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幕間Ⅲ -孤児院のリドル-

#070.とある礼拝堂、聖女は何を愛でるか

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 王都近郊の北方平原にある”聖十字教会”総本山――
 月夜に輝ける荘厳美麗な礼拝堂、その最奥宮にある”聖女の寝所”にて――


「――…っ……ひぐっ…ひっく……うぅ…っ…もう…やめでよぉ……ぼく…っ…もう…でないよぉ…っ……」


 ”精霊王ハイエルフ”を戴冠するはずだった”少年ショタエルフ”――その可愛らしい泣き声が漏れてくる。

 ”少年ショタエルフ”が【隻眼の豚鬼王オークキング】に蹂躙された≪耳長族エルフ隠れ里ラシル≫から命懸けで逃げ出し、”魔の森”で凶悪な魔獣【梟熊獣オウルベア】に襲われていたところを”白き幻獣馬ユニコーン”を従えた≪聖十字騎士団≫に救助され、そのまま”聖十字教会”に身柄を保護されてから十日余りが過ぎた宵の頃――


「はあぁ…っ//…ああぁ…っ…//……あぁ素晴らしいですわ…ァ…天使のごとく愛らしい”少年ショタエルフ”の罪深い男根が…ッ//……わたくしの清らかな”処女膜”を…つんつんして…ああぁん…っ//……もうハテてしまいそうですわ…ぁ…っ//…」


 衣服を剥ぎ取られた”少年ショタエルフ”は、素っ裸のまま寝台ベッドに革紐で拘束されると――騎乗位うまのりになった≪聖女ソフィア≫から逆凌辱レイプされまくっていた。


「んあ…っ…ひぐぅ……あっ…もぅ…やだよぉ……まだ…いっじゃうよぉ…っ…」

「まあ…っ//…まあぁ…っ//…なんとけがらわしいのでしょう…ッ//……また”性欲”がせり上がるままッ…”聖十字教の象徴アイドル”である…この≪聖女ソフィア≫の肉壺に…ッ…子種汁をそそぐというのですね…っ//」


 ギシギシときしむ豪奢な寝台ベッドの上で、仰向けに寝かされた”少年ショタエルフ”が喘ぎ泣く。だが、その愛らしい裸体をさらす”少年ショタエルフ”の股間にまたがり、うねうねと腰を踊らせる≪聖女ソフィア≫は――その美貌を悦楽にトロけ頬笑みながら天を仰ぎ、”お祈り”に夢中である。

 ちなみに”少年ショタエルフ”の股ぐらで、≪聖女ソフィア≫がわざわざ”中腰”状態でまぐわっているのは――”処女膜”をぎりぎり破られない””を維持して愉しむ、ただそれだけのため。
 また、わざわざ≪聖女ソフィア≫が修道シスター服を着たまま性交しているのも、自身が数万人の信徒が崇拝する”聖十字教の象徴アイドル”である事を暗示して――さらなる”悦楽スリル”を味わうため。

 長年に渡り≪ゲドリック神父ファーザー≫に”神への御奉仕”をしつけられてきた≪聖女ソフィア≫は――もうどうしようもなく狂っていた。


「はあぁ…っ//…んんぅ…でも…良いでしょう…っ//……その罪深さが…また愛おしいですわ…ッ//……さあ…その罪深い男根から…”ケガれ”を解き放ち……懺悔ざんげするのです……さあ…さあぁ…っ//……ああ、いと慈悲深き”聖十字教”の神よ……我ら秩序にして善なれば、この悪しき混沌の”肉芽ザーメン”を……我らの肉体をもって摘み取り…捧げますぅ…っ//――」

「ひああぁ…っ、そんな…ぐりぐり動いたら……あ…ぁ…もう…い…っぐ…――ううぅッ!?」


 あえもだえる”少年ショタエルフ”の股間にまたがり、愛らしい肉棒の”先っちょ”だけを肉壺にくわえさせた≪聖女ソフィア≫が、くねくねと腰をうごめかせながら”懺悔シャセイ”をいる――そして次の瞬間、びぐりっと”少年ショタエルフ”の腰が跳ね上がる。


「はああ~ァ…!!…んぅ…ッ//……ああぁ…”ケガれ”が…びゅるびゅるって…処女膜にあたってますわぁ…っ//…んあぁ…”少年ショタエルフ”の罪深チンポの先っちょで…処女膜すりすりするの気持ちいいのぉおお…っ//……はあぁ…いけませんわ…あぁ…腰が抜けちゃ…うぅ……このままぺたんと…”少年ショタエルフ”の股ぐらに座ろうものなら……≪聖女ソフィア≫の貞淑なる処女膜が…やぶれちゃいますわあぁ…~っ//…――」


 天使の様に愛らしい”少年ショタエルフ”からは想像もできないほどの””を誇る股間にそびえたった男根――その先っちょからホトバシる白濁した”ケガれ”汁が、≪聖女ソフィア≫の処女膜でびちゃびちゃと跳ね返らされる。そして行き場を失った白濁液は、≪聖女ソフィア≫の肉壺からどりゅりゅとこぼれあふれ出し…――
 次の瞬間、膝立ちの姿勢で”少年ショタエルフ”の股ぐらにまたがっていた≪聖女ソフィア≫は――そのねっちょり濡れた寝台ベッド寝布シーツに、ずるりと膝を滑らせた。

 かくんっと落ちる腰尻。
 先ほどまでくわえていた愛らしい”少年ショタエルフ”の男根イチモツを――”ぐちゅ…っ”と根元付近まで一気に飲み込んでしまう≪聖女ソフィア≫の股ぐらの割れ目まんすじ。そして…――

 ――…ぴりゅ。


「いひいぃ…っ//…ッ!?……ああぁ…っ//……清らか”少年ショタエルフ”ちんぽが…っ…びゅるびゅる精液をぶっかけながら…わたくしのぱつんぱつん”処女膜”を…少し…やぶっちゃ…った……ああぁ…っ…//…ぁ//…」

「あうぅ…っ≪聖女ソフィア≫しゃまぁ…っそんな…動いたら…また…出ちゃ…うああぁ…っ――!!」


 ぶりゅぶりゅう…ッと再び精液を噴き出させた”少年ショタエルフ”の肉棒の先っちょが、さらに膨張していき――ぱつんぱつんに張りつめた≪聖女ソフィア≫の貞操を守護する”処女膜”を、ついに引き裂いてしまう。
 そして、膨れ上がった亀頭が”処女膜”の裂け目にねじ込まれると――ぶじゅるるぅ~ッと白濁液を子宮袋に注ぎ込みまくる。


「あひ…っ//…あひぃいぃ…っ//……ああぁ…いと慈悲深き”聖十字教”の神よォ…っ//……この貞淑なる≪聖女ソフィア≫の処女膜を突き破りぃ…新品の聖女まんこを”使い古し”にしようとぉ…びったり子宮口にくっつけながらぁ…どぴゅどぴゅ射精しちゃう…この罪深き”少年ショタエルフ”を……赦してあげて下さいましぃいぃ…っ//…~ッ//」


 その”処女姦”による鮮烈な”痛み”と”快感”に全身を身震いさせると――≪聖女ソフィア≫は涎液よだれを垂らしながら天を仰ぎ、絶頂アヘイキ顔をさらして喘ぎまくった。

 ◆

「ああぁ…っ//…ああぁん…っ//……はあぁ…はあぁ…なんと罪深い子なのかしらぁ…っ//…――じゅる…るぅ…っ」


 びぐびぐと射精しまくる”少年ショタエルフ”の肉棒に股ぐらを密着させた≪聖女ソフィア≫は、ウットリと艶汗に濡れた金髪を掻き上げる。
 そして≪聖女ソフィア≫は清らかに祈りを捧げながら、妖艶な頬笑みをニタァと浮かべると――天使の様に愛らしい”少年ショタエルフ”の裸体に寝そべり、その麗しい唇をすする様に接吻せっぷんしながら、その逞しい肉棒をむっちり咥え込んだ雪肌艶肉ぷりぷりの丸尻をぐりんぐりんと踊らせまくる…――その時だった。


「んちゅ…んぅ…ちゅぱぁ…んふうぅ…♪…――ん…あら…?」


 愛らしい”少年ショタエルフ”を窒息させる勢いで絡めまくっていた舌先――それをじゅるりぃとき抜き、たらぁ~と淫らな涎液よだれの艶糸をつたらせながら≪聖女ソフィア≫が上体を起こす。そして、うっすら微笑む≪聖女ソフィア≫が、すりすりと自身の下腹部を御手でさすると――”少年ショタエルフ”の泣き顔を見下ろしながら、静かに告げる。


