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第二章 将軍様のお家に居候!
第6話 カッコイイの意味、完全理解
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目の前に置かれたのは、野菜や豆が煮込まれた具沢山なスープだった。
大きな器にたっぷりと盛られている。
『おぉー、美味そう』
食べて良いのか?
伺うように隣のジョルテを見上げたら、頷いてくれた。
「ジョルテありがとう。『いただきまーす』」
スープは塩で味付けされてて見た目通りのシンプルな味わいだったけど、ずっと非常食を食べ続けてた身としては、作りたてで温かい食事はとても美味しく感じる。
見たことの無い大粒の豆が柔らかく煮込まれていて、口の中でホロリと崩れる。
『うまーーー。空腹に染み渡るー』
行儀悪いかもしれないけど、飢えに勝てず口いっぱい頬張ってしまった。
「口に合ったようで良かった。ゆっくり食べなさい」
ジョルテが、一緒に運ばれていたパンをちぎってスープに入れてくれた。
硬そうなパンだったけど、汁を吸うと柔らかくなって食べやすい。
「美味そうに食べるなぁ」
「よっぽど腹が減ってたんだな」
スープにがっつく俺を、周りの兵士たちは微笑ましげに見ている。
「美味いか?」
「ウマイカ?」
何か聞かれたけど、知らない言葉なので鸚鵡返しに繰り返す。
すると、話かけてきた兵士が自分の分の食事を口に入れて、ややオーバーリアクションで美味しそうなジェスチャーをしてから、同じ言葉を言う。
「美味い」
それを見て、他の兵士たちも同じようにして見せてくれた。
「美味い。分かるか?」
なるほど、分かった。
「分かる。美味い」
俺もスープを頬張って、美味しいという気持ちを込めて笑ってみせると、皆が正解だと言うように頷いてくれた。
俺が言葉を繰り返すのが面白かったのか、その後も周りの兵士達が色々な単語を教えてくれた。
「私、スープ、食べる、美味しい。コレ、豆、タマネギ、イモ、美味しい。私、豆、好き」
「うんうん、ちゃんと合ってる」
「言葉覚えるのが早いな」
覚えた単語で簡単な文章を口にすると、男達は楽しそうに新たな言葉をまた教えてくれる。
今度は、彼らの中でも特に若いにいちゃんが、何故か力こぶを作るようなマッスルポーズをしながら自分を指さし、キメ顔をしてくる。
「それじゃ次は、お兄さんはカッコいい!はい、言って」
「お前、何言わせようとしてるんだよ。馬鹿だなぁ」
横に座っていた男が、呆れたようににいちゃんの頭を軽く叩いた。
「いいだろー。可愛い子に褒めて貰えたら嬉しいじゃないか」
「もっと有益な言葉を教えろ」
ジョルテもなんだか呆れている感じだ。
そんな周りの反応など気にせず、にいちゃんが俺に繰り返すように求めてくる。
「ほら、繰り返して。お兄さんはかっこいい」
「オニイサンハ、カコイイ?」
「カッコいい」
「カッコイイ」
今度は何を言わされているんだ?
カッコイイって、この人の名前だろうか。
「私、ケイタ。アナタ、カッコイイ?」
自分の名前を言ったあと、相手を指さす。
「あー、名前じゃないんだな」
不正解と言った感じに、首を振られてしまった。
「カッコイイ、何?」
もう少し説明が欲しいと周りを見渡せば、周りの兵達がそれぞれ何故かキメ顔をしながら「カッコいい」と繰り返す。
・・・うーん・・・何だ、固有名詞ではないな。形容詞的な感じがするけど・・・。
試しに目の前にいる兵士を指さして言ってみる。
「カッコイイ」
「っふ、ありがとう」
嬉しそうに頷いて、お礼を言われた。
他の人達にも同じようにすると、だいたい同じ様な反応で「ありがとう」と言われる。
お礼を言われると言うことは、褒め言葉みたいな事だろうか。
マッスルポーズしたり、キメ顔したりしてたから、男らしいとかって意味か。
「ワタシ、カッコいい?」
今度は自分を指さすけど、何故かそこは微妙な顔をされた。
「うーん・・どちらかと言うと可愛いかな」
なるほど。よく分からないが、俺には適用されないっぽいな・・。
皆には適用されて、俺は違うってことは・・・・・・・・分かったぞ。
マッチョって事だろ!ちくしょう。
きっと逞しさを褒める言葉だ。
「分かる。カッコいい。ジョルテ、カッコいい」
隣に座っていたジョルテにも言ってみたら、少し照れたような感じでありがとうと言われた。
俺だって、元の世界ではヒョロくなかったもん!
こっちの世界の奴らが、マッチョすぎるんだもん!
