「朝起きたら俺は女の体になっていた」官能小説自動生成ソフト七度文庫女体化編が自動生成した短編小説集

七度柚希

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タコ焼き屋のバイトで女装して女体化した俺。出会い系サイトの男にナンパされてカラオケに誘われるが行った先はラブホテル。

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  (1)

 俺は新型の有機ELテレビを買おうと思ったが金がない。
アルバイトを探そうと思ってインターネットを調べているとよさそうな仕事を見つけた。
駅前のショッピングセンターで開店するタコ焼き屋の売り子の仕事だ。
開店キャンペーンの当日だけコスプレして売り子をするだけの楽な仕事だ。
写真と履歴書を送るとすぐに採用通知が来た。
当日になってショッピングセンターに行くと店の前にはのぼりが沢山たっていて開店キャンペーンのミニライブがあるらしい。
店は準備中で忙しそうにタコ焼きの材料を並べている。
店主らしい男に名前を告げると「じゃあ、すぐコスプレの衣装に着替えてもらえるかな」と言って衣装を渡された。
だが何だか変だ。
渡されたのは女子高生が着るようなセーラー服だ。
「あのう。これを着ないといけないんですか」と俺は店主に聞いてみた。
「もちろんだ。それが約束だ。判っていて応募したんだろう」と言われて俺は言い返せなかった。
俺はショッピングセンターのトイレで着替えると店に戻った。
店の前はミニライブの観客らしい男の子が大勢集まっていた。
開店真近になると観客の男の達はどんどんと増えて行った。
開店直前に近くに大型のバンが止まると中から女の子たちが数人でてきた。
アイドルグループ「たこやきレインボー」の女の子たちらしい。
女の子たちはみなセーラー服を着ていて、俺が着ている服と良く似ている。
俺はなぜセーラー服のコスプレをさせられたのかやっと理由が判った。
たこやきレインボーのコスプレだったのだ。
女の子達の後からスーツを着たマネージャーらしい女性がでてきた。
「ちょっとあなた、こっちに来なさい」と女に言われて俺はワゴン車の中に連れ込まれた。
女は手際よく俺の顔にお化粧をすると「可愛いじゃないの。これからは自分でお化粧しなさいね」と言ってくれた。
どうやら俺のことを女の子だと思い込んでいるらしい。
とりあえずお化粧もすんで店に戻るとたこやきレインボーのミニライブが始まった。
何曲か済むと店の周りにはファンの男の子たちで一杯になった。
ライブが終わるとさっそくタコ焼きの販売が始まった。
俺は必死でおつりを数えながらタコ焼きを売り続けた。
お客のなかには俺はたこやきレインボーのメンバーだと間違えて「握手してください」とか言い出す男の子もいた。
俺はしかたなく何度も握手をした。
やがてファンの男の子たちが一通りタコ焼きを買うと、店の前には人影もまばらになって暇になった。
夕方近くになって買物の時刻になるとまた混み始めたがスーパーの閉店の時間になって客もいなくなった。
俺はショッピングセンターのトイレで着替えようと思ったが閉店で中に入れない。
しかたなく駅前のマクドナルドで着替えようと思ってセーラー服のコスプレのまま歩きだした。
「ちょっと、君可愛いねカラオケでもしないか」と男性に声を掛けられた。
知り合いかと思ったが見たことのない顔だ。
それに中年の腹のでたオヤジでどう考えても変だ。
どうやら俺の事を本物の女子高生だと思ってナンパするつもりらしい。
俺は本当の事を行った方がいいかと思ったが、女子高生の振りをして男をからかうのも面白いと思った。
男と一緒にカラオケ店に入ると飲み物を勧められた。
一口飲んで見ると舌にピリッと来た。
なんだか変だと思ったがそのまま飲み込むと胃袋が熱くなった。
頭がぼんやとして目眩がしてきた。

  (2)

