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【第一章】初めての経験
【第五話】ヘンゼルとグレーテル④(十六夜・談)
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全身から力が完全に抜け、くたりとハデス様に体を預ける。回路がショートしたみたいに何も考えられず、体がびくびくっと震え続け、蜜路からとろりと愛液が流れ出た。そのせいで足元のチョコビスケットの上に水溜りができているのが見え、お漏らしでもしたみたいですごく恥ずかしい。
「イッたみたいだね。うんうん…… 毎晩解した甲斐があったよ」
「…… まい、晩?」
「ボクの方が少し早い時間軸に飛んでいたからね。“グレーテル”の中に眠る君の意識がまだ目覚めていない段階だったけど、同じベッドで、自分と似たようなボディサイズの愛し子が眠っていたら、触れたくなるのは当然だろう?」
「…… っ」
“グレーテル”の“記憶”を遡っても、思い当たるエピソードは無い。だが疲労と飢えを永続的に抱えている少女の眠りは深く、朝まで目が覚めないのは常だったから、きっとその間の出来事なのだろうと察しがついた。
「眠る君の此処を舐めたり、弄ったり、指淫を楽しんだりするのも楽しかったけど、やっぱり起きている君が一番だ」
ちゅっと優しく口付けを頬に贈ってくれる。そのキスが感じさせてくれる愉悦が私の心を満たし、青藍色の瞳までとろんと溶けた。
ぬぽんっと卑猥な音を立てながらハデス様の指が密口から抜け出てしまい、寂しさから彼の服をすがるみたいにぎゅっと掴んだ。「大丈夫だよ」と頭を撫でてくれ、その事が嬉しくって場違いな満面の笑みを浮かべた。幼子の笑顔は麗容な者並みの凶器なのか、ハデス様がごくりと唾を飲み込み、自身の前髪をぐしゃぐしゃと掻きむしった。
「あーもう!流石に、ここまでのつもりだったのに…… 」
不機嫌そうな声でそう言うと、膝立ちになっているハデス様が自身の半ズボンの前側を開け、肌着をずらして猛々しい雄芯を夕日の元に晒す。子供のモノとは明らかに違うソレは快楽を求めてヒクつき、鈴口からは愛液が溢れ出ている。太い血管が浮き出ている赤黒い剛直は明らかに私を求め、快楽に飢えている様子だった。
ダメ、無理…… 。
臆する心が体を動かし、少し後ろに下がる。だが背後にはお菓子の家の壁があって逃げ場なんか無い。だけどこのまま、何もしないで流されるのはどうしても嫌だった。
なのに足首を強引に引っ張られてしまい、チョコビスケットの上に小さな体は易々と寝転がってしまう。
「“お兄ちゃん”、ソレは本当にダメだよ!」
敢えて『お兄ちゃん』と呼び、この二人が“兄妹”である事を訴える。だけどコレをそもそも禁忌の行為だと認識していないハデス様を止めるにはあまりにも弱いワードだったのか、秘裂に鈴口を当てがってきた。
雑な呼吸を繰り返し、興奮に染まる瞳がじっと私の全身を舐め回す。震える両手でハデス様の体を押そうとしたが、逆にその手を取られ、そっと勃起した剛直の方へ導くみたいに引かれてしまった。
幼い指先がハデス様のソレに触れ、「あっ」と上気に染まる声をこぼす。硬く熱く、そしてぬるっとした陰茎を撫でるみたいにさせられ、私は口元を戦慄かせた。
「大丈夫。本来のボクらとは違って、挿入出来るギリギリのサイズだから怖くはないよ」
優しい声色と熱を持つ吐息で耳元を擽られ、私はぎゅっと強む目を瞑った。
体躯のしっかりとしたハデス様の普段の容姿が瞼の裏に浮かぶ。褐色の肌の大半を漆黒のローブや服で覆われている彼にもこんなモノがあるのかと思うと、一気に全身と胸の奥が熱くなった。
私達の本来の姿は倍近くの体格差がある。もし本来の姿のハデス様がこんな行為を私に求めたとしても、到底相性が良いとは思えない程の差だ。何をどうしようがそもそも物理的に挿入るモノでは無い。そう、絶対に。
『…… だからこそ、このチャンスを逃すものか』と言外に匂わせながら、「魔女が来る前に、シておかないとね」と場違いな笑みをハデス様が浮かべた。
魔女。
そうだ、お菓子の家の主である老婆の魔女が、もういつ来てもおかしくない。
駄目だ、もう時間が無い!
