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第7話『その戦いの果てに――』
92.家路【ED④】
しおりを挟む■ENDING_PHASE_4_“家路”
静かな湖畔の森に陽が差し込み、小さな街道を照らす。
その道沿いの木陰にひとりの男が横たわっている――
K君:それでは次に……世界樹の管理者ジャック・ビーンズマンと、女海賊アン・
ボニーの番だね!(>ω<*b)
T君:俺は静観しているのでどうぞ演出よろしく!(>皿<。b)(←なぜか既に
涙目である笑)
K君:ふうぅ…(深呼吸して)…静かな湖畔の森にある小さな街道――その道沿い
の木陰にひとりの男が座り込んでいる。と、その瞼に木漏れ陽が差し照らし、
男は意識を取り戻す。「んぅ…僕はいったい…?」男は少し身体を起こすと、
周囲を見渡した。「ここは…」「よぉ、やっと御目覚めかい?」見ると其処
には、樹木に寄り掛かり腕組みした女海賊がニヤリと微笑んでいた。「アン、
無事だったんだね…」「まずはテメェの心配をしな…ったく」女海賊アンは
片腕を伸ばすと、ジャックを引っ張り起こす。「迷宮戦争は終わったらしい
…うちらの敗けさ」「うん…そうだね」ジャックの憂い顔に、女海賊アンは
呆れ顔で言い放つ。「この期に及んで、まだ協会の爺ぃどもの事を考えてる
のかぁ?」「あ、いや…」「ったく、テメェの帰る場所はこっちだろぉ…」
女海賊アンが親指でビッと指差した街道の先には――赤い屋根の小さな洋館
が見える。「…っ!」懐かしの家路……その視界が、ジャックの涙に滲む。
女海賊アンはフッと小さく微笑むと踵を返し、ジャックの家路とは逆方向へ
と歩を踏む。「アン?」「陸暮らし性に合わなくてねぇ…まぁ、縁があれば
また逢う事もあるだろ…じゃあな」「……アン!」去り際の女海賊の背中に
向けて、ジャックは優しく呟いた。「君に逢えて…本当に良かった」「……
ふん」女海賊は振り返らず、無造作にサッと手を振ると……その場を去りま
す!(一同歓声)そして、ジャックは家路をひとり歩き……屋敷の門に辿り
着く。と、玄関の木製扉が少し開き、小さな女の子が顔を覗かせる。疑る様
に憂いた娘の瞳が涙に潤む。「御父様…!」駆け寄ってくる愛娘をジャック
は優しく抱き締める。「あぁ…ただいま」――という感じで、終わります!
(一同大歓声)
◆◇◆
T君:ふわぁ~俺はこれが見たかったんだぁ~マジ泣きそうだよぉ!(>△<。笑)
気風の良い姐御肌で、悪党の矜持がありながら威風堂々を貫く伝説の女海賊
アン・ボニーに、古代魔導書《世界樹》を継承したお人好しな魔導書使い:
ジャックという組合せは本当に秀逸だったなぁ~!(d*>3<)
K君:はあぁ…(暫し放心状態)…いやぁホントに僕は一生このふたりを忘れない
だろうなぁ…(>ω<。感動)ジャック、アン、本当に1年間ありがとう!!
<次回につづく…!>
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