Re:オークキング ~呪毒でオーク堕ちした第八王子、美少女を寝取るスキルだけで生き残ってやる!?”美少女わらしべ”復讐劇~

書記係K君

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第三章 -女騎士凌辱篇-

#060.小鬼王は豚鬼王の秘密をあばく

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 そろそろ夕闇が這い寄る陽暮れの頃、”魔の森”深影にうごめく無数の”影”あり――

 その”影”の正体は――周囲の風景に溶け込もうと、薄汚い緑肌&矮小な体躯に”土泥どろ”を塗りたくり、その鷲鼻&尖耳の醜悪なニヤケヅラを隠すように草陰や地面へ腹這いになって息をヒソめる【小鬼ゴブリン】どもの軍勢であった。

 そんな狡猾な”小鬼ゴブリン”のケダモノ共が狙うのは――”蜂蜜貿易”を終えて帰路につく耳長族エルフの馬車と、それに乗っている――思わず涎液ヨダレが溢れ出るほどに色っぽい美貌カオ裸肉カラダをした”エルフのメス”共だ。

 ”小鬼ゴブリン”どもは股間を膨らませながら”マダカ…マダカ…ッ”と舌舐めずり、耳長族エルフの馬車が通ると予測される”襲撃地点ポイント”の野道をぐるりと包囲すると、ジッと待機し続けた。


(――あァ…そろそろ耳長族エルフの馬車が通るはずだな……)


 そんな”小鬼ゴブリン”どもに混じり、土泥どろに身を隠していた≪女騎士アレシア≫は暗澹とした表情のまま考えを巡らせる。

 耳長族エルフは”風精霊”を使役するゆえに、密林域の索敵では圧倒的優位とされる。が、実は”土泥どろ”を身体中に塗りたくると”土精霊”の気が混じり、”風精霊”の索敵網を掻い潜れる様になるのだ。そんな人間族ヒュームが過去”奴隷狩り”で培ってきた”対エルフ捕獲戦術”を【小鬼ゴブリン】どもに教えたのは――他でもない≪女騎士アレシア≫だった。

 ≪女騎士アレシア≫としては”メスエルフの捕獲レイプ”に興味は無かった。だが【小鬼王ゴブリンキング】とちぎり交わした”盟約”であるため、”メスエルフの捕獲レイプ”に協力していた――はずだった。


(――…ッ!? これは…ッ…どういう事だァ…ッ…)


 だが、を目撃した≪女騎士アレシア≫は驚愕を飲み下すと――にわかに”興奮”を覚え始めてしまうのだった。


 ◆

――”…ぶひひっ…やはりダークエルフ肉壺まんこのツカイゴコチはバツグンだなァ…”――

――”…これはオークキング様、もうダリエ様とはヨロシイのですか?”――

――”ぶひひっ…だいぶしまったからな、しばらく”膣リセ休ませる”ぶひッ…それよりエルフ妹ニナ、服を脱げ…汚れた肉棒をオマエの肉壺まんこで拭かせろ…ッ”――

――”え…あっ//…し、しかし…もうじき”里”ラシルに到着しますし――ひあァ…ッ//…”――

――”ぶっひひぃ!…ああァ…エルフ肉壺まんこを”ちり紙ティッシュ”代わりにして肉棒をぬぐうのは最高だなァ…ぶひひっ”――

 ◆


 ”襲撃地点ポイント”に現れた耳長族エルフの馬車――
 その御者台では、今まさに美麗な金髪エルフの美少女が――荷台から現れた”豚のバケモノ”に押し倒され、肉棒を挿入される瞬間だった。

 金髪エルフの美少女が艶声を跳ね上げさせ、おぞましい”豚”オークの肉塊に突き動かされては甘絶頂に喘ぎまくる。

 そして殊更ことさらに異様なのは、今まさに”豚”オーク凌辱レイプされている金髪エルフの美少女――そのすぐ隣りの御者台には、姉妹と思われるもうひとりの金髪エルフの美少女が平然と座ったまま、手綱を握り馬車を操っている事だ。むしろ、すぐ隣りで”豚のバケモノ”が金髪エルフの顔面を豚舌でしゃぶり上げながら凌辱レイプするアリサマを――羨ましそうに横目でチラ見しているぐらいだ。


 まるで、エルフ達が【豚頭鬼オーク】に媚びている様ではないか――
 まるで、【豚頭鬼オーク】がエルフ達を支配している様ではないか――
 そう感じた瞬間――≪女騎士アレシア≫の脳裏にヒラメキがハシる。


(――…い、いひひ…っ…そうか、…ァ…!?)


