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第三章 -女騎士凌辱篇-

#057.女吟遊詩人はかく語りき <中>

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【訂正のお知らせ】
 プロットの一部変更に伴い、「#051.女騎士は穢される(下)」を下記の通り訂正します。

 「方騎士団」→「西方騎士団」
 「方平原の辺境伯」→「西方平原の辺境伯」


 ◆◇◆

 ある晴れた昼下がりの街――
 小さな教会にて、小さな結婚式が催されていた――♪♪

 幸せそうな新郎新婦と、それを祝福する親族や近隣住民――
 笑顔と笑い声が包み溢れる、幸せな時間――♪♪

 ああ、そこへ馬に乗って現れたのは、武装した憲兵達――
 王国法に準ずる守護者である”騎士”ではない――
 領主である辺境伯が雇用した、領主の既得権益がために働く”ならず者”――♪♪

 ああ、結婚式の参列者たちに緊張がはしる中――
 辺境伯軍の憲兵どもは、美しい”花嫁”をヤラしく見ながら――
 領主の書状を読み上げた――♪♪


 ”此度、婚姻を執り行いし、花嫁に対して…”――
 ”領主様による――”初夜権”――の徴収を申し渡す…ッ!!”――


 おお、何とまわしき領内法なり――”初夜権”――♪♪

 領内で婚姻を結ぶ”新婚夫婦”に対して――
 領主は、新郎より先に、花嫁と性交をちぎり――
 その処女を奪い、貞操をケガすことができる権利――♪♪

 ああ、そんな横暴な領主の要求に――
 結婚式に参列していた親族達は憤慨す――
 されど辺境伯軍の憲兵どもは、スラリと腰の剣を引き抜くや――
 近くにいた男をひとり斬り伏せて、声高に叫ぶ――♪♪


 ”黙れいッ、ただの領民風情がイキがるんじゃねえ…っ!!”――
 ”その花嫁が、領主様の”妾”めかけ囲いの御誘いを無碍ムゲに断るからだ…!!”――
 ”大人しく貞操を差し出さねば、このまま一族郎党すべて首打ちぞぉ…!!”――


 おお、おお、絶望に伏す親族達――
 花嫁を守ろうと、必死に立ち塞がる新郎も恐怖に震え――♪♪

 おお、おお、憲兵の凶刃が、新郎に迫るや――
 涙を流しながら、花嫁は命乞いを叫ぶ――♪♪


 ”どうか…どうか…家族や夫には、手を出さないで下さい…”――
 ”私めの…初夜を…領主様へ…御納めさせて…頂きます…”――♪♪


 ”初めからそう言えば良いのだァ…”と――
 ゲラゲラと下品に笑う、辺境伯軍の憲兵ども――♪♪

 恥辱に震えて、ツツーと涙を流するは――
 ああ、純白の花嫁衣装ウェディングドレスを身に纏った可憐なる初婚妻――♪♪

 辺境伯軍の憲兵は、花嫁を肩に担ぎ上げるや――
 ゲラゲラ笑いながら馬に跨ると、花嫁を連れ去りゆく――♪♪


 ある晴れた昼下がりの街――
 そこに遺されたのは、花嫁をさらった憲兵どもの後塵と――
 花嫁の名を叫ぶ、新郎のうめき声――♪♪

 そしてそれを眺めて、暗澹と微笑む”女騎士”様――♪♪

 ◆

 ある晴れた月夜の領主館――
 領主様が”趣味”でたわむれるために増築させた、仄暗い地下室にて――♪♪

 うら若き花嫁は、純白の花嫁衣装ウェディングドレスを着たままで――
 股ぐらを見せる様に、両足を広げた淫らな格好で、寝台ベッドに革紐で縛られて――♪♪


 ”ああ…やはり初婚妻の蜜壺から滴る、この甘汁こそ甘露なり…っ”――


 おお、かれこれ数時間なるや――
 辺境伯の老領主はその舌先で、花嫁の股ぐらを舐めまさぐり、愉悦に笑う――♪♪

 恥辱に震えてホロホロ涙を流す、ウブな花嫁の淫らな格好に――
 ついには老領主、股間の古肉棒をイキ勃たせて、股ぐらにあてがった――♪♪


 ああ、ついに”初夜権”の時は来たり――♪♪
 ”りょ…領主様、どうか御慈悲を…せめてこの花嫁衣装ウェディングドレスは脱がせて下さいませ…っ”――♪♪

 愛する新郎と共に、結婚式を準備するあの幸せだった日々――
 そんな思い出の詰まった、純白の花嫁衣装ウェディングドレスを汚すまいと――
 うら若き花嫁はホロホロと涙を流して、哀願する――♪♪

 おお、だが非情なるや、老獪領主はイヒイヒ笑う――♪♪

 ”ああ、ならぬ、それはならぬ”――
 ”領民の貞淑を検めるこの権利、その純白の花嫁衣装ウェディングドレスなればこそ”――
 ”散らした純血も見えやすいであろう”――
 ”恥辱にまみれた花嫁衣装ウェディングドレスで、新郎のもとへ帰すのが愉しみだァ…”――


