歪んだ少女と拗れた男

戸山紫煙

文字の大きさ
上 下
3 / 14
高2の夏

昼休みの秘め事

しおりを挟む
暑い夏。
夏服で着飾った女子高生たちが通学路を行く。
もうすぐ期末試験。皆勉強の話や他愛もないことを話しながら歩いていた。
美咲は同級生と話しながらごく普通の生活を送っていた。
ーー西山のこと以外は。

授業をいくつか終えた昼休み。理科係を請け負っていた美咲は課題だった先日の実験のレポートを集めて理科準備室へと向かっていた。
理科準備室は基本的には理科教員が使っているものの、今はほとんど西山しか使っていない。というのも、他の教員は職員室にいた方が生徒や先生同士のコミュニケーションがスムーズだからである。こういったところでも1人を好んでいる西山は生徒から不気味がられていた。
コンコン、と扉を叩き、失礼しますと一言かけてから美咲は扉を開ける。
中には案の定、西山しかいなかった。
「レポートを届けに…」
美咲は緊張した声で告げる。西山は席を立ち、美咲のもとへと近づいた。
「…これ、名前順?」
「あ、いや…言われてなかったので…」
「じゃ、中で並べ替えて。」
意図しないことで部屋に2人きりになることに対して驚く美咲。
美咲はレポートの束を抱えて準備室の適当な机の前まで歩みを進めた。

カチャ、と音がした。まだ西山は扉のそばにいた。西山は扉に鍵をかけたのだ。
完全に2人きりになった美咲と西山。美咲がレポートの束を机に置くと、西山は足早に美咲へ近づき、キスをした。
扉の小窓から見えないよう、西山が美咲を隠すような角度で重なる。
美咲は学校の中ということもあり、必死で抵抗してみるが、腕は西山に掴まれてすぐにうまく動けなくなった。
西山は先日の自宅での情事よりも興奮しているのか、キスは一層激しくなる。片手で美咲の腕を抑え、片手で美咲の頭を押さえて角度を変えながら激しく唇を貪る。美咲の苦しそうな声が時折漏れる。
「ふ…ふぇん…ふぇ…」
苦しそうにキスの合間に声を上げる美咲。その声も聞こえないかのようにひたすら舌を美咲の中へと押し込む。

しばらくして、満足したのか顔を離すと、掴んだ腕を強引に引っ張り、小窓から見えない死角へと連れて行く。
「ちょ、先生…」
「うるさい。」
冷たく美咲の言葉を食い気味に遮る西山。すると今度は手慣れた手つきで美咲のスカートに手を入れて、下着を降ろす。美咲も突然の出来事に戸惑いながら抵抗が追いつかないでいた。
西山の机に美咲は乗せられて、西山に足を広げさせられた。西山からは美咲の秘部が丸見えである。
「やぁ…」
恥ずかしそうに顔をそらす美咲を気にせず、西山は中指と人差し指を割れ目に差し込む。既にキスで割れ目は少しだが湿っていた。
くちゅ、くちゅ、ぴちゃ…
少しずつ水気が多くなるのを音で知らされる美咲は自分の意図とは違い、感じてしまっていることを思い知らされて紅潮する。
それに、前回と違い今回は西山がまじまじと割れ目を見ているのだ。どんどん愛液が溢れてくる様を、少しだけ笑みを浮かべながら眺める西山は学校のどこでも見たことないような姿である。
美咲の口から我慢しきれない喘ぎ声が漏れはじめる。学校ということもわかっているため、かなり抑えてはいるが、「あ、あ…」と時折口から漏れてくる。
3分もすると西山の指はふやけて、美咲の割れ目はぐちゃぐちゃに濡れ、すぐにでも挿入できそうになっていた。
美咲はこのまま西山のものを受け入れることになると思っていたが、そうではなかった。
西山は割れ目に顔を近づけると、音を立てて激しく愛液をすすり始めた。
じゅる、じゅるる、ぴちゃぴちゃ、くちゅ…
意外な行動に美咲は思わず声が出る。
「あああっあっ…」
構わず秘裂を舐め回す西山。溢れる愛液をすするように舐めることもあれば、美咲のまだ小さいを吸い上げたり、舌先で弄んだ。
美咲は初めての快楽に声が止まらないが、必死で抑えようとする。
「あっ…んんっ…やぁ…せん…せぃ…!」
美咲の言葉を無視して西山は夢中で秘裂を貪る。その様は飢えた獣そのものだった。
普段は物静かで授業も淡々としており、冷静でクールな印象の西山がこんなにも激しく興奮しているのはここでしか見られなかった。

