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神同人作家と陸くんは嫉妬する
たくさん愛して
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上から見下す由宇さんの目は雄々しい。耳元でフー、フー、と獲物に飛び着く前の獅子のような声がして、その様子にゾクゾクしながら僕は手を伸ばし由宇さんの頭を撫でた。
「うん。たくさん、愛して」
ガバッと由宇さんの体が覆い被さったかと思うとすぐに重量感のあるそれが僕を貫いた。
「んああッ……!」
一気に突かれて思わず大きな声を上げてしまった。狭いところをすすんでくるたび、声を止めることができない。マンションだから外に聞こえはしないはずだけど……
「あっ、ああっ!ンッ、うあ……ッ」
「陸、陸……」
気持ち良くてもう蕩けそうでたまらない。朦朧としながら、僕は由宇さんの首すじにに腕を回す。前後に腰を振る由宇さんは恍惚とした表情で僕を見下す。
「もう、もたないかも……」
由宇さんのいいタイミングでいいよと言うと唇をキスで塞がれさらにピストンが強くなっていく。 僕に対する想いを代弁するかのようにこれでもか、と突いてくる。
ああ、もう壊れちゃいそう……! もう僕も由宇さんも爆発寸前だ。そしてさらに奥を突いてきたので思わずのけぞってしまう。
「ひあっ……!」
「わっ、陸! そんなに締めちゃ……っ」
由宇さんが顔を顰めた瞬間、それが僕の中で弾け、ビクビクッと痙攣する。
「あっ、んんっ……!」
熱い粘着力のあるそれがドロリと流れていく。そしてすぐに僕の方も白濁したものを撒き散らした。
僕らは肩で息をしながらベッドに寝転び仰向けになった。しばらく休んで息を整えていると、由宇さんが『ごめん』と呟く。
「なんで謝るの?」
「自分勝手にイッちゃったから」
「ええ? ほぼ同時だったよ」
「……陸が先にイッてからがいいんだ」
なんだそのこだわり、とついつい吹き出すと由宇さんは笑うな、と口を尖らせて笑う。久々に二人で顔を見合わせて笑い合ったから僕は嬉しくてたまらなくなる。ああ今日、ここに来て本当によかった!
そのあと、リベンジしたいと由宇さんが言ってきたので一戦交えたんだけど、さすがに体がへとへとになってしまった。シャワーを浴び、頭を撫でられながら、うとうとしていると突然由宇さんが声を荒げる。
「やばい! すっかり忘れてた!」
「何? どうしたの」
「…………【Jパーク】の新刊の原稿、まだ出来上がってないんだ」
「えっ!」
それを聞いた途端、僕は思わず大きな声を上げてしまい、あわてて口を手で覆う。新刊を読めないなんてと正直な気持ちが出てしまった。
その反応に、由宇さんが大笑いする。
「仕方ないなあ、陸のためにも頑張るか」
そう言うと由宇さんは起き上がり、ベッドを降りようとした。えっ今から執筆するの? 僕を残して? 由宇さんの背中を見て僕は一気に焦燥感に襲われた。
新刊が落ちるのは嫌だけど、このイチャイチャタイムがなくなるのはもっと嫌だ!
僕はすぐさま、由宇さんの腕を掴む。
「うん。たくさん、愛して」
ガバッと由宇さんの体が覆い被さったかと思うとすぐに重量感のあるそれが僕を貫いた。
「んああッ……!」
一気に突かれて思わず大きな声を上げてしまった。狭いところをすすんでくるたび、声を止めることができない。マンションだから外に聞こえはしないはずだけど……
「あっ、ああっ!ンッ、うあ……ッ」
「陸、陸……」
気持ち良くてもう蕩けそうでたまらない。朦朧としながら、僕は由宇さんの首すじにに腕を回す。前後に腰を振る由宇さんは恍惚とした表情で僕を見下す。
「もう、もたないかも……」
由宇さんのいいタイミングでいいよと言うと唇をキスで塞がれさらにピストンが強くなっていく。 僕に対する想いを代弁するかのようにこれでもか、と突いてくる。
ああ、もう壊れちゃいそう……! もう僕も由宇さんも爆発寸前だ。そしてさらに奥を突いてきたので思わずのけぞってしまう。
「ひあっ……!」
「わっ、陸! そんなに締めちゃ……っ」
由宇さんが顔を顰めた瞬間、それが僕の中で弾け、ビクビクッと痙攣する。
「あっ、んんっ……!」
熱い粘着力のあるそれがドロリと流れていく。そしてすぐに僕の方も白濁したものを撒き散らした。
僕らは肩で息をしながらベッドに寝転び仰向けになった。しばらく休んで息を整えていると、由宇さんが『ごめん』と呟く。
「なんで謝るの?」
「自分勝手にイッちゃったから」
「ええ? ほぼ同時だったよ」
「……陸が先にイッてからがいいんだ」
なんだそのこだわり、とついつい吹き出すと由宇さんは笑うな、と口を尖らせて笑う。久々に二人で顔を見合わせて笑い合ったから僕は嬉しくてたまらなくなる。ああ今日、ここに来て本当によかった!
そのあと、リベンジしたいと由宇さんが言ってきたので一戦交えたんだけど、さすがに体がへとへとになってしまった。シャワーを浴び、頭を撫でられながら、うとうとしていると突然由宇さんが声を荒げる。
「やばい! すっかり忘れてた!」
「何? どうしたの」
「…………【Jパーク】の新刊の原稿、まだ出来上がってないんだ」
「えっ!」
それを聞いた途端、僕は思わず大きな声を上げてしまい、あわてて口を手で覆う。新刊を読めないなんてと正直な気持ちが出てしまった。
その反応に、由宇さんが大笑いする。
「仕方ないなあ、陸のためにも頑張るか」
そう言うと由宇さんは起き上がり、ベッドを降りようとした。えっ今から執筆するの? 僕を残して? 由宇さんの背中を見て僕は一気に焦燥感に襲われた。
新刊が落ちるのは嫌だけど、このイチャイチャタイムがなくなるのはもっと嫌だ!
僕はすぐさま、由宇さんの腕を掴む。
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