 ああ、ついに”初夜権”の時は来たり――♪♪
 唇を噛み締めて泣く花嫁のカラダに、イヤしく笑う老領主が覆いかぶさるや――♪♪

 老男根が貫くは花嫁の純潔――
 散らした純血がタラリと垂れゆき――
 純白の花嫁衣装ウェディングドレスを赤く汚す――♪♪

 ◆

 ある晴れた明け方の領主館――
 獣臭が匂いただよう、薄暗い地下室にて――♪♪

 ドロドロに汚された、純白の花嫁衣装ウェディングドレス――
 光の失せた瞳で、ぼんやり虚空を見つめる花嫁がひとり――♪♪


 ”ああ…これで…夫のもとへ…帰れ…る…”――♪♪


 そんな花嫁の気持ちを察してか、辺境伯の老領主はニタリと笑うや――
 花嫁の股ぐら汁へ、青色の紙片を付着させた――♪♪


 ”これは女の”孕み”を確認する魔道具でなァ…ふむ…”――
 ”紙片の色が薄桃ピンク色に変化しないか……昨晩では孕まなかった様じゃなァ…”――
 ”では今晩も…”初夜権”を、行使させてもらおうかのう…イヒャヒャ…ッ”――♪♪

 ”そ、そんな…ッ、初夜権は…初婚妻の”初めて”を検めるだけなのでは…ッ…”――♪♪

 ”イヒャ…っ、そも”初夜権”は領民の貞淑と…”孕みの恵みよさ”を検めるもの”――
 ”花嫁が孕むまでが”初夜権”なのじゃ…イヒャヒャ…っ”――
 ”ああ、だがワシだけでは”孕み”まで時間も掛かろうからなァ…”――♪♪


 おお、その時、地下室にゾロゾロと現れたのは――
 薄汚い憲兵の”荒くれ者”どもなりや――♪♪

 ”憲兵どもにも手伝わす事にしよう…イヒャヒャ…っ”――
 ”これは早よう新婚妻を夫のもとへ帰そうという…領主ワシの慈悲である”――
 ”ああ、花嫁の新品ツボを、数晩で十数人もの”男”を覚え込ませてヤルのだ…”――
 ”実に心優しい領主であろう、イヒャヒャ…ッ”――♪♪

 うら若き花嫁や、絶望に涙を流して、泣き叫ぶなり――
 ”あぁ…そ、そんな……あなた…わたしは…もう…ッ…”――♪♪


 ああ、うら若き花嫁は輪姦マワされる、輪姦マワされる――♪♪
 ああ、うら若き花嫁は輪姦マワされる、輪姦マワされる――♪♪

 ◆

 再び、夜のとばりも下りるや領主館――
 獣臭が匂いただよう、薄暗い地下室にて――♪♪

 老領主や憲兵どもは、地下室を出るや晩餐の食堂へと出てゆき――
 精液まみれの寝床ベッドに置いてかれたるは――
 ドロドロに汚された、純白の花嫁衣装ウェディングドレスを身に纏いし――
 うら若き花嫁が独りなりや――♪♪


 ”くはは…っ、あの辺境伯の老君ジジィは、相変わらず”調教”好きの悪趣味ヤロウだなァ…”――
 ”を盗みに来たのだが……行きがけの駄賃だ、ヤッておくかァ…”――


 ああ、ああ、そして、夜闇の中から顕れたるは――
 救世の英雄≪女騎士アレシア≫様なりや――♪♪

 ≪女騎士アレシア≫様は、ニタリと微笑むや――
 輪姦マワされた花嫁の頬を、優しく撫でやる――♪♪


 ”くくっ…お前に”復讐”の機会を…与えてやろう…ッ”――


 ≪女騎士アレシア≫様は、ニタリと微笑むや――
 うら若き花嫁の口をこじ開け、鉄ヤスリでその歯を研ぎ始める――♪♪

 純白の花嫁衣装ウェディングドレスを小尿で濡らし――
 うら若き花嫁は泣きうめき、気を失うや――♪♪

 ◆

 三度、夜のとばりも下りるや領主館――
 獣臭が匂いただよう、薄暗い地下室にて――♪♪

 晩餐を終えた老領主が、独りやって来る――♪♪

 ”やはり何度ヤッても、嫌がる新婚妻を犯すのは”――
 ”極上の甘みがしよる…イヒャヒャ…ッ”――
 ”さぁて、今宵もたっぷり”孕み”を愉しむとしようかァ…”――♪♪

