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神同人作家と陸くんは嫉妬する
甘い時間
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由宇さんのマンションに戻り、シャワーを浴びてベッドに入る。あとから由宇さんが部屋に入ってきて、灯りを消して同じベッドに入ってきた。そして僕の頬に何度か触れたあと、キスをしてきた由宇さんからはふんわりと甘いシャンプーの香りがした。
週末の夜のお泊まりだから当然の流れだけど、まだ慣れない。特に二週間ぶりだし……。だけど体は正直で、だんだんと熱を帯びてくる。キスを繰り返しているうちに僕は由宇さんの体を抱きしめていた。
「ん……」
舌を絡めながら、由宇さんは器用にパジャマを脱がしていく。どうせ脱がすんだから初めから裸になっておけばいいって? そんな恥ずかしいことできないよ!
由宇さんはゆっくりと体中にキスを落としながら右手を僕の膨らんでいるものに触れた。いつもより性急なのは、久しぶりに体を重ねるからだろうか。あちこちを触れられ、僕はもうたまらなくなり由宇さんの体にしがみつく。
「ん……っ」
「可愛いなあ」
そう言われることにまだ慣れなくて、顔が熱くなってきた。耳たぶを舐られて思わず体を震わすと由宇さんが耳元で囁く。
「ここ、弱いよね」
そういいながらもう一度耳たぶを攻めてくる。身体の関係を持って数ヶ月、由宇さんはすっかり僕の身体を知り尽くしていた。由宇さんに触れられると、僕はすぐ声を出してしまう。そして由宇さんのものが僕の中に入ってくる頃には、気持ち良すぎていつも涙が滲んでしまうんだ。
「あっ、ンンッ……! や……あ」
「いやなの?」
身体を重ねて気がついたことがある。エッチをしているときの由宇さんはSっ気がでるんだ。普段優しいだけに、そのギャップがたまらない。
腰の動きを止めて、由宇さんは僕の言葉を待つ。中途半端に止められて僕の身体は切なく悶える。
「……止めないで」
「何が欲しいの」
「由宇さんの……これ」
手を伸ばし繋がっているそのヌメヌメした由宇さんのものに手を触れる。すると由宇さんは少し顔を歪めた。
「締めちゃ、ダメだよ」
再び、由宇さんの腰が強く動き始めるとグチュグチュといやらしい音が部屋に響く。
「ンッ! んんっ……きもち、いい……っ」
「俺も……っ」
「も、だめ……」
「陸、イっていいよ」
激しく擦られ、僕は体が痙攣し、白濁したそれを放出する。そして直後に由宇さんが一瞬低く唸るような声を出して僕のナカで果て、体を重ねてキスをしてきた。
それから、由宇さんは何かと多忙になっていった。ドラマ化にあたり脚本のチェックや打ち合わせが思った以上にあるんだと言っていた。僕は未知の世界の話に目を丸くするばかり。もちろんドラマだけではなく、元々の連載と三ヶ月後に迫った【Jパーク】の新刊に向けての執筆もある。
本当に忙しそうで僕は由宇さんが倒れないか心配していた。
そんな日々が続いたある日、腐男子仲間の永田くんからメールが届いた。それは来週都内で行われるオリジナル同人誌即売会に行かないか、というお誘い。【Jパーク】以外の即売会はあまり行かないからどうしようかなと悩んでいると、追加でメッセージが届く。
その内容を読んだ僕は思わず「嘘ぉ」と声をあげてしまった。
週末の夜のお泊まりだから当然の流れだけど、まだ慣れない。特に二週間ぶりだし……。だけど体は正直で、だんだんと熱を帯びてくる。キスを繰り返しているうちに僕は由宇さんの体を抱きしめていた。
「ん……」
舌を絡めながら、由宇さんは器用にパジャマを脱がしていく。どうせ脱がすんだから初めから裸になっておけばいいって? そんな恥ずかしいことできないよ!
由宇さんはゆっくりと体中にキスを落としながら右手を僕の膨らんでいるものに触れた。いつもより性急なのは、久しぶりに体を重ねるからだろうか。あちこちを触れられ、僕はもうたまらなくなり由宇さんの体にしがみつく。
「ん……っ」
「可愛いなあ」
そう言われることにまだ慣れなくて、顔が熱くなってきた。耳たぶを舐られて思わず体を震わすと由宇さんが耳元で囁く。
「ここ、弱いよね」
そういいながらもう一度耳たぶを攻めてくる。身体の関係を持って数ヶ月、由宇さんはすっかり僕の身体を知り尽くしていた。由宇さんに触れられると、僕はすぐ声を出してしまう。そして由宇さんのものが僕の中に入ってくる頃には、気持ち良すぎていつも涙が滲んでしまうんだ。
「あっ、ンンッ……! や……あ」
「いやなの?」
身体を重ねて気がついたことがある。エッチをしているときの由宇さんはSっ気がでるんだ。普段優しいだけに、そのギャップがたまらない。
腰の動きを止めて、由宇さんは僕の言葉を待つ。中途半端に止められて僕の身体は切なく悶える。
「……止めないで」
「何が欲しいの」
「由宇さんの……これ」
手を伸ばし繋がっているそのヌメヌメした由宇さんのものに手を触れる。すると由宇さんは少し顔を歪めた。
「締めちゃ、ダメだよ」
再び、由宇さんの腰が強く動き始めるとグチュグチュといやらしい音が部屋に響く。
「ンッ! んんっ……きもち、いい……っ」
「俺も……っ」
「も、だめ……」
「陸、イっていいよ」
激しく擦られ、僕は体が痙攣し、白濁したそれを放出する。そして直後に由宇さんが一瞬低く唸るような声を出して僕のナカで果て、体を重ねてキスをしてきた。
それから、由宇さんは何かと多忙になっていった。ドラマ化にあたり脚本のチェックや打ち合わせが思った以上にあるんだと言っていた。僕は未知の世界の話に目を丸くするばかり。もちろんドラマだけではなく、元々の連載と三ヶ月後に迫った【Jパーク】の新刊に向けての執筆もある。
本当に忙しそうで僕は由宇さんが倒れないか心配していた。
そんな日々が続いたある日、腐男子仲間の永田くんからメールが届いた。それは来週都内で行われるオリジナル同人誌即売会に行かないか、というお誘い。【Jパーク】以外の即売会はあまり行かないからどうしようかなと悩んでいると、追加でメッセージが届く。
その内容を読んだ僕は思わず「嘘ぉ」と声をあげてしまった。
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