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日常ストーリー
11話 アナルフリスク
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鎖原がフリスクを買っている。しかも一番スースーするやつを買い物かごに入れたので「お前それ食べられるのか……?」と尾餅は少々心配した。子供舌なのだ、鎖原は。そう言うと何も問題ないというようにニッコリ笑った鎖原は尾餅の耳元で吐息多めに囁いた。
「食べるのは上の口じゃないから……♡」
一瞬固まったのちに「お前はまた変な知識を……」と尾餅は赤くなった顔を覆った。上の口に相対するものといえば下の口、アナル以外にないだろう。ケツで食ってもスースーするのか?という疑問は残るが鎖原のやることなので根拠に基づいた何らかのプレイである可能性は高い。食べ物を粗末に使ったらいけないんだぞ、という説教は形だけでもするべきだろうが十中八九自分もやることになるので小言を言うのはやめておいた。エロいことに置いてけぼりになるくらいなら鎖原と悪い遊びを覚えたかったので。
「で、本当に尻にフリスクを入れるのか」
「そうだよ~♡さぁ尾餅くん、お尻を出してね」
「やっぱり俺もか……?」
「?うん、やりたいでしょ?」
「いややりたいかやりたくないかで言えば……少し気になる」
家に帰ってきてさっそく尻を露出させられている尾餅は「うーん……」と唸った。カシャカシャとフリスクが容器の中でぶつかる音をさせながら鎖原の手の中に何粒か取り出される。そしてそのままアナルにつぷつぷと挿入された。尻の中に何かあるとひり出したくなるが我慢してフリスクに集中する。今のところ何か変わった様子はない、パブロフの犬的に尻を出したことで興奮してしまっているくらいしか問題はない。
「じゃあ尾餅くん、僕も入れたから効果が出るまで優しくお触りごっこしてよっか♡どこ触って欲しいかな?♡」
「ん……♡乳首とか……♡」
「オッケー♡」
クリクリ、と鎖原の指が尾餅の乳首をつまんで刺激する。それからチロチロと舌で舐める愛撫もしてくれた。自分でも分かるほど簡単にコリコリと硬くなっていく乳首が恥ずかしくて尾餅は「んんぅ……♡」と身をよじって顔を見られないようにした。するとすかさず「可愛いお顔見せて?♡尾餅くん……♡」と鎖原が囁いてくるので尾餅は真っ赤になった顔をそちらへ向ける以外の選択肢がなくなってしまうのだ。見つめ合うと自然とキスが始まる、最初は唇をついばみ合う程度の軽いものだったキスがだんだんと舌を使うようになっていって最後にはディープなキスになる。尾餅も乳首を触り返したくて鎖原の乳首をピンっ♡ピンっ♡と指で弾くとそれに合わせて「あんっ♡あんっ♡」と鎖原も喘ぎ声をあげる。薄桃色のそこが赤く充血していく様を見るのは何とも背徳的で尾餅は思わず「可愛いな……♡」と口に出していた。大の男が二人も揃って可愛い可愛いと言い合う様子ははたから見ればどこかチグハグだが、尾餅と鎖原にとっては代え難い事実だった。二人でクスクスと笑い合うこの空間は幸せ以外の何物でもない。
「尾餅くん、気持ちいいね……♡僕のこと好き?♡尾餅くん……♡」
「ん、うう、好き……♡……ん?♡んん……っ!♡」
「ん?♡どうしたの?♡」
「……尻がっ、スースーする……!♡」
「あ、来た!?♡」
はっ、はっ、と浅い息をする尾餅が自分のアナルを押さえてキュウ、と足を縮こめた。腹の中がジュワジュワと熱いのか冷たいのかよく分からなくなる、アナルがヒクヒクと収縮してそれ以上の刺激を求めてしまう。尾餅は未知の快感に戸惑うように鎖原の名前を呼んで助けを求めた。
