明楽日生

江上蒼羽

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10月16日(土)

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職場で一番気の合うパートさん。

鬼滅の大ファンでゲームが好き、子供が同い年(ウチは下の子、彼女は一人っ子)でお互い女の子。

お互いに旦那の父親との同居に苦労していて(ウチは何やかんやあって同居解消したけれども)、猫と柴犬が好きと、共通の話題多し。

私より10も歳上にも拘らず、気さくでいてとても可愛らしい人なもんで、私は彼女が大好きだ。

向こうはどう思ってるか分からないけれども。 


そんな彼女に昨日の仕事中、話の流れでご主人との馴れ初めを聞いてみた。

ご主人との出会いは、結婚するずっと前だったそう。

ご主人は彼女のお兄さんのお友達で、よく家に遊びに来ていたという。

そこでご主人は彼女に一目惚れ。

ずっとお兄さんに「お前の妹いいな、紹介して!」と頼んでいたというが、お兄さんは重度のシスコンで、友達といえど大切な妹を男に引き合わせる事は断固拒否の姿勢だったそう。

それでも諦められなかったご主人は、彼女が当時働いていたカフェに客として足しげく通ったという。

懸命にアプローチを繰り返し告白するも、彼女は当時別に好きな人がいた為スルー。

告白のスルーにご主人「何で俺の気持ちを無視するんだ!」とお怒りに。

そんなご主人を彼女はテキトーにあしらっていたのだけれど、最終的にはご主人の執念に根負けしてお付き合いし、直に結婚したんだそう。

この話を聞いて、ドラマみたいだなぁ……と沁々思った。

ご主人粘り勝ち、凄い頑張ったんね。

当然ご主人の方が彼女にベタ惚れなもんだから、結婚当初から今の今まで彼女に頭が上がらないらしい。

同居で嫌な思いをしても、全面的にご主人が味方をしてくれているから、まだ我慢出来てると彼女が言っていた。   

何か………物凄い良い話を聞かせて貰った。

人の数だけ歴史があるのね、と再確認。
 
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