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第1章 第4話 〜久々のシャバに出ます!!〜

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 ステータスを確認した後に、赤薔薇の剣でもしもの為に、スキルを作成しつつ……オメガと戦った。
それが吉に出て、オメガとの戦いは幕を閉じた。

 そして、今の姿は蛇に戻ったのだった。
第4話は、初めて洞窟から出るの巻!

「マスター。この胡散臭い洞窟から出たいでしょう?」

 おい、ずっと居続けていたのに、胡散臭いと言うな。この洞窟が可哀想だろうが。

「まぁ、外がどんな感じになっているかは……
気になるな。」

 と言うとアルファは、私を持ち上げながら言った。

「では、私達が……マスターと私達の愛の巣に行くついでに、マスターがこれから住む街への案内もするわ。」

 うん。サラッと愛の巣宣言してませんでした?
気のせいです??  ちなみに言うけど……俺はしないからね?  しかも、俺……メスだからね? 

 とツッコんでいた。
そして、約……2時間ぐらいかかっただろうか?
ようやく、外に出て来ていた。

「久々の……外の空気!!
美味しいなぁ~!!」

 そして、アルファ以外の子達が爆弾発言をした。

「私達も、アリス様と一緒の空気を吸ってると美味しく感じます!!  ハァ……ハァ……。」

 ねぇ。俺ってつくづく……女運ってないよな?
学生の時も……

 俺は学生の時の告白してきた女の子金持ち生徒会長を思い返していた。

「好きです!!  付き合ってください!!」

「嫌だ。なんか、嫌な予感がしたから。
ごめんね?」

 とそそくさと……帰ろうとした。
だが、捕まって壁ドンされた。

「わ、私のものにならないと……
あなた……ここ学校に居させないわよ?」

「ヒェーー!!」

 あれは、もう好きではなくて束縛だよな。
くそ。もうちょっと安定した青春って無いだろうか?

 そんな事はもう、どうでもいい。
今は、街を見ることに専念しよう!

 ほうほう?  見渡す限りの感想は……まるで、あれだな?  異世界と言うより……日本の東京らしい街並みだな?

 立ち食いもある、飲食店もある、服屋もある、美容院も床屋も……強いて言うなら、車と道路がないだけだな。どうやら、移動手段はテレポートが各地に置いてあって、そこで自由に移動して買い物してるらしい。異世界の技術は進んでいるなと感心する。

 しかも、浅草の雷門も、東京タワーとかあるし、東京スカイツリーとかあるし。

「あの蛇神王門じゃしんおうもんは、白蛇神様と白蛇魔王様のご利益所ですね。

そして、あの2つのタワーは、あなた様が前世で生きていたタワーを再現し、中も忠実になっています。実は、地下も存在し……」

「え?!  オリジナルで作ってくれたの!?」

「えぇ……ダンジョンですがね?」

「期待して損したわ。期待を返せ。」

 ここは、どうやら
王都よりも優秀な街で、神都しんとと言うらしい……。

 この神都は、蛇神王門でも言った通り……。
白蛇神様と白蛇魔王様が祀られているらしい。あれ?  待ってくれ……それって、俺?!

 と、心を読んだアルファは言ってきた。

「その通りですよ。マスター。」

 終わった。さよなら、俺のスローライフ……。
そして、ようこそ。俺の地獄……。

 と、思うのだった。

          ~おまけ~

「着きましたよ。マスター。」

「ありがと!! って、ここは国会議事堂じゃないかぁ!!」

 ……と・・・・・・。
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