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第三章 将軍様はご乱心!
第38話 よっしゃー!俺のが年上ー!
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「いや・・・・ケイタ。二十歳超えてるって・・」
「俺、今25歳だよ?」
何なら、そろそろ26歳だ。
「・・・・・あははははっ」
何故かいきなりカルシクが大笑いし始めた。
「え、何。こわ・・・」
「ケイタ、数の数え方間違えてるぞ」
ハガンも微笑まし気に笑ってる。
「え?」
「お前言葉覚えるの早いから忘れてたけど、こっち来てまだ半年くらいだもんな。言葉だって完璧じゃ無いよな。多分25と15を間違えてる」
え、嘘。マジ?
数は基本の言葉だから完璧覚えてたと思ってたのに。
何、俺ずっと15と25間違えてたの?
「ケイタ、1から順番に数えてみな?」
俺たちが間違えてるところを教えてやるからと、2人が笑う。
「う、うん。えっと、じゃぁ数えるな?1、2、3、4・・・・・・13、14、15」
1から順番に15まで数えてみる。
チラリと2人を見たら、不思議そうに顔を見合わせている。
「・・・そのまま続けてみろ」
ハガンが少し強張った顔で促してくる。
「16、17・・・・22、23、24、25」
どうだ、間違えてるのか?
「・・・・ケイタ、今何歳だ?」
「えっと・・・25・・歳?」
どうなの?結局これ間違えてるの?
「やっぱり間違えてた?」
2人の顔色が妙に悪い。
「ケイタ・・・お前、まさか成人してるのか・・・?」
「はぁっ?」
思わず喧嘩の時みたいな強い声が出ちゃった。
いや、何。
え、どう言う意味?
これ、もしかして俺が数え方間違えてたんじゃなくて、カルシク達が俺のこと子供だと思ってたとか言うオチ?
「もしかして・・・・俺の事、子供だと思ってたのか?」
「本当に25歳なのか?」
「ほ、本当に本当か?」
ハガンとカルシクが信じられないと言った感じでしつこく聞いてくる。
よし喧嘩だ!喧嘩を売ってるんだこいつら!
「うがぁぁぁ」
両手はエリーで塞がってるから、とりあえずカルシクの脛あたりを湯の中でゲシゲシ蹴ってやった。
「ちょ、いて、いて。やめろケイタ。ごめんて」
「いくら小さく見えてるからって、人を子供扱いしやがってぇ!!誰が15か!」
「やめろケイタ。腰布が解けそうだ」
水中で暴れる俺をハガンが仕方なさそうに押さえてくる。
「むぎぃぃ」
妙に子供扱いされてると思ってたけど!本当に子供だと思われてたなんてーーー!!
「ケイタ、それ将軍にも伝えているか?」
「は?いや、別にわざわざそんな話した事ないけど。え、まさかでしょ?バルギーも俺の事子供だと思ってんの?」
カルシクとハガンが何とも言えない半笑いだ。
「ケイタ、怒るなよ。将軍どころか全員そう思ってる」
「・・全員」
「あぁ、全員だ」
「え、全員ってのは・・・イバンも?」
「そうだな」
「馬軍兵の人達も?」
「あぁ」
「ナルガスとかも?」
「諦めろ、ケイタ。全員だ」
「・・・・・」
え、絶望・・・。
こっちの世界来てから、一番ダメージ受けたんだけど。
「うわぁ、凄い怒った顔してる」
カルシクが俺の顔を見て、困ったように笑っている。
「ごめんてケイタ。そんなに怒るなよ」
「はぁ・・・・まぁ、皆に比べたら確かに俺小せぇもんな。小せぇけどさぁ・・・はぁ・・」
小柄な俺の体は、こっち基準じゃ子供に見えるって事なのか。
マジかよ・・・。
でも、いくら俺が納得出来なくても、人の価値観は変えようがない。
嫌だけどっ!凄く嫌だけど!そう言う風に思われるってのはちゃんと理解して受け入れないといけない事だ。
これは後でバルギーとイバンにもしっかりと言っておかないと。
バルギーも時々妙に俺を子供扱いする時があるとは思ってたけど、年齢差のせいだと思ってたわ。
