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第三章 -女騎士凌辱篇-
#066.豚鬼vs小鬼戦争 <Ⅵ>
しおりを挟む『ぶっひひぃ…ッ…なあ”小鬼の王”よ…ォ…いい”悪夢”は見れたかァ…?』
【豚鬼王】がブヒィと豚顔をニヤつかせた瞬間…――ふわりと甘い花蜜香る”開拓村”に旋風が噴きすさび――ぐにゃりぃと【小鬼王】の視界が歪み始めた。
『――…ッ…!?…ゲギャア…ッ……これは…ッ…――!?』
【小鬼王】は背後の”開拓村”を振り返り…――そして、醜悪なニヤけ顔を驚愕に歪ませながら慟哭した。
その視界に現れたのは――”小鬼の国”を築こうと支配した”開拓村”ではなく――何もない畑と納屋だけの平原に、酔い痴れた【小鬼】の群れが地面で寝転んでいる光景だった。
さらには、何もない平原に転がる幾匹もの【小鬼】の死骸…――それは男冒険者や”仔豚”達を殺戮し、人間の”女”どもを強姦しまくったつもりで…――【小鬼】が仲間同士で殺し合い、仲間同士で尻穴を掘りまくった醜悪な”狂宴”を物語っていた。
『――…ゲギャア…ッ……そんな…ッバカなァ…ッ…!?』
醜悪ヅラを絶望に歪ませた【小鬼王】が、狂った様に手足を戦慄かせる。
そして――それと対峙する【豚鬼王】がブヒヒィと愉悦に豚笑いする。
『ぶひひっ、いかに”鑑定眼”でも――目に見えない”妖香”を媒介とした【妖樹精霊】の≪妖樹の幻想花≫や、【妖精族】の≪妖精鱗粉≫を媒介とした――”幻覚魔法”――これらは見抜けなかった様だなァ…ッ…ぶっひひぃ~!!』
あの日…――【妖樹精霊】から【小鬼】の偵察隊を捕獲したと報告を受けた【豚鬼王】は、樹木を媒介に”魔の森”全域を監視できる【妖樹精霊】の≪樹海の瞳≫を発動させると――その日のうちに【小鬼王】の巣窟を見つけ出していたのだ。ぶひひっ!
『ぶひひっ…俺はオマエら【小鬼】の存在を知った時からずっと監視していた。そしてオマエら【小鬼】が侵攻を開始した”あの夜”――ふわりと甘い花蜜香る”幻覚魔法”でオマエらを錯覚に貶めて……何もない平原で暴れさせたわけだァ…ッ……ぶっひひぃ~あれは実に滑稽だったなァ…ッ!!』
【豚鬼王】は愉悦に豚笑うと――【小鬼王】が≪女将校≫の裸体だと思い込み、全身に”小鬼言語”の脅迫文を書きつけられた一匹の【小鬼】を掴み上げ――その首骨をゴギリッとヘシ折りながら【小鬼王】に放り投げる。
『――…ッゲギャア…ッ!!…おのれぇ”豚”ゴトキがァ…ッ!! いけぇ…ヤツらをミナゴロシにしろォ…ッ…!!』
屈辱的な”読み負け”に【小鬼王】が激怒しながら慟哭する――次の瞬間。
「いひ…っ、いひひぃ…殺さなきゃ…≪第八王子≫しゃまのタメにぃ…豚は殺さなきゃああぁァ…ッ…!!」
赤黒い”憤怒の蒸気”を噴き上げさせた≪女騎士≫が――長剣を突き出し構え、雄叫びを上げながら【豚鬼王】へ肉薄した。
◆
敬愛する≪第八王子≫を奪った”クソ豚”への憎悪で狂気に堕ちた≪女騎士≫が、≪凌辱復讐≫で膨れ上がった魔王級の【能力値】を全身に滾らせながら、狂剣刃を振るい【豚鬼王】の喉元を穿ち抉ろうとする――だが次の瞬間。
【豚鬼王】の両脇で抱かれていた≪エルフ姉妹≫が――ニタァと妖艶に微笑みながら【豚鬼王】の腰布を剥ぎ取る。
そして――その豚股間で雄々しく聳える”豚陰茎”に指先を添えると、すりすりと淫靡にさすり始める。びぐびぐッと脈動しながら”豚陰茎”が勃起していき、その禍禍しい”螺旋亀頭”の尿道からぶちゅりと”孕ませ汁”を先走らせた瞬間…――
ビグリ…ッと≪女騎士≫の足運びが止まる。
”魔竜”すら片手で屠れるほどに【能力値】を膨張させた≪女騎士≫が眼前に迫る中、股間を勃起させる愚行――本来であれば、ただの色狂いな”豚”らしい滑稽な姿と言えるが――恐ろしい事に今回限りはこれぞ”正解”であった。
「――…ぁ…や……うそ…なに…それ…ッ…――」
長剣を指先から滑り落とし、足腰をカクカクと震わせる金髪美女≪女騎士≫――
その欲情を煽る淫靡な艶姿を見た【豚鬼王】はニタァと豚笑いすると――両脇に侍らせた≪エルフ姉妹≫に股間をシゴかせたまま、ゆっくりと≪女騎士≫へ歩み寄る。
「…ひぅ…っ!?…なん…だ…それは…そんなデカいの…む…むり…――」
かくりと腰を抜かして膝立ち状態になった≪女騎士≫の眼前に――おぞましく勃起した”豚陰茎”がやってくる。もはや”豚陰茎”の先端は≪女騎士≫の鼻先にあり、ぶくりと豚精子臭がこみ上げては≪女騎士≫の鼻腔から脳漿をぐちゃりと掻き混ぜ、股間の蜜壺をじゅわりと濡れさせる。ぶひひっ~いい匂いだぁ。
俺の知っている≪女騎士≫であれば――”凌辱されるかも”という状況になった時点で、≪凌辱属性≫に魂を縛られた≪女騎士≫が”凌辱”に抵抗する事は絶対にできない。相手の男が”凌辱”を企み、股間を勃起させた時点で――≪女騎士≫が”凌辱”される事は確定なのだ。ぶひひっ!
