9 / 9
9.奴隷をスライムまみれにする日(中編)。(新婚生活30日目)
しおりを挟む大好きな奴隷ちゃんと婚姻を結び、ちょうど「30日目」の宵の頃。
初めて夫婦で味わった「口内愛撫」の淫らな余韻に浸る中、
いよいよ奴隷ちゃんを「スライムまみれ」にする時が来る――
と、その前に「男」にはするべき事がある。
「口内愛撫」をしてくれた女性へ感謝の接吻をしよう。
「口内愛撫」した後の女性との接吻を嫌がる男性は多い。いや正直その気持ちは凄く分かる……女性の愛液は舐めれても、男性の(例えそれが自分のものでも)精液を口にするのは筆舌に尽くし難い忌避感がある。故に自分の精液まみれになった女性と接吻するのは……正直、躊躇してしまう。
しかし考えてほしい。男性の精液は凄く苦くて喉越しが悪い(らしい)。それを女性が口に含んでくれるのは、ひとえに「愛」あればこそだ。女性が示した「愛」を無碍にするのは横暴だ。「愛」には「愛」で返すべきだと思う。
だから俺は、奴隷ちゃんを抱き寄せると接吻をする。
優しくたっぷりと、舌先で唇や口内を舐め回しながら、何度も何度も――
最後に奴隷ちゃんの耳元で「凄っく気持ちよかった…ありがとね。愛してるよ」と感謝の愛言葉を囁く。
奴隷ちゃんは顔をとろんと赤らめると「ま、またしてやっても…いいぞ…//」ともじもじ呟いた。
ああ、奴隷ちゃんは本当にいい娘だなぁ……。
◇ ◇ ◇
それでは本題に戻って――奴隷ちゃんと『ローションプレイ』を楽しもう!
まず、極上の愛遊戯『ローションプレイ』を楽しむには幾つか鉄則がある。
一つ目は「焦らずに、じっくりと楽しむ事」である。折角いつもは味わえない肌触りや温もりが楽しめるのだ。恋人との肌の触れ合いを楽しむ「心の余裕」を持つべし。すぐに合体挿入とか、先にひとりだけ果てると勿体無いぞ?(←前編ブーメラン)
二つ目は「べったり触り過ぎず、フェザータッチも楽しむ事」である。いくら粘液がぬるぬる気持ち良くてもペタペタと手のひらで撫でるだけでは能が無い。そこで『フェザータッチ』――羽毛で優しく撫でる様に触れる愛撫テクニックの登場だ。五本の指先を使い、うぶ毛に触れるぐらいの絶妙な距離感でゆっくり撫でる……その真骨頂は“焦らし”にあり、『フェザータッチ』のじれったい愛撫は女性の感度を増幅させるので『ローションプレイ』とも相性が良い。是非やってみよう。
そして三つ目は「連想性感帯を楽しむ事」である。女性の場合、性的快感を得られる「性感帯」は一般的には陰核(クリトリス)・陰唇(恥丘)・膣口・乳首・乳房等と言われるが、実は興奮状態になると全身が性感帯に成りえる。普段はくすぐったいと感じるのに性交中だと性感に変わる部位――それが『連想性感帯』である。
一般的な『連想性感帯』は神経が集中する首筋・背中・耳・脇の下・脇腹・おへそ・内もも等と言われるが、実際には個人差が生じやすい。なぜなら『連想性感帯』は「脳の学習」により開花するからだ。「性感帯」と同時に触れて刺激を与える事で『連想性感帯』は開発される。何も開発していないとくすぐったいだけで性的快感は得られず、無理強いすれば苦痛になるだけだ。他にも例えば「足の指を舐める行為」は『連想性感帯』の開発ではあるが、男女共に拒否感のある者も多い。
この様に『連想性感帯』の開発には「夫婦の性癖・相性の良さ」が大事になる。
一見すると手間にも思えるが、ひとたび開花すれば女性の性的快感は倍増するし、女性の『連想性感帯』を開発する事は男性の支配欲も大いに満足させる。夫婦の愛のためにも『連想性感帯』の開発はオススメである。
(ちなみに奴隷ちゃんの『連想性感帯』はたっぷりと開発済みだ。特に弱い(好きな)のは「耳」、次に「首すじ・うなじ」「足の指先」「背中」の順だね。れろれろと舐め回すと可愛い声で身悶えするのが最高にかわいい)
で、そんな『連想性感帯』の開発にも『ローションプレイ』は最適だ。普段とは異なる肌触り・温もりが『連想性感帯』を大いに刺激してくれる。すでに開発済みなら尚のこと『連想性感帯』を愛撫して楽しもう。ずばり「性感帯」より『連想性感帯』を愛撫する事にこそ『ローションプレイ』を楽しむ神髄があると思われっ。
「さ、奴隷ちゃん。こっちにおいで」
「……ん//」
俺は奴隷ちゃんの腰に手を添えると、奴隷ちゃんを優しく抱き寄せた。
さあ、たっぷりと奴隷ちゃんを愛でるぞ――!!