脚をバタつかせ、抵抗を試みる。だけどそんな行動は全くの無意味だった。濡れに濡れた鈴口が幼い秘裂を割って入り、未完成な膣壁を容赦無く撫でながら奥へと挿入されていく。じわじわとした動きのおかげか、指で毎晩解されてきた事実が功を奏したのか、痛みは無かった。破瓜はもうとっくに彼の指で済ませていたのだろう。
「うぐっ…… んっ、あぁぁぁっ」
だけど硬さも質量もあるソレを受け入れるにはこの体はあまりに幼く、『気持ちい』という感覚よりも違和感の方が大きい。なのに“グレーテル”が兄が好きで好きで堪らないせいか、大好きな人と一つになれたと心が歓喜に震える。
「もうちょっと奥まで挿入りそう…… んっ、うぐっ、あっ——は、挿入ったぁ」
恍惚とした表情でハデス様が体を震わせている。両方の膝裏を抱えられ、和毛の無い花唇がずっぽりと彼の剛直を美味しそうに咥え込んでいる様子が丸見えだ。
「う、嘘…… っ。ダメ、ダメでだよ…… あぁぁ…… 」
口では冷静な自分が否定的な意見を訴えているのに、歓喜するグレーテルは勝手に腰を動かし、拙いながらも快楽を探そうとする。『お兄ちゃん、好き好き好きっ!』と瞳にまでハートマークが浮かんでいそうなくらいの喜び様だ。
「動くね、“グレーテル”」
チリッと胸の奥が焦げた気がした。名前は合っているのに違和感を抱いてしまうのは、嫉妬心というもののせいだろうか。
自分にそんな感情がもあったのか…… 。
胸元に手を当てると、ハデス様が抽挿を始めた。最初はゆっくりと味わうみたいに。でも次第に動きが早くなり、肌と肌とがぶつかる音が響き出す。ぱちゅんぱちゅんという聞き慣れない音だ。お互いの愛液が多く出ているのか、水音までぐじゅりと卑猥に混じる。その音が耳奥に届く度に耳まで犯されているみたいな感覚に襲われ、言葉にならない声が口から何度もあがった。私の大きな喘ぎ声は鳥の鳴き声と共に森の中に広がっていく。魔女が年若い者だったらとっくに異変を察して外に飛び出している所だ。
焦るだろうな、変な声を聞きつけて外に出たら、幼い兄妹が交尾みたいに激しくまぐわっているのだから。魔女の目が悪く、耳も遠い老婆で良かったと心底思った。
「気持ちいぃ、最高だよ…… “グレーテル”」
『ずっとずっと君を抱きたかった』
——そう語る瞳で顔を近づけ、互いの唇がそっと重なる。二、三度啄むみたいなキスを交わすと、その後はもう舌を絡ませる激しいモノへと変わっていった。腰を激しく穿たれ、舌で上顎や歯を舐め回す。片腕で体を支え、空いている手では真っ平らな胸を撫でたり、乳嘴を指先で摘んだり捏ねたりと愛撫が止まらない。
「しゅきぃ、お兄ちゃ…… あんっ!」
無垢な幼子の声じゃない。もう完全に快楽に堕ちたメスの声だ。
ゴツゴツと切っ先で子宮口を突かれ続け、強い刺激を喜ぶ膣壁はハデス様の怒張する熱塊を締め付ける。まるで早く子種が欲しいとおねだりでもしているみたいだ。
「可愛い、可愛い可愛い可愛い——」
壊れた玩具みたいに同じ言葉をハデス様が繰り返す。
子供のお姿だろうが、汚れていようがお菓子まみれであろうが、それでも隠しきれぬ妍姿に汗が伝う。茜色に染まったそれはまるで宝石みたいに綺麗だ。淫楽に浸り、必死に求めてくれる姿に心を鷲掴みされる。『ダメだ』という考えはもう、露ほども残っていない事に気が付いた。
