告白出来なかったあの頃 詩集

杉 孝子

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禁断の恋

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この想いを簡単に伝えられるのなら

いっそのことあなたに話してしまいたい


この感情を表に出せるものなら

正直にあなたの前にさらけ出したい


私が既婚者で無かったなら

私が30歳若ければ


それも出来たかもしれない


一緒に何処かへ出かけていくことも

振られるのを覚悟であなたに告白することも


人生が終わろうとしている私が

親子程離れたあなたに心奪われるとは

過去の片思いのトラウマが甦り

あの時のどうしようもない苦しい想いに似て

いつまでも払いきれない

そして

あなたに会いたい

いつでもそばにいたい

いつまでも笑顔を見ていたい

あなたと話をしていたい

自分のこと

あなたのこと

あなたに特別として見てもらいたい

良いように思われたい・・・



私はおかしくなったのだろうか



こんな気持ちになるなんて

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