「カルシク、ハガン」
「ん?」
「なんだ?」
「川村敬太25歳です。よろしくね」
投げやりに自己紹介のし直しをしたら、2人が同時に吹き出した。
「今更だけどさー、2人は何歳なの?俺は同じくらいだとずっと思ってたんだけど」
「俺は26だ」
ハガンは一個上か。
「・・俺は24だよ」
「よっしゃー!!俺のが年上ー!!カルシクこれから俺の事さん付けで呼べよーっ!敬語でな!はっはっはー!」
「すっごい嬉しそうですね、ケイタさん」
はしゃぐ俺にカルシクが薄笑いで付き合ってくれた。
ありがとう。
「じゃー、バルギーは?バルギーって何歳なんだ?」
「将軍か?さて将軍はおいくつだったかな。ハガン知ってるか?」
「確か今年・・・37・・・だったか?」
あ、思ったより若い。
やっぱり髭があると実際よりは年いってるように見えるもんなんだな。
ギリギリ30代か、いや多分40はいってるか、とか勝手に思ってたわ。
「はー、俺が思ってたよりバルギー若かったわ」
「幾つくらいだと思ってたんだ」
「んー、40は超えてるかなぁって。でも俺が思ってるよりもおじさんじゃ無かったな」
「それ・・・将軍には絶対に言うなよ。悲しまれるぞ」
「え、バルギーってそう言うの気にする質か?」
バルギーは別に人にどう思われてるとか、自分の歳がどうとか、そう言うのは気にしないタイプだと思うけど。
「お前が言ったら気にされる。絶対におじさんとか言うなよ」
「はぁ・・・」
そんなこと気にするかなぁ。
「それにしても、本当にお前は小柄なのだな。今までは子供だからと思っていたが、成人してその体格とは・・・」
「本当だよ。成人してるっていうのが未だに信じられない。何て言うか骨格とか筋肉のつき方が未熟な感じだから、どうしても子供みたいに見えるんだよなぁ」
俺が未熟なんじゃなくて、お前らが発達しすぎなんだよ。
成長ホルモン暴走してんじゃないか。
「ほーんと不公平だよなぁ。同じ位の歳だっつーのにこの体格の差は」
これはもう、異世界レベルでの遺伝子の違いだ。
根本的な部分での種族が違うんだから仕方無いけど、どうせなら俺の体がマッチョに見られるような世界に飛びたかったよ。
改めてハガンとカルシクの体を見れば、やっぱり俺とは全然体格が違う。
カルシクの言う通り、骨格からして全く違う。
でも、この世界ではこれが当たり前の大人の体なんだよな。
不本意だけど、これじゃ確かに俺が子供に見えるってのも頷けるわな。
「いやー、皆さんご立派で羨ましい限りですねぇ」
「何処を見て言ってるんだケイタ。やめなさいって」
「ケイタ・・・そんな堂々と人の股間を見るな・・・」
2人のガタイを見た後に、脱衣所で見たブツも思い出してつい視線を下にも落としたら、そっと2人が隠すように股間の上に手をかざした。
腰布巻いてんだから、見えないよ。
「あ、ごめんごめん。男の子だから興味津々で」
てへって冗談混じりに笑ってやったけど、2人は少し居心地悪そうだ。
「まぁまぁ、男なら誇れる事なんだし良いじゃん。やっぱ体がデカイとナニもデカイんだなぁって純粋に感心しただけだって」
「なんて、明け透けな・・・・・」
「ケイタ、はしたないぞ」
そうかぁ?気になる部分じゃん。
大浴場とかで自分と人の体を見比べる時、絶対そこも確認するだろ。
重要な比較箇所だろ。
修学旅行とかでダチと風呂入る時なんか、普通にそんな話題ばっかだったけどなぁ。
2人はそういう話とかしないんかな。
「お前、まさか将軍と風呂をご一緒するって時もそんな不躾に見てるのか」
「バルギーの?うん、見たよ。え、そんなん見るに決まってんじゃん」
「・・・・・」
「・・・・・」
2人が何か言葉を探すような感じで無言になる。
何か聞きたそうな感じだけど。
「・・・・あっ、すっげぇデカかったよ」
「そうか・・」
「へ、へぇ・・・」
あれ、それが聞きたいんじゃなかったのか。
それとも、もっと詳細情報欲しい?