美咲のつぼみを吸い上げると美咲は軽くビクビクと跳ねる。
これに気がついた西山は笑みを浮かべると、つぼみを吸い上げ、さらに吸い上げたつぼみを舌先でちろちろと攻めた。
「あ、ああっ、せん、せっ…」
苦しそうに悶える美咲は西山の頭に手を置き、拒絶するように押した。だが、しっかりと足を抱え込まれてしまっている美咲には突き放すことはできない。
美咲は苦しそうに身体をよじりながらも、時折ビクビクと跳ねる。執拗な西山の攻めは終わりが見えず、ただひたすら敏感なつぼみを攻められ続けた。
美咲は理性が飛びそうになっていた。快楽の波が押し寄せ、そこに流されそうだった。
西山の攻めが続いたある瞬間、美咲は激しくのけぞった。
「んっあっ」
大きな声が漏れると美咲はのけぞったまま激しく痙攣した。その姿を満足げにニヤニヤと見る西山。
美咲は初めてイった。

だが、そんな余韻も束の間、扉が叩かれた。
バンバン、「誰かいますかぁー?」
他のクラスの理科係だろう。照明も落ちて、鍵のかかった準備室から声が聞こえたのだ。不審がっても仕方ない。
この状況にさらに笑みを浮かべた西山は再び美咲の秘裂を舐める。
美咲にとっては予想外の出来事に思わず声が漏れた。
「うっ…」
「なんか声したよね?」
外の生徒に聞こえてしまったと気がつくと必死で声を抑える。
しかし、一回イってさらに敏感になった秘部は西山の攻めに耐えられない。
声を必死で押し殺す美咲を見て嬉しそうな西山は、顔を離して指で秘部を攻め始めた。
そして美咲の耳元でこう囁いた。
「頑張らないと、バレちゃいますよ。」
「や…だ…!」
指も激しく動く。先ほどまでの指に加えて、親指がつぼみを刺激する。
再び美咲の身体がビクビクと跳ねると、西山は膣の中のざらついた部分を人差し指と中指で激しく擦った。
「あっ…!」
美咲は再びイってしまった。しかも今度はで。西山はこれまでで最高の笑みを浮かべると美咲から指を引き抜き、優しくキスをした。

「苦しかったら、休んでから行きな。」
そう言って自分のコーヒーを淹れに室内のコーヒーメーカーへと行く西山。
美咲は肩で息をしながら、外へ出る支度をしていた。気づけば外の生徒たちは諦めたようだった。
身なりを整え、外へ出ようとする美咲の肩に西山が手を置いて後ろから囁いた。
「最高でしたよ。またおいで。」
そう言われた美咲はいじめられたことへの反発心と同時にイったときの快感が頭をよぎったのだった。
しおりを挟む
1 / 3

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

みられたいふたり〜痴女大生の危険な露出計画〜

大衆娯楽 / 完結 24h.ポイント:284pt お気に入り:58

エロ世界で絶世の美女に1週間だけなれたので、断罪されてみた。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:177pt お気に入り:58

クソつよ性欲隠して結婚したら草食系旦那が巨根で絶倫だった

恋愛 / 完結 24h.ポイント:404pt お気に入り:330

理科が分からないリカちゃん専用補習授業

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:8

共同性活〜義父と夫に壊された妻〜

現代文学 / 連載中 24h.ポイント:42pt お気に入り:79

処理中です...