「あら…あら…いけませんわ……なにをえさせておりますの?」


 自身の股ぐらをアツく満たしていた”肉棒”の脈打ちが、ひくんひくんと弱くなってゆくのを感じ取ったその瞳は――ひやりと無感情。

 それに気づいた”少年ショタエルフ”が、ひうっと小さく悲鳴を上げる。


「だ…だって…≪聖女ソフィア≫様…っ…もう…ぼぐ……昨晩から…ずっとで…もう…勃たないよぅ……」


 ぐすぐすと泣きながら”少年ショタエルフ”が許しを請う。
 その姿を眺めて――ぞぐぞぐっと背筋を震わせ、ぷちゅぷっと股ぐらから愛蜜を漏らして軽くイった≪聖女ソフィア≫は機嫌を直すと、うふふっと優しく微笑む。


「あらあらぁ…御安心なさいましぃ……あなたの罪深き”肉芽ザーメン”は……ちゃあぁ~んとわたくしが一滴も残さずしぼり取ってあげますわぁ…――」


 ≪聖女ソフィア≫はゆっくりと腰を浮かせて膝立ちになると――股ぐらの肉壺から”少年ショタエルフ”のモノを”むぽぉ…んッ”と引き抜く。

 次の瞬間――≪聖女ソフィア≫の割れ目まんこから”処女血”と”白濁液”の混ざった液体がしたたあふれ、とろぉり…と”少年ショタエルフ”の肉棒に垂れていく。

 その光景を≪聖女ソフィア≫はうっとり眺めやると――”少年ショタエルフ”の肉棒を優しく両手で包み込み、聖なる祈りを捧げ始める。


「――…ああ…いと慈悲深き”聖十字教”の神よ…傷つき迷える仔羊に…聖なる息吹きを与えたまえ…――≪小癒ヒール≫――…」


 そして、慈愛に満ち満ちた≪聖女ソフィア≫の祈りが唱えられると同時に、淡い光雫が手元に溢れ輝き――生命力に溢れかえった”少年ショタエルフ”の男根が、びぐりっびぐりっと再び勃起し始める。

 回復魔法職の最高峰――≪聖女≫――
 かつて伝説の職業≪勇者≫を神より授かった≪第八王子クリストファン≫と”徒党パーティ”を結成し、冒険者として鍛錬してきた≪聖女ソフィア≫の手に掛かれば――精力の尽き果てた”男根”を、初級回復魔術≪小癒ヒール≫だけで””のも朝メシ前であった。


「あ…あぁ……ひぅ…うぅ…もう…やだよぉ……ゆるじでぇ…ゆるじでぇ下ざいぃ…≪聖女ソフィア≫ざまぁ…っ…//…」

「まあ…まあぁ…っ…ああぁ…~っ//……その愛らしい顔っ…//…その愛らしいなげき声ぇ…っ//…そしてぇ…どっぷりと罪深いぃ…その諸悪の根源たる”肉筆ちんぽ”ぉ…~っ//……はあぁ…//…はああぁ…っ//……もっとぉ…もっと清めなければ…ぁん…あぁ…~ッ//…っ//……いひ…いひひっ」


 ぐすぐすと泣き叫ぶ”少年ショタエルフ”の憂い顔を見下ろし、ぞぐぞぐっと股ぐらを震わせながら快感に溺れひたる≪聖女ソフィア≫――そのまま≪聖女ソフィア≫は修道シスター服のすそをぴらりとめくり上げると、ねっとり濡れて艶糸を垂らす肉壺を見せびらかす。そして”少年ショタエルフ”の股間で狂った様に勃起する”肉筆ちんぽ”の先っちょをくすぐる様に、じわじわと”割れ目まんすじ”をりつけながら――≪聖女ソフィア≫が腰を下ろし始める。

 あぁ…あぁ…っと甘息に溺れ喘ぎながら、≪聖女ソフィア≫がトロけまくった表情で腰をくねらせる。それを見上げる”少年ショタエルフ”は、またもてあそばれる恐怖にぐすりと涙をこぼす――とその時だった。

