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傷跡

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心がえぐれるような 傷口が

いつか癒える日が来るのだろうか

いつか かさぶたができて

剥がれ落ちて

新しい 肌が 生まれるように

いつか忘れることができるのだろうか

通り過ぎた景色のように

思い出が薄れて行くように、、、

君の笑顔が目に焼き付いて離れない

差し伸べてきた手の美しさが

いつまでも 心の片隅に残っている

薄れるどころか

だんだんと濃くなるように

俺の心をえぐり続けている

叫びたくなる衝動が抑えられない

体の奥から湧き出る感情を

あなたにぶつけられたらいいのに 

抱きしめたい衝動が抑えられない

その華奢なカラダを抱き締められたら

壊れてしまいそうなそのカラダを

あなたの柔らかな唇に

時を止めてそっと口づけたい

叶わないことはわかっている、、、

それならば

いっそオレのココロを打ち砕いて欲しい

元に戻らなくなるまで粉々に

あなたを忘れるくらいに

想い出さなくなるくらいに

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