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番外編
曽祖母の回顧録・最終話(猫田綾子・談)←【NEW】
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猫田家での騒動があったあの日。私はすぐにそのまま入院施設のある病院へ担ぎ込まれたそうだ。
少しづつ改善されてきていたとはいえ、丈夫とは言い難い身で受け止め続けた過度な行為のせいで流産寸前だったらしく、後少し遅れていたらお腹の子供の命は危うかったそうだ。それに加えて左手の怪我が原因の出血多量状態も続き、私の意識が回復したのはあの騒動から数ヶ月も経過した後だった。
秀一さんに噛まれて千切れた薬指と小指は不思議とどこにも見当たらず、欠損したままとなった。残った三本しか指の無い手では何をするにも不自由ではあったが、利き手では無かった事はまだ幸いだったと言えよう。
『すぐに家に戻りたい』
『秀一さんに、逢わせて下さい』
その頼みは誰にも聞いては貰えなかった。『せめて腹の子の出産が済んでからだ』と。体力も気力も相当落ちていた為、結局猫田家に私が戻れたのは、あの日から——三年も、経過した後だった。
その間に猫田家では色々な事があったらしい。
秀一さんはあの日以降も周囲の手には負えない程暴れに暴れ、結局屋敷の地下牢に閉じ込められたそうだ。ただひたすら『綾子さん』と私の名前を呼び続け、大人しくなった後はずっと机に向かって何かを描いていたのだとか。
半年という歳月が流れても地下に籠ったままで一切牢から出ようとはせず、薄暗い中でまともな食事も取らぬまま、ひたすら仕事に没頭していたそうだ。指示だけ出してそれ以外は全て弟の弘和さんに任せてはいたが、家は益々繁栄したらしい。
だが秀一さんを大事に想う者ばかりの猫田家には、その事を喜ぶ者は誰一人としていなかった。
それに引き換え、私の生家はこの期間の間でみるみると衰退していき、家は売却、一家離散までしたらしい。父だけは猫田家の支援を受けてギリギリの生活をおくれているそうだが、他の家人はわからない。私の生家を破綻させる様に裏で手を引いた者がいたそうだが…… どうでもよかった。
『一日でも早く回復して欲しい。せめて、牢から出てはくれないか…… ?』
そんな願いも虚しく、私と離れ離れになった日から丁度九百九十九日目を迎えた日の朝——
秀一さんは家の地下牢で亡くなっていたそうだ。
身体中に自傷行為の跡が無数にあって、免疫力の落ちていた彼の体ではもう耐え切れなかったのだとか。
『…… 兄さんは、最後の最後まで綾子義姉さんの事を想っていたよ』
臍の緒をしまう様なサイズをした小さな木箱を渡され、促されるまま蓋を開けると、前よりもずっと鮮やかな朱色に染まっている輪っかが二つ、薄紙に包まれた状態で入っていた。結婚指輪にと私が絹糸で編んだ物だ。秀一さんはこれを最後の最後まで大事そうに手で包んでいたらしい。
『わっかだー』
猫田家を長年支えてくれている女中さんの一人に抱っこされている娘の恵美子が、私の持つ指輪を見て無邪気に笑った。
『…… 最後、ですか』
これまでの経緯を秀一さんの墓前だと言う場所で聞かされたがどうにもピンとこないし、現実味も無い。
『それとこれ、兄さんが毎日一輪ずつ描いていたものだそうだ』と言って、弘和さんが紙の束を私に渡してくれた。一枚の紙に七本ずつ。枚数は百を超えるらしく、数えると『九百九十九本分の薔薇の絵だったよ』と教えてくれる。
『…… まぁ』
前に秀一さんに話した薔薇の本数の意味をふと思い出した。
九百九十九本は確か、“何度生まれ変わってもあなたを愛する”だ。
丁度その本数になった日に死を迎えるなんて、最後までロマンチックな人だなと思うべきなのだろう。ならば私がもう一本描き足して、“一万年の愛を誓います”と返すのもありかもしれない。だけど、そんな考えがふっと湧いてはすぐに消える。彼がもう死んでるだなんてタチの悪い冗談だと思ってしまうからだ。
秀一さんはもう、この世にはいない?