■夫婦愛を深める! 極上の愛遊戯『ローションプレイ』基本講座!
(男性から女性へ塗ってあげる編)
【1】女性を濡れ床にうつ伏せで寝かせる。
今回は『マットプレイ』を楽しみたいので、奴隷ちゃんを寝かせた状態で始めようと思う。
まずは濡れ床の頭を置くところに、枕として折り畳んだタオルを敷く。髪などが粘液でドロドロに濡れるのを防ぎ、且つ寝心地を良くするためだ。こういう気遣いが愛遊戯を心ゆくまで楽しむのに大切である。尚、タオルはこの後もたくさん使うので多めに用意しておこう◎
俺は奴隷ちゃんが滑らない様に支えると、ゆっくりと濡れ床に寝かせた。いそいそと奴隷ちゃんはタオル枕に顔をうずめると、そのまま枕を包む様に両手でぎゅっと抱きかかえる。もう俺の嫁かわいいなぁ。おい枕、俺とそこ代われ。
【2】女性の「腰→背中→首すじ」に粘液を塗る。
俺は人肌に温めた『スライム・ローション』を両手にたっぷりと掬い取ると、奴隷ちゃんの腰のくぼみにとろーっと垂らしていく。
奴隷ちゃんは粘液が滴り落ちる感触にぴくんと少しこそばゆそうに身じろぎした。が、じわじわと広がる粘液の温もりに心地良さを覚えたのか、そのうち安堵するように身体を弛緩させた。かわいい。
わざと戯れにお尻の谷間にも粘液をとろりと垂らすと「ぁ…//」と小さく声を漏らし、お尻のえくぼがきゅっとなる。えろかわいい。
俺は手のひらで奴隷ちゃんの腰を優しくぬるぅと撫でる。
ああ、奴隷ちゃんのしなやかな腰をぬるぬる塗ってると俺の方も気持ち良い。俺は「すべすべで気持ちいいよ」と耳元に甘く囁きながら奴隷ちゃんの腰を優しく撫でまくる。そして濡れた両手を腰から脇腹へぬるぅと滑らせると、脇腹から脇下へゆっくりと撫で温める。次に横腹から背中へ濡れ手を戻すと、肩甲骨のくぼみを撫でり、首すじや両肩も揉みほぐす様に愛撫する。奴隷ちゃんも気持ち良いのか「はぁ…//」と艶な溜息を漏らした。
「背面」は筋肉が多いわりに動かしにくく、老廃物や筋肉のコリが溜まりやすい。逆に言えば、温かい粘液で揉みほぐし血流を良くすると全身がぽかぽかと温まりとても心地良くなるのだ。(そして性感も高めてくれる!肩甲骨沿いのツボは胸・脇下の神経と繋がっているので揉みほぐすと胸・脇下の感度が上がり、腰・お尻を揉みほぐすと下半身の血流が良くなり陰部が濡れやすくなるらしい。わくわく♪)
俺は奴隷ちゃんのやわい肉感を堪能する様に何度もぬるぅと愛撫しまくる。ああっ最高に幸せだ。
奴隷ちゃんの背中がしっとりと粘液に濡れそぼる。
ぬるりと滴る艶肌が、俺の欲情を煽るけども今は我慢だっ。
俺は愛撫していた両手を奴隷ちゃんの艶肌からスッと離すと――わざと少し間を空ける。うつ伏せ状態の奴隷ちゃんに俺の動きは見えない。時間と死角を使った“焦らし”が「次は何をされちゃうの…」という興奮を与え、性感を最高潮に煽る。
俺は奴隷ちゃんのお尻と腰の境目にあるくびれに、軽く指先だけで優しくそっと触れる。その瞬間、ぷりんと丸みのある美しい桃尻がぴくんと痙攣し、奴隷ちゃんが「ん…//」と甘く息を漏らす。えろい。
俺はぬるぬるに濡れた両手の指先で、奴隷ちゃんの腰周りに軽く触れながら羽毛で優しくなぞる様にそわそわと愛撫する。(わざと焦らす様に、なだらかな桃尻の膨らみにはぎりぎり触れないでおく)