何となく悔しさを感じて、俺は唇を噛み締めてしまった。
ジョルテ達が談笑中、俺がスープと一緒に悔し涙を飲み込んでいたら、食堂の入り口付近がにわかに騒ついた。
何だろうかとそっちに目を向けた瞬間、食堂に居た全員がいきなり勢いよく立ちあがった。
隣にいたジョルテも姿勢良く立っている。
『え?なに?』
皆扉の方に向いているけど、立ち上がった屈強な皆さんの体で俺からは何も見えない。
何となく俺も周りに合わせてそっと立ってみたけど、周りとの身長差のせいかやっぱり何も見えなかった。
ちょっと背伸びしたりしながら扉の方を見ようとしていた俺の耳に、聞き慣れた低い声が流れてきた。
「私の客人がここに居ると聞いたが」
あれ?留守じゃなかったのか?
「こちらにいらっしゃいます」
俺が首を傾げていると、ジョルテが何か応えて周りの人達も道を開けるように体をずらす。
「ケイタ、ここに居たか。部屋に居ないから心配したぞ」
直ぐに声の主は俺の前までやってきて、少し怒ったように眉を顰めた。
「バルギー『居ないんじゃなかったのか?』ジョルテ、バルギー、ココ、無い?」
留守だったんじゃ無いのかと、思わず隣のジョルテを見上げる。
「直ぐにお戻りになると言っただろう?」
ジョルテが何か説明してくれてるけど、よく分からない。
もしかして、オウトって場所は近いんだろうか。
地図では遠く見えたけど、縮尺の問題か?
ジョルテを見上げたまま首を傾げたら、いきなりバルギーに肩を掴まれて引き寄せられた。
「お前は?」
「夜の見廻り隊隊長を拝命しておりますジョルテと申します」
「何故ケイタがここに居るのか説明を」
俺には見せない厳しい態度で、バルギーがジョルテと話をしている。
「はっ。将軍を探して訓練場に迷い込んだようでして、将軍のご不在を教えたところ、空腹だったようで食事がしたいと・・・」
「・・・なるほど、私の不手際だな」
バルギーが何故か苦虫を噛み潰したような顔で唸った。
「バルギー?」
「すまなかったケイタ。起きるのはまだ先だと思って食事の用意をせずに出てしまった」
ジョルテに対する厳しい態度とは一転して、気遣うような優しげな声でバルギーは俺に話しかけてくる。
「ケイタ、とにかく部屋に戻るぞ。ジョルテ、ケイタが面倒をかけたな。ご苦労だった」
「とんでもございません」
バルギーの言葉に、ジョルテが頭を下げた。
「ケイタ、行くぞ」
食事がまだ途中だけど、バルギーに背中を押されて仕方なく俺は扉に向かった。
「ジョルテ、スープ、美味しい、ありがとう」
食事の礼を言って手を振ったら、応えるようにジョルテが軽く手を挙げてくれたけど。
後ろに立ったバルギーの体で、視界は遮られてしまった。
大きな器にたっぷりと盛られている。
『おぉー、美味そう』
食べて良いのか?
伺うように隣のジョルテを見上げたら、頷いてくれた。
「ジョルテありがとう。『いただきまーす』」
スープは塩で味付けされてて見た目通りのシンプルな味わいだったけど、ずっと非常食を食べ続けてた身としては、作りたてで温かい食事はとても美味しく感じる。
見たことの無い大粒の豆が柔らかく煮込まれていて、口の中でホロリと崩れる。
『うまーーー。空腹に染み渡るー』
行儀悪いかもしれないけど、飢えに勝てず口いっぱい頬張ってしまった。
「口に合ったようで良かった。ゆっくり食べなさい」
ジョルテが、一緒に運ばれていたパンをちぎってスープに入れてくれた。
硬そうなパンだったけど、汁を吸うと柔らかくなって食べやすい。
「美味そうに食べるなぁ」
「よっぽど腹が減ってたんだな」
スープにがっつく俺を、周りの兵士たちは微笑ましげに見ている。
「美味いか?」
「ウマイカ?」
何か聞かれたけど、知らない言葉なので鸚鵡返しに繰り返す。
すると、話かけてきた兵士が自分の分の食事を口に入れて、ややオーバーリアクションで美味しそうなジェスチャーをしてから、同じ言葉を言う。
「美味い」
それを見て、他の兵士たちも同じようにして見せてくれた。
「美味い。分かるか?」
なるほど、分かった。
「分かる。美味い」
俺もスープを頬張って、美味しいという気持ちを込めて笑ってみせると、皆が正解だと言うように頷いてくれた。
俺が言葉を繰り返すのが面白かったのか、その後も周りの兵士達が色々な単語を教えてくれた。
「私、スープ、食べる、美味しい。コレ、豆、タマネギ、イモ、美味しい。私、豆、好き」
「うんうん、ちゃんと合ってる」
「言葉覚えるのが早いな」
覚えた単語で簡単な文章を口にすると、男達は楽しそうに新たな言葉をまた教えてくれる。
今度は、彼らの中でも特に若いにいちゃんが、何故か力こぶを作るようなマッスルポーズをしながら自分を指さし、キメ顔をしてくる。
「それじゃ次は、お兄さんはカッコいい!はい、言って」
「お前、何言わせようとしてるんだよ。馬鹿だなぁ」
横に座っていた男が、呆れたようににいちゃんの頭を軽く叩いた。
「いいだろー。可愛い子に褒めて貰えたら嬉しいじゃないか」
「もっと有益な言葉を教えろ」
ジョルテもなんだか呆れている感じだ。
そんな周りの反応など気にせず、にいちゃんが俺に繰り返すように求めてくる。
「ほら、繰り返して。お兄さんはかっこいい」
「オニイサンハ、カコイイ?」
「カッコいい」
「カッコイイ」
今度は何を言わされているんだ?
