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第三章 -女騎士凌辱篇-
#050.女騎士は穢される <中>
しおりを挟む”成人の儀式”から約半年後――≪女騎士≫は全寮制の”騎士官学校”に入学した。
王国の平和を守る最高軍務機関≪王国騎士団≫――
その士官を夢見る将来有望な若者が集い、教導官から武芸や戦術論を学びながら、相互いに切磋琢磨する異世界最高峰の学舎…――それが王国立”騎士官学校”である。
そんな環境もあって、騎士道然とした威風堂々ぶりと容姿端麗にして成績優秀な≪女騎士≫は、あっという間に同期生の中で”人気者”となる。男女問わず親しい友達もたくさんできた≪女騎士≫は、これから三年間の学校生活に”やっと普通の青春が送れる”と期待に胸を膨らませた。
そんなある日、先輩寮生による”寮歓迎会”が開催された。
”騎士官学校”の根底にあるのは、徹底的な序列階級社会であり、新入寮生に欠席は許されない。気が向かない≪女騎士≫もしぶしぶ出席する事にしたのだが…――
「おっ、今回は噂の美少女≪女騎士≫ちゃんがいるじゃん、ラッキ~!」
「あーやっべ、この娘マジできもっちーぞ!?」
「おいっ今夜はその娘、ひとり”二発”までだぞ、寮の廊下まで”順番待ち”で行列になってやがる」
「おーメッチャ射精たわッ、こりゃあマジで”名器”だぜ……明日から愉しみだな!」
そして、公爵家の御曹司を中心とした先輩寮生が主催する寮歓迎会にて、飲み物に睡眠薬を混入された≪女騎士≫は――先輩寮生達に無理やり輪姦された。
ドロドロに輪姦された翌朝、名門”ハルトマン家”の悲願を知っている先輩寮生達は――”貴族令嬢の婚前淫行という醜聞は、俺達だけの秘密にしてあげるよ。だから…これからもヨロシクね?”――と、≪女騎士≫に心優しく声を掛けた。
その心優しい言葉に――≪女騎士≫は虚ろに頷き返すことしか出来なかった。
その日以降、≪女騎士≫が授業を終えて寮に戻ると――待ち伏せした先輩寮生に連れて行かれ、先輩寮生達が暮らす上層階の寮部屋をタライ回しに”貸し出し”されるのだった――。
◆◇◆
数ヵ月後…――
”騎士官学校寮”を監督する”寮監”の責任者――≪王国騎士団≫を退役した中年太りの男は、寮監室にて深い溜め息をついた。
「よもや……伝統ある”騎士官学校寮”の風紀が、ここまで乱れていたとは…ッ…」
寮監室の机上には――寮内に設置された監視&映像記録用の魔道具”投影水晶玉”がズラッと並べられていた。その水晶玉に投影されているのは――ここ数ヶ月間に撮影された”寮生達による淫行”の場面だった。
寮の部屋、食堂広間、共同浴場、廊下、階段、男子便所……――
寮生達は”淫欲”を催せば、寮内のあらゆる場所に≪女騎士≫を連れ込み――その成熟していないカラダを犯しまくっていた。
「まるで野獣だな……実にけしからん…ッ、これが世間に知れたら大問題だぞ…ッ…寮則違反で全寮生が退学処分になりかねない…ッ!!……だがワシは…君が…将来有望で成績優秀な首席候補生である事を知っている。だから”君のため”に……ワシは口を噤む事にしたのだ…ッ…」
”寮監”の中年男はそう嘆き悲しみながら――寮監室の机上にズラッと並ぶ”投影水晶玉”を虚ろな瞳で眺めていた≪女騎士≫を立たせると、尻を突き出すように両手を机につかせる。
「君も退学はイヤだろ? ならば……”真実”を飲み込むワシを労わってくれるな?」
その身に這い寄る”下心”に気づいても、≪女騎士≫は足が竦んで動けなかった。
”女騎士”の職業特技≪凌辱属性≫が――それを受け入れろとカラダに囁くのだ。
”寮監”の中年男は、背後から≪女騎士≫の腰布を脱がすと、そのぷるんとした尻肉の丸みを撫でまわす。そして、そのうら若き股ぐらにイキリ勃った男根をねじ込むと――≪女騎士≫を心ゆくまで犯しまくった。
こうして寮関係者の全員協力の下――≪女騎士≫の”秘事”は守られた。
◆◇◆
それから二年後…――
とある森の【小鬼】が棲みついた”洞窟”にて――ひとりの”女子生徒”が涙目になりながら、洞窟の出口を目指して必死に走っていた。
”騎士官学校”の最上級生による実戦演習――”小鬼退治”――。
だが、なぜかその女子生徒は”非武装”の上に――両手を縄で縛られた状態で走っていた。
「はあッ…はあッ…はあッ……!!」
(こ、こんな作戦、のるんじゃなかった…ッ…!!)
