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〜第1章 学院生活〜
第11話 〜門出と合格祝い……?〜
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ガラガラと家のドアを開けた。
「どちら様……? って、アリスちゃん!!
おかえり~!!」
出迎えてくれた母さんに会った。
父さんは、多分……客人と対応中だろう。
「ど、どうだったの?
アリスちゃん……。」
緊張しているのだろう。
声が引き攣っていた。
「合格したよ。母さん。」
そう口にすると……母さんは顔から花が出るくらい喜びながら私を抱き寄せながらよしよしされる
「おめでとう!! 本当におめでとう!! アリスちゃん!! まさか、1ヶ月で学院を合格出来るなんて!! 本当になんで、天才なの!? アリスちゃん!! 今日はご馳走ね!!」
やれやれ。母さんが合格したわけじゃないのにこの喜びようは大袈裟だぞ。
親というものは……こういう感情になりやすいのか? 理解はできないのだが……まぁ、悪い気分では無い。
「アリスちゃんは何が食べたい?」
「そうだな。出来れば……オムレツグラタンがいいな。」
母さんの得意料理である。
これを食べ始めてから好きになった。
1万年前は……肉だの魚だの食べていたが、、
転生してからはこのオムレツグラタンが好きになっていた。
私的に言えば……これは革命的であった。
本当に、食べ物は勇気と活力と愛をくれるって母さんは言っていたが本当にそうだ。
母さんの愛情から勇気と活力を貰える。
そんな家族の愛など……今までの人生で無かった。
「あぁ、母さん……
客人がいるんだが……。」
「ん?? ルーガスちゃんかな?」
「どうも……。」
「それと、もう1人……。」
振り向き、私の背中に隠れていたアルベルトを紹介する。
「この方は、クルミ・アルベルトだ。」
「は、、初めまして
お母様……。」
ん? お母様??
「私……クルミ・アルベルトと申します。
女なのですが、娘様の旦那で通させて貰ってます。
宜しくお願いします。」
おい、ちょっと待て……??
旦那とは認めてねぇぞ……??
「あ、あ、あの
アリス……アリスちゃんが……。」
母さんは気が動転してる様に大声で言う。
「私のアリスちゃんが、嫁も旦那も出来ちゃったわよ~!!」
家中に響き渡る声で言った。
「母さん、誤解だ!!
私は、旦那も嫁も……作ってない!!」
と、私は言った。
すると、母さんは即座に言った。
「いいの。いいのよ? アリスちゃん。
照れ屋だもんね? 大丈夫よ? 私は、アリスちゃんの幸せならお母さんも幸せだから、お母さんは反対しないわ!! 例え……」
そして、母さんは余計な一言を言う。
「お母さんが恋愛的に好きでも……
お母さんはそれを受け入れるわ!!
子供も孕めるぐらい頑張っちゃうわ!!」
いや、頑張るな!!
私は、女だ!!
一体、母さんはどんな妄想してるんだ!?
そんな妄想世界を見てみたいが、恐ろしくて見たくもない!!
すると、バタンって音がして私をがっちりと掴んでいた。
「アリス!! 出来したぞ!!
旦那も嫁も居るなんて、なんて言う最高な奴なんだ!! 羨ましい!! けしからん!!」
くそ、父さんまでもか……。
いや、てか……どっちだよ!?
けしからんのか、羨ましいのか……ハッキリしろ!? とりあえず、落ち着いてくれ。頼むから。
「父さんはな? 思ったんだ。
そんなイケメンで時たま、可愛い顔をするアリスは全員の女の子にモテるだろうな! って……
俺が産んだ子なら分かるぞ!!」
父さん、自意識過剰になっているのか
自分を卑下してるのかハッキリしてくれ。
「母さん……これはめでたいぞ!!
これはご馳走だ!! 派手に祝うぞぉ~!!」
「えぇ、そうね!! 分かったわ!!
あなた!! アリスちゃんの門出と合格祝いとしてご馳走をたっぷりと作りましょう!!」
「……なんやろ……。
追いつかへん……。」
「私は、慣れたけどね……?」
2人は、冷や汗をかきながら私を見つめてくる。
いいや、私を見つめるな!?
私にどうにか出来る相手じゃねぇよ!?
「よし、そうと決まれば……早速、料理を作ろうじゃないか!! ほら、母さんも笑顔だぞ! 笑顔!!」
「えぇ、そうね。私のアリスちゃんのおめでたい日に……お母さんが泣いちゃダメだよね……。大丈夫……!! 私は出来る子!! ちゃんと笑うわ!!」
呆然とする私らを置き去りにして、父さんと母さんは2人がどこまでも盛り上がっていく……。
「あの~? 母さん? 父さん??」
「あぁ、いいんだ!! アリス!!