腰や脇腹をくすぐる様に掻き撫でると奴隷ちゃんが腰尻を震わせて「…ぁ…っ//」と悶えるのが嬉しい。
円を描く様に脇腹をくりくり愛撫していた両手を再びスッと離す。呼吸する様に前後にひくつく腰がえろい。
そして俺は桃尻の谷間が始まるくぼみに指先を入れると――腰から首すじに通る一本の背筋に沿って(下から上へ)ツーッと舐める様に撫で上げる。するとゾクッとした快感が走ったのか、奴隷ちゃんが思わず背をのけぞり「んぅ…//」と喘ぎ声を漏らす。ああったまらん。俺は夢中で奴隷ちゃんの色っぽい首筋・つるんと丸い肩先・肩甲骨のくぼみをくすぐる様に優しく撫でり、ひくんひくんと痙攣する奴隷ちゃんを愛でる。ひとしきり撫でり、首筋から桃尻へ一気にぬるーっと指先を滑り下りると「んぁ…っ//」と奴隷ちゃんが小刻みに腰尻を揺らす。もうったまらん愛らしさだ。
最後の仕上げに、俺は幾つかの「ツボ」を刺激する。
まずは首すじと肩の境目辺りを親指で十秒ほど押して離すを繰り返し、そのまま肩甲骨沿いも揉みほぐす。胸や脇の下の感度を高めるツボだとも知らず、奴隷ちゃんはうっとり気持ち良さげだ。かわいい。
次にお尻と腰の境目にある「仙骨」というツボを優しく押す。「仙骨」とは背骨を支える骨盤上部の逆三角形の骨で、動脈血管や副交感神経の通り道になる大事な部位だ。ここをよく温め揉みほぐすと骨盤の血液循環が高まり……「陰核(クリトリス)」が敏感になるらしい。もともと感じやすい陰核が敏感になればその感度は凄まじく「女を欲情させるツボ」とも言われる。男性の勃起不全を治すツボとされ、逆に言えば女性の陰核を勃起させる効用もあるとか。今まさに奴隷ちゃんが男根の如く陰核をぷっくり勃起させているかと思うと……すっごく興奮する。ごくり。
最後に腰の一番くびれた部分(おへその裏側)の背骨から指2本分外側にある「腎兪」を優しく指圧する。腰痛の時にトントンとよく叩く「腎兪」は「仙骨」と同じく内臓系血管や交感神経の通り道となる大事な部位だ。ここをよく温め揉みほぐすと子宮の血液循環が良くなり、さらに絶頂に達する時に働く交感神経の密集地を刺激するので……ずばり「中イキ」しやすくなるのだ。(絶頂には、陰核の刺激で達する「外イキ」と膣内の刺激で達する「中イキ」がある。男性器の亀頭にあたる陰核は快感神経が集中し、初心者でも触りやすいので「外イキ」は達しやすい。逆に、陰核の根元にあたるGスポットや膣の一番奥にある子宮口から快感を得る「中イキ」は性感開発が難しい。だが体の奥深くから快感が拡がる「中イキ」には多幸感があり、連続絶頂も楽しめる。絶頂に優劣はないが「中イキ」も楽しめればより充実した夫婦愛が営めるだろう。ぜひ奴隷ちゃんと楽しみたい♪)
まずは両手の親指で「腎兪」をぐにぐにと優しく指圧する。奴隷ちゃんが「んぅ…//」と小さく声を漏らすのがたまらなく愛らしい。少しずつ指圧を強め、最後にぐりぃと強めに腰を押すと、奴隷ちゃんはびくんっと背をえび反りにして「は…あぁ…っ//」と甘く喘ぎ声を漏らし、下半身をがくがくと痙攣させた。ああもうったまらん。奴隷ちゃん愛してるっ。
【3】女性の「お尻」に粘液を塗る。
少し間を空けて、俺は『スライム・ローション』を再び掬い取る。
奴隷ちゃんは溜息を漏らしながら腰を弛緩させる――が、暫くすると愛撫恋しさに桃尻をもじもじと動かす。えろかわいいっ。