【豚鬼王】はぶひひッとイヤらしく豚笑うと、股間で雄々しく聳える”豚陰茎”を――≪女騎士≫の美しい顔面にびたんと乗せる。その瞬間、”いひぃ…ッ”と悲鳴を漏らした≪女騎士≫の股間から、ぷしゅっと嬉ションが飛び散る。
『ぶひひっ…さあ…だらしなく口を開けろ、舌先を出せ…ッ…久しぶりだからなァ…オマエの肉体にたっぷり味あわせて……二度と忘れなくしてヤるからなァ…ッ……ぶっひひぃ~!!』
「――…ッ…!?……ひっ…ぃ…いや…やめ……ひうぅ…んぷぅ…ッ…――!?」
【豚鬼王】の雄々しく聳える”豚陰茎”が≪女騎士≫の舌先を滑りながら口内へと挿入される。【豚鬼王】の両腕にがっしりと頭を押さえ込まれた≪女騎士≫は逃げる事もできず。おぞましい螺旋状に勃起した”豚陰茎”が≪女騎士≫の喉奥肉をゴリゴリと擦りエグる様に前後され…――
次の瞬間、膨張した”豚陰茎”の尿道から煮え滾るようなアツい豚精液が噴き出し、≪女騎士≫の胃袋にゴクゴクと流れ込まれてゆく。
「――ッ…うぼ…ッ!?……お…ォ…おごォ……おぼォ…ッ//…ッ~~!!」
大量の豚精液が喉を通る快感に≪女騎士≫は悶え苦しみながら――身震いする程に憎悪するこの【豚鬼王】の”豚陰茎”に、きっとこれから自分は精神崩壊するぐらいグチャグチャに”凌辱”されるのだ――ゾグゾグゥと背筋を震わせながら≪女騎士≫はそんな妄想をしてしまう――次の瞬間。
――<種族特性【凌辱支配】を発動します>――
≪女騎士≫は股間から”甘潮”をぶしゅしゅうと噴き散らしながら、視界がチカチカと明滅するほどに絶頂しまくり…――気づけば、へそ下の腹部にドス黒い臭気を放する”淫紋”を刻まれてしまう。
『ぶっひひぃ~っ…”豚陰茎”の挿入を想像しただけでイッたか…ッ…!!……よもや挿入する前の想像イキだけで”隷属化”されるとは…ッ…まさに≪凌辱属性≫だなァ…ッ…ぶひひっ!!』
「い…いひっ…くっ…ふうぅ…ッ……お、おのれ…”クソ豚”ごとき…が…ァ……」
甘イキ連続絶頂で足腰をガクガクと痙攣させた≪女騎士≫が、喘ぎ悶えながらも【豚鬼王】をギリィッと血眼で睨みつける。
必死に抵抗する≪女騎士≫を見ながら、これをムリヤリ屈服させたら愉悦だろうなァと【豚鬼王】はブヒヒッと豚笑いする。そして【豚鬼王】は≪女騎士≫を掴み抱きながら――ほんの戯れに…昔のように命令してやった。
『とりあえず……俺様の寝屋に来るがいい…ッ…!!』
「――…ッ…な…っ、きさ…ま…ァ……な…ぜっ…~――!?」
まだ【豚鬼王】が人間だった頃…――
初めて出逢った≪女騎士≫に、最初に言い渡した”御手付き”の命令…――
それを聞いた≪女騎士≫は――”憤怒と興奮”で掻き混ざる脳漿をグツグツと沸騰させて――鼻血と小水を噴き散らしながら気絶してしまう。
『ぶひひっ…相変わらずだなぁ、可愛がり甲斐のある……良い”孕み袋”だ…ッ…ぶひひっ!』
【豚鬼王】は愉悦に豚笑いしながら、失神した≪女騎士≫の顔面をじゅるりッと豚舌で舐めしゃぶる――と次の瞬間。
【小鬼王】が地面に叩きつけた”煙玉”が破裂して、周囲一帯を煙幕が覆い尽くした――。
◆◇◆
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