今日は手伝わなくても……父さんたちだけでやるから!!」
そんな事を言われても……私は一切合切、、手伝った事ないぞ!? 父さんよ!?
「ほらほら、ルーガスちゃんには部屋を見せたと思うが、アルベルトちゃんに部屋を見せてやりな!!」
父さんに背中をぐいぐいと押されるまま……2階にあがり……俺の部屋までやってくる。
ドアを閉める直前に……父さんは表情を引き締めながら言った。
「いいか、アリス。料理には2時間掛かる。ちょっとぐらい……大声を出しても、母さんには聞こえないように上手くやっておくな?」
ふむ。なるほど?
父さん!? あなたは、何を言ってるんだ!?
「あのさ、父さん。
詳しく……聞いてくれ……。」
「安心しておけ、、こういう事は……父さんに任せておけ!!」
訂正が出来る訳でもなく、父さんはドアを閉める。その直前に、なんだかいやらしい声で、言ったんだ。
「ごゆっくり~!!」
やれやれ……父さんたちには困ったもんだ。
「悪い……みんな、父さんたちが冷静になった時に話しておくから。」
そう言うと……2人は即答で言った。
「話さなくていいよ!!」……と━━━。
「そうか? 本当に悪かったな。
騒がしい両親で……」
アルベルトとルーガスは首を横に振る……。
「慣れてる!!」
あの~そこは、慣れないで欲しいなぁ~。
と、思う私がいた。
そう言えば、アルベルトの見送りに来ていた人間の男の事を思い出した。
「確かに、アルベルトのお父さんも似たような事があるよな」
「あぁ、ちゃうで?」
「あ、私の親ほどでもないか……」
「それもちゃう。
今朝、応援してたのは、
その……親代わりの人やで?」
「じゃ、実の親は……?」
「……忙しいんだよな~。
それが……。」
なるほど、そういう事か。
転生前の私などは親代わりさえ居なかったけどな?
「ちなみに聞くが、、アリスには兄弟がいるんか?」
「いや、居ないが……どうした?」
「あの時に、兄弟が仲良くとか言ったからだ。」
あぁ、ルルーノスとリリーノスの事か……。
「お前さん、優しいよな!!」
「私かが??」
少し、考えた時に……ハハハハ!! と、、笑いが溢れていた。
「おかしかったか??」
「いや、そういう訳では無い。
そう優しいって言われた時なんて無かったからな。」
「おう?? なんて言われてたん?」
「そうだなぁ~。。」
私は、これまでの人生で言われたことを振り返りながら言う。
「お前が生きてるとこの世のためにならないとか、鬼、悪魔、この外道、お前の血は何色だ、ってのはよく耳にしたな」
と、言うと……アルベルトは私をジーッと見つめてきた。
「いじめられていたんか?」
「私かが?? いや、まさかな?」
必要に迫られていたとはいえ……どちらかと言えば……私がやった報いだろう。
言い訳する訳でもない。
「まぁ、私にも原因がある。」
だが、キッパリと否定したと言うのに……アルベルトは言った。
「いじめるやつの方が悪い。アリスは悪くない。」
「いや、そう言われてもなぁ~。」
アルベルトは、背伸びして撫でてくる。
「よしよし、辛かったなぁ~。」
「なぁ!?」
それを見ていたルーガスは嫉妬していた。
ふむ。何か、誤解をしているが……
まぁ、いいか。それにしても……
こそばゆいな。
「まぁ、いじめられていた事などは置いておいて……優しいはどうだろうな? ルルーノスたちに関しては余計なお世話だったかもだぞ?」
リリーノスに関しては、確実に消し炭だったしな?
「それは……結果論だ。
気にせんでええのよ。」
「そ、、そうか?」
アルベルトは頷く。
「アリスは、優しい……。」
そう言われるのは……案外、悪くなかった。
「アルベルトは……兄妹が居るのか?」
アルベルトは少し考えてから……言った。
「お姉ちゃんが居るで?
それがどうかしたん?」
「仲がいいのか?」
すると、アルベルトは黙った。
「分からへん……。
もしかしたら、嫌われてるかもしれんな」
分からない、嫌われているかもしれないとは不思議な答えだな。良いのか、悪いのか……ハッキリ出来てない言い方だ。
「なんや?? 心配なんか?」
「まぁな。友達になったんだ。
そりゃ、心配するさ……」
「そういう所やで?
優しいのは……。」
てっきり、姉の話をしてくれるのかと思って期待していたのだが……違った。
その後……料理ができるまでの間は……
アルベルトとルーガスと私で取り留めのない雑談をしていたのだった。
「どちら様……? って、アリスちゃん!!