お尻や腰は局部に近いのでゆっくり愛撫されると喜ぶ女性も多い。腰だけを丁寧に愛撫され続けた奴隷ちゃんはもうお尻を愛撫して欲しくてたまらないのだ。俺の嫁かわいすぎる。ちなみに女性のお尻は筋肉が多いので揉みほぐすと気持ち良く、また血流が良くなると絶頂に達しやすくなる(らしい)。奴隷ちゃんをトロトロにするつもりで揉みまくるぞっ。
奴隷ちゃんの下着を見ると、先ほど桃尻の谷間にとろりと垂らした粘液が下着の内側を少し濡らしている。粘液が尻間を滴り流れ、陰毛を濡らした陰部の湿りけが下着越しにも分かる。凄っくえろい。
奴隷ちゃんも疼きに身悶え、股間に愛撫の慰みを欲している様だが――まだ触らない。奴隷ちゃんが欲しくて堪らなくて自分から「してよぉ…っ//」とおねだりするまでとことん待つ、それが“焦らし”である。
さて、それでは「お尻」を愛撫しよう。
いきなり強くは揉まない。まずは焦らそう。俺は桃尻のえくぼへ濡れた指先で軽く触れると、すりすりと円を描く様にゆっくりと愛撫した。再び迫る快感に「は…ぁ…っ//」と奴隷ちゃんが甘く喘ぎもらす。かわいい。
しばらく桃尻のえくぼを愛撫した俺はあらためて奴隷ちゃんの桃尻を愛眼する。腰から太ももへなだらかに膨らむ艶肌の丘陵は溜息が出るほどきれいだ。俺の濡れた指先が艶肌の丘陵をそわそわなぞると奴隷ちゃんが甘くよがり悶える。たわわに膨らむ桃尻の頂上を優しく撫でればぷるんと揺れ、太もものつけ根となる桃尻の裏すじに指先を滑り込ませれば奴隷ちゃんが喜悦の声を漏らし、桃尻をびくびくと浮かせる。たまらんっ。
下着の縁の愛撫も忘れてはいけない。女性は自身の下着姿が厭らしい事を自覚している。それを恥じらいながらも殿方に披露するのはひとえに「興奮して欲しい」からだ。男ならその妖艶な下着姿を褒めちぎり、盛大に興奮して愛撫しなければ失礼である。
俺は奴隷ちゃんの耳元で下着姿が色っぽい、厭らしくて興奮する、今すぐ下着を剥ぎ取って君をむちゃくちゃにしたいと優しく囁く――と、奴隷ちゃんの下着に包まれた桃尻がびくびくと震える。奴隷ちゃんの興奮がびんびんに伝わり、たまらなくっえろい。
俺が奴隷ちゃんの下着の縁に沿って愛しげに指先をなぞらせると桃尻がひくんひくんと揺れる。興奮した俺は濡れた指先を少しだけ下着の内側に入れると、ぬるぅと指先を滑らせ……陰部の直前で指先をくにゅっと寸止めした。奴隷ちゃんが「あ…ぁ…っ//」と悶絶するが、俺はそのまま濡れた指先で桃尻を揉み摘むと、お尻の谷間を広げて陰部を開帳する様にぬるぅと外側へ引っぱる。奴隷ちゃんは枕をぎゅっと抱き締めると「や…ぁ…っ//」と喘ぎ声を漏らし、ふるふると桃尻を痙攣させる。やばいかわいい惚れる……。
【4】女性の「太もも→膝の裏→ふくらはぎ→足先」に粘液を塗る。
俺は心を落ち着けるため、ゆっくりと手桶から粘液を掬い足す。
ふぅー。では次に奴隷ちゃんの足を可愛がるぞっ。
俺は濡れた桃尻の双丘に両手の指先を軽く添えるとそわそわと螺旋を描く様に掻き撫でり、お尻のえくぼを通りながら太ももの外側へとゆっくり塗り滑らせた。再び始まる快感に奴隷ちゃんは腰尻をひくつかせ「ん…ぁ…//」と甘く吐息する。かっわいい。