その女子生徒は薄暗い洞窟を必死に走りながら…――数時間前の”作戦会議”を後悔と共に思い返していた。
◆
――”小鬼…列車…?……何なのよそれ?”――
――”ああ……洞窟内に棲みついた【小鬼】を、”囮役”が洞窟の外まで誘き出す戦術の事だよ”――
――”なるほど、【小鬼】を貨車みたくゾロゾロ引き連れるから”小鬼列車”って作戦名なわけか?”――
――”うむ。狭い洞窟内だと、俺達の騎士武装や集団戦術も活かしづらいからな。理に適った作戦だろ?”――
――”まあ【小鬼】を誘き出す”囮役”は……”女”の私が務めるのは分かるわ。でも……どうして”非武装”の上に、両手を縛らなきゃいけないのよ!?”――
――”たしかに【小鬼】は馬鹿だが、間抜けじゃない。どんなに”女”でも、武装してたら”囮役”にならないんだよ”――
――”あぁ~なるほど、だから”村娘”っぽい服装して……”抵抗できませんよ”って両手を縛っておくのか?”――
――”あとは【小鬼】が棲む洞窟の奥で……”小水”を溢してくれば良いだけだよ”――
――”ええッ!?……どうして小鬼がいる洞窟内で…小便なんか…ッ//…”――
――”それが【小鬼】を誘き出すには……”女の小水”の匂いが一番良いらしいんだ…”――
――”なあ聞けよ。あの公爵家の御曹司がいる演習班は……この作戦で、学校創設以来の最高戦績を出したらしいぞ…ッ…”――
――”うえっ、マジかよ!?”――
――”へぇ~何だよ、あの御曹司にできる”作戦”なら楽勝じゃねえの?”――
――”ふんっ……どうせあの色目を使う生意気な”後輩”を使ったに決まってるわ…ッ…”――
――”なあ皆、聞いてくれ。今回の演習成績で”首席”が決まるんだ……”首席卒業”と”次席卒業”だと、将来性は雲泥の差だぞ? 何としても今回の演習で……好成績を残したいだろ…ッ…!?”――
――”そ、そうよね……分かったわ。その”作戦”でいきましょう…ッ…!!”――
◆
その後、作戦準備を整えた演習班は…――
無事に【小鬼】が棲みついた”洞窟”を発見する。
そして作戦通りに、男子生徒達は洞窟の外で待機すると…――両手を縄で縛り上げて”村娘”っぽい服装をした”女子生徒”が、小さな松明を持って”洞窟”の奥へと忍び込んだ。
”小鬼と遭遇したら即退散しよう”――
そう警戒しながら洞窟に侵入した女子生徒だったが…――意外にも”小鬼”とは全く遭遇しなかった。拍子抜けした女子生徒は、ある程度の奥地までズンズン進むと…――腰布をたくし上げて”小水”を地面に垂れ流した。
静かな洞窟内に、女子生徒の放尿音が鳴り響く…――。
この時のためにたっぷり膀胱に溜めてきた”小水”から、ほのかな匂いと湯気が立ちのぼる――その時だった。
洞窟内がザワめき始める――。
眠りこけていた【”小鬼”】どもが――”女の小水”の匂いに誘われて目を覚ましたのだ。
女子生徒はイヤな胸騒ぎを覚え、洞窟の出口へと駆け出す――すると、洞窟の暗闇の中から【小鬼】の獣声と足音が、ゾロゾロと背後を追いかけ始める。
女子生徒は”ヒッ”と小さな悲鳴を上げると、薄暗い洞窟道を必死に走り逃げた。
「はあッ…はあッ…はあッ……!!」
(こ、こんな作戦、のるんじゃなかった…ッ、両手がこんな状態じゃ…うまく走れない…ッ…!!)