 苛立いらだった様な”いななき声”がとどろき――礼拝堂に響き渡った。

 ◆

「…あ…ぁ……ま、まずい…ですよ…≪聖女ソフィア≫さま…――」


 寝台ベッドで寝転がされていた”少年ショタエルフ”が、カタカタと身体を小刻みに震わせる。
 礼拝堂の方角から、”ミシリッ…ミシリッ…”と石床を踏みしめる重苦しい蹄音ひづめと振動が――少年ショタエルフ達がいる”聖女の寝所”へと近づいて来ている。


 ――【一角獣ユニコーン】――
 ”秩序”にして”善”を司ると伝承される”白き幻獣馬”の聖魔獣。外貌は美しい”白馬”だが、その体躯は仔牛ほども大きく精悍であり、その額には鋭利な”螺旋角”がそびえ生える。その性質は勇猛果敢にして強靭・無敵・最強…――これを使役する”聖処女騎士”の軍勢≪聖十字騎士団≫は、大陸最強と誉れ高い≪王国騎士団≫や裏社会に君臨する≪暗殺教団≫と並び称され”大陸三大戦力”と畏怖されている。

 だが一方で、その神聖崇高な気位きぐらいゆえに【一角獣ユニコーン】は清純なる”聖処女の香り”にのみ安寧を求める習性があり…――定期的に”聖処女”が添い寝をしなければ”理性”が蒸発してしまう短所も有名である。
 ひとたび【一角獣ユニコーン】が”暴徒状態バーサーク”におちいってしまうと、見境みさかいなく暴れ狂うのだ。過去には、街ひとつが一匹の【一角獣ユニコーン】により崩壊させられた程に…――


「あらあら…わたしの飼育している【一角獣ユニコーン】が目覚めちゃったかしら……わたくし…ちょっとなぐさめてきますわ」

「…え…ぇ……だって…≪聖女ソフィア≫さま……もう…処女膜…が……」

「えぇ…?……あら…あらあら…うふ…うふふっ…~っ//」


 ぐすりと鼻声で震えつぶやく”少年ショタエルフ”の表情を――≪聖女ソフィア≫は御満悦そうに眺めながら、うっとり微笑み漏らす。


「それじゃあ…ぁ//……見ていて下さいますかぁ……っ//…?」


 そう言いながら≪聖女ソフィア≫は寝台ベッドの上で立ち上がると――寝台ベッドで仰向けに拘束されていた”少年ショタエルフ”の顔面をまたぐように仁王立ちする。そして、恍惚うっとりとした表情で修道シスター服の腰布スカートをたくし上げると――”少年ショタエルフ”に見せつける様に”ガニ股”になり、秘部の”割れ目まんすじ”を指先で”くぱぁ…”と押し拡げた。

 ”少年ショタエルフ”は眼前の光景に――ごくりっと生唾を飲む。
 しっとり濡れた薄桃ピンク色の蜜壺…――くぽっくぽっと膣肉がうねるたびに愛液がしたたり、ぽたっぽたっと”少年ショタエルフ”の顔面に垂れてくる。だが、処女血の混ざった白濁精液がツツーっと垂れてくるのを見て――”少年ショタエルフ”は絶望した。

 どんなに見ても――≪聖女ソフィア≫の”処女膜”はうしなわれている。
 もう【一角獣ユニコーン】の暴走を止める事はできないと…――だが、その時だった。


「うふ…うふふ…っ…【一角獣ユニコーン】に安寧を与える……わたくしたち”聖処女騎士”所属の≪女神官プリーステス≫は……”治癒”の秘術を修めるゆえに……”永遠の処女”なのです……」