俺は濡れた指先をぐっと広げると太ももの外側を優しく包む様にゆったりと撫でり、膝裏の近くまで来たら、今度は太ももの裏側をすりすり愛撫しながら桃尻の方へ撫でり登る。指先がお尻に近づくと愛撫を期待してか桃尻がくっと浮く。ぐぬぬ、本当は“焦らし”で何度か素通りしてから桃尻を触りたいところだが……このおねだり上手め~っ俺はたまらず桃尻をくすぐる様にそわそわっと愛撫する。と、奴隷ちゃんが「はぁ…んぅ…っ//」と悦びの声を漏らす。たまらんっ。
その後、俺は往復する様に太ももの外側⇔裏側を何度も掻き撫でた。奴隷ちゃんが太ももの内側も愛撫して欲しそうにもじもじと内股に身じろぐが、今は愛眼するに留める。
局部に近い「腰・お尻・内もも」の愛撫は喜ぶ女性も多い。普段だと「足先→太もも」の順に撫でり登ることで局部に迫りゆく興奮を奴隷ちゃんに楽ませるが、今回は背中の愛撫から開始している。粘液がじわじわと濡れ拡がる快感を味わうには地続きで愛撫したい。そこで今回は「外もも→足先→内もも」と往復する予定なのだ。
俺は粘液たっぷりの手のひらで太ももの外側・裏側を覆い包む様に触れると、膝裏からお尻の方へとぬるぅ~と撫でり登る。そして桃尻のつけ根ぎりぎりで寸止めし、再び膝裏へぬるぅと滑り下りる。撫でる時に親指を内ももぎりぎりに伸ばしたり桃尻の膨らみに少し触れさせると、奴隷ちゃんが可愛く喘ぐのがたまらないっ。
ああ、ぬるぬるに濡れたしなやかな太ももが本当にえろいなぁ……。
次に俺は濡れた指先を「膝の裏」へと滑らせる。
女性の「ひざ裏」を愛撫する男性は少ないかもしれないが、実は脂肪が薄く刺激に敏感な「膝の裏」は好きな女性だとトコトン感じてしまう部位だ。奴隷ちゃんも「ひざ裏を舐められる」のは結構好きなのでたっぷり舐めてあげよう。
俺は膝裏に粘液を少し垂らすと舌先で舐め拡げる。膝を曲げる時にできる横向きの線に沿って舌先を左右に這わせたり、膝裏にある縦向きの2本線を丁寧に舐めたり……くったり悶える奴隷ちゃんの桃色吐息を楽しみながら、俺は「ひざ裏」全体を丁寧に舐めあげた。
そのまま次に「ふくらはぎ」へ舌先を舐めり這わせる。
「ふくらはぎ」はそこまで敏感な部位ではないが、足全体を愛撫する上で「このまま足裏まで愛でるよ」という愛情表現になる大事なところなので疎かにせず丁寧に愛でよう。
また、「ふくらはぎ」は多くの女性が肌質・脱毛などの手入れを頑張る部位であり、異性にどう見られているのか気にする部位だ。たっぷり愛でながら「すべすべして綺麗だよ」と褒めちぎるべし。
俺はふくらはぎ全体を優しく撫でり、ぐにぃっと揉み上げたり、甘噛みしたりとたっぷり愛撫した。奴隷ちゃんも気持ち良さそうにほっこり御満悦である。
じっくりふくらはぎを愛撫したら、いよいよ「足先」へ濡れた指先を滑らせる。
まずは「アキレス腱」をくにくにと摘み、次に「踵(かかと)」を優しく包む様に揉みほぐす。踵周りは血液・リンパ液・神経の通り道だから丁寧に揉みほぐせば気持ち良く、そのまま滑るように、皮膚が薄くて感じやすい「くるぶし」をすりすりと撫でり回せば奴隷ちゃんもうっとり夢心地だ。(ちなみに内くるぶしと踵の間にはツボがあり、揉むと子宮・卵巣がウズくらしい…。わくわくっ)
俺は足裏全体に粘液を塗りたくると「土踏まず」にそっと濡れた指先を軽く触れさせ、そわそわと優しく愛撫する。「土踏まず」は皮膚が薄く、とても刺激に弱い。ぞくぞくっと下半身にこそばゆい快感を走らせた奴隷ちゃんは枕に顔をうずめると「んぅ…ぁ…っ//」と愛らしく喘ぐ。むちゃくちゃ可愛い。