松明を両手で掲げ持ち、デコボコの地面に何度もつまずきながら、女子生徒は涙目で必死に走った――だが次の瞬間。女子生徒の後頭部を”ゴッ”という鈍い音と同時に鈍痛が襲う。
その衝撃で地面に倒れ込んだ女子生徒は――眼前に転がる血濡れた”石”を見て、【小鬼】の投石が自分の頭部に命中した事を悟る。
そして、女子生徒がヨロヨロと上体を起こした時…――
すでにそこには――数十匹もの【小鬼】が周囲を取り囲んでいた。
醜い鷲鼻&尖り耳の狡猾顔をニタつかせた【小鬼】どもが――薄汚い腰布の下で”股間”を膨らませる。その矮小な体躯とは不釣り合いにデカい――”人間の大人”と同程度の尺ぶりを誇る”薄汚い緑肌の生殖器”に、女子生徒はカタカタと震えながら”小水”をまた少し漏らす。そして…――
「…あ……やっ…うそ……やめ…ッ――!!?」
涙目で怯え震える”女子生徒”の肉体に――【小鬼】どもが群がった。
◆
――【小鬼】――
その起源は”土精”が闇墜ちした”怪物”だと伝承されており、暗視と嗅覚を活かして洞窟に棲みつくその”生態”は原始的哺乳類――”ハリモグラ”――に似ている。
だが何より”ハリモグラ”に酷似しているのは――そのおぞましい形状をした”生殖器”である。
まるで”三叉槍”や”連装式の散弾銃”の様に、先端部分が”四股”に分かれた”おぞましい獣陰茎”――その不気味な形状は、それぞれ”四つの先端”から精子の塊を連射する事で、わずかな交尾時間でも”女”を確実に孕ませる事ができる”悪辣”の顕れである――。
”小鬼列車”が失敗してから数十分後…――
同じ演習班の”男子生徒”達が異変に気づき、洞窟の奥へと救援に駆けつけた時には…――すでに何十発もの精液を膣奥に流し込まれ、ぼってり”孕み袋”にされた”女子生徒”が虚ろな瞳に涙を垂らして待っていた…――。
◆◇◆
「まったく、お前らの考案した”小鬼列車”とかいう戦術をマネした他の演習班で……女子生徒の”被害”が続出しとるぞ…ッ…」
”騎士官学校”の教導官室にて…――
椅子に腰かけた教導官の中年男が、不機嫌そうに溜め息をこぼす。
その対面では、件の”小鬼列車”戦術を考案した――あの公爵家の御曹司を中心とする演習班が隊列を組み、頭を垂れて謝罪の言葉を述べていた。本来であれば”マネをして失敗した他班の責任”…――だが、徹底的な序列階級社会においては”臣従儀礼”こそ全てだ。
そしてその態度に――教導官の中年男は満足げに微笑む。
この事が”公”になれば責任問題になり兼ねない。そのために教導官の中年男は、闇営業の神官に金貨を握らせると――”孕み袋”にされた女子生徒達を秘密裏に堕胎させた。その費用はかなり高くツイたが…――
「くくっ…まあ良かろう。お前らは”騎士官学校”創設以来の最高成績を修めた、優秀な生徒達だ……お前らを担当指導したワシにも輝かしい功績が築けた。ほんの少しの”不幸”なぞ些事に過ぎんさ」
教導官の中年男がニタァと醜悪に微笑むと…――それに呼応して、公爵家の御曹司達もニヤニヤと微笑み返す。
「おめでとう。これでお前らの演習班が……栄誉ある”首席卒業”で確定だ。ああ…安心したまえ……お前らの可愛がってきた”後輩”は……”主任教導官”に昇進したこのワシが、たっぷり面倒をみてやるとも。わははっ…!!」
教導官の中年男は椅子に座ったまま肥満腹を揺らして大笑いすると…――足元に跪かせて、股ぐらの怒張棒をしゃぶらせていた≪女騎士≫の頭髪をイヤらしく撫でまわす。そして、その喉奥にドプリドプリと”欲望”を射精しまくった…――。
◆◇◆
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