「どれくらい凄かったかと言うと、もうデカイとかってよりもアレは凶器だと思う」
「お、おい・・・」
「俺が今まで見た中で一番デカかったな」
あんなん、エロ漫画に出てくるみたいなやつだもん。
ファンタジックなサイズだったもん。
「いやー、あんなんじゃバルギーの相手は大変そうだよなー。絶対痛いって。ちょっと辛そう」
あんなデカイのを相手にするなんて、バルギーの恋人とかは大変だろうな。
あ、でもこっちの世界は女の人も体大きいし、問題無いのかな。
「だ、大丈夫だ!将軍はきっとお優しい。怖がることはないよ」
「そうだ。決して傷つけるような乱暴な事はなさらん。大丈夫だ。怖い事は無い・・・筈だ」
俺の感想に、2人が突然饒舌に上司をフォローし始める。
まぁ、確かになぁ。
バルギー見た目は厳つくて顔もちょっと怖いけど、実際のとこはかなりの紳士だからな。
ちゃんと夜だって紳士的だと思うよ。
なんて俺たちが勝手な想像をしている間、当の本人であるバルギーは早めに会議が終わり部屋に戻っていない俺を必死で探し回って居たらしい。
風呂から上がった後にバルギーからデカイ雷を落とされる事になるとは、この時の俺はまだ考えてもいなかった。
「俺、今25歳だよ?」
何なら、そろそろ26歳だ。
「・・・・・あははははっ」
何故かいきなりカルシクが大笑いし始めた。
「え、何。こわ・・・」
「ケイタ、数の数え方間違えてるぞ」
ハガンも微笑まし気に笑ってる。
「え?」
「お前言葉覚えるの早いから忘れてたけど、こっち来てまだ半年くらいだもんな。言葉だって完璧じゃ無いよな。多分25と15を間違えてる」
え、嘘。マジ?
数は基本の言葉だから完璧覚えてたと思ってたのに。
何、俺ずっと15と25間違えてたの?
「ケイタ、1から順番に数えてみな?」
俺たちが間違えてるところを教えてやるからと、2人が笑う。
「う、うん。えっと、じゃぁ数えるな?1、2、3、4・・・・・・13、14、15」
1から順番に15まで数えてみる。
チラリと2人を見たら、不思議そうに顔を見合わせている。
「・・・そのまま続けてみろ」
ハガンが少し強張った顔で促してくる。
「16、17・・・・22、23、24、25」
どうだ、間違えてるのか?
「・・・・ケイタ、今何歳だ?」
「えっと・・・25・・歳?」
どうなの?結局これ間違えてるの?
「やっぱり間違えてた?」
2人の顔色が妙に悪い。
「ケイタ・・・お前、まさか成人してるのか・・・?」
「はぁっ?」
思わず喧嘩の時みたいな強い声が出ちゃった。
いや、何。
え、どう言う意味?
これ、もしかして俺が数え方間違えてたんじゃなくて、カルシク達が俺のこと子供だと思ってたとか言うオチ?
「もしかして・・・・俺の事、子供だと思ってたのか?」
「本当に25歳なのか?」
「ほ、本当に本当か?」
ハガンとカルシクが信じられないと言った感じでしつこく聞いてくる。
よし喧嘩だ!喧嘩を売ってるんだこいつら!