 老領主は、股間の老男根をイキリ勃たせ――
 寝床ベッドで気を失った、うら若き花嫁に近づき――
 頬を掴み、潤む唇に肉棒をあてがい、口内へねじ挿れるや――♪♪


 ”……いぎッひ…ッ!?、ぐう、この小娘ぇ…噛みよったかァ…!?”――


 醜い呻き声を漏らし、うら若き花嫁の口から老男根を引き抜くや――
 花嫁の研がれし歯が、老領主の肉棒を噛み裂きたり――♪♪


 ”お、おのれぇ…領民娘の分際がッ、孕ますだけでは済まさぬぞ…ッ!!”――


 憤慨に気色ばむ老領主は――
 地下室の扉を封じ、背後に迫る≪女騎士アレシア≫様に気づかぬ――♪♪

 ああ、その瞬間、≪女騎士アレシア≫様はニタリと頬笑み――
 老領主を椅子に座らせ、手にした革紐で縛り上げる――♪♪


 ”ぬうッ!?…お前は…まさか、四年前…あの騎士団の若造が”――
 ”手土産に寄越した…あの”女騎士”か…ッ…!?”――

 ”ほう、よく覚えていたな……その通り…あの時、半月ばかり”――
 ”お前の好き放題に調教された…その”女騎士”だよ…くははッ…”――


 ≪女騎士アレシア≫様はドス黒い頬笑みを浮かべられるや――
 椅子に縛られたまま、イキリ勃った老領主の肉棒を叩く――♪♪

 飛び散る鮮血、醜い叫び声――♪♪
 ≪女騎士アレシア≫様は微笑むと、優しく説くや――♪♪


 ”この花嫁の歯には…”ゲイボウの毒薬”が塗ってあってなァ…”――
 ”この毒で傷ついた怪我は……癒水薬ポーションでも治せないのさ…”――
 ”ちなみに…人間は体重の1/3の血液を流すと…死ぬらしいなァ…”――
 ”早くそのイキリ勃ったイチモツを鎮めねば……死ぬぞ…?”――


 ポタリ、ポタリ…ッ――♪♪
 肉棒から血液が溢れるや――♪♪


 ”さあ花嫁殿、お前の貞操を奪い、モテあそんだ老領主を”――
 ”お前のナカで殺せるが……どうだ…?”――

 ”ありがとうございます…≪女騎士アレシア≫様…”――


 ガタガタと怯えて震え出す、老領主の眼前に――
 幽鬼のごとく復讐に燃える、うら若き花嫁が迫る――♪♪

 ドロドロに汚された、純白の花嫁衣装ウェディングドレスを捲り上げ――
 椅子に座る老領主に、うら若き花嫁が跨る――♪♪


 ”や、やめろ、やめてくれ…ッ…ワシが悪かっ”――

 ”黙れクソジジイ、お前の大好きな”調教”の時間だよ…”――


 ≪女騎士アレシア≫様は微笑むと、老領主に”猿ぐつわ”と”目隠し”をする――♪♪
 うら若き花嫁も微笑むと、老領主の上で踊り狂う――♪♪

 ポタリ、ポタリ…ッ――♪♪
 ””が滴り、床に垂れる音――♪♪

 ポタリ、ポタリ…ッ――♪♪
 ””が滴り、床に垂れる音――♪♪

 ◆

 再び、ある晴れた明け方の領主館――
 獣臭が匂いただよう、薄暗い地下室にて――♪♪

 ポタリ、ポタリ…ッ――♪♪
 ””が滴り、床に垂れる音――♪♪

 ドロドロに汚された、純白の花嫁衣装ウェディングドレスに身を包み――
 椅子に縛られた老領主に跨り、うら若き花嫁がまぐわい狂う――♪♪

 ポタリ、ポタリ…ッ――♪♪
 ””が滴り、床に垂れる音――♪♪


 ”くはは…っ、いよいよ出血が…致死量に達したなァ…ッ!!”――


 ≪女騎士アレシア≫様がニタリと微笑み、そう呟いた時――
 辺境伯の老領主が、ガクリと命尽きる――♪♪


 ポタリ、ポタリ…ッ――♪♪
 ””が滴り、床に垂れる音――♪♪

 それは、老領主が座らされた椅子の隣りに置かれた――
 水桶の”水”が、床に垂れる音――♪♪


 ”くはは…っ、かつて≪第八王子クリストファン≫殿下が仰られていた通りだな…”――
 ”ブアシードの血実験……目隠した死刑囚に、自身が出血したと思わせて”――
 ”水滴の落ちる音を一晩聞かせると……出血多量に至ったと思い込み”――
 ”錯覚死してしまうとな…くはは…っ”――

 ”花嫁殿と性交する感触で、男根の出血がすでに止まっていた事にも”――
 ”老領主クソジジイは気づけなかった様だな……”ゲイボウの毒薬”なぞ存在せぬのに…”――


 ”これで…少し男根が傷ついただけの…”自然死した遺体”の完成だ…”――


 ある晴れた明け方の領主館――
 獣臭が匂いただよう、薄暗い地下室にて――♪♪

 うら若き花嫁と、≪女騎士アレシア≫様がニタリと微笑む――♪♪


 数日後、辺境伯の老衰死が公示される――
 その真相を知るは、夜逃げした花嫁と、≪女騎士アレシア≫様と――

 それを、ずっと、眺めていた≪吟遊詩人≫の少女わたしだけ――♪♪


 ◆◇◆

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