たまらなく愛おしくなった俺は奴隷ちゃんの腰尻の下に腕を滑り込ませると、粘液の滑りを利用して奴隷ちゃんをぬるりと仰向けにする。腰尻・背中・肩・首と少しずつひねりながら寝返りゆく奴隷ちゃんの濡れた肉体が色っぽくて無性にいやらしい。恥じらう様に口元を手で隠した奴隷ちゃんの表情は、恥じらいと興奮と快楽でトロトロに蕩けている。やばいそそるっ。
俺は奴隷ちゃんの片足を優しく抱き上げると、奴隷ちゃんの踵から足先にかけて足裏をれろぉと舐め上げる。その瞬間、奴隷ちゃんは腰尻を跳ねらせる様にひくつかせ「あっ…んっ…//」と甘く悦びの声を上げた。えろい。興奮した俺は「踵」をくにゅくにゅと甘噛みし、「土踏まず」や「くるぶし」を丁寧に舐め回すと、「足の甲」にある足指へ繋がる筋と筋の谷間を舌先で優しく舐め上げる。腰が抜ける様にびくびくと身悶え、吐息を荒げる奴隷ちゃんの色気が猛烈に艶めかしい。
いよいよ「足先」で一番感じやすい「足指」を愛撫する。
女性の多くは「足指」が自身の性感帯であると認識していない。だがひと度「足指の愛撫」を経験すると、承認欲求の強い女性はそんなところまで愛してくれるのかと感動し、その足先から沸き上がる快感が病みつきになる(らしい)。奴隷ちゃんも「足指の愛撫」の快感を味わって以来、足先を綺麗にお手入れしたり、夫婦で愛を営む前に寝床の上でもじもじと脚線美を魅せたり、時には俺の体を足指ですりすりとなぞり愛撫をねだったり……兎に角すっかり「足指の愛撫」の虜である。
俺は「騎士が姫君の手に接吻をする」ように奴隷ちゃんの足先を優しく両手で持つと、ちらりと奴隷ちゃんの顔を見た。頬を赤らめ、恥じらいに潤む瞳が俺を熱く見惚れている。淫らな欲求を隠そうにもふーっふーっと吐息も荒く、奴隷ちゃんの興奮が色香となって漂い、「早く舐めて…」と爛れた情欲を伝える。たまらんっ。
まずは焦らす様に、奴隷ちゃんの愛らしい足指のつま先に軽く口づけする。ちゅっ…ちゅっ…と俺が優しく接吻する度に、奴隷ちゃんはこそばゆい快感にぴくっぴくっと全身を痙攣させる。俺はさらに爪甲や爪と指の隙間を舌先で舐め、足指の腹を優しく舌の上で舐め転がし、つま先をくにくにと優しく甘噛み、指と指のあいだの隙間に舌先を挿入すると足指の側面の少し骨ばったところや足指の股を優しく舐めり愛撫する。奴隷ちゃんの喉から漏れる「んぅ…ふっ…あぁ…//」と甘いよがり声には女の悦びが滲み溢れ、俺の欲情を大いに煽るったまらん。
俺は奴隷ちゃんの足指を優しく口に含めると一本一本丁寧にじゅるじゅると舌先で舐めり絡める。さらには足指を口内へ激しく前後運動させ、部屋中にぢゅぱぢゅぱと淫靡な音を鳴らしながら俺は「足指の愛撫」で奴隷ちゃんを愛でりまくる。奴隷ちゃんが「やっ…ぁ…あぁ…っ//」と甘い喘ぎ声を漏らし快楽に溺れ、喘ぎ苦しそうだが……もう我慢できんっ、俺は獣の様に奴隷ちゃんを愛撫し続けた。
数刻後――俺の口内からちゅるんと奴隷ちゃんの足先が零れ落ちる。とろとろに蕩けて湯気が立ちそうな足指をびくびくと痙攣させ、蜜の様に甘くただれた快楽漬けにポーッと恍惚状態になった奴隷ちゃんは、魂を奪われた様に幸福感に酔い痴れる。
うちの嫁は本当にかわいいなぁ……。
俺は奴隷ちゃんの頬っぺたに優しく接吻をする。
ぷるんと弾む頬の火照りが唇から伝わり、彼女への愛おしさが高まる。
「へぅ…//」
しばらく頬っぺたを舐める様に接吻していると、ポヤ~ッと惚ける奴隷ちゃんの瞳に意識が宿る。俺は奴隷ちゃんのぷるんとした唇や頬を濡れた指先で優しく愛撫すると――愛情を込めて静かに囁いた。
「まだ塗ってないところあるんだけど……もう少し愛してもいいかな、奴隷ちゃん?」
俺は奴隷ちゃんの下腹部を濡れた指先でくるくると撫でり回す――ちょうど子宮のある辺りを。
まだまだ粘液遊戯は終わっていない――その事実に奴隷ちゃんはぞくぞくと快感に震えると、両腕で胸をきゅんと締めつける。奴隷ちゃんの興奮が桃色吐息を淫らにしている。
奴隷ちゃんが愛らしく頷くのを見て、俺は濡れた指先を奴隷ちゃんの綺麗な胸に伸ばした――
―――――――――――――――――――――――――――――――
<思ったより長くなってしまいました……。この話は「後編」に続きます!>
0
お気に入りに追加
253
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(8件)
あなたにおすすめの小説
軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
冷淡だった義兄に溺愛されて結婚するまでのお話
水瀬 立乃
恋愛
陽和(ひより)が16歳の時、シングルマザーの母親が玉の輿結婚をした。
相手の男性には陽和よりも6歳年上の兄・慶一(けいいち)と、3歳年下の妹・礼奈(れいな)がいた。
義理の兄妹との関係は良好だったが、事故で母親が他界すると2人に冷たく当たられるようになってしまう。
陽和は秘かに恋心を抱いていた慶一と関係を持つことになるが、彼は陽和に愛情がない様子で、彼女は叶わない初恋だと諦めていた。
しかしある日を境に素っ気なかった慶一の態度に変化が現れ始める。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
外では氷の騎士なんて呼ばれてる旦那様に今日も溺愛されてます
刻芦葉
恋愛
王国に仕える近衛騎士ユリウスは一切笑顔を見せないことから氷の騎士と呼ばれていた。ただそんな氷の騎士様だけど私の前だけは優しい笑顔を見せてくれる。今日も私は不器用だけど格好いい旦那様に溺愛されています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
続きいつかな?楽しみ
俺「わーたのしそう自分もSMプレイしようかなー」
俺の奴隷「えーやだー恥ずかし−」
という感じです
内心
続きありがとうございます。
奴隷ちゃん相変わらずカワ・・・実に可愛・・・!
ご主人様 「ご感想ありがとうございます♪(にやにや)」
奴隷ちゃん「何でお前がそんなに喜んでんだよ……」
ご主人様 「大好きな奴隷ちゃんを褒めてもらえたからね^^」
奴隷ちゃん「……ふーん//」(←嬉しい)
続きはいつかな?
楽しみにしてます
ご感想ありがとうございます!
話の続きを期待して頂けてとても嬉しいです。
そして、投稿がゆっくりペースになってしまい申し訳ないです・・・。
せめてワンシーズンに1話公開したいですね(・w・;がんばります