「く、鎖原、これっ、どうしたらいいんだ!?♡は、腹の中が変になる……!♡なんかすごく敏感になってる気がするんだが……!♡こ、怖い、なんだこれ……!♡」
「えへへ、気持ちいい?♡こっちも追加してあげる♡」
「えっ!?♡ちょ……!♡」
鎖原が唾液で濡れた乳首にフリスクを塗りつける。そうするとスースー感が乳輪から乳頭まで全箇所に広がり、乳首は冷たいくらいのその感覚にピンと立ち上がった。触られるのが怖いくらいに敏感になる、鎖原の指が乳首に触れるたびにペニスから先走りがトロトロと溢れてしまう。クニクニと乳首を指の腹で弄くり回されて尾餅はへなへなと身体から力が抜けていくのを感じていた。腹の底がグズグズに溶けていくようで、情けない泣き笑いの表情になってしまう。尾餅はそのまま乳首で射精をしてしまった。
「んぉおおお゛~~~………♡おほ……♡おほぉお~~~………♡ほっ、ほぉ……♡イグぅううう~~~……♡」
「あは、尾餅くんったらすごい可愛いイキ方してる……♡……!?♡あっ、僕の方も来た!♡あっこれお尻やばい!♡新時代の幕開けって感じ!♡」
「鎖原ぁ~……♡俺ももうやばい~……♡」
「僕に挿れていいよ!♡来て!♡」
「うん~……♡」
ぬちゅぷぷぷ、と鎖原の中に挿入した尾餅が「あっあっあ~~~♡」とそのまま崩れ落ちる。何を隠そう鎖原の中はクーラーの効いた部屋のようにスースーアナルなのである、ペニスまでその効果を受けてしまえば尾餅の身体は全身ひんやり敏感であった。だがセックス以外にこの昂りを抑える方法など知らない尾餅は必死に腰を振り続ける。鎖原もそんな尾餅を助けるように尾餅のアナルに指を入れて正常位の体勢から前立腺を弄った。くちゅくちゅと自分のアナルからうるさいくらいの音が鳴っていることにタチをやっているはずの自分がなぜこんなにもドロドロにされているのかと尾餅は甚だ疑問だった。だが鎖原もフリスクのスースー感で敏感になったアナルをペニスでかき混ぜられているのだ、その快感は計り知れない。
「チンポも乳首もアナルも全部全部スースーする!♡なんてプレイだよこれぇ……!♡鎖原、責任持って、俺のチンポ鎮めろ……!♡ひんやりケツまんこ気持ちいいんだよ、夏はいいかもなそれで!♡けど普段やるには刺激が強すぎるだろ!?♡」
「あぁん゛ッ♡だってネットで見て気になっちゃったんだもん♡ヒエヒエ前立腺アツアツチンポでガン突きされるのすっごい気持ちいいよぉ゛♡尾餅くんのチンポ超でっかくなってる♡最高じゃんこれぇ♡」
反省の色が見えない鎖原の乳首をギュウギュウとつねりながら尾餅は「うぐぅうう……!♡」と唸り射精をした。冷感で敏感になったアナルにホカホカの精液をぶちまけられた鎖原も「あぁあああッ!♡」と甲高い声をあげてメスイキをする。自分の精液の温度でペニスの感覚がぐちゃぐちゃになった尾餅が「おぉおお゛!?♡おっ、おぉお!?♡」と悶えながら鎖原の中からペニスを引き抜く。地面でビタビタと跳ねる尾餅のことを助けたいのは山々なのだが鎖原もジュクジュクする腸壁に精液がかけられてしまっては悶える他ない。二人で地面を転がりながら尾餅と鎖原はこの事態の改善策を練り始めた。
「シャワーで洗い流す!どう!?これでどう!?」
「温度間違ったら地獄だぞ!下手したら痛くならないか!?」
「そこはもう……気合いで!」
「気合いで!?お前気合いとか嫌いだろ!こんな時だけ雑になるな!」
「だってもうフリスクどこ行っちゃったか分かんないし!行こ行こ!」
「お前ってやつは……!」
そしてギャアギャア言いながらペニスとアナルを洗い流し、尾餅に至っては乳首までも温水の餌食になりながらフリスクプレイは終了した。尾餅は少しフリスク恐怖症になったし鎖原はやっぱり一番強いスースー感のフリスクは食べられない。尾餅が挙動不審になりながら会社で「一つどうですか……」と社員に配るフリスクは人気であったが、周囲の人間はなぜそう言う尾餅の顔が赤いのか不思議がっていたという。捨てればいいのに、という一番簡単なアドバイスをする人間はどこにも不在であったので仕方ないことだろう。