 目が覚めたとき俺は公園のベンチで寝ているのに気がついた。
家に戻ったはずだと思ったがどうも違っていたらしい。
どうやらコスプレのセーラー服を着たまま公園のベンチで寝たしまったらしい。
昨日の事を思い出そうとしたが、カラオケを出た所までは覚えているがそのあとの記憶がない。
俺はセーラー服を着たままなので着替えようと思ったが着替えがない。
持ち物をさがすと財布と携帯をもっている。
これなら家に帰る電車賃くらいはありそうだと思って公園を出たが自分がどこにいるのか分からない。
景色を確かめると体育館が近くにあるのが見えた。
どうやら渋谷にいるらしいと俺はなんとなく気がついた。
駅前まで歩いていくとモスバーガーを見つけたので一休みしようと思った。
エビカツバーガーとコーヒーを頼んで空いてる席に座ると食べ終わったあとトイレに立った。
セーラー服を着ているので便器に座って小便をしようとしたとき俺は愕然とした。
股間にあるべきものがないのだ。
何度も手で触って確かめたがやっぱりない。
それでも小便がでるので用は済ませたがやっぱり変だ。
トイレの鏡で自分の顔を確かめてみたがいつもの俺の顔とは全然違う。
お化粧をしているから別人に見えるのかとも思ったが顔の輪郭が全然違う。
胸に手を当てて確かめると肉の塊の感触があって本物の胸だ。
何がなんだかさっぱり訳が分からない。
俺は昨夜何があったのか思い出そうとしてみた。
俺は昨日までは確かに男だったはず。
タコ焼き屋のバイトでセーラー服の女装をしたが、それだけで身体が女になるはずがない。
スカートを直して席にもどったが頭の中は混乱するばかりだった。
このまま家に帰るかどうか俺には決心がつきかねた。
俺はもともと男の子なはず。
家に戻れば家の子じゃないと言われるに決まっている。
俺はぼんやりとモスバーガーの中を見渡してみたが、女子高生の姿が多い。
女の子達はいろんな学校の制服を着て居て同じ学校の子だけが集まってる訳でもない。
大抵が一人か二人で座っていて、みな携帯をいじってる。
それにどの女子高生もお化粧が濃くてスカートの丈も短くて普通の女子高生には見えない。
どうして女子高生がみな携帯をいじってるのか気になって、俺の隣の席の女子高生の携帯をこっそりと盗み見した。
女子高生は携帯の操作に夢中で俺が盗み見しているのには全然気が付く様子もない。
女子高生が夢中になってやっててるのはどうやら出会い系サイトらしい。
俺も携帯を取り出して今居る店の名前を検索してみた。
いろいろ試してみると俺は変な名前の投稿サイトを見つけた。
どうやらこの店は出会い系サイトの待ち合わせの場所になっているらしい。
店にいる女の子が携帯で自分の写真をアップロードして相手を見つける仕組みらしい。
出会い系サイトで男と遊ぶのは大抵が金が目当ての援助交際だ。
それでこの店には援助交際をしたい女子高生が大勢集まっているらしいと俺は気が付いた。
一応は女子高生らしくセーラー服をきているが、本当に女子高生なのか分かったもんじゃない。
俺も他の女の子の真似をして写真を出会い系サイトにアップロードして「いま暇してます」と書き込んだ。
すぐに男からメッセージが届いたので読んでみると「何して遊びたいのかな」と書いてある。
俺は適当に返事を書いて男とメッセージのやりとりを続けた。
「私、今日行くところがないんです」と俺が試しに書いてみると、すぐに男が「大丈夫、心配いらないら」とメッセージをよこした。
俺はとりあえず今夜はなんとか泊まる場所が確保できたと思って一安心したが、男に何をされるのかやっぱり不安な気持ちもあった。
俺はモスバーガー前で待ち合わせをする約束をして返事を待った。
男はすぐ近くらしくてこれからすぐ来ると返事が来た。
モスバーガー前でしばらく待っていると、それらしい男が来た。
「いや、朋美ちゃんだね、可愛いじゃないか」と男は俺に気が付いてすぐに声を掛けてきた。
グレーのジャンパーを着た中年の男はサラリーマンには見えない。
歳も俺のおやじくらいで、随分と老けて見える。
男がそんなに待たせずに待ち合わせの場所に来たところを見ると、すぐ近くでモスバーガーの様子を覗き見していてよさそうな女を物色していたらしい。