 ≪女騎士アレシア≫は血眼を見開き、狂った様に息吹きを吐き散らす。
 ≪女騎士アレシア≫の脳裏には――自身を凌辱しながら呪詛を吐く≪第一王子ゲッシュハルト≫の姿と””がギンギンと反響しまくっていた。


 ――”今頃は”豚”オークと仲良くやってる”――


 あの日――≪第一王子ゲッシュハルト≫に凌辱されながら≪第八王子クリストファン≫失踪事件の真相を聞かされたあの日から――≪女騎士アレシア≫は復讐に狂い、そして≪第八王子クリストファン≫を追い求めまくった。

 特に”オーク狩り”への執着は凄まじかった。
 ”魔の森”に到着以後、≪女騎士アレシア≫は毎日の様に”魔の森”を幽鬼のごとく徘徊しては”オーク狩り”を粛々と執行した。
 ≪女騎士アレシア≫は敬愛する≪第八王子クリストファン≫殿下が【豚頭鬼オーク】に拉致されていると考えた。そのため≪女騎士アレシア≫は【豚頭鬼オーク】を見つけては素手ステゴロなぶりまくると、その後にわざと【豚頭鬼オーク】を逃がして――集落に戻ったところを襲撃しては、集落ごと【豚頭鬼オーク】を根こそぎ殺戮しまくったのだ。

 だが、どれほど”豚”オークを殺せども――≪第八王子クリストファン≫は見つからなかった。

 その事に≪女騎士アレシア≫は絶望した――。
 だが一方で、あの敬愛する≪第八王子クリストファン≫殿下がただの”豚”オークごときにおくれを取るだろうか、という疑念も膨らんだ――。

 ああ、その答えが、今、眼前にあるのだ――!!


(きひっ…きひひ…っ、なるほどォ……どんな面妖なるすべでエルフを支配したかは知らんがァ……がァ…あのド腐れ≪第一王子ゲッシュハルト≫と共謀してぇ…私の≪第八王子クリストファン≫様を拉致シタのだなァ…ッ…!? あァそうだァ…きっとそうに相違なひぃ…こ、殺さねばァ…ッ…その豚陰茎ちんぽを1ミリ単位で噛み千切って…なぶり殺してやるゥ…いッいひひ…ッ……!!)


 血眼を愉悦に歪ませた≪女騎士アレシア≫がジュルゥと舌舐めずるや、土泥どろの中から這い出ようとする――その時だった。


『――ゲギャギャ…ッ、ソウカッ…だったカァ…ッ、コレはナァ…ッ……ゲッギャギャ…ッ…!!』


 薄汚くデカい緑肌の掌が≪女騎士アレシア≫の肩をムンズッと掴むや、≪女騎士アレシア≫の行動を押さえ込んでしまう。掴まれた肩越しに≪女騎士アレシア≫が背後を振り向けば――そこには””の青炎を眼光に宿らせた【小鬼王ゴブリンキング】がギタギタと邪悪に笑いまくっていた。


『ゲッギャギャ…ッ、実に興味深い【魂の黙示録ステータスウィンドウ】デハないかァ…ッ……あの【豚鬼王オークキング】はにナルぞォ…ッ……ゲッギャギャア…ッ…!!』


 ◆◇◆


 ”小鬼ゴブリン”どもが”魔の森”に棲みついて十日余り――
 【小鬼王ゴブリンキング】はウスウスと――あの”魔の森”近境にある”人間のメドック村”はアヤしいと感じていた。

 最初に疑問を感じたのは――あの”開拓村メドック”から”メス”を三匹ほどさらってきてオカした時だ。


 【隷属状態】隷属先:≪第八王子クリストファン


 あの”開拓村メドック”からさらってきた”メス”の【魂の黙示録ステータスウィンドウ】を”鑑定眼”で覗き見たところ――全ての”メス”が【隷属状態】になっていたのだ。

 人間の大物貴族には”別荘地ハーレム”を持つ者が多いのは知っていた。ここで言う”別荘地ハーレム”とは、衣食を世話する者から護衛兵まで全てを用意したモノであり、その規模は”小都市”に匹敵する。例えば、”小鬼ゴブリン”軍勢が”魔の森”遠征中に立ち寄って≪女騎士アレシア≫がなぶり殺してきた、あの辺境伯の老君ジジイも似た様な”別荘地ハーレムの村”を幾つか所有していた。そんな”別荘地ハーレムの村”では安全性の確保好き放題できる様にを目的に、全住民を”奴隷”にしておくのも珍しくない事だ。だが――


(ゲギャギャ…ッ、エルフとの交易拠点デアルあの村がァ…≪第八王子クリストファン≫の”別荘地ハーレム”トモ考えにくいからナァ…ッ……)


 そして、商業都市≪カナーレ≫から開拓村≪メドック≫への街道封鎖と、その元凶とされる”サキュバス襲撃事件”の噂話――それらを頭の片隅に置き、いざ”メスだらけの開拓村メドック”を監視してみれば、随分と”獣じみた交尾臭”がするじゃないカァ…――

 あアァ…≪凌辱支配リビドースレイブ≫…何と素晴らシイ能力だ…ッ…さァ…早くエルフどもを凌辱シテくるのだァ…ッ……セイゼイが良い…ッ…!!――と【小鬼王ゴブリンキング】はギタギタと邪悪に頬笑みまくった。


 ◆◇◆

【氏名】クリストファン=カーディナル
【種族】オーク<階級ランクS:皇帝キング>【性別】♂ 【年齢】18歳
魂の位階パーソナルレベル】Lv100(MAX)
神の加護プロビデンス】≪異世界言語アナザーランゲージオール≫ ≪経験値倍増ボーナスチート≫ ≪帝王の器エンペリオン≫ ≪魅了チャーム
能力値ステータス】耐久値:D+++ 筋力値:E+++ 敏捷値:G+ 
     器用値:F+++ 魔導値:H+ 幸運値:H++++++
種族特性レイスユニーク≪怪力≫ストレングス ≪絶対支配≫インペリアルドミナント ≪無限性豪エンドレスリビドー≫ ≪催淫分泌レイプフェロモン≫ ≪凌辱支配リビドースレイブ
職業ジョブ】-消失-
職業ジョブ特技スキル】-消失-

 ◆◇◆


『ゲッギャギャ…ッ…作戦は”中止”だァ…撤退するゾ…ッ…』


「――な…ッ…何だと…ォ…どういう事だ…ッ…!!」


 ”豚狩り”の殺戮衝動に駆られた≪女騎士アレシア≫は血眼を見開くと、憤怒の湯気オーラを昇らせながら【小鬼王ゴブリンキング】へにじり寄る。


 ああァ…この何も知らぬ≪女騎士メス≫にあの【豚鬼王オークキング】をなぶり殺させたらサゾ愉悦だろうナァ……追い求めた”想い人”クリストファンを自身の手でなぶり殺シタと教えてヤッタら…ドンナ顔をするのかァ……キットダロウなァ…ッ…――

 ああァ…だがあの”豚”オーク側にィ…この≪女騎士メス≫が寝返っては厄介ダァ……まずは””コトが最優先であるカ…ッ…――と【小鬼王ゴブリンキング】はギタギタと邪悪に微笑む。


『ゲッギャギャ…ッ…!! あの”豚”オーク…ドウヤラ耳長族エルフの≪隠れ里ラシル≫を侵略スル気ラシイ…ッ…賢いヤツだ、タダの”豚”オークデハあるまいッ……隷属系の特技スキルを秘めた…我と同ジ”特殊個体”だァ…ッ…』


「あァ?…だったら、何だと言うのだ…ッ…?」


『ゲギャギャ…ッ…知恵ある者ナラばァ…逆に御しヤスイというモノだ…ッ……あの”豚”オークにエルフの≪隠れ里ラシル≫を攻略サセタ後で……アノ”豚”オークを脅して、エルフの”メス”を我らに貢がせればイイッ……エルフを相手にスルよりヨホド”安全”で”確実”だァ……ゲッギャギャ…ッ…!!』


「…ふッ…ふひひッ…オイふざけるなァ……私はあのクソ”豚”オークをォ…今すぐッ…ブッ殺さねば為らないんだよォ…ッ…!!」


 血眼に”狂気”を孕ませながら≪女騎士アレシア≫が恫喝する。
 だが【小鬼王ゴブリンキング】は邪悪な頬笑みを絶やさない――そしてスッと手を挙げて”何か”の合図をする。