じゃあ、私を後ろから抱き締め続けているこの美麗な人は、一体誰だと言うんだろうか——
◇
秀一さんとの間に生まれた娘の恵美子と共に猫田家に戻った後は、彼の家族が亡くなるまでの間はずっと彼らの仕事を手伝い続け、家は栄華を極めた。
義弟である弘和さんを看取った後は家業の大半を信頼の置ける人達に譲り、私は引退を決めた。秀一さんとの思い出の詰まった家だけは個人で持ち続け、一人では管理するのも負担でしかないからと思い、改装して長年猫田家で女中をしてくれていた者達と一緒に趣味の延長程度の範囲で旅館を営む事に。風呂は元々温泉だし、広大な日本庭園は昔っからきちんと手入れされているから見応えもある。住み込みで働く人が多かったおかげで部屋数も十分あったから、多少手直しをする程度で開業する事が出来た。
旅館の経営も軌道に乗り順風満帆かと思った最中、不幸にも恵美子が歪んだ愛情を注ぐタイプの相手に愛されてしまった事が原因で行方不明となり、そのまま音信不通になってしまった。人を雇って必死に探してもらったが見当たらず、旅館の経営は順調でも、私生活は散々だった。
やっと所在を掴めたと思ったら孫娘が産まれていたうえに既にその子が婚姻済みだったりもして、本当に驚きの連続だった。だが孫の婚姻相手も私達を探し続けてくれていたおかげで孫の透子と初対面する事が出来たので感謝しかない。透子の夫となっていた威さんも、秀一さんみたいに仄暗い感情を抱えている人ではあるみたいだが、二人を引き裂くなど到底出来はしないだろう。
「——貴方も、そう思うでしょう?秀一さん」
毎晩旅館にある地下牢で夜を明かす私を、秀一さんがぎゅっと抱き締めてくれる。ボソボソと耳元で返事をくれるもんだから少しくすぐったい。
「そうそう。今日はね、曾孫の透がやっとお嫁さんにしたい子を連れて来てくれたのよ。私の行動で、少しはあの子達の縁を結べたならいいんだけど」
楽しくってふふっと小さく笑うと、少し拗ねた顔で秀一さんが私の頬に口付けをしてきた。唯一の直系男児だからか透が大事ではあるみたいだが、それ以上に嫉妬してしまう気持ちが我慢出来ない様だ。
…… どうやら私と一部の人達にしか見えないらしい夫に話しかけながら、今日という一日がまた過ぎ去っていく。
すっかり老婆になった私を逞しい腕の中に抱いてくれているこの彼が、夢か幻か、はたまた心の壊れた私が作り出した悲しい幻覚なのかはわからないが、いつまでも美しいままでいる秀一さんが私から終始離れないでいてくれるだけで幸せだ。
「ちゃーんと最後まで、私の傍に居て下さいね」
そっと彼に寄り掛かり、彼の愛情に包まれながら私は今夜もまた地下牢で眠りにつく。
【番外編 曽祖母の回顧録・完】
少しづつ改善されてきていたとはいえ、丈夫とは言い難い身で受け止め続けた過度な行為のせいで流産寸前だったらしく、後少し遅れていたらお腹の子供の命は危うかったそうだ。それに加えて左手の怪我が原因の出血多量状態も続き、私の意識が回復したのはあの騒動から数ヶ月も経過した後だった。
秀一さんに噛まれて千切れた薬指と小指は不思議とどこにも見当たらず、欠損したままとなった。残った三本しか指の無い手では何をするにも不自由ではあったが、利き手では無かった事はまだ幸いだったと言えよう。
『すぐに家に戻りたい』
『秀一さんに、逢わせて下さい』
その頼みは誰にも聞いては貰えなかった。『せめて腹の子の出産が済んでからだ』と。体力も気力も相当落ちていた為、結局猫田家に私が戻れたのは、あの日から——三年も、経過した後だった。
その間に猫田家では色々な事があったらしい。
秀一さんはあの日以降も周囲の手には負えない程暴れに暴れ、結局屋敷の地下牢に閉じ込められたそうだ。ただひたすら『綾子さん』と私の名前を呼び続け、大人しくなった後はずっと机に向かって何かを描いていたのだとか。
半年という歳月が流れても地下に籠ったままで一切牢から出ようとはせず、薄暗い中でまともな食事も取らぬまま、ひたすら仕事に没頭していたそうだ。指示だけ出してそれ以外は全て弟の弘和さんに任せてはいたが、家は益々繁栄したらしい。
だが秀一さんを大事に想う者ばかりの猫田家には、その事を喜ぶ者は誰一人としていなかった。
それに引き換え、私の生家はこの期間の間でみるみると衰退していき、家は売却、一家離散までしたらしい。父だけは猫田家の支援を受けてギリギリの生活をおくれているそうだが、他の家人はわからない。私の生家を破綻させる様に裏で手を引いた者がいたそうだが…… どうでもよかった。
『一日でも早く回復して欲しい。せめて、牢から出てはくれないか…… ?』