おかえり~!!」
出迎えてくれた母さんに会った。
父さんは、多分……客人と対応中だろう。
「ど、どうだったの?
アリスちゃん……。」
緊張しているのだろう。
声が引き攣っていた。
「合格したよ。母さん。」
そう口にすると……母さんは顔から花が出るくらい喜びながら私を抱き寄せながらよしよしされる
「おめでとう!! 本当におめでとう!! アリスちゃん!! まさか、1ヶ月で学院を合格出来るなんて!! 本当になんで、天才なの!? アリスちゃん!! 今日はご馳走ね!!」
やれやれ。母さんが合格したわけじゃないのにこの喜びようは大袈裟だぞ。
親というものは……こういう感情になりやすいのか? 理解はできないのだが……まぁ、悪い気分では無い。
「アリスちゃんは何が食べたい?」
「そうだな。出来れば……オムレツグラタンがいいな。」
母さんの得意料理である。
これを食べ始めてから好きになった。
1万年前は……肉だの魚だの食べていたが、、
転生してからはこのオムレツグラタンが好きになっていた。
私的に言えば……これは革命的であった。
本当に、食べ物は勇気と活力と愛をくれるって母さんは言っていたが本当にそうだ。
母さんの愛情から勇気と活力を貰える。
そんな家族の愛など……今までの人生で無かった。
「あぁ、母さん……
客人がいるんだが……。」
「ん?? ルーガスちゃんかな?」
「どうも……。」
「それと、もう1人……。」
振り向き、私の背中に隠れていたアルベルトを紹介する。
「この方は、クルミ・アルベルトだ。」
「は、、初めまして
お母様……。」
ん? お母様??
「私……クルミ・アルベルトと申します。
女なのですが、娘様の旦那で通させて貰ってます。
宜しくお願いします。」
おい、ちょっと待て……??
旦那とは認めてねぇぞ……??
「あ、あ、あの
アリス……アリスちゃんが……。」
母さんは気が動転してる様に大声で言う。
「私のアリスちゃんが、嫁も旦那も出来ちゃったわよ~!!」
家中に響き渡る声で言った。
「母さん、誤解だ!!
私は、旦那も嫁も……作ってない!!」
と、私は言った。
すると、母さんは即座に言った。
「いいの。いいのよ? アリスちゃん。
照れ屋だもんね? 大丈夫よ? 私は、アリスちゃんの幸せならお母さんも幸せだから、お母さんは反対しないわ!! 例え……」
そして、母さんは余計な一言を言う。
「お母さんが恋愛的に好きでも……
お母さんはそれを受け入れるわ!!
子供も孕めるぐらい頑張っちゃうわ!!」
いや、頑張るな!!
私は、女だ!!
一体、母さんはどんな妄想してるんだ!?
そんな妄想世界を見てみたいが、恐ろしくて見たくもない!!
すると、バタンって音がして私をがっちりと掴んでいた。
「アリス!! 出来したぞ!!
旦那も嫁も居るなんて、なんて言う最高な奴なんだ!! 羨ましい!! けしからん!!」
くそ、父さんまでもか……。
いや、てか……どっちだよ!?
けしからんのか、羨ましいのか……ハッキリしろ!? とりあえず、落ち着いてくれ。頼むから。
「父さんはな? 思ったんだ。
そんなイケメンで時たま、可愛い顔をするアリスは全員の女の子にモテるだろうな! って……
俺が産んだ子なら分かるぞ!!」
父さん、自意識過剰になっているのか
自分を卑下してるのかハッキリしてくれ。
「母さん……これはめでたいぞ!!
これはご馳走だ!! 派手に祝うぞぉ~!!」
「えぇ、そうね!! 分かったわ!!
あなた!! アリスちゃんの門出と合格祝いとしてご馳走をたっぷりと作りましょう!!」
「……なんやろ……。
追いつかへん……。」
「私は、慣れたけどね……?」
2人は、冷や汗をかきながら私を見つめてくる。
いいや、私を見つめるな!?
私にどうにか出来る相手じゃねぇよ!?
「よし、そうと決まれば……早速、料理を作ろうじゃないか!! ほら、母さんも笑顔だぞ! 笑顔!!」
「えぇ、そうね。私のアリスちゃんのおめでたい日に……お母さんが泣いちゃダメだよね……。大丈夫……!! 私は出来る子!! ちゃんと笑うわ!!」
呆然とする私らを置き去りにして、父さんと母さんは2人がどこまでも盛り上がっていく……。
「あの~? 母さん? 父さん??」
「あぁ、いいんだ!! アリス!!
