ツナマヨな娘

江上蒼羽

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ツナマヨな娘。2016…32

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休日が雨だと、子供達は退屈みたいです。


暇をもて余したツナマヨとむち子が家の中でかくれんぼをし始めたのですが……



ツナマヨ
「むちちゃんみーっけ!」

むち子
「………おねえちゃん、すぐむちのことみつけるからやだぁ」



隠れ場所が決まっているむち子は、すぐツナマヨに見付かってしまい、むぅっと膨れっ面。



ツナマヨ
「今度は、お姉ちゃんがかくれるから、むちちゃん見つけてね」

むち子
「わかった」



むち子が10数えている間に、ツナマヨが隠れます。



むち子
「もういーかーい?」

ツナマヨ
「もういいよー!」



家事の合間に、ツナマヨを探しに行くむち子を微笑ましく眺めていたのですが……



むち子
「おねえちゃんどこー?おねえちゃーん」



1分も探していない所で、むち子さんが飽きてしまったらしく……




「あれ………むちさん?かくれんぼは?」



いつの間にか、むち子さんたら、居間に移動し、お煎餅をかじりながらテレビを観ていました。



ツナマヨ
「むちちゃーん、お姉ちゃんここだよー!むちちゃーん」



むち子が探すのを放棄したのを知らないツナマヨは、その後暫く一人で隠れていたらしいです。


むちさん……ひでぇよ…
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