「コレが済んだら、さっさと魔女を殺して家の中でも続きをしようね」
耽溺した顔でハデス様はそう告げると、一度だけ頬を撫で、私の腰を両手で掴んだ。彼は膝立ちになり、私の体は持ち上げられてしまって下半身だけが浮き上がる。不安定な体勢だが、そんな姿勢のまま穿つ動きを激しくし、今以上に快楽を貪り始めた。気遣いなんか微塵もない。獣みたいな動きに驚く暇もない。陵辱されるに近い状態なのに、狭隘な蜜壺は快楽を追い求めてきゅんきゅんと彼の剛直を強く抱く。もう『気持ちいい』としか考えられない。彼の子種が欲しくって堪らず、このままでは『もっと沢山最奥を擦って欲しい』と口に出してしまいそうだ。
「出していい?出すよ、一番奥に沢山あげるから、全部全部飲み込むんだ…… いいね?」
口を引き結び、必死に何度も首肯する。クスッと笑う声と同時に、宣言通り最奥にガツンッと強い衝撃を感じ、背中が思いっきり反れた。体中電気みたいな刺激が駆け抜け、びくんびくんと跳ねてしまう。
次の瞬間、熱いモノを体の奥に感じ、法悦に表情が崩れた。
熱く、大量の白濁液を吐き出しながら、ハデス様の雄芯が余韻を楽しんでいるみたいに緩やかな動きを繰り返す。全てを出し切ると、ゆっくり蜜路の中から抜け出ていく。
「美味しかったかい?」
向けてくれるのは場違いなくらい可愛らしい笑顔だ。でもそんな顔も嬉しくって堪らず、「…… はい」と微笑み返す。次の瞬間にはもう果てたはずの陰部は硬さを取り戻し、そそり立っていた。
「イッたみたいだね。うんうん…… 毎晩解した甲斐があったよ」
「…… まい、晩?」
「ボクの方が少し早い時間軸に飛んでいたからね。“グレーテル”の中に眠る君の意識がまだ目覚めていない段階だったけど、同じベッドで、自分と似たようなボディサイズの愛し子が眠っていたら、触れたくなるのは当然だろう?」
「…… っ」
“グレーテル”の“記憶”を遡っても、思い当たるエピソードは無い。だが疲労と飢えを永続的に抱えている少女の眠りは深く、朝まで目が覚めないのは常だったから、きっとその間の出来事なのだろうと察しがついた。
「眠る君の此処を舐めたり、弄ったり、指淫を楽しんだりするのも楽しかったけど、やっぱり起きている君が一番だ」
ちゅっと優しく口付けを頬に贈ってくれる。そのキスが感じさせてくれる愉悦が私の心を満たし、青藍色の瞳までとろんと溶けた。
ぬぽんっと卑猥な音を立てながらハデス様の指が密口から抜け出てしまい、寂しさから彼の服をすがるみたいにぎゅっと掴んだ。「大丈夫だよ」と頭を撫でてくれ、その事が嬉しくって場違いな満面の笑みを浮かべた。幼子の笑顔は麗容な者並みの凶器なのか、ハデス様がごくりと唾を飲み込み、自身の前髪をぐしゃぐしゃと掻きむしった。
「あーもう!流石に、ここまでのつもりだったのに…… 」
不機嫌そうな声でそう言うと、膝立ちになっているハデス様が自身の半ズボンの前側を開け、肌着をずらして猛々しい雄芯を夕日の元に晒す。子供のモノとは明らかに違うソレは快楽を求めてヒクつき、鈴口からは愛液が溢れ出ている。太い血管が浮き出ている赤黒い剛直は明らかに私を求め、快楽に飢えている様子だった。
ダメ、無理…… 。
臆する心が体を動かし、少し後ろに下がる。だが背後にはお菓子の家の壁があって逃げ場なんか無い。だけどこのまま、何もしないで流されるのはどうしても嫌だった。