今日は手伝わなくても……父さんたちだけでやるから!!」
そんな事を言われても……私は一切合切、、手伝った事ないぞ!? 父さんよ!?
「ほらほら、ルーガスちゃんには部屋を見せたと思うが、アルベルトちゃんに部屋を見せてやりな!!」
父さんに背中をぐいぐいと押されるまま……2階にあがり……俺の部屋までやってくる。
ドアを閉める直前に……父さんは表情を引き締めながら言った。
「いいか、アリス。料理には2時間掛かる。ちょっとぐらい……大声を出しても、母さんには聞こえないように上手くやっておくな?」
ふむ。なるほど?
父さん!? あなたは、何を言ってるんだ!?
「あのさ、父さん。
詳しく……聞いてくれ……。」
「安心しておけ、、こういう事は……父さんに任せておけ!!」
訂正が出来る訳でもなく、父さんはドアを閉める。その直前に、なんだかいやらしい声で、言ったんだ。
「ごゆっくり~!!」
やれやれ……父さんたちには困ったもんだ。
「悪い……みんな、父さんたちが冷静になった時に話しておくから。」
そう言うと……2人は即答で言った。
「話さなくていいよ!!」……と━━━。
「そうか? 本当に悪かったな。
騒がしい両親で……」
アルベルトとルーガスは首を横に振る……。
「慣れてる!!」
あの~そこは、慣れないで欲しいなぁ~。
と、思う私がいた。
そう言えば、アルベルトの見送りに来ていた人間の男の事を思い出した。
「確かに、アルベルトのお父さんも似たような事があるよな」
「あぁ、ちゃうで?」
「あ、私の親ほどでもないか……」
「それもちゃう。
今朝、応援してたのは、
その……親代わりの人やで?」
「じゃ、実の親は……?」
「……忙しいんだよな~。
それが……。」
なるほど、そういう事か。
転生前の私などは親代わりさえ居なかったけどな?
「ちなみに聞くが、、アリスには兄弟がいるんか?」
「いや、居ないが……どうした?」
「あの時に、兄弟が仲良くとか言ったからだ。」
あぁ、ルルーノスとリリーノスの事か……。
「お前さん、優しいよな!!」
「私かが??」
少し、考えた時に……ハハハハ!! と、、笑いが溢れていた。
「おかしかったか??」
「いや、そういう訳では無い。
そう優しいって言われた時なんて無かったからな。」
「おう?? なんて言われてたん?」
「そうだなぁ~。。」
私は、これまでの人生で言われたことを振り返りながら言う。
「お前が生きてるとこの世のためにならないとか、鬼、悪魔、この外道、お前の血は何色だ、ってのはよく耳にしたな」
と、言うと……アルベルトは私をジーッと見つめてきた。
「いじめられていたんか?」
「私かが?? いや、まさかな?」
必要に迫られていたとはいえ……どちらかと言えば……私がやった報いだろう。
言い訳する訳でもない。
「まぁ、私にも原因がある。」
だが、キッパリと否定したと言うのに……アルベルトは言った。
「いじめるやつの方が悪い。アリスは悪くない。」
「いや、そう言われてもなぁ~。」
アルベルトは、背伸びして撫でてくる。
「よしよし、辛かったなぁ~。」
「なぁ!?」
それを見ていたルーガスは嫉妬していた。
ふむ。何か、誤解をしているが……
まぁ、いいか。それにしても……
こそばゆいな。
「まぁ、いじめられていた事などは置いておいて……優しいはどうだろうな? ルルーノスたちに関しては余計なお世話だったかもだぞ?」
リリーノスに関しては、確実に消し炭だったしな?
「それは……結果論だ。
気にせんでええのよ。」
「そ、、そうか?」
アルベルトは頷く。
「アリスは、優しい……。」
そう言われるのは……案外、悪くなかった。
「アルベルトは……兄妹が居るのか?」
アルベルトは少し考えてから……言った。
「お姉ちゃんが居るで?
それがどうかしたん?」
「仲がいいのか?」
すると、アルベルトは黙った。
「分からへん……。
もしかしたら、嫌われてるかもしれんな」
分からない、嫌われているかもしれないとは不思議な答えだな。良いのか、悪いのか……ハッキリ出来てない言い方だ。
「なんや?? 心配なんか?」
「まぁな。友達になったんだ。
そりゃ、心配するさ……」
「そういう所やで?
優しいのは……。」
てっきり、姉の話をしてくれるのかと思って期待していたのだが……違った。
その後……料理ができるまでの間は……
アルベルトとルーガスと私で取り留めのない雑談をしていたのだった。
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