織田信長が異世界転生したら最恐だった件。

白咲焰夜

文字の大きさ
上 下
1 / 4

序章 第1話 〜プロローグ〜

しおりを挟む
「光秀……お前は、我を裏切るのか?」

 ━━━━我はそう答えた。

「あぁ、お前は少し……暴れすぎだ。
だから、この世は俺が支配する。
お前はしかと、そらで指をくわえながら見てればいい!!」

 と、笑いながら消えて行った。
我は、追いかけようと思っていた……が、周りの火が強すぎて、動けない状況だ。このままだと、死んでしまう!!

 その時だった……。
急に、周りの景色が暗くなっていて、見えなくなっていた。だが、自分の体は見えている。

「な、なんだ!?  これは!!」

 必死に、前へと突き進む。
だが、景色が真っ黒な為……歩いているのか、進んでるのか分からない。

 すると、奥から光が見えた。
その光を追いかけるように、突き進んだ。

 そこから得た景色は……まるで、我が居た景色とは到底思えない街並みだった。

 そして、人々は…我を見て、ざわめいていた。

「お前は、何者だ!!」

 と、後ろから声を掛けられたのは……
侍とは違う布みたいな重装備? で……刀ではなく杖?  みたいな形をした武器を持って威嚇してくる。

「我か?  我は、織田信長だ。
ここは、何処なんだ?」

「オダノブナガ……?  聞いたことあるか?」

「いや、ないな……。」

「変な人よね。」

「そうねぇ~。」

 なんだ?  この周りの反応は……。
まるで、我が異常みたいな接待をしているではないか!!

「あぁ~。事情は分かった。
ならば、殺してしまおう。」

 ━━━殺すと?  まるで、前に居た所ではないか!!

 我は片手で刀を出そうとした。
……だが、無かった。どうすればいいかと焦りながら刀を出そうとした手を前に出した。すると……。

「うわぁぁぁぁぁあー!!!!」

 何故か、攻撃をしようとした奴らが吹き飛ばされてしまった。
そしたら、街の住民共がパニックになりながら逃げていた。

 我は、どうしたらいいか分からず……慌てていた。

「とりあえず、こっちに来て。」

「お、おう!」

 すると、体が全体的に小さくて……胸とお尻がでかい少女が……我を森の中へと連れて行く。

 ある程度、走った後に……城みたいな所に連れて行かれた。
するとその少女は、我を1番目立つ……何か椅子に座らせて、我の目の前でしゃがんで喋っていた。

魔王神まおうしん様……いらっしゃいましたね。お待ちしておりました!」

 魔王神……?  お待ちしていた……?  どういう事だ……?

「信長様は、焼き殺されるのを私が救い、異世界へと転生させる事に成功しました。」

 異世界……?  転生……?  更に分からない言葉が……。

「信長様は、これから……この異世界で生活をしていただきます。
安心してください……。何もかも……全てが、分からないかもしれないですが……貴方様の前で崇拝している私含め、この者らが何もかもお教えします。
ですので、この異世界を前の世界の様に天下を目指し……支配し、我々の世界にしましょう。」

 もう……何が何だか分からなかった……が、我がやることは……このいせかいを、昔の世界の様に天下を目指し、支配する事にしよう。

 "流れに沿って"……な?

 ……と・・・。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜

駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。 しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった─── そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。 前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける! 完結まで毎日投稿!

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 ***************************** ***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。*** ***************************** マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

貞操逆転世界の男教師

やまいし
ファンタジー
貞操逆転世界に転生した男が世界初の男性教師として働く話。

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

異世界で世界樹の精霊と呼ばれてます

空色蜻蛉
ファンタジー
普通の高校生の樹(いつき)は、勇者召喚された友人達に巻き込まれ、異世界へ。 勇者ではない一般人の樹は元の世界に返してくれと訴えるが。 事態は段々怪しい雲行きとなっていく。 実は、樹には自分自身も知らない秘密があった。 異世界の中心である世界樹、その世界樹を守護する、最高位の八枚の翅を持つ精霊だという秘密が。 【重要なお知らせ】 ※書籍2018/6/25発売。書籍化記念に第三部<過去編>を掲載しました。 ※本編第一部・第二部、2017年10月8日に完結済み。 ◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。

ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。 それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。 これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ) よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m hotランキング23位(18日11時時点) 本当にありがとうございます 誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。

処理中です...