カッコイイって、この人の名前だろうか。
「私、ケイタ。アナタ、カッコイイ?」
自分の名前を言ったあと、相手を指さす。
「あー、名前じゃないんだな」
不正解と言った感じに、首を振られてしまった。
「カッコイイ、何?」
もう少し説明が欲しいと周りを見渡せば、周りの兵達がそれぞれ何故かキメ顔をしながら「カッコいい」と繰り返す。
・・・うーん・・・何だ、固有名詞ではないな。形容詞的な感じがするけど・・・。
試しに目の前にいる兵士を指さして言ってみる。
「カッコイイ」
「っふ、ありがとう」
嬉しそうに頷いて、お礼を言われた。
他の人達にも同じようにすると、だいたい同じ様な反応で「ありがとう」と言われる。
お礼を言われると言うことは、褒め言葉みたいな事だろうか。
マッスルポーズしたり、キメ顔したりしてたから、男らしいとかって意味か。
「ワタシ、カッコいい?」
今度は自分を指さすけど、何故かそこは微妙な顔をされた。
「うーん・・どちらかと言うと可愛いかな」
なるほど。よく分からないが、俺には適用されないっぽいな・・。
皆には適用されて、俺は違うってことは・・・・・・・・分かったぞ。
マッチョって事だろ!ちくしょう。
きっと逞しさを褒める言葉だ。
「分かる。カッコいい。ジョルテ、カッコいい」
隣に座っていたジョルテにも言ってみたら、少し照れたような感じでありがとうと言われた。
俺だって、元の世界ではヒョロくなかったもん!
こっちの世界の奴らが、マッチョすぎるんだもん!
何となく悔しさを感じて、俺は唇を噛み締めてしまった。
ジョルテ達が談笑中、俺がスープと一緒に悔し涙を飲み込んでいたら、食堂の入り口付近がにわかに騒ついた。
何だろうかとそっちに目を向けた瞬間、食堂に居た全員がいきなり勢いよく立ちあがった。
隣にいたジョルテも姿勢良く立っている。
『え?なに?』
皆扉の方に向いているけど、立ち上がった屈強な皆さんの体で俺からは何も見えない。
何となく俺も周りに合わせてそっと立ってみたけど、周りとの身長差のせいかやっぱり何も見えなかった。
ちょっと背伸びしたりしながら扉の方を見ようとしていた俺の耳に、聞き慣れた低い声が流れてきた。
「私の客人がここに居ると聞いたが」
あれ?留守じゃなかったのか?
「こちらにいらっしゃいます」
俺が首を傾げていると、ジョルテが何か応えて周りの人達も道を開けるように体をずらす。
「ケイタ、ここに居たか。部屋に居ないから心配したぞ」
直ぐに声の主は俺の前までやってきて、少し怒ったように眉を顰めた。
「バルギー『居ないんじゃなかったのか?』ジョルテ、バルギー、ココ、無い?」
留守だったんじゃ無いのかと、思わず隣のジョルテを見上げる。
「直ぐにお戻りになると言っただろう?」
ジョルテが何か説明してくれてるけど、よく分からない。
もしかして、オウトって場所は近いんだろうか。
地図では遠く見えたけど、縮尺の問題か?
ジョルテを見上げたまま首を傾げたら、いきなりバルギーに肩を掴まれて引き寄せられた。
「お前は?」
「夜の見廻り隊隊長を拝命しておりますジョルテと申します」
「何故ケイタがここに居るのか説明を」
俺には見せない厳しい態度で、バルギーがジョルテと話をしている。
「はっ。将軍を探して訓練場に迷い込んだようでして、将軍のご不在を教えたところ、空腹だったようで食事がしたいと・・・」
「・・・なるほど、私の不手際だな」
バルギーが何故か苦虫を噛み潰したような顔で唸った。
「バルギー?」
「すまなかったケイタ。起きるのはまだ先だと思って食事の用意をせずに出てしまった」
ジョルテに対する厳しい態度とは一転して、気遣うような優しげな声でバルギーは俺に話しかけてくる。
「ケイタ、とにかく部屋に戻るぞ。ジョルテ、ケイタが面倒をかけたな。ご苦労だった」
「とんでもございません」
バルギーの言葉に、ジョルテが頭を下げた。
「ケイタ、行くぞ」
食事がまだ途中だけど、バルギーに背中を押されて仕方なく俺は扉に向かった。
「ジョルテ、スープ、美味しい、ありがとう」
食事の礼を言って手を振ったら、応えるようにジョルテが軽く手を挙げてくれたけど。
後ろに立ったバルギーの体で、視界は遮られてしまった。
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