なのに足首を強引に引っ張られてしまい、チョコビスケットの上に小さな体は易々と寝転がってしまう。
「“お兄ちゃん”、ソレは本当にダメだよ!」
敢えて『お兄ちゃん』と呼び、この二人が“兄妹”である事を訴える。だけどコレをそもそも禁忌の行為だと認識していないハデス様を止めるにはあまりにも弱いワードだったのか、秘裂に鈴口を当てがってきた。
雑な呼吸を繰り返し、興奮に染まる瞳がじっと私の全身を舐め回す。震える両手でハデス様の体を押そうとしたが、逆にその手を取られ、そっと勃起した剛直の方へ導くみたいに引かれてしまった。
幼い指先がハデス様のソレに触れ、「あっ」と上気に染まる声をこぼす。硬く熱く、そしてぬるっとした陰茎を撫でるみたいにさせられ、私は口元を戦慄かせた。
「大丈夫。本来のボクらとは違って、挿入出来るギリギリのサイズだから怖くはないよ」
優しい声色と熱を持つ吐息で耳元を擽られ、私はぎゅっと強む目を瞑った。
体躯のしっかりとしたハデス様の普段の容姿が瞼の裏に浮かぶ。褐色の肌の大半を漆黒のローブや服で覆われている彼にもこんなモノがあるのかと思うと、一気に全身と胸の奥が熱くなった。
私達の本来の姿は倍近くの体格差がある。もし本来の姿のハデス様がこんな行為を私に求めたとしても、到底相性が良いとは思えない程の差だ。何をどうしようがそもそも物理的に挿入るモノでは無い。そう、絶対に。
『…… だからこそ、このチャンスを逃すものか』と言外に匂わせながら、「魔女が来る前に、シておかないとね」と場違いな笑みをハデス様が浮かべた。
魔女。
そうだ、お菓子の家の主である老婆の魔女が、もういつ来てもおかしくない。
駄目だ、もう時間が無い!
脚をバタつかせ、抵抗を試みる。だけどそんな行動は全くの無意味だった。濡れに濡れた鈴口が幼い秘裂を割って入り、未完成な膣壁を容赦無く撫でながら奥へと挿入されていく。じわじわとした動きのおかげか、指で毎晩解されてきた事実が功を奏したのか、痛みは無かった。破瓜はもうとっくに彼の指で済ませていたのだろう。
「うぐっ…… んっ、あぁぁぁっ」
だけど硬さも質量もあるソレを受け入れるにはこの体はあまりに幼く、『気持ちい』という感覚よりも違和感の方が大きい。なのに“グレーテル”が兄が好きで好きで堪らないせいか、大好きな人と一つになれたと心が歓喜に震える。
「もうちょっと奥まで挿入りそう…… んっ、うぐっ、あっ——は、挿入ったぁ」
恍惚とした表情でハデス様が体を震わせている。両方の膝裏を抱えられ、和毛の無い花唇がずっぽりと彼の剛直を美味しそうに咥え込んでいる様子が丸見えだ。
「う、嘘…… っ。ダメ、ダメでだよ…… あぁぁ…… 」
口では冷静な自分が否定的な意見を訴えているのに、歓喜するグレーテルは勝手に腰を動かし、拙いながらも快楽を探そうとする。『お兄ちゃん、好き好き好きっ!』と瞳にまでハートマークが浮かんでいそうなくらいの喜び様だ。
「動くね、“グレーテル”」
チリッと胸の奥が焦げた気がした。名前は合っているのに違和感を抱いてしまうのは、嫉妬心というもののせいだろうか。
自分にそんな感情がもあったのか…… 。