  (3)

 「じゃあ飯でも食おうか、お腹空いてるだろう」と男に誘われて俺は男と歩き始めた。
男はすぐに手を伸ばして俺の手をしっかりと掴んできた。
俺が逃げられないようにしっかりと捕まえておく気らしい。
俺は女の子と手をつないだこともないので、手を握られると胸がドキドキして変な気分になった。
「何が食べたいんだ」と男に聞かれて俺は「何でもいいです」と答えた。
しばらく歩いてすき焼き屋に着いた。
注文をしてしばらくしてお皿に乗った野菜と肉が運ばれてきた。
ウェイトレスはテーブルの中央の鍋に火をつけると帰ってしまった。
どうやら自分ですき焼きを作らないといけないらしい。
俺はすき焼きは大好きだが自分で作ったことなんかない。
作り方が判らないのでどうしようかと思った。
「なんだ。すき焼き作ったことないのか」と男が言うと箸でラードのかけらを掴んで鍋に入れた。
「最初に鍋にラードをなじませてからつぎに肉を焼くんだ。よく覚えとけ」と言いながら男が肉を焼き始めた。
俺の家ではすき焼きを作るのはお父さんの役目だと決まっていたが男は誰でもすき焼きを作れないといけないらしい。
肉を焼き終わると男が野菜を入れ始めたので俺も手伝った。
最後に割り下を鍋にいれるとあとはしばらく待ってすき焼きの出来上がりだ。
食事も済んだころ男に「これからカラオケに行かないか。俺はカラオケが大好きなんだ。可愛い子とカラオケをするのはとっても楽しいからね」と誘われた。
いきなりラブホテルに誘われたら断ろうと思っていたがカラオケなら一緒に行っても大丈夫だと思った。
「私もカラオケ大好きなんです」と俺が返事をすると男は嬉しそうな顔をした。
店を出て裏通りに入ると紫色の看板の出た建物の前に来た。
カラオケ店にしてはなんだか変な気がした。
「この店はね普通のカラオケ店と違って設備が凄いんだ。大きなステージがあって照明も凄くてまるでプロの歌手が歌ってるような気分になれるんだよ」と男に言われて不審な気もしたがとりあえず一緒に中に入った。
部屋に入ると男が言っていたように部屋の中央に大きなステージがあって照明も凄い。
男にマイクを渡されて歌い始めたが部屋の奥に大きなベッドがあるのが目に入った。
どうも変だ。
普通のカラオケ店にこんな大きなベッドが置いてある訳がない。
俺はラブホテルに入ったことがないので、良く知らないがもしかしてここはカラオケの出来るラブホテルかもしれないと思った。
うっかりこんな所に長居をすればなにをされるか分からない。
「私そろそろ失礼しますね。帰りが遅くなるとお母さんに叱られちゃうんです」と適当に言い訳をして俺は部屋から出ようとした。
だが男は俺の手をとって引き止めた。
「朋美ちゃん心配いらないよ。気持ちよくしてあげくからね。朋美ちゃん気持ちいいこと大好きだよね。せっかく女に生まれたんだから気持ちよくなりたいよね」と男が甘い声で囁くと俺を抱きしめてきた。
俺の胸が男の胸に押しつぶされると俺は急に足が震えてきた。
欲望の嵐が激しい竜巻となって俺の体に襲いかかってきた。
支配者の欲望に従順に従うことだけが、俺に許された最後の希望だった。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを俺は思い知らされた。
抵抗する気力もないくらいに俺の体はもてあそばれた。
このままずっと責め続けられたら、俺はもう征服者に従うしかないと覚悟した。
廃墟となって崩れ落ちた俺の身体に、男は所有者の鉄杭を誇らしげに打ち込み続けた。
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