「うがぁぁぁ」
両手はエリーで塞がってるから、とりあえずカルシクの脛あたりを湯の中でゲシゲシ蹴ってやった。
「ちょ、いて、いて。やめろケイタ。ごめんて」
「いくら小さく見えてるからって、人を子供扱いしやがってぇ!!誰が15か!」
「やめろケイタ。腰布が解けそうだ」
水中で暴れる俺をハガンが仕方なさそうに押さえてくる。
「むぎぃぃ」
妙に子供扱いされてると思ってたけど!本当に子供だと思われてたなんてーーー!!
「ケイタ、それ将軍にも伝えているか?」
「は?いや、別にわざわざそんな話した事ないけど。え、まさかでしょ?バルギーも俺の事子供だと思ってんの?」
カルシクとハガンが何とも言えない半笑いだ。
「ケイタ、怒るなよ。将軍どころか全員そう思ってる」
「・・全員」
「あぁ、全員だ」
「え、全員ってのは・・・イバンも?」
「そうだな」
「馬軍兵の人達も?」
「あぁ」
「ナルガスとかも?」
「諦めろ、ケイタ。全員だ」
「・・・・・」
え、絶望・・・。
こっちの世界来てから、一番ダメージ受けたんだけど。
「うわぁ、凄い怒った顔してる」
カルシクが俺の顔を見て、困ったように笑っている。
「ごめんてケイタ。そんなに怒るなよ」
「はぁ・・・・まぁ、皆に比べたら確かに俺小せぇもんな。小せぇけどさぁ・・・はぁ・・」
小柄な俺の体は、こっち基準じゃ子供に見えるって事なのか。
マジかよ・・・。
でも、いくら俺が納得出来なくても、人の価値観は変えようがない。
嫌だけどっ!凄く嫌だけど!そう言う風に思われるってのはちゃんと理解して受け入れないといけない事だ。
これは後でバルギーとイバンにもしっかりと言っておかないと。
バルギーも時々妙に俺を子供扱いする時があるとは思ってたけど、年齢差のせいだと思ってたわ。
「カルシク、ハガン」
「ん?」
「なんだ?」
「川村敬太25歳です。よろしくね」
投げやりに自己紹介のし直しをしたら、2人が同時に吹き出した。
「今更だけどさー、2人は何歳なの?俺は同じくらいだとずっと思ってたんだけど」
「俺は26だ」
ハガンは一個上か。
「・・俺は24だよ」
「よっしゃー!!俺のが年上ー!!カルシクこれから俺の事さん付けで呼べよーっ!敬語でな!はっはっはー!」
「すっごい嬉しそうですね、ケイタさん」
はしゃぐ俺にカルシクが薄笑いで付き合ってくれた。
ありがとう。
「じゃー、バルギーは?バルギーって何歳なんだ?」
「将軍か?さて将軍はおいくつだったかな。ハガン知ってるか?」
「確か今年・・・37・・・だったか?」
あ、思ったより若い。
やっぱり髭があると実際よりは年いってるように見えるもんなんだな。
ギリギリ30代か、いや多分40はいってるか、とか勝手に思ってたわ。
「はー、俺が思ってたよりバルギー若かったわ」
「幾つくらいだと思ってたんだ」
「んー、40は超えてるかなぁって。でも俺が思ってるよりもおじさんじゃ無かったな」
「それ・・・将軍には絶対に言うなよ。悲しまれるぞ」
「え、バルギーってそう言うの気にする質か?」
バルギーは別に人にどう思われてるとか、自分の歳がどうとか、そう言うのは気にしないタイプだと思うけど。
「お前が言ったら気にされる。絶対におじさんとか言うなよ」
「はぁ・・・」
そんなこと気にするかなぁ。
「それにしても、本当にお前は小柄なのだな。今までは子供だからと思っていたが、成人してその体格とは・・・」
「本当だよ。成人してるっていうのが未だに信じられない。何て言うか骨格とか筋肉のつき方が未熟な感じだから、どうしても子供みたいに見えるんだよなぁ」
