14 / 246
冒険は準備がめんどくせぇ
14.美人≪団長≫に見つめら≪鑑定さ≫れると恥ずかしい
しおりを挟む
門番の人について城壁内部の部屋へ連れて行かれる。
魔封印なるものはレジストしたけど、自分が危険人物ではないとアピールしないといけないのでおとなしくしている。
全然乱暴な扱いは受けてないので抵抗もなにもないけどね。
なぜかパッシーは拘束されるでもなく、オレの頭に乗っている。
パッシーには警戒心を無くす隠しスキルでもあるのかもしれない。
「ここで座って待っていてくれ。」
机が一つと椅子が二つだけある部屋で椅子のひとつに座るように指示をだして門番の人は部屋から出て行く。
両手は後ろのままなので背もたれを使えないけど、立っているより楽だし座って待つことにしよう。
それにしてもパッシーはオレの頭に乗ってるが全く拘束されていないが良いのだろうか?
「ブヒブヒ」(主、大丈夫なのか。このまま牢屋に入れられるなんてことはないよな)
その可能性が無いわけじゃないが拘束されたのは身元不明の怪しい人物だからで、危険がないと分かれば開放されとさっきの人も言ってた。
それに《安全確保》もあるから大丈夫だろう。
ちょっと楽観しすぎかな。
「ま、大丈夫だろ。」パッシーを安心させるために軽い感じで返事しておく。
5分もしないうちにガチャっと扉が開く音がして、メガネをかけた女性と鎧を着た男性が入って来た。
メガネの女性は淡い紫色の長い髪を後ろ頭でお団子にまとめている。
ファンタジーな髪の色だが普通に受け入れられるな。
眉ははっきりとして、優しい目でこちらを見ている。
頬から顎にかけてはまるびを帯びていて優しい印象に拍車をかけている。
慎重はオレよりは低くて165センチくらい。
ゆったりした服をいているのではっきりは分からないが体のせんは細すぎず太すぎず、胸もゆったりした服の強調はしないがはっきりと分かる。
全体的に優しげでキレイな人だ。
**********
やる気ポイントを10ポイント取得しました。
**********
お、ポイントが入ったラッキー。
もう一人の男性は身長は185センチ前後、よく鍛えられたがっしりした腕が金属の鎧の隙間から見えている。
短く切った赤い髪を逆立てた野性味のある顔している。
「お~い、そんなに団長をジロジロを見るなよ。」ちょっとニヤニヤしながら男性が言ってきた。
「あんまりお美しいもので、ジロジロみてすみません」頭をかこうとした手が拘束されたままだった、しかたなくそのまま頭を下げた。
「ブヒ!」(イテ!)
飛べる癖にどんくさいのかパッシーは床に落ちた。
頭から落ちてないから大丈夫だろう。
「フフ、かわいらしい従魔ですね。」
おお、笑顔が素敵だ。
女神がいるここは天国という名の異世界か。
はっ、落ち着けオレまずは危険人物でないことをアピールしないと。
「なぜか、草原で懐かれまして。あ、申し遅れました。わたくしソラと申します。この従魔はパッシーと呼んでいます。」
慌ててあ立ち上げりながら名前を名乗った。
しかし、こんなキレイな人が上司だったら仕事も楽しみにできるのかな。
「これはご丁寧に、私の名はエレナ・ブラウンです。」とエレナさんが女神の美声で名前を教えてくれた。
「オレはレイド・フォーグだ。」
エレナいすに座って、オレにも着席を促してくれたのでいすに座る。
レイドさんがレオナさんの後ろに立ったままでいる。
椅子に座ってエレナさんのほうを見ると、もう慣れたがふいに情報が頭にひびいた。
**************
情報攻撃を受けました。
真実の瞳をレジストします。相手に渡した情報は以下です。
名前 ソラ Lv1
種族 人種
戦闘ランク H
スキル
アイテムボックス Lv1
弓道 Lv2
大声 Lv1
称号
なし
ピコーン
称号 あばけぬ者 を取得
スキル 偽装Lv1 ポーカーフェイスLv1 隠者 Lv1
を取得しました。
************
鑑定かけられたかな。
魔封印なるものはレジストしたけど、自分が危険人物ではないとアピールしないといけないのでおとなしくしている。
全然乱暴な扱いは受けてないので抵抗もなにもないけどね。
なぜかパッシーは拘束されるでもなく、オレの頭に乗っている。
パッシーには警戒心を無くす隠しスキルでもあるのかもしれない。
「ここで座って待っていてくれ。」
机が一つと椅子が二つだけある部屋で椅子のひとつに座るように指示をだして門番の人は部屋から出て行く。
両手は後ろのままなので背もたれを使えないけど、立っているより楽だし座って待つことにしよう。
それにしてもパッシーはオレの頭に乗ってるが全く拘束されていないが良いのだろうか?