「食べるのは上の口じゃないから……♡」
一瞬固まったのちに「お前はまた変な知識を……」と尾餅は赤くなった顔を覆った。上の口に相対するものといえば下の口、アナル以外にないだろう。ケツで食ってもスースーするのか?という疑問は残るが鎖原のやることなので根拠に基づいた何らかのプレイである可能性は高い。食べ物を粗末に使ったらいけないんだぞ、という説教は形だけでもするべきだろうが十中八九自分もやることになるので小言を言うのはやめておいた。エロいことに置いてけぼりになるくらいなら鎖原と悪い遊びを覚えたかったので。
「で、本当に尻にフリスクを入れるのか」
「そうだよ~♡さぁ尾餅くん、お尻を出してね」
「やっぱり俺もか……?」
「?うん、やりたいでしょ?」
「いややりたいかやりたくないかで言えば……少し気になる」
家に帰ってきてさっそく尻を露出させられている尾餅は「うーん……」と唸った。カシャカシャとフリスクが容器の中でぶつかる音をさせながら鎖原の手の中に何粒か取り出される。そしてそのままアナルにつぷつぷと挿入された。尻の中に何かあるとひり出したくなるが我慢してフリスクに集中する。今のところ何か変わった様子はない、パブロフの犬的に尻を出したことで興奮してしまっているくらいしか問題はない。
「じゃあ尾餅くん、僕も入れたから効果が出るまで優しくお触りごっこしてよっか♡どこ触って欲しいかな?♡」
「ん……♡乳首とか……♡」
「オッケー♡」
クリクリ、と鎖原の指が尾餅の乳首をつまんで刺激する。それからチロチロと舌で舐める愛撫もしてくれた。自分でも分かるほど簡単にコリコリと硬くなっていく乳首が恥ずかしくて尾餅は「んんぅ……♡」と身をよじって顔を見られないようにした。するとすかさず「可愛いお顔見せて?♡尾餅くん……♡」と鎖原が囁いてくるので尾餅は真っ赤になった顔をそちらへ向ける以外の選択肢がなくなってしまうのだ。見つめ合うと自然とキスが始まる、最初は唇をついばみ合う程度の軽いものだったキスがだんだんと舌を使うようになっていって最後にはディープなキスになる。尾餅も乳首を触り返したくて鎖原の乳首をピンっ♡ピンっ♡と指で弾くとそれに合わせて「あんっ♡あんっ♡」と鎖原も喘ぎ声をあげる。薄桃色のそこが赤く充血していく様を見るのは何とも背徳的で尾餅は思わず「可愛いな……♡」と口に出していた。大の男が二人も揃って可愛い可愛いと言い合う様子ははたから見ればどこかチグハグだが、尾餅と鎖原にとっては代え難い事実だった。二人でクスクスと笑い合うこの空間は幸せ以外の何物でもない。
「尾餅くん、気持ちいいね……♡僕のこと好き?♡尾餅くん……♡」
「ん、うう、好き……♡……ん?♡んん……っ!♡」
「ん?♡どうしたの?♡」
「……尻がっ、スースーする……!♡」
「あ、来た!?♡」
はっ、はっ、と浅い息をする尾餅が自分のアナルを押さえてキュウ、と足を縮こめた。腹の中がジュワジュワと熱いのか冷たいのかよく分からなくなる、アナルがヒクヒクと収縮してそれ以上の刺激を求めてしまう。尾餅は未知の快感に戸惑うように鎖原の名前を呼んで助けを求めた。
「く、鎖原、これっ、どうしたらいいんだ!?♡は、腹の中が変になる……!♡なんかすごく敏感になってる気がするんだが……!♡こ、怖い、なんだこれ……!♡」
「えへへ、気持ちいい?♡こっちも追加してあげる♡」
「えっ!?♡ちょ……!♡」
