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第二章 -エルフ凌辱篇-
#036.巫女姫は精霊を喚ぶ
しおりを挟む時は少し遡る…――。
今宵の”御褥検め”が始まってから八時間ほどが経過し、空が白みだした頃…――。
”豚媚の香炉”の焚かれた仄暗い”御褥の間”では、股ぐらを叩きつける淫靡な水音が響き渡っていた。
俺は≪巫女姫≫の蜜壺をたっぷり味わいながら、”御褥役”の仮面下でブヒブヒと愉悦に豚笑いしまくる。
いま俺の眼前には――白無垢装束を剥ぎ取られ、白雪のごとく艶肌の裸体を晒したトビっきりの美少女エルフが、目隠しした淫靡な姿で”快感”に身をよがらせ喘いでいるのだ。ぶひひっ!
ここ数日で手籠めにしてやった”巫女エルフ”共もなかなかの”褥”だったが……この≪巫女姫≫の蜜壺は、≪黒曜耳長≫にも並ぶ素晴らしい名器だなあ!
つぶつぶカズノコ天井の蜜壺、そのひと粒ひと粒から豊潤な魔力が滴りあふれ、咥えた男根をじゅわりとクスぐりしゃぶり上げるのだ。こんな具合のいい苗床には、たっぷり種を撒かねばもったいない。この新品感がタマらんなぁ~ぶひひっ!
次の瞬間――ボゴボゴと膨らみ上がった豚睾丸袋で、グツグツと熟成された白濁液が、再び豚陰茎を奔り抜けて≪巫女姫≫の蜜壺に噴き出されていく。
≪巫女姫≫はビググンと腰を跳ね上げると、裸体をゾクゾクと悦楽させる。ぶひひっ素晴らしい!
ちなみに≪巫女姫≫が蜜壺に塗っていた耳長族秘伝の”孕み除け”は――俺が八回ほど射精した時にハチ切れてしまった。俺の欲望汁を包み防ぐには、”孕み除け”の塗布量が全然足りなかったなあ?
だが【豚頭鬼】になってみれば、”避妊交尾”もなかなか”乙なもの”であった。
射精量が自慢の【豚頭鬼】としては、射精量を可視化できる白濁液の”水風船”は凌辱向きなのかもしれない。ホカホカどろどろの白濁”水風船”を次々と射精して、裸体の上に並べて置いていった時の≪巫女姫≫のトロけ震える姿は見モノだったなあ~ぶひひっ!
最後の”孕み除け”あり射精時、≪巫女姫≫の肉壺内で”孕み除け”が”ぱつんっ”と弾けた瞬間の怯え惚ける≪巫女姫≫は淫靡そのものだった。ぶっひひぃ~!!
ああ、≪巫女姫≫の艶姿を想起していたら、またせり上がってきたなあ?
俺は≪巫女姫≫の下腹部で”チリチリ…ッ”と点滅する”淫紋”を撫でながら豚笑う。
さすがに上位加護≪精霊神の寵愛≫を授かる”巫女姫”級にもなると、下位加護≪精霊の寵愛≫を授かる”巫女”より数段以上【抵抗判定】が高水準のようだ。この様子だと”淫紋”の定着には時間を要するだろうが……ぶひひっ、すでに十一名の”巫女”全員と、≪神殿宮≫を守護する女親衛隊の半数以上は、俺様の”女”に墜ちている。
今宵から”精霊王の戴冠儀式”までの三日間、この”御褥の間”は≪黒曜耳長≫の”長老”権限で封鎖させる予定だ。三日三晩もあれば、この美少女エルフ≪巫女姫≫に”淫紋”をみっちり定着させられるだろう。ぶっひひぃ~!!
俺は”御褥役”の仮面下で再び豚笑いすると、さあ美少女エルフの蜜壺にたっぷり豚精液を注ぎ込んでやろうと巨体躯をぶるりと武者震いさせる――その時だった。
――≪……、起きて……≫――
幽界に澄み渡るような、神聖な言霊の響き…――
ここ数日、俺は加護≪異世界言語・全≫を応用した”豚鼻唄”で、エルフ達の≪精霊語≫を妨害していたのだが――何なんだこの言霊は、神格が高過ぎて”豚鼻唄”が効かないぶひっ!?
――≪……あぶないよ、起きて……≫――
仄暗い海底から、朝陽輝く青天の雲に昇るような”清浄”…――
これはまずいな。
不測の事態に際し、俺は即時撤退を決断する――だがその時。
「…―っ…―≪精霊憑依≫―…―」
意識を朦朧とさせた≪巫女姫≫が何とかその言葉を紡ぎ出す。
その瞬間…――≪巫女姫≫が黄金閃光に抱擁された。
◆◇◆
その突き刺さるような黄金閃光に、俺の着けていた”御褥役”の仮面がピシリとひび割れ、崩れ落ちる…――その仮面の下には、事態急変に焦りを見せる【豚頭鬼の王】の豚顔があった。
ぶひぃ~しまったッッ!!
まずいぞ、耳長族の至宝≪巫女姫≫に”精霊憑依”されてしまったッッ!!?
――”精霊憑依”――
それは精霊より加護を授かった”巫女”のみが会得する精霊秘術――。
精霊と魂魄同調する事により、精霊魔法の権能を数段階も引き上げる耳長族の秘奥儀だ。特に筆すべきは……”精霊憑依”による【抵抗判定】の超強化だろう。
≪黒曜耳長≫達がもたらした情報によれば、下位加護≪精霊の寵愛≫を授かる”巫女”ですら【抵抗判定】が数段階も強化される。
そして上位加護≪精霊神の寵愛≫を授かる”巫女姫”に至っては――”敵性効果に対する絶対耐性=完全無効化”――を顕現させるのだ。何というチートぶひ!
