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第二章 -エルフ凌辱篇-
#029.ダークエルフは種付けされる
しおりを挟む『ぶひひっなるほど、耳長族の種族特性≪精霊契約≫による権能――≪精霊語≫――、幽界の”精霊”に対して”器”と成る”魔力”と”命令”を捧げ伝える”精霊魔法”の始動詠唱というやつか?』
「……っ!?…ほう、豚のクセに随分と博識じゃないか…と言っても、今から細斬れにされるクソ豚には関係ない事だがな…っ!!」
勝利を確信した≪黒曜耳長≫が俺を睨みやった瞬間、室内に渦巻く閃光緑風がさらに唸りを鳴らし吹き荒れる――まあ、それでも俺様に”敗北”は無い。ぶひひっ残念だったなあ?
「…な…何を笑っている…っ!?」
『ぶひひっ、お前らの敗因は……【豚頭鬼の王】の恐ろしさを知らなかった事だな――≪風の精霊どもよ、お前らの役目は果たせり。安らぎの寝床へと戻るがいい≫――!!』
俺様が≪精霊語≫を語り、上級風精霊への”命令”を上書きする――次の瞬間、室内に吹き荒れていた”緑風”が瞬く間に消失した。
その光景を目の当たりにした≪黒曜耳長≫は……絶望に戦慄する。
「そ…んな…どうして貴様が…≪精霊語≫を話せる…っ!? それに…連接九小節による十八小節詠唱だと…っ、そんなの耳長族ですら不可能だ!! なぜ貴様が…あそこまで”精霊”と意思疎通できる…っ!?」
『ぶひひっ理由は至極単純……お前よりも俺様の方が【神の寵愛】と【魂の位階】において圧倒的優位にある。ただそれだけだ』
――【神の加護】≪異世界言語・全≫――
本来は地球出身の”異世界転生者”である俺――≪畑山大地≫が、異世界言語圏の王族≪第八王子≫として生きるために女神様が授けてくれた【加護】だったが……ぶひひっ【豚頭鬼】に堕ちた事でその効果が”人間語”限定ではない事を知れた。その時点で、≪精霊語≫の修得も、”精霊”の絶対使役も、”俺様”には実に容易いものだった。
「そ…そんな…バカな……」
”耳長族”の権能を踏み躙られ、精霊魔法を改竄される圧倒的な力負け――その事実に≪黒曜耳長≫は絶望する。
ぶひひっそうだろうなあ、”耳長族”最高戦力の絶対強者であればこそ理解してしまうのだ……彼我における【魂の位階】の圧倒的Lv差、その覆しがたさを。
さて、そんな絶望する褐色美女を凌辱するのも、また一興だなあ~ぶひひっ!
『ぶひひっ……”右”と”左”、どちらがいい?』
◆
「…っ…な、何を言ってる…んだ…っ」
恐怖を噛み殺そうと、≪黒曜耳長≫が必死に睨み返す。
その震える唇が逆に”そそる”なあ~ぶひひっ!
『ぶひひっ聞こえなかったか? ”右の卵巣”と”左の卵巣”、どちらから孕ませて欲しいかと聞いたのだ』
「……な…ッ!?//」
その瞬間、白濁液でドロドロに濡れた≪黒曜耳長≫の股ぐらに乗せていた豚陰茎がドグッドグッと脈動し始める――と、螺旋状に捩じれていた豚陰茎の先端部分がめりめりぃと勃起し、まるで葡萄酒瓶の開栓器のような螺旋階段状に渦巻くおぞましい形状に変貌する。
「…ひっ…!?…な、何だそれ…は…っ」
『ぶひひっ、この螺旋状に捩じれる豚陰茎はなぁ……肉壺の最奥にある”子宮頸管”に豚陰茎を直接挿入して、”女”の子宮袋に豚精子をたっぷり注ぎ込むためにあるぶひぃ!』
ぐっちゃり濡れた≪黒曜耳長≫のまんぐり蜜壺に、豚陰茎をぶりゅりっと再び挿入する。捻じ入れた豚陰茎の螺旋状亀頭が、膣肉をむりむりと抉りながら進み――子宮頸管を”ぷりゅり…”と通り抜ける。
「…ぁ…っ…ひうっ!?❤…あ…ぁ…まて…どこまで入る…つもりだ……や…やだ…やめ…ろ…っ❤」
≪黒曜耳長≫が涙に瞳潤ませ、恐怖に震える……ぶひひっタマらんなあ!!
