17 / 74
幕間Ⅰ -女だけの村-
#017.行商人は奸計をめぐらし、獣耳娘は酔いどれる <Ⅲ>
しおりを挟む「おふぅ~何と素晴らしい肉壺だあっ。しかし分からんもんですなぁ……まさかあの美しい奥さんを抱ける日が来るとは、むははっ!」
噛み殺したような”女”の甘ったるい息遣いのなか――
応接室の長椅子をギシギシと軋ませながら、小太りの≪副会頭≫が肥えた股ぐらを≪美人妻≫の肉壺に激しく叩きつけ、ぱごっぱごっと淫靡な水音を響かせる。
長椅子の上で両足を揃えて肉体を横向きにさせられた≪美人妻≫――両足を閉じることでその肉壺はさらに締まり上がり、それを押し拡げて出入りする肉の感触がいつも以上に彼女の快感を刺激する。
衣服を乱され、ぶるんと乳房をさらけ出した上半身は、≪副会頭≫が揉みしだくために仰向けに捻じられ……小太り禿げ頭の≪副会頭≫から噴き出る脂汗がボタボタと垂れ散らかしている。
初めは”おぞましい…”と感じていた、ふっくらした丸尻や太ももに小太り男の睾丸袋がびたんびたんっとぶつかる感触も……快感が下半身を波打つうちに心地良くなっていき、今や≪美人妻≫の脳漿はねっとり快楽に蕩けだしていた。
「んっ…んぅ…あっ、あんっ……は、早く…済ませて…っ…娘に気づかれちゃう…っ…❤」
≪美人妻≫は甘声を押し殺しながら、震える指先で≪副会頭≫の肥えた腕に触れて懇願する――だがそれは逆に淫靡に過ぎた。
「むほほう! そんなこと言いますがぁ~奥さんの肉壺はねっとり愛蜜を垂れ流してしゃぶりついてきますぞぉ? そぉらそぉら!」
「…っんうぅ…っ//…ああっ…あっ…はぁん…っ❤」
さらに興奮状態となった≪副会頭≫が、≪美人妻≫のムッチリした太ももをグッと掴むと片足だけ抱き締めるように持ち上げる。
≪美人妻≫の両足が”Y字開脚”の様に開かれると……締め上げていた肉壺がふわっと緩まり、小太り男の腰打ちが激しさを増す。
≪美人妻≫は漏れる喘ぎ声を必死に堪えながらも……≪副会頭≫に抱き締められた片足を指先までビンビンに伸ばし、迫りくる甘イキを必死に堪える――とその時だ。
誰かが廊下を歩いて、こちらに近づく足音が聞こえてくる。
「ル、ルシア? だめよ、今は来ないで…ぇ…❤」
傍から見れば、≪美人妻≫のむっちりした両足は”Y字開脚”の様にガバッと開かれ、蜜液に濡れてブクブクと粟立つ肉棒と肉壺の”接合部”が丸見えとなっている。その事に気づいた≪美人妻≫はサァッと顔色を青ざめさせる。
「お、お願いぃ…いったん止めて…娘が来ちゃう…っ!❤」
「おほう。あの綺麗な”お譲さん”ですなぁ? 良いじゃないですかぁ、娘さんにたっぷり見せつけて”性教育”といきましょうぞっ。むほほっ!」
「あぁお願いっ、本当にやめて…あぁ…いやっ…だめぇ…っ…❤」
さらに激しくなる≪副会頭≫の前後運動――叩き込まれる肥えた肉棒。
若い娘とは違い、肉壺の成熟した≪美人妻≫にとっては逃げ場のない快楽。全身に伝播する快感が≪美人妻≫の理性を灼き尽くし――そして応接室の扉が”ガチャリ…”と開いた瞬間、≪美人妻≫は絶頂感と共に”ぷしゅ…ぷししぃ…❤”と大量の潮を吹き散らした。
「…あ…あぁ……あひ…ぁ…っ❤」
「うわぁ凄ぇ~な。ちらっと見た時から、エロイ肉体した奥さんだなぁ~ヤリてぇなぁ~と思っちゃいたけどよっ。まさかここまでエロイとはねぇ~?」
≪美人妻≫は霞む意識の中で――応接室に入って来た”人影”をぼんやり見つめる。
それは娘ではなかった。
ガラの悪そうな野盗崩れの男冒険者が二人――なぜか二人とも下半身を剥き出しだ。そしてその股間にぶら下がる不快なイチモツは――どろりと粘液に濡れていた。
脳内をちりちり焦がす様な不安に、≪美人妻≫は少しずつ意識を取り戻す。
「おほう。何だぁ~お前たち、そっちで楽しむんじゃなかったのか?」
「へへっ、まあまあ≪副会頭≫の旦那ァ、かたい事は言いっこ無しだぜ」
「そうそう、せっかくこんな上玉なんだしよ。こっちも少し味見させろって!」
「むふう。まあ”危険手当”の後払いだからな、少しは色をつけるか……む、もう一人はどうした?」
「あいつは”人妻”より”若い娘”がイイって、今もあっちで腰振ってまさぁ~」
「いやぁ~あの娘もかなり具合良かったですぜ。旦那も少し遊んでみたらどうっすか?」
「おほう。それもそうだな、奥さんに似て”娘”のほうもベッピンだからなぁ!」
≪副会頭≫はニタリと笑うと、≪美人妻≫の肉穴から白濁した肉棒をどぅるりと引き抜く――その瞬間、≪美人妻≫からドロリと精液が溢れ流れる。
≪美人妻≫は腰くだけの下半身を必死に動かそうとして、ずるりと長椅子から絨毯敷きの床にへたり込む。
「あ、あなた達、娘になにを……」
その問い掛けに≪副会頭≫と冒険者の男二人は、ゲラゲラと下卑た笑い声を上げる。そして再びおぞましく勃起させた三本の怒張棒を、≪美人妻≫に見せつける様にしながらジリジリと近づいてくる――
「不用心ですなぁ奥さん。ここは――”女だけの村”――ですぞぉ? 警戒もせずに”男”を招き入れるからこうなるんですなぁ……むははっ!」
10
お気に入りに追加
509
あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
果たして、阿宮は見知らぬ世界でどう生きていくのか————。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる