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第一章 勇者爆誕編

プロローグ はいマッチョ

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 いっけなーい☆遅刻しちゃう!
 ねぼすけさんしちゃた。
 でも気にしない気にしない、だって学生だもん。

 さーて一瞬で制服に着替えたから、学校いくか。

 家を出るとでっかいトラックが俺に向かって突っ込んできた!

「ふん! 貴様俺とやる気か」

 俺はトラックを受け止めようと手を広げた。
 すると!
 死んでしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はっ! ここはどこだ!」

 気付くと目の前にマッチョが立っていた。
 いや、これは俺や!
 鏡に反射した俺が立っとるんや!

 そう気付くと俺はポージングをとって、ナイスガイスマイルをした。

「お目覚めになりましたか?」

 気付くと背後に金髪の女性が立っている。

「誰だ貴様!」

 俺はすぐに戦闘態勢になる。
 筋肉がボコっと盛り上がった。

 うーむ、いつ見ても素晴らしいできばえだ。
 コンテストに出ても優勝できるんじゃないか。

 すると金髪ねーちゃんが口を開く。

「ここは異世界でございます」

「な、なんですとおおおおおおおおおおおおお」
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