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龍星本山編
白マフィア運動会!!! part1
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「はーい、皆さん到着しましたよ。」
赤城に言われ、車から降りるとそこには
『第回白マフィア合同運動会』
と書かれたゲートがあり、その奥には
いくつものフェンスや警告看板が並ぶ廃工場があった。
「なんですかこの立ち入り禁止感半端ない場所。」
「仕方ないでしょう。我々はホワイトと言っても反社であることに変わりはありません。そんな人達が力を比べ合うのにこんなにも適した場所は他にありません。」
いやまぁ、そうかもしれないけど、だからって、、、
そんなことを思っていると車から降りてきた野畑が歓喜の声を上げた。
「見なよフェデーレ!今回は遭難することはなさそうだ!」
「落ち着け。まぁ、確かに前回は海上の簡易土台だったからな。あれはもう勘弁だ。」
「合同練習で遭難するって、どういうことなんですか。」
先輩がフェデーレに尋ねるととんでもない答えが返ってきた。
「ああ、前回はインド洋の海上に建てられたプラスチック版の上で行ったんだが、、」
「行ったが?」
「サイクロンが突撃して、会場ごと吹き飛ばされてな、お偉いさん方は潜水艦で逃げちまって俺たちヒラ社員は吹っ飛ばされて遭難生活だ。俺とヨツロは北センチネル?とかいう場所に飛ばされてだな、、、」
その後も原住民との熾烈な生存競争の話は続き。
「まぁ、そういうわけでヨツロは奴らと結婚せずにすんだってわけだ。」
「あの時はヤバかったねー。」
「そんなことがあったなんて。」
なるほど、陸上であるだけ感謝しなければな。
あと、フェデーレさんは寡黙な人かと思っていたが、案外色々喋るんだな。
「ご機嫌よう、赤城麗子!あいも変わらず田舎臭い連中だこと!」
オーホッホと笑う女性の声に振り向くと、そこには白いドレスに身を包んだ金髪縦ロールの”theお嬢様”と様々な衣装を着ている多くの女性がいた。
「、、、誰ですか?」
微妙な雰囲気が流れる。
「えっ?本当に私様のことを忘れたなんて言わないわよね?私よ?貴方のライバル白山夏海よ?!」
「???」
「嘘?!だって、そんな、私達小学生からの仲だったじゃない、、?」
ついに泣き出してしまう白山さん。
「まったくギャアギャアギャアギャア、あいも変わらず煩いですね貴方は。」
「やっぱり覚えてたんじゃないっ!」
言い争いをしている二人を尻目に野畑が解説を始める。
「えっとね、彼女は白山さんっていってボクとボスの幼なじみ兼『ティアラNY』っていうマフィアのボスなんだ。ティアラNYは表向きはキャバクラで似たような商売してんのに二人は仲が悪いんだよねー。まぁ昔からなんだケドネ。」
「ほうほうなるほど。って、ボスと野畑さんが幼なじみ!?」
「えぇ、そんな驚くことかな?」
「えとそれってオネショタ的な意味での幼馴染ってことすよね?」
「どんな例えなのさ、ボクとボスは彼女が2才年上ってところかな、白山さんはボスとタメだね。」
うっそだろー。確か野畑の年齢が20いってたかいってないかだったからボスの年齢も20くらいなのかよ。アラサーかと思ってたわ。
「って、貴方と話をしていてもキリがないわ。」
「貴方にだけは言われたくありません。」
「そんなことより四津露。貴方、いつになったらコッチに来てくれるの?」
「えっ!いやぁ、それは前に断ったはずじゃあ、、?」
「野畑君。後で私の所に来なさい。今回はマジです。」
ん?修羅場ってやつだ。あっれえ?俺のヒロイン枠埋まってないのにオッカシイぞぉ~?
「貴方は素質があるのだからそこの無機質女ではなく私様の元にいるべきです。ちょうど黒服の数を増やしたかったところですし。」
「野畑君。そこの烏合の衆の親玉カラスに着く程落ちぶれてはいないですよね?」
「カラス?私様の高貴な姿にカラスですって?貴方こそカリスマ性の無さがそのメンバーの数に繋がっているのではなくって?」
「量より質という言葉を知っていないのですね。金に任せて量産型兵装をキャバ誰彼構わず着せている貴方にカリスマ性を説かれるとは。」
「質って、、。ふふ、おかしなことを言うのね。その貧相な体の何処に女としての質があると?」
「全く貴方は、、、。」
「可愛くない女。」
互いに詰め寄り睨みあう二人。
「ちょっちょっ。二人とも落ち着いて。」
二人の間に入り込み、いがみ合う二人を諌めようとする野畑。
しかし、野畑の手が白山の肩に触れようとしたその時。
バシュン
突如、野畑の背後に何者かが現れ刃を抜く。
「おっと。」
だが野畑も赤城を庇うように避け後方へ下がる。
着地したそいつは野畑に歩みより刀を構える。
対し野畑も拳を構える。
「そこまでです。」 「止まりなさい、葵。」
二人の主人の声により、争いが中断される。
「まったく、四津露は私様の幼馴染であってよ?貴方如きが口を挟む必要はありません。自粛なさい葵。」
「申し訳ありません、夏美様。」
葵と呼ばれた少女は一瞬にして姿を消した。
「悪かったですわね。うちの者が粗相を働いてしまい。」
「管理が行き届いていないようですね。野畑君に傷でもつけられたらアレの首一つでも足りませんよ。」
「いや、十分足りるよ!?誰も怪我してないんだし一見落着でイイよね!?ね!?」
「まぁ、そこまで言うなら。」
どうやら勝手に色々解決したようだ。全く話についていけナイナー
「そ、それにしても、さっきの子凄いねー。まるで忍者だ。」
「あれは忍者らしいですわよ。自称ですけど。忍の里から来たとかなんとか。路上生活していた所を拾ってあげたら妙に懐かれてしまって。顔が良いので置いといているのだけど、暴走気味なのがネックなのよね。」
たしかにさっきの子は一瞬顔がチラリと見えたが可愛いかった。黒髪ポニテくノ一とはこれまたベタですな。
「ああ、そうだわ!赤城麗子!私様と勝負なさい!」
「勝負?ですか?」
「ええ!この合同練習会で最終成績の良かった方の勝ちというルールで、私様が勝ったら野畑と葵を交換しましょう?もし、私が負けたら金輪際、野畑を勧誘しませんわ。」
「その程度では乗れません。でしたら、、、。」
赤城が白山に耳うちをして何かを伝えている。
「なんてっ!?わっ分かりましたわ。そのくらいの覚悟は見せてあげましょう。まぁ負けることなどありませんが。せいぜい歓迎会の準備でもしていなさい!」
そう言い放ち多少よろめきながらも部下と共に歩いていく白山。
「皆さんも聞いていたとは思いますが。野畑君を失わないためにも絶対にアレらには負けられません。もし、勝てなかったらその時は野畑君を殺すので、頑張ってください。特に野畑君は。」
うわー私欲ダダ漏れだぁー。
「てことでーボク死にたくないから皆頑張ろーーー!!(涙)」
「「ぉ~」」
「あれぇーなんか皆やる気なくない!?なんでー!?(涙)」
こうして波乱の運動会の火蓋が今切って落とされたのだった。
赤城に言われ、車から降りるとそこには
『第回白マフィア合同運動会』
と書かれたゲートがあり、その奥には
いくつものフェンスや警告看板が並ぶ廃工場があった。
「なんですかこの立ち入り禁止感半端ない場所。」
「仕方ないでしょう。我々はホワイトと言っても反社であることに変わりはありません。そんな人達が力を比べ合うのにこんなにも適した場所は他にありません。」
いやまぁ、そうかもしれないけど、だからって、、、
そんなことを思っていると車から降りてきた野畑が歓喜の声を上げた。
「見なよフェデーレ!今回は遭難することはなさそうだ!」
「落ち着け。まぁ、確かに前回は海上の簡易土台だったからな。あれはもう勘弁だ。」
「合同練習で遭難するって、どういうことなんですか。」
先輩がフェデーレに尋ねるととんでもない答えが返ってきた。
「ああ、前回はインド洋の海上に建てられたプラスチック版の上で行ったんだが、、」
「行ったが?」
「サイクロンが突撃して、会場ごと吹き飛ばされてな、お偉いさん方は潜水艦で逃げちまって俺たちヒラ社員は吹っ飛ばされて遭難生活だ。俺とヨツロは北センチネル?とかいう場所に飛ばされてだな、、、」
その後も原住民との熾烈な生存競争の話は続き。
「まぁ、そういうわけでヨツロは奴らと結婚せずにすんだってわけだ。」
「あの時はヤバかったねー。」
「そんなことがあったなんて。」
なるほど、陸上であるだけ感謝しなければな。
あと、フェデーレさんは寡黙な人かと思っていたが、案外色々喋るんだな。
「ご機嫌よう、赤城麗子!あいも変わらず田舎臭い連中だこと!」
オーホッホと笑う女性の声に振り向くと、そこには白いドレスに身を包んだ金髪縦ロールの”theお嬢様”と様々な衣装を着ている多くの女性がいた。
「、、、誰ですか?」
微妙な雰囲気が流れる。
「えっ?本当に私様のことを忘れたなんて言わないわよね?私よ?貴方のライバル白山夏海よ?!」
「???」
「嘘?!だって、そんな、私達小学生からの仲だったじゃない、、?」
ついに泣き出してしまう白山さん。
「まったくギャアギャアギャアギャア、あいも変わらず煩いですね貴方は。」
「やっぱり覚えてたんじゃないっ!」
言い争いをしている二人を尻目に野畑が解説を始める。
「えっとね、彼女は白山さんっていってボクとボスの幼なじみ兼『ティアラNY』っていうマフィアのボスなんだ。ティアラNYは表向きはキャバクラで似たような商売してんのに二人は仲が悪いんだよねー。まぁ昔からなんだケドネ。」
「ほうほうなるほど。って、ボスと野畑さんが幼なじみ!?」
「えぇ、そんな驚くことかな?」
「えとそれってオネショタ的な意味での幼馴染ってことすよね?」
「どんな例えなのさ、ボクとボスは彼女が2才年上ってところかな、白山さんはボスとタメだね。」
うっそだろー。確か野畑の年齢が20いってたかいってないかだったからボスの年齢も20くらいなのかよ。アラサーかと思ってたわ。
「って、貴方と話をしていてもキリがないわ。」
「貴方にだけは言われたくありません。」
「そんなことより四津露。貴方、いつになったらコッチに来てくれるの?」
「えっ!いやぁ、それは前に断ったはずじゃあ、、?」
「野畑君。後で私の所に来なさい。今回はマジです。」
ん?修羅場ってやつだ。あっれえ?俺のヒロイン枠埋まってないのにオッカシイぞぉ~?
「貴方は素質があるのだからそこの無機質女ではなく私様の元にいるべきです。ちょうど黒服の数を増やしたかったところですし。」
「野畑君。そこの烏合の衆の親玉カラスに着く程落ちぶれてはいないですよね?」
「カラス?私様の高貴な姿にカラスですって?貴方こそカリスマ性の無さがそのメンバーの数に繋がっているのではなくって?」
「量より質という言葉を知っていないのですね。金に任せて量産型兵装をキャバ誰彼構わず着せている貴方にカリスマ性を説かれるとは。」
「質って、、。ふふ、おかしなことを言うのね。その貧相な体の何処に女としての質があると?」
「全く貴方は、、、。」
「可愛くない女。」
互いに詰め寄り睨みあう二人。
「ちょっちょっ。二人とも落ち着いて。」
二人の間に入り込み、いがみ合う二人を諌めようとする野畑。
しかし、野畑の手が白山の肩に触れようとしたその時。
バシュン
突如、野畑の背後に何者かが現れ刃を抜く。
「おっと。」
だが野畑も赤城を庇うように避け後方へ下がる。
着地したそいつは野畑に歩みより刀を構える。
対し野畑も拳を構える。
「そこまでです。」 「止まりなさい、葵。」
二人の主人の声により、争いが中断される。
「まったく、四津露は私様の幼馴染であってよ?貴方如きが口を挟む必要はありません。自粛なさい葵。」
「申し訳ありません、夏美様。」
葵と呼ばれた少女は一瞬にして姿を消した。
「悪かったですわね。うちの者が粗相を働いてしまい。」
「管理が行き届いていないようですね。野畑君に傷でもつけられたらアレの首一つでも足りませんよ。」
「いや、十分足りるよ!?誰も怪我してないんだし一見落着でイイよね!?ね!?」
「まぁ、そこまで言うなら。」
どうやら勝手に色々解決したようだ。全く話についていけナイナー
「そ、それにしても、さっきの子凄いねー。まるで忍者だ。」
「あれは忍者らしいですわよ。自称ですけど。忍の里から来たとかなんとか。路上生活していた所を拾ってあげたら妙に懐かれてしまって。顔が良いので置いといているのだけど、暴走気味なのがネックなのよね。」
たしかにさっきの子は一瞬顔がチラリと見えたが可愛いかった。黒髪ポニテくノ一とはこれまたベタですな。
「ああ、そうだわ!赤城麗子!私様と勝負なさい!」
「勝負?ですか?」
「ええ!この合同練習会で最終成績の良かった方の勝ちというルールで、私様が勝ったら野畑と葵を交換しましょう?もし、私が負けたら金輪際、野畑を勧誘しませんわ。」
「その程度では乗れません。でしたら、、、。」
赤城が白山に耳うちをして何かを伝えている。
「なんてっ!?わっ分かりましたわ。そのくらいの覚悟は見せてあげましょう。まぁ負けることなどありませんが。せいぜい歓迎会の準備でもしていなさい!」
そう言い放ち多少よろめきながらも部下と共に歩いていく白山。
「皆さんも聞いていたとは思いますが。野畑君を失わないためにも絶対にアレらには負けられません。もし、勝てなかったらその時は野畑君を殺すので、頑張ってください。特に野畑君は。」
うわー私欲ダダ漏れだぁー。
「てことでーボク死にたくないから皆頑張ろーーー!!(涙)」
「「ぉ~」」
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