俺が未熟なんじゃなくて、お前らが発達しすぎなんだよ。
成長ホルモン暴走してんじゃないか。
「ほーんと不公平だよなぁ。同じ位の歳だっつーのにこの体格の差は」
これはもう、異世界レベルでの遺伝子の違いだ。
根本的な部分での種族が違うんだから仕方無いけど、どうせなら俺の体がマッチョに見られるような世界に飛びたかったよ。
改めてハガンとカルシクの体を見れば、やっぱり俺とは全然体格が違う。
カルシクの言う通り、骨格からして全く違う。
でも、この世界ではこれが当たり前の大人の体なんだよな。
不本意だけど、これじゃ確かに俺が子供に見えるってのも頷けるわな。
「いやー、皆さんご立派で羨ましい限りですねぇ」
「何処を見て言ってるんだケイタ。やめなさいって」
「ケイタ・・・そんな堂々と人の股間を見るな・・・」
2人のガタイを見た後に、脱衣所で見たブツも思い出してつい視線を下にも落としたら、そっと2人が隠すように股間の上に手をかざした。
腰布巻いてんだから、見えないよ。
「あ、ごめんごめん。男の子だから興味津々で」
てへって冗談混じりに笑ってやったけど、2人は少し居心地悪そうだ。
「まぁまぁ、男なら誇れる事なんだし良いじゃん。やっぱ体がデカイとナニもデカイんだなぁって純粋に感心しただけだって」
「なんて、明け透けな・・・・・」
「ケイタ、はしたないぞ」
そうかぁ?気になる部分じゃん。
大浴場とかで自分と人の体を見比べる時、絶対そこも確認するだろ。
重要な比較箇所だろ。
修学旅行とかでダチと風呂入る時なんか、普通にそんな話題ばっかだったけどなぁ。
2人はそういう話とかしないんかな。
「お前、まさか将軍と風呂をご一緒するって時もそんな不躾に見てるのか」
「バルギーの?うん、見たよ。え、そんなん見るに決まってんじゃん」
「・・・・・」
「・・・・・」
2人が何か言葉を探すような感じで無言になる。
何か聞きたそうな感じだけど。
「・・・・あっ、すっげぇデカかったよ」
「そうか・・」
「へ、へぇ・・・」
あれ、それが聞きたいんじゃなかったのか。
それとも、もっと詳細情報欲しい?
「どれくらい凄かったかと言うと、もうデカイとかってよりもアレは凶器だと思う」
「お、おい・・・」
「俺が今まで見た中で一番デカかったな」
あんなん、エロ漫画に出てくるみたいなやつだもん。
ファンタジックなサイズだったもん。
「いやー、あんなんじゃバルギーの相手は大変そうだよなー。絶対痛いって。ちょっと辛そう」
あんなデカイのを相手にするなんて、バルギーの恋人とかは大変だろうな。
あ、でもこっちの世界は女の人も体大きいし、問題無いのかな。
「だ、大丈夫だ!将軍はきっとお優しい。怖がることはないよ」
「そうだ。決して傷つけるような乱暴な事はなさらん。大丈夫だ。怖い事は無い・・・筈だ」
俺の感想に、2人が突然饒舌に上司をフォローし始める。
まぁ、確かになぁ。
バルギー見た目は厳つくて顔もちょっと怖いけど、実際のとこはかなりの紳士だからな。
ちゃんと夜だって紳士的だと思うよ。
なんて俺たちが勝手な想像をしている間、当の本人であるバルギーは早めに会議が終わり部屋に戻っていない俺を必死で探し回って居たらしい。
風呂から上がった後にバルギーからデカイ雷を落とされる事になるとは、この時の俺はまだ考えてもいなかった。
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