だが”敵性効果に…”というのが重要だな。”あらゆる効果に…”だと、友軍の回復&支援魔法なども受けれなくなる。敵味方がハッキリ別れるゲームと異なり、現実世界ではこの様な”線引き”がされたのだろう……そしてそこにこそ攻略の”穴”があった。
今回の俺が≪黒曜耳長≫の仲介で”御褥がわり”として接近したのも、≪巫女姫≫に”敵性認定”させないまま凌辱するための作戦だったのだが――今回は失敗のようだッ!!
次の瞬間――≪巫女姫≫の下腹部で”チリチリ…ッ”と点滅していた”淫紋”が、スッと消滅してしまう。ぶひぃ~おのれぇ、ようやく癒着しかけた”淫紋”がパアになっちまったッ!!
”精霊憑依”――実はちゃんと見るのはこれが初めてだ。
なぜなら”精霊憑依”を見るような事態になれば――俺は”即死”だと考えていたからだ。
そのために今回の≪耳長族の隠れ里≫攻略戦でも、あらゆる手段を講じて”精霊憑依”されるのを未然に妨害してきたのだが……作戦失敗となれば即時撤退しかあるまい。ぶひぃ!!
俺は悔しさに豚鼻を唸らせながらも撤退に向けて、豚陰部を≪巫女姫≫の蜜壺から引き抜こうとする――が。
『ぶ、ぶひぃ!? ぬ、抜けないだとォ!!?』
≪巫女姫≫のつぶつぶカズノコ天井の蜜壺から膨大な魔力が溢れ出し、そのひと粒ひと粒がまるで”吸盤”のように豚陰茎を吸い付いて離さない。これは……まずいブヒッ!?
「あぁ…そんな……殿方様は…オークだったので…すね……」
気づくと【豚頭鬼】の股ぐらとまぐわっていた≪巫女姫≫が…――黒帯状の”目隠し”を剥がし取り、俺のことを静かに見つめていた。
その麗しい紫水晶色の瞳は悲しみに潤み、ツーっと涙の雫が頬を流れていく――。
ぶひひっ自分を玩んでいたのが”醜い豚”と知って悲しいのだろう。本来なら”股間”のアガりどこなのだが……今はそれどころではないぶひっ!
ぶひぃ~あの≪黒曜耳長≫ですら”豚の凌辱”と知った時は一瞬顔色を曇らせたというのに、この美少女エルフは思ったより取り乱していない。どうやら”精霊憑依”による精神安定効果が働いている様だ。おのれぇ~付けいる隙がないぞお!
『……ぶひぃ?』
その時だ――≪巫女姫≫がつるつる艶肌のむっちり両足を、俺の腰に抱き締め回した。俺の股ぐらがより深く≪巫女姫≫の蜜壺に挿入され、みっちり固定される。性交体位”中出し固め”――所謂”だいしゅきホールド”の状態だ。ぶひひっ思わず豚笑いが出てしまうなあ!
「わたしは”巫女”ゆえに戦闘技能はございません……ですが、この状況であれば……殿方様を倒す術はあります…っ…」
≪巫女姫≫がそう告げた瞬間――美少女エルフの裸体が再び黄金閃光に淡く輝き始める。ぶひひっ!?
「……んっ//……はぁ…はぁ…っ…あなたは……”精霊王の器”なくして、精霊憑依した”巫女姫”の寵愛を…受ければ……どうなるか御存知ですか?」
『ぶっ…ひひ…ッ!!?』
精霊神より最上位加護≪精霊神の寵愛≫を授かる、今世に唯ひとりの者”巫女姫”――その大いなる”寵愛”を享受できるのは、今世の”精霊王”のみと伝承される。
”精霊王”を継承する資格なき者が”巫女姫の寵愛”を受ければ…――その膨大な”寵愛”が殿方の身に流れ込み、全身の”魔力回路”と”男根”を爆ぜさせ死に至ると云う。万一に生命を取り留めたとて一生”不能”は免れえぬ……ぶっひぃ~これはマズイぞお!?
「……”性豪”だけが取り柄の…哀れな”豚の化け物”……わたくしでの腹上死であれば……本望でございましょう…っ…//」
次の瞬間――豚陰茎を包み呑み込んでいた≪巫女姫≫の蜜壺が激しくうねり始める。つぶつぶカズノコ天井から溢れる膨大な魔力が、あらゆる方向から”暴風嵐”のごとく男根をねぶり上げてくる。
ぶひひっ~まるで”全自動オナホ”のような極上快楽っ、これはマズイ……先ほどまでアガッてきていた豚精液が、ムリヤリ豚竿から吸い上げられるッッ!!?
「……はあぁ…//……くっ…これに…一瞬でも…恋い焦がれた自分が…憎らしい……んぅ…っ//……邪まなる…醜き豚怪物よ……せめて…わたくしのナカで果て……黄泉に召されなさい…っ…!!」
『ぶっ…ぶっひひぃ~~~~ッッ!!?』
そして次の瞬間――黄金閃光に輝ける≪巫女姫≫の蜜壺のナカへ……【豚頭鬼の王】のあまねく精子と生命力が、股間から噴き出し、絞り摂られた――。
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