豚陰茎の先端で子宮袋をぶりぶりぃと捏ねくり回した後、その奥に秘された卵管を探り当てる。そのまま豚陰茎の螺旋亀頭が卵管を”ぶりゅりゅ…”と拡げ進むと――≪美人妻≫の”施術”でほっこり温まった卵巣を、豚陰茎の先端で”どちゅっ”と叩きつける。
その瞬間――≪黒曜耳長≫の褐色艶肌の下腹部に、”淫紋”のドギツイ赤黒閃光が”ヂカッヂカッ❤”と点滅しまくり、ビクンッビクンと全身を快感に痙攣させた≪黒曜耳長≫が甘息絶叫する。
『ぶっひひぃ~どおれダークエルフの卵巣にたっぷり豚精子を直接注入してやろう! 俺様の遺伝子をたっぷり受け留めるがいいぶひぃ!』
豚頭鬼の巨体躯がぶるんぶるんと弾むように躍動する度に、≪黒曜耳長≫のまんぐり股ぐらに豚陰茎が根元までズッポリと叩き込まれる。
ぶっとい豚陰茎が”ずぽぉ…ずぽぉ”と出し入れされる度に、≪黒曜耳長≫の蜜壺を満たしていた白濁液が、ハメ潮と共に”びゅぷ…ぶぷぅ”と溢れこぼれる。
とその時――≪黒曜耳長≫のむちむち桃尻をびたんっびたんっと叩きつけていた豚睾丸袋がボコボコォとラグビーボール程に膨張し始める。
『ぶひひっ【豚頭鬼の王】は文字通りの≪無限性豪≫……お前が確実に孕むまでぇ、何十回でも、何百回でも、種付け射精してやるからなあ!! そしてお前が”絶頂”をキメた時……お前は俺様の”女”に堕ちるのだあ! ぶっひひひぃ~!!』
「…ひぐっ❤…あぁ……やだ…やめろ…豚の”女”になんて…なりた…くな…ぃ、…っ…い…いやぁ……」
次の瞬間、豚頭鬼の巨体躯がぶるぶると震え上がり……≪黒曜耳長≫の蜜壺にずっぽり挿入されていた豚陰茎がボゴンッと膨らみ、何かがせり上がった――。
「……いっ❤、いやあああぁぁ……っ!!?❤」
◆◇◆
「――失礼します」
≪女将校≫がその部屋に足を踏み入れた瞬間、黒革の軍靴が”にちゃ…”と何かの粘液を踏みつけた。
決して狭くはない部屋の床一面に広がる白濁液――それが”豚精液の水たまり”だと気づいた時、これを”ひとりの女”が呑み込んだのかと……≪女将校≫はゾクリと背筋を凍らせた。
爽やかな小鳥の囀りが聞こえる。
静かにその部屋を見渡せば……窓から差し込む朝陽が、濃密な”交尾臭”を醸した湯気をモワッと明るく照らしている。
脳漿がグラつくほど淫靡な”交尾臭”――それを鼻腔いっぱいに吸い込んだ≪女将校≫は、腰くだけでヘタリ込みそうになるのを必死に我慢する。
『ぶひひっ≪女将校≫か、どうしたぶひ?』
部屋の中央に仁王立ちしていた【隻眼の豚頭鬼】が悠然と問い掛ける。
その屈強な巨体躯にドロドロと噴き出た豚汗を、≪美人妻≫に舐め取らせながら。
「はっ。媚薬入りの”蜂蜜酒”を大樽八つ、予定通り明日までに準備できます。その他の備品も手筈通りであります」
『ぶひひっそうか。ならば計画通りに三日後……”魔の森”最奥の秘境にある≪耳長族の隠れ里≫に侵攻するぞ! 万事抜かりなく進めるぶひっ。ああ、今からメスエルフ共の甘蜜を搾り飲むのが愉しみだぁ~ぶっひひぃ!!』
隻眼の豚頭鬼はそう高らかに豚笑いすると、≪美人妻≫の肩を抱きながら部屋を出て行く。いまだ鎮まぬ”気”の昂りを――≪美人妻≫の肉体に吐き出すのだろう。
『ぶひっ、そこの”女”を介抱しておけ。今回の作戦でたっぷり愉しむ事になるからなあ、ぶっひひぃ~!!』
「はっ、了解であります」
≪女将校≫は軍靴の高踵をカッと鳴らして敬礼すると、敬愛する”隻眼の豚頭鬼様”の退室をうっとりと静かに見送った――。
そして――、
部屋に残された≪女将校≫は、寝台の上で仰向けに寝ているひとりの”女”――≪黒曜耳長ダリエ≫を仄暗い瞳で見やった。
耳長族の中でも美麗を誇る艶やかな銀髪や褐色肌の肉体は、その全てがべっちょりと白濁精液にまみれている。魅惑的な乳房や太ももには豚頭鬼の”愛撫の痕跡”がたっぷりと刻まれ、甘くトロけた吐息と共に渦巻く”悦楽の余韻”が、蛙の様にダラしなく拡げた股ぐらや足指を”ぴく…ぴくっ”と痙攣させ続ける――
そして、豚精液でボテ腹に孕まされた下腹部には――どす黒い瘴気を纏う”赤黒い紋様”が刻まれていた。
(……これだけ濃ければ、もう拭えまいな)
肉壺から豚精液を逆流射精させながら、アヘイキを繰り返す≪黒曜耳長≫を眺めて――≪女将校≫は心の中で呟いた。
――”安心しろ、オークキング様の凌辱に終わりはない”――
「…あへぇ…❤…オークしゃま…ぁ❤…もっとぉ…豚精液くだしゃ…いぃ…❤」
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