胸元に手を当てると、ハデス様が抽挿を始めた。最初はゆっくりと味わうみたいに。でも次第に動きが早くなり、肌と肌とがぶつかる音が響き出す。ぱちゅんぱちゅんという聞き慣れない音だ。お互いの愛液が多く出ているのか、水音までぐじゅりと卑猥に混じる。その音が耳奥に届く度に耳まで犯されているみたいな感覚に襲われ、言葉にならない声が口から何度もあがった。私の大きな喘ぎ声は鳥の鳴き声と共に森の中に広がっていく。魔女が年若い者だったらとっくに異変を察して外に飛び出している所だ。
焦るだろうな、変な声を聞きつけて外に出たら、幼い兄妹が交尾みたいに激しくまぐわっているのだから。魔女の目が悪く、耳も遠い老婆で良かったと心底思った。
「気持ちいぃ、最高だよ…… “グレーテル”」
『ずっとずっと君を抱きたかった』
——そう語る瞳で顔を近づけ、互いの唇がそっと重なる。二、三度啄むみたいなキスを交わすと、その後はもう舌を絡ませる激しいモノへと変わっていった。腰を激しく穿たれ、舌で上顎や歯を舐め回す。片腕で体を支え、空いている手では真っ平らな胸を撫でたり、乳嘴を指先で摘んだり捏ねたりと愛撫が止まらない。
「しゅきぃ、お兄ちゃ…… あんっ!」
無垢な幼子の声じゃない。もう完全に快楽に堕ちたメスの声だ。
ゴツゴツと切っ先で子宮口を突かれ続け、強い刺激を喜ぶ膣壁はハデス様の怒張する熱塊を締め付ける。まるで早く子種が欲しいとおねだりでもしているみたいだ。
「可愛い、可愛い可愛い可愛い——」
壊れた玩具みたいに同じ言葉をハデス様が繰り返す。
子供のお姿だろうが、汚れていようがお菓子まみれであろうが、それでも隠しきれぬ妍姿に汗が伝う。茜色に染まったそれはまるで宝石みたいに綺麗だ。淫楽に浸り、必死に求めてくれる姿に心を鷲掴みされる。『ダメだ』という考えはもう、露ほども残っていない事に気が付いた。
「コレが済んだら、さっさと魔女を殺して家の中でも続きをしようね」
耽溺した顔でハデス様はそう告げると、一度だけ頬を撫で、私の腰を両手で掴んだ。彼は膝立ちになり、私の体は持ち上げられてしまって下半身だけが浮き上がる。不安定な体勢だが、そんな姿勢のまま穿つ動きを激しくし、今以上に快楽を貪り始めた。気遣いなんか微塵もない。獣みたいな動きに驚く暇もない。陵辱されるに近い状態なのに、狭隘な蜜壺は快楽を追い求めてきゅんきゅんと彼の剛直を強く抱く。もう『気持ちいい』としか考えられない。彼の子種が欲しくって堪らず、このままでは『もっと沢山最奥を擦って欲しい』と口に出してしまいそうだ。
「出していい?出すよ、一番奥に沢山あげるから、全部全部飲み込むんだ…… いいね?」
口を引き結び、必死に何度も首肯する。クスッと笑う声と同時に、宣言通り最奥にガツンッと強い衝撃を感じ、背中が思いっきり反れた。体中電気みたいな刺激が駆け抜け、びくんびくんと跳ねてしまう。
次の瞬間、熱いモノを体の奥に感じ、法悦に表情が崩れた。
熱く、大量の白濁液を吐き出しながら、ハデス様の雄芯が余韻を楽しんでいるみたいに緩やかな動きを繰り返す。全てを出し切ると、ゆっくり蜜路の中から抜け出ていく。
「美味しかったかい?」
向けてくれるのは場違いなくらい可愛らしい笑顔だ。でもそんな顔も嬉しくって堪らず、「…… はい」と微笑み返す。次の瞬間にはもう果てたはずの陰部は硬さを取り戻し、そそり立っていた。
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