義弟が私を“オトコの娘”だと言う

月咲やまな

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【幕間の物語(短話詰め合わせ)・その三】

調理器具の並ぶ台所(青鬼陽・談)

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 休日のとある一日。
 私の朝は顔を洗ったりするよりも先に、自室の台所に立ち、並べてある調理器具一式を見る事から始まる。前々からそうだった訳じゃない。こんな習慣が出来上がったのは、今から一週間程前からの事だ。
「さて、今朝は何を作ろうかな」
 ちょっと鼻歌まじりになりながら、冷蔵庫の野菜室や冷凍庫の中を見て朝食のメニューを決める。朝だから簡単な物でいいだろう。フルーツのヨーグルトがけ、昨日作った野菜のスープの残り、ウィンナーと卵でも焼いておかずにしよう。
「んなもんでいいか」と頷きながら、それらの材料を冷蔵庫から出す。
 今日も今日とて予定は何も無い。友人達は軒並み結婚したり、そうじゃなくても仕事が忙しくって遊ぶ時間など無い奴ばかりだ。兄さんがかまってくれたらいいのに断固として断られちゃうし、この間なんて待ち合わせだけをして逃げられた。その日はもう部屋に戻るなり寝室に駆け込み、枕を涙で濡らした事は言うまでも無い。だがその日の午後、事情を知った義弟(予定)の圭くんがウチに訪れ、彼から兄さんの中学時代の制服を一式もらったので、夜には別のモノで枕まで汚してしまった事は…… サラッと流して欲しい。

「よっし、スープを温める間に顔洗って、あ、シャワーの方がいいかな?だけど、出かけないから浴びるのは夜でもいいか」
 後頭部を軽くかきつつ、顔を洗いに行く。さっさとそれらを済ませて台所へ戻ると、温まったスープのいい香りが立ち込めていた。

 兄さんがプレゼントしてくれた調理器具で作る料理。
 もうこれは、兄さんの手作りご飯だと言っても過言では無いだろう!

 そう思った瞬間、体がぞくっと震える。ここ数年で、自分はすっかり騙され上手になってしまっているなと苦笑した。
「賑やかになったなぁ、ウチの台所も」
 温まったスープを食器に移し、苺や缶詰に入ったみかんの用意を済ませ、ウィンナーなどを焼きながら、そんな事をちょっと呟いた。
 ここへ引っ越して来てから、調理の為にはほとんど使っていなかった台所を見渡す。相変わらず実験器具や調香に使う為の薬剤や香料、大きなボトルに入ったエタノールや精製水が並んではいるが、料理器具も大量に増えた事でちょっとはまともになった。
 平日の帰り道に調味料も買い揃え、実験をする気持ちで料理をしていく。三食ちゃんと食えと兄さんに言われて以来、作れる時間がある日はご飯を作るようになった。平日の夜はほぼ無理だけど、せめてもと朝ご飯は用意している。元々料理は得意だし、全然苦じゃ無い。難点をあげるとしたら、色々な物が一気に増えたから台所が狭くなったという点だろうか。
「んー!台所が二つ欲しい」
 せめて広い作業台が欲しい。海外のドラマに出てくるみたいな、デカいやつが。

「あ!兄さんと隣り合って入寮出来たら、解消するな」

 いい事を思い付き、嬉しい気持ちになった。
 ソファーの前に置いてあるテーブルに朝食を運びながら、寮は家族用のサイズで頼もうと考える。同棲は無理だと言われてはいるが、隣同士くらいなら、あのまま押し切れば許してくれるかもしれない。前にもそんな話をした時に悪い反応では無かったからな。
 最初はそれで同意させ、徐々に境界線を曖昧にしていけばいい。いずれはどちらかの部屋に仕事部屋を二つ、寝室も隣同士にまとめ、台所は一箇所を実験と調香用に、もう一箇所は料理用にと分ければ作業スペース不足も解消出来る。

「…… て、天才かも!」

 己の天才的発想のおかげで朝食を食べる箸が進む。
 兄さんに沢山手作りご飯を食べさせてあげられるし、彼の傍に四六時中居られ、この案は最高以外の何ものでもないじゃないか。

