったか覚えてるし、描いて送ろうか?」
「マジで?イケメンか?」
「それとも、スケブはあるから綾瀬が自分で描いてもいいけど」
「絵は無理だって知ってるでしょ?」
「そうだな。綾瀬が熊を描いたら、キリンに見えそうだもんな」
「ちょ!せめてもうちょっとシルエットが似ている生き物と間違ってよ」
「でも事実じゃん」
「事実が一番人を傷付けるんですー!」
膨れっ面をしながらも楽しそうにしている綾瀬を見ていると安堵を覚える。その場の流れで肉体関係を持ってしまおうが、今まで通りに接する事が可能だって事が嬉しかった。
食事を終え、食器を下げてもらったついでに追加でチーズケーキとアイスティーを注文した。綾瀬は流石にもう食べられないらしく、ローズヒップティーをホットで。
デザートの類が来るまでの間にすっかり冷めた珈琲を飲んでいると、もじもじとした様子で綾瀬が「…… 実は、まだ一つ話があるんだけども」と言い始めた。どうやら今日は前回の謝罪だけが目的ではなかったみたいだ。
俺の方からも話しておきたい事があるんだがなかなか話し出せずにいるのに、綾瀬は偉いなぁ。
「話って?」
「あー…… 。その、えっと…… 」
見当違いの謝罪をしてきた時以上に緊張しているのが嫌でもわかる。相当話し難い内容の様だ。
「私の…… 両親に、ね…… 会ってもらえないかなーって」
「——喜んで!」
食い気味に答え、スマホを開き、予定を書き込んでいるアプリを開く。綾瀬が呆気に取られた表情をしているが、構わずに「いつがいい?この後すぐか?明日?明後日でもいいぞ?」と聞き返した。
「えっと…… 週末の、どっちかで」
「綾瀬的にはどっちが都合いいんだ?」
「…… 土曜、かな」
「時間は?手土産は何がいいかな。お取り寄せは間に合わんだろうし…… 店で買うか。おじさんには日本酒とかどうだろう?おばさんは確か、甘い物よりはしょっぱい物の方が良かったよな」
嬉々として話を進める俺を不思議そうに見ていた綾瀬だったが、「うん、いいと思うよ。母さん冷凍の肉まんセットが欲しいって言ってたし、それとかどうかな。この近くに販売店あったはずだから」と、気恥ずかしい雰囲気を持ちながらも話に乗ってくれた。
「マジ?どこだろう…… わかるかな」
「一緒に行こうよ。父さんへの日本酒選ぶのとかも…… つ、付き合うよ?」
「ホントか?助かるわー。んで、土曜は何時にどうする?」
「十一時くらいに烏丸の家まで迎えに行くよ。実家へは、烏丸の家の方が近いし」
や、それマズイやつや。
俺の今の住まいは綾瀬のマンションと同じ建物だ。しかも綺麗に真上。だがその事をウチの親も知っているし、土曜だけ実家住まいのフリをして、話を合わせて貰えばいいのか?…… うん、そうしよう。
「わかった。んじゃ家で待ってるわ」
決まった予定をアプリに打ち込んでいると、綾瀬が「…… 理由、訊かないの?」と不思議そうに首を傾げた。当然の疑問だ。だがこのタイミングでとなると、婚約系の話に関わるものだろう。その件を綾瀬がどう扱いたいのかが問題だが、俺としては…… 親に従う訳じゃないが、綾瀬とこのまま結婚へと持ち込みたい。散々中出しさせてもらったのだ。胎の中にはもう、俺の子供だっているかもしれないし。
「ご両親が、久しぶりに遊びに来いって事だろう?」
「当たらずとも遠からずだけど…… 」
綾瀬が続きの言葉を言い淀んでいると、店員さんが追加で頼んだデザートとドリンクを持って来てくれ、テーブルに並べた。続く言葉を待つ為ケーキには手をつけずにいると、やっと綾瀬が口を開いた。
「あのね、実はウチの両親…… 私と烏丸が婚約したんだって思い込んでいるのですよ。烏丸のお母さんの透子さんとウチの母が仲良しらしくって、会った時に聞いたんだって。んでね、何で娘から話が来ないのよってちょっと怒っていて…… 」
「…… え。二人って、仲良かったのか?」
「え?う、うん。烏丸の家に毎週遊びに行ってるらしいけど、会った事なかったの?」
実家暮らしの時は、昼間のほとんどが学校か父さんの仕事部屋で過ごしていたからか、そんな事になっているなんて気が付かなかった。
多分だが、俺の執着心が暴走して綾瀬のご両親にまで迷惑を掛けそうになった時の為にと事前に母が手回しし易い様に画策したに違いない。コレを親の愛と受け取るべきか否かは不明だが、どっちの外堀も見事に埋まってすっかり更地になっている事だけは間違いなさそうだ。
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