「――い…ひうっ…ッ…ッ!?」


 次の瞬間、≪女騎士アレシア≫の周囲にいた”小鬼ゴブリン”どもが――腰布を剥ぎ取り、醜悪な四股陰茎をボロリッと露出させる。そして”小鬼ゴブリン”の四股陰茎がブクブクと勃起しながら悪臭を放ち出すと――≪女騎士アレシア≫は小さく息吹きを吐き、カクカクと足を震わせ、じわりと股を濡らし始める。


「ま…まて……や…やめ…ッ…――」


 とその時、異様な巨体躯を誇る二匹の上位種”小鬼ゴブリン”――【田舎小鬼ホブゴブリン】が≪女騎士アレシア≫の両脇にのっそりと仁王立つ。そして、矮小な体躯の”小鬼ゴブリン”種とは思えぬ巨躯の股間から”ぶるり…ッ”と四股陰茎を剥き出すと、その異様にブッとい肉棒を≪女騎士アレシア≫の両肩にのしりとし掛ける。
 その瞬間、カクンと両膝が力抜けた≪女騎士アレシア≫はヘナヘナと地面に跪いてしまう。ちろろッと股を小水で濡らす≪女騎士アレシア≫の両頬を、【田舎小鬼ホブゴブリン】の巨男根がぬちぬちとねぶり撫でまくり――そのアリサマを眺めながら【小鬼王ゴブリンキング】はギヒリと邪悪に笑った。


『ゲッギャギャ…ッ…魂魄を≪凌辱属性レイプサービス≫にオカサレタ”メス”ガ…ァ…”凌辱ゴブリン”に逆らえると思うタカァ…ッ、オマエは黙って…俺様に良いのダッ……ゲギャゲギャギャ…ッ!!』


 【小鬼王ゴブリンキング】がギタギタと愉悦に哄笑する中、ウジャウジャと群がる”小鬼ゴブリン”どもが、身動きできない≪女騎士アレシア≫を巣窟へと連れ込んでいき――時を同じくして、金髪エルフの艶身カラダをむしゃぼる【豚鬼王オークキング】の馬車が、静かに”襲撃地点ポイント”を通り過ぎてゆくのだった――。


 ◆◇◆


 【小鬼王ゴブリンキング】は用心深かった――。
 【小鬼王ゴブリンキング】は好機を見据え、戦いに備え、辛抱強く待ち続けた――。

 ≪第八王子クリストファン≫失踪事件、冒険者ニンゲン耳長族エルフ”豚”オーク狩り、そして”サキュバス襲撃事件”――それらの時系列情報から【小鬼王ゴブリンキング】は、あの【豚鬼王オークキング】が”開拓村メドック”を攻略するのに要した期間は――およそ三十日間余りと推測した。この推測は全く正しかった。

 そして【小鬼王ゴブリンキング】は、【豚鬼王オークキング】が支配する”メス”の中に、耳長族エルフの≪隠れ里ラシル≫攻略中の【豚鬼王オークキング】と通信連絡できる能力者がいる可能性を考慮――中途半端にチョッカイを出して≪隠れ里ラシル≫攻略を中断されても旨味は無い。そこで【小鬼王ゴブリンキング】はあのクソ”豚”オークが≪隠れ里ラシル≫攻略を完遂するまで――”静観”――を決め込んだ。

 そして幾日前――≪隠れ里ラシル≫に派兵した”小鬼ゴブリン”偵察部隊が消息を絶った。
 ≪隠れ里ラシル≫の統率者が変わった――”どうやらあのクソ”豚”オークはウマくヤッたらしい”――と【小鬼王ゴブリンキング】はギタァと邪悪に微笑んだ。


 そして幾日後の夜、”魔の森”境界部にほど近い森陰の中にて――

 丘陵に仁王立ちした【小鬼王ゴブリンキング】を崇める様に、その周囲を狡猾なる”小鬼ゴブリン”の群れがウジャウジャと取り囲む。その醜悪ヅラは欲求不満の憤りに紅潮し、緑肌の矮小な体躯はドグドグと欲望にタギり奮い立っている。

 【小鬼王ゴブリンキング】はそれを悠然と眺め回すと――ギタギタと邪悪に哄笑した。


『ゲギャッギャア…ッ…”時”は満チタッ…ッ!! さあァ…”豚”オークがエルフの≪隠れ里ラシル≫を攻略シテ”不在”の間にィ…”豚”オーク巣窟アジトを…ォ…”メスだらけの開拓村メドック”を侵略するぞォ…ッ、戦いに備えよォ…ッ…――”戦争”だァ…ッ…――!!』


 ◆◇◆
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