 隣り合った寝室、かぁ。

 多分最初は緊張で夜も眠れず、心臓が壊れそうな日々が続くんだろうな。
 だけど、とある日の深夜。布ずれの微かな音と、ベッドの軋む音で目が覚めるんだ。何の音だろうか?まさか具合が悪いとか?うなされていたらどうしようか。気になってベッドから出て、兄さんの寝室前まで行き、扉越しに様子を伺う。
『く…… んっ。あぁ…… 』
 甘い吐息と共に再び衣擦れの音が聞こえ、私はゴクッと息を呑み込む。音がしないよう気を付けながら、ゆっくり、ゆっくりと扉を開けて兄さんの寝室へ忍び込む事にした。裸足なせいでフローリングの上を歩くと少しだけペタッペタッと汗っぽい音がたってしまうが、兄さんは全然気が付いていない。ベッドの上に寝転び、はぁはぁと苦しそうな息遣いをしながら、こちらには背を向けているままだ。
『ふ、ふっ…… あぁ、イ、イキそ…… も…… 』
 手の動きが早くなっていて、もう限界が近そうだ。

『…… 手伝って、あげようか?にぃさん』

『うわぁぁっ!』
 私の声に驚いて兄さんが叫び、慌てて布団を引っ張って体を隠そうとする。だけどそれがとても中途半端で、前しか隠せていない。小さいお尻が丸見えで、猫みたいな背中も愛らしい。プルプルと体を震わせ、『こ、これは、ちがっ…… 』とこぼしながら、必死に言い訳を考えている兄さんが可愛くってしょうがない。
『何が違うの?太腿まで先走りで濡れてるよ?背中も汗っぽいし…… あぁ、いい香りだね。兄さんから、イヤラシイ匂いがする』と言いなが、私は彼の腕を掴み、背中に口付けをする。一回、二回目だけは啄むみたいに。でも三度目からは噛みつくみたいなキスをして、白い肌に所有印を大量に残すんだ。
『だ、ダメです、私達は兄弟ですよ?こ、こんな事しちゃ…… んくっ』
『ダメ?何が?こんな事して…… 隣の部屋に私がいるの、知っててスルだなんて…… もしかして、誘ってくれていたのかな?』
『…… っ』
 兄さんの背中がより一層丸くなり、震えも止まらない。うっすらと街頭の明かりが入ってきているだけの薄暗い室内でもわかるほどに耳が赤く染まっていて、パクリと喰べてしまいたくなる。
『正解、だったんだね』と言いながら兄さんの可愛いお尻を掌で包み込み、揉んだり、撫でたりしながら太腿の奥へと指先を忍ばせていく。会陰部まで指が入り込むと、兄さんは『んあ、うぅ…… 』と甘い声をもらし、微かに腰を振って快楽を欲する。
『布団、除けるね』
 抵抗されるかとも思ったのだが、あっさり掛け布団を除ける事が出来た。

 あぁそうだよね。途中だったんだから、イキたいに決まっている。
 苦しいよね?辛いでしょう?このまま我慢するとか、生殺しには慣れていないんじゃないかな、兄さんは。

 前に手を伸ばしながら私もベッドに上がり、兄さんの背中にぺったりと寄り添う。汗っぽいうなじをべろっと舐めながら兄さんのイチモツを掴むと、もう漏れ出たカウパー液でグショグショだ。
『熱いね、すごく。コレもガッチガチになってる』
『よ、陽く、んの…… だって、お、お、お尻に』
『んー?あぁそうだね。仕方ないよ。だってぇ、兄さんのお尻、こんなに柔らかくって、熱くって、エッチな状態になっているんだよ?それを一番近くで感じて、勃たない方がむしろ失礼ってもんだろ?』
 耳元でそう呟くと、兄さんは自分の口元を両手で押さえ『んっ!んんっー!』と悲鳴に近い声をあげた。それと同時に私の手の中でイチモツがビクビクッと脈を打ち、ドロッとした熱いモノが大量に吐き出される。
『残りも、出さないとね』
 そう言って体勢を変えると、私は兄さんをベッドの上で横になっている体を仰向けにさせ、下半身へ顔を近づいていった。
『な、何を…… ?』
『何って?そりゃぁナカに残っているのを吸い出してあげようかなーってね』
『や、やり過ぎですよ⁉︎』

 ——と、焦る兄さんの顔を想像するだけで、己の怒張するモノを擦る手の動きが早くなった。テーブルの上には食べ終わった後の食器がそのままだし、まだ朝だっていうのに何をしているんだ。また兄さんが突然来たらどうする?

