神同人作家は陸くんを溺愛する。

柏木あきら

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神同人作家は陸くんを溺愛する

限定品

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僕らのお目当ては壁サークルだけじゃない。どうしても商業誌の先生のサークルに人が集まりがちだけど島のサークルにもたくさん素敵な作品を書く作家さんがたくさんいる。ネット投稿で新たに知る作家さんや、スペースに置かれたお品書きを見てビビビっと感じるサークルさん。新たな出会いはいつだってワクワク。

「ありがとうございました!」
いま僕が手にした本はスパダリ攻めの溺愛ものだ。王道中の王道。だけどこのスパダリがまさかの年下攻め。もうたまらないな!
「陸くん、そのネックレスいいね」
隣にいた年下攻め好きのユミさんは本を手にしてホクホクしながら僕にそう言ってきた。
さっき高西先生からもらったネックレスを僕は早速首につけている。今日はオフホワイトのTシャツだから、この虹色プレートがちょうどいいアクセントになるんだ。
それを褒められ、頭をかいていると近くにいた永田くんがヒョイと顔をのぞかせた。
「ブロッソのネックレスだよね? しかもそれ、半年前に出た限定品アイテムじゃん。すぐ完売したんだよねぇ。欲しかったのに」
えっ、と僕は思わず声を出す。昨日ブロッソで高西先生か買っていたアクセがてっきりこれだと思っていたのに。半年前に買っていたのを、わざわざ持ってきてプレゼントしてくれたってこと?
驚いた顔の僕を見て永田くんはニヤリと笑う。
「さてはこれプレゼントされたんでしょ。ひゅー!」
「陸くんに恋人できたの! きゃーっ」
「ちょ、ちょっと! 声大きいからっ」
永田くんとユミさんが大騒ぎするものだから、周りの人っちがなんだなんだ、とコチラを見ている。僕は顔から火が出そうなくらい真っ赤になっていたに違いない。
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