そんな願いも虚しく、私と離れ離れになった日から丁度九百九十九日目を迎えた日の朝——
秀一さんは家の地下牢で亡くなっていたそうだ。
身体中に自傷行為の跡が無数にあって、免疫力の落ちていた彼の体ではもう耐え切れなかったのだとか。
『…… 兄さんは、最後の最後まで綾子義姉さんの事を想っていたよ』
臍の緒をしまう様なサイズをした小さな木箱を渡され、促されるまま蓋を開けると、前よりもずっと鮮やかな朱色に染まっている輪っかが二つ、薄紙に包まれた状態で入っていた。結婚指輪にと私が絹糸で編んだ物だ。秀一さんはこれを最後の最後まで大事そうに手で包んでいたらしい。
『わっかだー』
猫田家を長年支えてくれている女中さんの一人に抱っこされている娘の恵美子が、私の持つ指輪を見て無邪気に笑った。
『…… 最後、ですか』
これまでの経緯を秀一さんの墓前だと言う場所で聞かされたがどうにもピンとこないし、現実味も無い。
『それとこれ、兄さんが毎日一輪ずつ描いていたものだそうだ』と言って、弘和さんが紙の束を私に渡してくれた。一枚の紙に七本ずつ。枚数は百を超えるらしく、数えると『九百九十九本分の薔薇の絵だったよ』と教えてくれる。
『…… まぁ』
前に秀一さんに話した薔薇の本数の意味をふと思い出した。
九百九十九本は確か、“何度生まれ変わってもあなたを愛する”だ。
丁度その本数になった日に死を迎えるなんて、最後までロマンチックな人だなと思うべきなのだろう。ならば私がもう一本描き足して、“一万年の愛を誓います”と返すのもありかもしれない。だけど、そんな考えがふっと湧いてはすぐに消える。彼がもう死んでるだなんてタチの悪い冗談だと思ってしまうからだ。
秀一さんはもう、この世にはいない?
じゃあ、私を後ろから抱き締め続けているこの美麗な人は、一体誰だと言うんだろうか——
◇
秀一さんとの間に生まれた娘の恵美子と共に猫田家に戻った後は、彼の家族が亡くなるまでの間はずっと彼らの仕事を手伝い続け、家は栄華を極めた。
義弟である弘和さんを看取った後は家業の大半を信頼の置ける人達に譲り、私は引退を決めた。秀一さんとの思い出の詰まった家だけは個人で持ち続け、一人では管理するのも負担でしかないからと思い、改装して長年猫田家で女中をしてくれていた者達と一緒に趣味の延長程度の範囲で旅館を営む事に。風呂は元々温泉だし、広大な日本庭園は昔っからきちんと手入れされているから見応えもある。住み込みで働く人が多かったおかげで部屋数も十分あったから、多少手直しをする程度で開業する事が出来た。
旅館の経営も軌道に乗り順風満帆かと思った最中、不幸にも恵美子が歪んだ愛情を注ぐタイプの相手に愛されてしまった事が原因で行方不明となり、そのまま音信不通になってしまった。人を雇って必死に探してもらったが見当たらず、旅館の経営は順調でも、私生活は散々だった。
やっと所在を掴めたと思ったら孫娘が産まれていたうえに既にその子が婚姻済みだったりもして、本当に驚きの連続だった。だが孫の婚姻相手も私達を探し続けてくれていたおかげで孫の透子と初対面する事が出来たので感謝しかない。透子の夫となっていた威さんも、秀一さんみたいに仄暗い感情を抱えている人ではあるみたいだが、二人を引き裂くなど到底出来はしないだろう。
「——貴方も、そう思うでしょう?秀一さん」
毎晩旅館にある地下牢で夜を明かす私を、秀一さんがぎゅっと抱き締めてくれる。ボソボソと耳元で返事をくれるもんだから少しくすぐったい。
「そうそう。今日はね、曾孫の透がやっとお嫁さんにしたい子を連れて来てくれたのよ。私の行動で、少しはあの子達の縁を結べたならいいんだけど」
楽しくってふふっと小さく笑うと、少し拗ねた顔で秀一さんが私の頬に口付けをしてきた。唯一の直系男児だからか透が大事ではあるみたいだが、それ以上に嫉妬してしまう気持ちが我慢出来ない様だ。
…… どうやら私と一部の人達にしか見えないらしい夫に話しかけながら、今日という一日がまた過ぎ去っていく。
すっかり老婆になった私を逞しい腕の中に抱いてくれているこの彼が、夢か幻か、はたまた心の壊れた私が作り出した悲しい幻覚なのかはわからないが、いつまでも美しいままでいる秀一さんが私から終始離れないでいてくれるだけで幸せだ。
「ちゃーんと最後まで、私の傍に居て下さいね」
そっと彼に寄り掛かり、彼の愛情に包まれながら私は今夜もまた地下牢で眠りにつく。
【番外編 曽祖母の回顧録・完】
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