 あぁ、いや…… それもいいかもしれない…… 。

「に、にいさ、ん…… 兄さん、兄さんっ」
 グチュグチュとした音が居間の中に響き、息遣いが耳奥をくすぐる。兄さんが座った事のあるソファーの背もたれに肌をすり寄せ、私は何度も何度も兄さんの痴態を想像した。
 だけど、いくら自分でシても満足出来ない。もっと、もっとと欲が深くなるばかりで心が余計に辛くなるのだが、シないと今度は体調に影響が出てしまう。兄さんに手を出してしまわないよう、自分を抑えないと。

 兄さんの制服姿や素肌に白衣を羽織った格好などを思い浮かべ、自慰に耽る。
「挿れたい…… に、にいさ、か、奏さ…… あぁっ!」
 あの小さい口や、引き締まったお尻に自分の欲望を押し込み、狭隘な箇所を存分に味わい、胸の尖りを舐てしまいたい。…… だけど、兄さんが望むなら逆でもいい!肌を重ね、互いを貪り尽くし合えるのならもうそれで充分だ。
「あ、で、出る!も、イッ——」
 怒張していたモノが手の中で弾けてしまい、慌てて亀頭を手で覆う。周りに精液を撒き散らしてしまう事は防げたが、竿部分を伝い落ちた液のせいで、穿いていたボクサーパンツとズボンがぐちゃぐちゃだ。

「…… あぁもう、またやった」

 ソファーの背もたれに頭を預け、真っ白な天井を見上げる。賢者タイムのたびに後悔するが、きっとまた夜にはやってしまうんだろうなぁ。
 ここ最近で部屋の中には兄さんに関わる物が随分増えた。仕事部屋には兄さんが子供の頃の写真や制服が飾ってあり、台所には本人がプレゼントしてくれた調理器具が。初めて手に入れた空き缶も机の上に一つだけ確保してある。『も、もちろん中身は洗いましたよ?臭くなるのは苦手だし』と、誰にいうワケでもなく言い訳をする。
「シャワーでも浴びるか」
 夜でいいやと思っていたのに、結局は朝から入ることになってしまった。


       ◇


「…… ふぅ」
 さっぱりした。風呂場でもう一回勤しんだのだから当然か。
 お恥ずかしい事に、兄さんが居間に居て、その間に一人でシャワーを浴びた事を思い出したらまた止まらなくなった。処理の楽さも相まって、簡単にタガが外れてしまったのだ。
 濡れる髪をタオルで拭き、次は昼ご飯を何にするかを考えないとだなと思っていると、スマートフォンからコール音が鳴っている事に気が付いた。

 誰からだろうか?もしかして、に、兄さんだったりとかしないかな。あぁーコール音を個人別に設定しておくべきだった。

 すぐ手に取って、画面を確認する。するとそこには“湯川大和”の文字が。
「もしもし、お疲れ様です。今ですか?もちろん大丈夫ですよ。…… え?敬語が気持ち悪い?や、だって、上司ですし、ねぇ。…… あぁもう!わかったよ、普通に、普通にだね。——ところで何かあったの?…… うん、…… うん。まぁ、私の方は用事無いけど、でもいいの?お邪魔じゃないかな。…… まぁそうだよね、そうだったら誘わないよね。…… うん、うん。わかった、じゃあそうだなぁ…… 三時くらいに伺うよ。私も何か料理持って行こうか?…… あぁ、台所?今は兄さんのおかげできちんと一通り揃っているから、昔みたいに作れるよ。…… うん。妹がね、結婚するんだ。それで兄さんが増える事になるんだけどさ——」

 突然のお誘いは、我が社の本来の社長である湯川さんからのものだった。
 彼の奥さんである那緒さんに、『たまにはお友達とも遊ばないとダメですよ』と言われたので電話したとか…… 私にそのままソレを話すとか。正直過ぎるけど、そんな理由でも誘いをかけてくれた事はとても嬉しい。

 今日は何人集まれるんだろうか?湯川さんのお家はとても広いし、学生時代は意外と社交的だったから、ちょっとした同窓会になりそうだなと思うと、すごく楽しみになってきた。“兄さんと過ごす休日”とまではいかないが、今日はいい一日を過ごせそうだ。
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