鎖原が唾液で濡れた乳首にフリスクを塗りつける。そうするとスースー感が乳輪から乳頭まで全箇所に広がり、乳首は冷たいくらいのその感覚にピンと立ち上がった。触られるのが怖いくらいに敏感になる、鎖原の指が乳首に触れるたびにペニスから先走りがトロトロと溢れてしまう。クニクニと乳首を指の腹で弄くり回されて尾餅はへなへなと身体から力が抜けていくのを感じていた。腹の底がグズグズに溶けていくようで、情けない泣き笑いの表情になってしまう。尾餅はそのまま乳首で射精をしてしまった。
「んぉおおお゛~~~………♡おほ……♡おほぉお~~~………♡ほっ、ほぉ……♡イグぅううう~~~……♡」
「あは、尾餅くんったらすごい可愛いイキ方してる……♡……!?♡あっ、僕の方も来た!♡あっこれお尻やばい!♡新時代の幕開けって感じ!♡」
「鎖原ぁ~……♡俺ももうやばい~……♡」
「僕に挿れていいよ!♡来て!♡」
「うん~……♡」
ぬちゅぷぷぷ、と鎖原の中に挿入した尾餅が「あっあっあ~~~♡」とそのまま崩れ落ちる。何を隠そう鎖原の中はクーラーの効いた部屋のようにスースーアナルなのである、ペニスまでその効果を受けてしまえば尾餅の身体は全身ひんやり敏感であった。だがセックス以外にこの昂りを抑える方法など知らない尾餅は必死に腰を振り続ける。鎖原もそんな尾餅を助けるように尾餅のアナルに指を入れて正常位の体勢から前立腺を弄った。くちゅくちゅと自分のアナルからうるさいくらいの音が鳴っていることにタチをやっているはずの自分がなぜこんなにもドロドロにされているのかと尾餅は甚だ疑問だった。だが鎖原もフリスクのスースー感で敏感になったアナルをペニスでかき混ぜられているのだ、その快感は計り知れない。
「チンポも乳首もアナルも全部全部スースーする!♡なんてプレイだよこれぇ……!♡鎖原、責任持って、俺のチンポ鎮めろ……!♡ひんやりケツまんこ気持ちいいんだよ、夏はいいかもなそれで!♡けど普段やるには刺激が強すぎるだろ!?♡」
「あぁん゛ッ♡だってネットで見て気になっちゃったんだもん♡ヒエヒエ前立腺アツアツチンポでガン突きされるのすっごい気持ちいいよぉ゛♡尾餅くんのチンポ超でっかくなってる♡最高じゃんこれぇ♡」
反省の色が見えない鎖原の乳首をギュウギュウとつねりながら尾餅は「うぐぅうう……!♡」と唸り射精をした。冷感で敏感になったアナルにホカホカの精液をぶちまけられた鎖原も「あぁあああッ!♡」と甲高い声をあげてメスイキをする。自分の精液の温度でペニスの感覚がぐちゃぐちゃになった尾餅が「おぉおお゛!?♡おっ、おぉお!?♡」と悶えながら鎖原の中からペニスを引き抜く。地面でビタビタと跳ねる尾餅のことを助けたいのは山々なのだが鎖原もジュクジュクする腸壁に精液がかけられてしまっては悶える他ない。二人で地面を転がりながら尾餅と鎖原はこの事態の改善策を練り始めた。
「シャワーで洗い流す!どう!?これでどう!?」
「温度間違ったら地獄だぞ!下手したら痛くならないか!?」
「そこはもう……気合いで!」
「気合いで!?お前気合いとか嫌いだろ!こんな時だけ雑になるな!」
「だってもうフリスクどこ行っちゃったか分かんないし!行こ行こ!」
「お前ってやつは……!」
そしてギャアギャア言いながらペニスとアナルを洗い流し、尾餅に至っては乳首までも温水の餌食になりながらフリスクプレイは終了した。尾餅は少しフリスク恐怖症になったし鎖原はやっぱり一番強いスースー感のフリスクは食べられない。尾餅が挙動不審になりながら会社で「一つどうですか……」と社員に配るフリスクは人気であったが、周囲の人間はなぜそう言う尾餅の顔が赤いのか不思議がっていたという。捨てればいいのに、という一番簡単なアドバイスをする人間はどこにも不在であったので仕方ないことだろう。
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