 ――…くちゅちゅ…つぷ。


 次の瞬間…――
 ≪聖女ソフィア≫の捧げ唱えた”治癒”の祈りが――股ぐらの”処女膜”を再生させる。

 これこそが≪聖女ソフィア≫の編み出した【一角獣ユニコーン】をたぶらかす聖法――”永遠回帰の聖処女リターナル・ヴァージン”――…

 ちょうどその時――目覚めたばかりの興奮した【一角獣ユニコーン】が、ぶるりと鼻息を鳴らしながら扉を蹴破り、のしりのしりと”聖女の寝所”に踏み込んでくる。


「あらあら…さみしくて来ちゃったのねぇ…?……んう…よちよち……」


 仔牛を凌駕する巨体躯をたかぶらせた”白き幻獣馬ユニコーン”――その鼻先を≪聖女ソフィア≫は豊満な乳房の谷間でふんわり挟み込むと、よしよしと頭を優しく撫でてやる。

 すると【一角獣ユニコーン】はぶっるるといななきながら馬歯をいてニヤつくと――≪聖女ソフィア≫を寝台ベッドに押し倒すように鼻先で突き飛ばす。

 そして【一角獣ユニコーン】は安寧を求める様に鼻先を≪聖女ソフィア≫の豊満な肉体にこすりつけると――修道シスター服の裾布スカートに覆い隠された”股ぐら”に鼻先を突っ込み、”処女膜の香り”を愉しむ様にまさぐり始める。


「ああぁ…っ…ああぁ…すごぃ…っ//……そんな嗅いじゃだめ…ぇ//……あぁ…わたくしの可愛い【一角獣ユニコーン】ちゃんが…っ……わたくしの清らかな蜜壺を…こんなに…まさぐってますわ…ッ//……ああぁ…でも…でもぉ…っ//……ホントは…わたくしの”処女膜”の内側でぇ……”少年ショタエルフ”君の浮気ショタ汁が…たぷたぷ…いってますのぉ…ああぁ…っ//…あっ//……もし…これに気づかれたら…ァ…嫉妬深い【一角獣ユニコーン】に殺されちゃう…ッ…殺され…ちゃう…のに…っ…ああっっ…ッ//…興奮しぢゃうぅ…ああぁ…っ//…あっ//…いぐッ」


 寝台ベッドに押し倒された≪聖女ソフィア≫の魅惑的な女肉カラダを、【一角獣ユニコーン】がぶるりぶるりと鼻先でまさぐりまくり――べどべどに濡れた≪聖女ソフィア≫の修道シスター服が、ずるずるとハダけていく。

 寝台ベッドに縛られている”少年ショタエルフ”は、すぐ隣りで【一角獣ユニコーン】に凌辱されている≪聖女ソフィア≫を見ながらガタガタと恐怖に震えていると――うっとりとニヤけた≪聖女ソフィア≫と視線が交錯する。


「ああぁ…ああぁん…っ//……このままだと…”少年ショタエルフ”のお汁で…”処女懐妊”してしまいますわぁ…っ//……あぁ…もしそうなったら…わたくし…どうなっちゃうのかしらァ…?……うふ…うふふ…うふふふっ…――」


 ニタァと狂った様に微笑む≪聖女ソフィア≫に――”少年ショタエルフ”は怖気おぞげにぞぐりと青ざめる。


「うふ…うふふ…だいじょうぶよぉ……あなたの”里”を奪い…けがし…可愛らしい”少年ショタエルフ”ちゃん達をひとり占めする…ウス汚い”豚”オークは……わたくしたち≪聖十字騎士団≫が、ちゃあんと蹂躙してあげますわぁ……うふ…うふふっ…あははは…っ…――」


 それから数日後…――
 ”白き幻獣馬ユニコーン”を従える”聖処女騎士”の軍勢≪聖十字騎士団≫は…――
 魔獣オークに奪われた【耳長族エルフ】の聖地奪還に向けて――”オーク狩り”の出陣を決定した…――


 ◆◇◆


 月夜の闇を纏いし”王妃の塔”にて――
 紅血色の葡萄酒を飲みながら、ひとりの影が妖艶に頬笑み漏らす――


「――…あらそう…あの汚い小蝿コバエの≪聖女こむすめ≫は……教会総本山から離れて”魔の森”に遠征するようねぇ……」

「おお我が主よ。こちらの準備は万全でございますれば……いつでも”蹂躙”して御覧にいれましょう」

「あらあら…ちょうどいいわねぇ……」


 執事姿の好青年に化けていた”人狼”ウェアウルフの最強種【狼鬼王コボルトキング】の言葉を聞いて――”魔獣の隷属紋”を妖艶に輝かせた≪第一王妃エリザバートリィ≫が、ニタァと妖艶に微笑む。


「――さぁ準備なさい……あのナマイキな≪聖女ソフィア≫を…”魔の森”で……うふ…あはは…あァ~ははは…っ♪」


◆幕間Ⅲ・完◆

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