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10.甘い時間
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水色の髪をつかんで、俺はそのまま、オークツリーの口内に思い切り出してしまった。俺が慌てているとそのまま、飲んでしまった。そんなもの、飲むものじゃないだろ……俺は真っ赤になっているであろう自分の顔を両手で隠す。このままオークツリー の顔を見ていられない。するとせっかく隠した手をオークツリーは払い除け、キスしてきた。その顔はもう完全に雄だ。彼は植物のはずなのに、まるで獰猛な野獣のよう。
俺の体をゆっくりと転がしてうつ伏せにさせる。ハアハア、とお互いの息遣いが聞こえる。俺はもう、我慢できなくなって自分から尻を突き出すような格好になった。突き出したそこを指で拡げながらふと、指ではない何か硬いものがピトっと触れた。それは紛れもなくオークツリーのモノだ。
「入れても、いいですか」
「……聞くなよ」
そう俺が言うとその硬いモノがグッと狭い入り口へ当てられる。そしてゆっくりと侵入してくるソレを身体は押しのけようとするのだか、オークツリー がその抵抗を無視して奥へ奥へと進む。痛みというより圧迫感が半端なかったが、それもだんだんとなくなっていく。
「あ、あっ……、く……」
オークツリーが俺の身体を突く音があたりに反響する。はあ、とたまにオークツリーの吐息が聞こえてきた。気持ちいいのだろうか。早くなっていく腰の動きに、俺も声を抑えられない。しかもさっきから手で乳首を弄られて敏感になっている。
「んん……ああっ、あっ……」
「気持ちいい?」
オークツリーが聞いてきたので俺はもう余裕がなくて、頷くことしかできない。さっきの口での行為も気持ちよかったけどこっちの方がもっと気持ちいい。拳を握っていた俺の手に、オークツリーが手を重ねてきた。俺は拳を解いてオークツリーと固く手を繋いだ。
「んあ……っ、ああっ、もう……だめ……」
「クロウ、私も、もうっ……」
さらに速度を上げて奥へと突き上げる。もう何も考えられない。なあ、オークツリーもなんだろ?
「あ、ああっ、出る……!」
ビクンと身体を弓なりにしならせ俺が白濁したものをあたりに飛ばすと、オークツリーは俺の中で熱を放った。
繋いていた手を開くと、爪の跡が手のひらについていた。どんなに激しかったのかを思い出して俺は赤くなってしまう。オークツリーは身体を丁寧に拭いてくれて、飲み物を持ってきてくれた。
「樹液のジュースです。以前、ウッドペッカーが作っておいてくれたんです」
「そうなんだ」
それを飲むとほんのり甘くて美味しかった。冬場の樹液は俺たちにとってご馳走だ。ウッドペッカーのやつ、こんなこともできるのか。そういえば、ウッドペッカーは一緒に帰らなかった。俺が思うに、きっとフォックスのところに残るのだろう。友達思いのウッドペッカーのことだ、一人にしておけないんだろうな。……だけど、いつかヤマモモのケーキを持ってきてほしい。
「クロウ、落ち着きましたか?」
「あ、ああ。ありがとう」
俺はオークツリーの顔を見る。水色の瞳。この瞳を、独り占めできるなんて。変な騒動はあったけれどこれからまた一緒に過ごせられることが何よりも嬉しい。幼いとき、暗い場所で一人で泣いていた俺を、こんな暖かい場所へ連れてきてくれたオークツリー。そして今回、助けに来てくれたオークツリー。俺はこの先、何度もオークツリーに惚れていくんだろう。願わくば、一日でも長生きしてオークツリーの側で暮らしていたい。
「なあ、オークツリー。俺、生きている間ずっとお前の側にいるから、もう寂しいなんて言うなよ」
俺の体をゆっくりと転がしてうつ伏せにさせる。ハアハア、とお互いの息遣いが聞こえる。俺はもう、我慢できなくなって自分から尻を突き出すような格好になった。突き出したそこを指で拡げながらふと、指ではない何か硬いものがピトっと触れた。それは紛れもなくオークツリーのモノだ。
「入れても、いいですか」
「……聞くなよ」
そう俺が言うとその硬いモノがグッと狭い入り口へ当てられる。そしてゆっくりと侵入してくるソレを身体は押しのけようとするのだか、オークツリー がその抵抗を無視して奥へ奥へと進む。痛みというより圧迫感が半端なかったが、それもだんだんとなくなっていく。
「あ、あっ……、く……」
オークツリーが俺の身体を突く音があたりに反響する。はあ、とたまにオークツリーの吐息が聞こえてきた。気持ちいいのだろうか。早くなっていく腰の動きに、俺も声を抑えられない。しかもさっきから手で乳首を弄られて敏感になっている。
「んん……ああっ、あっ……」
「気持ちいい?」
オークツリーが聞いてきたので俺はもう余裕がなくて、頷くことしかできない。さっきの口での行為も気持ちよかったけどこっちの方がもっと気持ちいい。拳を握っていた俺の手に、オークツリーが手を重ねてきた。俺は拳を解いてオークツリーと固く手を繋いだ。
「んあ……っ、ああっ、もう……だめ……」
「クロウ、私も、もうっ……」
さらに速度を上げて奥へと突き上げる。もう何も考えられない。なあ、オークツリーもなんだろ?
「あ、ああっ、出る……!」
ビクンと身体を弓なりにしならせ俺が白濁したものをあたりに飛ばすと、オークツリーは俺の中で熱を放った。
繋いていた手を開くと、爪の跡が手のひらについていた。どんなに激しかったのかを思い出して俺は赤くなってしまう。オークツリーは身体を丁寧に拭いてくれて、飲み物を持ってきてくれた。
「樹液のジュースです。以前、ウッドペッカーが作っておいてくれたんです」
「そうなんだ」
それを飲むとほんのり甘くて美味しかった。冬場の樹液は俺たちにとってご馳走だ。ウッドペッカーのやつ、こんなこともできるのか。そういえば、ウッドペッカーは一緒に帰らなかった。俺が思うに、きっとフォックスのところに残るのだろう。友達思いのウッドペッカーのことだ、一人にしておけないんだろうな。……だけど、いつかヤマモモのケーキを持ってきてほしい。
「クロウ、落ち着きましたか?」
「あ、ああ。ありがとう」
俺はオークツリーの顔を見る。水色の瞳。この瞳を、独り占めできるなんて。変な騒動はあったけれどこれからまた一緒に過ごせられることが何よりも嬉しい。幼いとき、暗い場所で一人で泣いていた俺を、こんな暖かい場所へ連れてきてくれたオークツリー。そして今回、助けに来てくれたオークツリー。俺はこの先、何度もオークツリーに惚れていくんだろう。願わくば、一日でも長生きしてオークツリーの側で暮らしていたい。
「なあ、オークツリー。俺、生きている間ずっとお前の側にいるから、もう寂しいなんて言うなよ」
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