「ブヒブヒ」(主、大丈夫なのか。このまま牢屋に入れられるなんてことはないよな)
その可能性が無いわけじゃないが拘束されたのは身元不明の怪しい人物だからで、危険がないと分かれば開放されとさっきの人も言ってた。
それに《安全確保》もあるから大丈夫だろう。
ちょっと楽観しすぎかな。
「ま、大丈夫だろ。」パッシーを安心させるために軽い感じで返事しておく。
5分もしないうちにガチャっと扉が開く音がして、メガネをかけた女性と鎧を着た男性が入って来た。
メガネの女性は淡い紫色の長い髪を後ろ頭でお団子にまとめている。
ファンタジーな髪の色だが普通に受け入れられるな。
眉ははっきりとして、優しい目でこちらを見ている。
頬から顎にかけてはまるびを帯びていて優しい印象に拍車をかけている。
慎重はオレよりは低くて165センチくらい。
ゆったりした服をいているのではっきりは分からないが体のせんは細すぎず太すぎず、胸もゆったりした服の強調はしないがはっきりと分かる。
全体的に優しげでキレイな人だ。
**********
やる気ポイントを10ポイント取得しました。
**********
お、ポイントが入ったラッキー。
もう一人の男性は身長は185センチ前後、よく鍛えられたがっしりした腕が金属の鎧の隙間から見えている。
短く切った赤い髪を逆立てた野性味のある顔している。
「お~い、そんなに団長をジロジロを見るなよ。」ちょっとニヤニヤしながら男性が言ってきた。
「あんまりお美しいもので、ジロジロみてすみません」頭をかこうとした手が拘束されたままだった、しかたなくそのまま頭を下げた。
「ブヒ!」(イテ!)
飛べる癖にどんくさいのかパッシーは床に落ちた。
頭から落ちてないから大丈夫だろう。
「フフ、かわいらしい従魔ですね。」
おお、笑顔が素敵だ。
女神がいるここは天国という名の異世界か。
はっ、落ち着けオレまずは危険人物でないことをアピールしないと。
「なぜか、草原で懐かれまして。あ、申し遅れました。わたくしソラと申します。この従魔はパッシーと呼んでいます。」
慌ててあ立ち上げりながら名前を名乗った。
しかし、こんなキレイな人が上司だったら仕事も楽しみにできるのかな。
「これはご丁寧に、私の名はエレナ・ブラウンです。」とエレナさんが女神の美声で名前を教えてくれた。
「オレはレイド・フォーグだ。」
エレナいすに座って、オレにも着席を促してくれたのでいすに座る。
レイドさんがレオナさんの後ろに立ったままでいる。
椅子に座ってエレナさんのほうを見ると、もう慣れたがふいに情報が頭にひびいた。
**************
情報攻撃を受けました。
真実の瞳をレジストします。相手に渡した情報は以下です。
名前 ソラ Lv1
種族 人種
戦闘ランク H
スキル
アイテムボックス Lv1
弓道 Lv2
大声 Lv1
称号
なし
ピコーン
称号 あばけぬ者 を取得
スキル 偽装Lv1 ポーカーフェイスLv1 隠者 Lv1
を取得しました。
************
鑑定かけられたかな。
0
お気に入りに追加
261
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
落ちこぼれの烙印を押された少年、唯一無二のスキルを開花させ世界に裁きの鉄槌を!
酒井 曳野
ファンタジー
この世界ニードにはスキルと呼ばれる物がある。
スキルは、生まれた時に全員が神から授けられ
個人差はあるが5〜8歳で開花する。
そのスキルによって今後の人生が決まる。
しかし、極めて稀にスキルが開花しない者がいる。
世界はその者たちを、ドロップアウト(落ちこぼれ)と呼んで差別し、見下した。
カイアスもスキルは開花しなかった。
しかし、それは気付いていないだけだった。
遅咲きで開花したスキルは唯一無二の特異であり最強のもの!!
それを使い、自分を蔑んだ世界に裁きを降す!
おっさんの異世界建国記
なつめ猫
ファンタジー
中年冒険者エイジは、10年間異世界で暮らしていたが、仲間に裏切られ怪我をしてしまい膝の故障により、パーティを追放されてしまう。さらに冒険者ギルドから任された辺境開拓も依頼内容とは違っていたのであった。現地で、何気なく保護した獣人の美少女と幼女から頼られたエイジは、村を作り発展させていく。
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレ職業のテイマーは【強奪】スキルで無双する〜最弱の職業とバカにされたテイマーは魔物のスキルを自分のものにできる最強の職業でした〜
平山和人
ファンタジー
Sランクパーティー【黄金の獅子王】に所属するテイマーのカイトは役立たずを理由にパーティーから追放される。
途方に暮れるカイトであったが、伝説の神獣であるフェンリルと遭遇したことで、テイムした魔物の能力を自分のものに出来る力に目覚める。
さらにカイトは100年に一度しか産まれないゴッドテイマーであることが判明し、フェンリルを始めとする神獣を従える存在となる。
魔物のスキルを吸収しまくってカイトはやがて最強のテイマーとして世界中に名を轟かせていくことになる。
一方、カイトを追放した【黄金の獅子王】はカイトを失ったことで没落の道を歩み、パーティーを解散することになった。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる