SOLNEFIA(ソルネフィア)

森永らもね

文字の大きさ
上 下
52 / 67
第一部 四章 ミシェルの追憶編

番外 巣立ち

しおりを挟む
「あ゛あ……眠ぅ」
 ミシェルと再会して数時間が経過した。酒場に連れてきた彼女はすっかり出来上がり、ジョッキをガンガンとカウンターにぶつけながらブツブツと愚痴を吐いている。
「……というかあの人、何でもかんでも私にクソガキのこと押し付けすぎじゃねえの? あいつが屋敷に来たばかりの時は過保護すぎるほど近くで張っついていたくせに……人使いが荒いにも程があるっての、クソ」
 早口で小声の為、全部は聞き取れないが恐らく今の職場のことについてだろう。
「……ミシェル、飲みすぎじゃない?」
「うっせえよ、ばぁか! まだ全然余裕だっつうの……つうかあんた全然飲んでねえじゃん。この店の酒全部飲んじまうぞ?」
 肩を組んでゲラゲラ笑っているミシェルに、相変わらず酒癖が悪いなと、ラニウスはため息をついた。それでもミシェルを見つめる青の双眸は少しだけ楽しそうだ。
「そういや、ありえねえといったらあんたの除隊」
「うん?」
「何やらかしたか吐き出せよ。どうせ兵士に絡んで暴力沙汰起こしたとかだろ?」
 酒のつまみにしてやらあと笑ってミシェルがジョッキに口をつける。ゴクリゴクリと隣で喉がなる音を聞きながら「あー」とラニウスは間延びして答えた。話を急に掘り返してくるところを見るに、かなり衝撃的だったらしい。まあ、吹くほどだったしなと、先程のことを思い出してクスリと笑う。
「どこから話せばいいかなあ」
 アルコールが回りぼうっとした頭で、ラニウスは天井をただ見つめた。



 ぴちょんぴちょん。

 何処かで水の滴る音がする。けれど、この部屋における水というのは赤く、鉄臭い液体であった。見れば、部屋の中心部にある天井から吊り下げられた手錠に赤髪の青年が括られている。掠れて赤くなった手首が拘束時間の長さを訴えているようだ。
 それだけではなく、半裸の背中には夥しい数の鞭痕が広がり、蚯蚓脹れのようになって滲み出した血が、足を伝って床に落ちていった。
「ラニウズぐぅん」
 嗄れた声でこの暗室に入ってきたのは、鉄仮面をつけた筋骨隆々の拷問官だった。鉄仮面から覗く目はギョロギョロと血走り、明らかに正気ではない。けれども、天井から吊り下げられている赤髪の青年、ラニウス・ダートルはピクリとも反応しなかった。
「気絶はよ゛くな゛いねぇ」
 そう言って背後に回り、拷問官は持っていた太い鞭を空中でしならせてからラニウスの背中に打った。ビチン、と強い音が鳴り響くが、体が揺れるだけで反応がない。
「見せでねえ。大口を開けで、涙を滲ませる顔ぉ!」
 はあはあと息を荒くし、昂る声のまま、連続で鞭を打ち続けていると、ようやくラニウスの固く閉じられた瞼が開かれた。何度か瞬きを繰り返して、ふわあと欠伸をする。
「んあれ? なんだ、拷問のおっさんか。懲りないねえ」
 涙を滲ませながら大口を開けて欠伸をすると、ラニウスはケラケラと笑ってみせた。その表情に拷問官は無言で血のついた鞭を床に向かって払った。払われた箇所をなぞって血痕の道ができる。生傷が耐えない背中は、空気に触れるだけでかなり染みるはずなのだが、目の前の青年は顔色一つ変えない―――変えるとするなら欠伸ぐらい―――
「あんたも大変だよねえ。毎回毎回、アードラーのやつに頼まれてさぁ……で? 今日はもうこれでおしまいなの?」
 いつもめげずに頑張っているのにと、人の良さそうな笑みを浮かべてラニウスが続ける。拷問官に向けているとは思えない笑みだ。全く舐められていると、拷問官は鞭を床に叩きつけるように投げだした。
「あーあ。なに? もう流石に諦めた? 嫌だよねえ。反応が面白くないやつなぶり続けるの。疲れるだけだし」
 正面にまわり、顎を掴み上げ「あまり調子に乗るな゛よ」と拷問官がラニウスを睨みつけた。血のように不気味な髪に、青い虹彩をもつ垂れ目。少し大人びてはきたが、なかなか綺麗な顔をしている。少し間を開けてから、ニコリと不気味に目尻を下げて笑った。
「今日はやり方を変え゛る」
 拷問官はそう言ってやらしい手つきでラニウスの上半身を撫で回し始めた。痛みがダメなら屈辱を味合わせてやると考えたのだろう。へぇ、と感心した様子でラニウスが見下ろす。
「なに? あんたってそっちにいける感じ? この状態でだなんて悪趣味だなあ」
「な゛んどでも言うがいい」
 カチャカチャとズボンを下ろそうとする様子に「ああ、ちょっと待ってよ」とラニウスが止めた。今更止める気はないと無視する拷問官に「話ぐらい聞いてって」とガタイのいい体に足を絡めて、密着する。
「せっかくするならあんたの顔見たいんだよね。いつも健気に俺の事虐めてくるやつがどんな顔しているか、気になるじゃん?」
 ノリノリで擦り寄ってくるラニウスに拷問官は一度戸惑ったが、すぐに「いい゛だろう」と鉄仮面を外した。肌黒のスキンヘッドに、別の皮膚が継ぎ合わされたような歪な顔。目は左右の焦点が合わず、乾燥してひび割れた顔は所々腫れたように盛り上がっていた。
 お世辞にも綺麗とは言えない、醜悪な顔。ラニウスはそれを見て「あんたってなかなかイカス顔してんだね」と笑った。
「はっ。よぐ言う。みんな゛オレを見で、不快な顔をする゛んだ」
「ホントだって。ひねくれてるなあ。仮面とったら性格も変わっちゃうんだ。それって自信がないから? 面白いの」
 馬鹿にするような言葉に、拷問官は睨みつけたままラニウスに顔を突き出した。興奮して息が荒い。それに対してラニウスは話を切り替えるように「その仮面は、昔からつけてたの?」と問いかけた。
「……仮面はアードラーが、くれ゛た。ずっど、包だいだったから。これで、隠ぜっで」
「ふうん。あんたって強そうな割に臆病なんだね」
 足に力を込めて、更に引き寄せる。近距離で拷問官を見つめながら「ねえ、名前も教えてよ。呼んであげるからさ」と小声で呟く。妖艶に瞳を細めたラニウスに拷問官は息を飲んでから「ヴィリ、スゥ゛」と答えた。ヴィリスね、とラニウスがオウム返しする。
「分かったよ、ヴィリス。俺、そっちの経験ないから優しくしてね」
 そう言ってラニウスはヴィリスの首元に甘えるように顔を埋め、口角を上げた。
 次の瞬間、鋭利なギザ歯をむき出し、かと思えばヴィリスの喉に噛み付いた。言葉にならない悲鳴でヴィリスは痛みに悶えていたが、ぶちりと音を立てて食いちぎられたと同時にその場で倒れる。
 口内の血肉を粘膜に擦り付け、舌先で味わい、ラニウスはゴクリと音を立ててそれを飲み込んだ。そうしてから体を大きく揺らして鎖の方に反転すると、天井を蹴りつけ、勢いよく地面に降り立った。降り立つと同時に手首についた手錠と地面を挟み、踏み壊す。 ふぅ、と倦怠感漂う長い息をついた。
「知ってた? 俺たちの先祖って狼と交じったらしいんだよね。だから、顎も普通の人より強いの」
 倒れたヴィリスを見下ろしてから、大きく肩を回して左右にコキコキと首を傾けた。しばらく動けてなかったからか、思ったよりも体が訛ってる。その場で体を伸ばし、屈伸運動を始めた。
「ヴィリスさん、何かありましたか?」
 すぐに外から先程の音を聞きつけて見張りの声が聞こえてくる。
「あ゛あ。ラニ゛ウスが暴れで噛み付いてぎだ。アードラーざんを呼んできでぐれ」
 耳に手を当て、ヴィリスの声真似をするラニウスに気付かず、見張りは「分かりました」と廊下を駆けていった。しばらくして拷問部屋から出てくると、ラニウスは外気をめいいっぱいに吸って、窓の外を見る。
 拷問部屋があるのは地下ではなく、本部の最上階だ。高さは二十メートル程もある。真っ向から風を受け、血腥い赤髪が靡いた。
 国家同士の緊張で戦いの場は減り、ミシェルも目の前から姿を消した。アードラーの相手も、そろそろ飽きてきた頃だ。ここらで潮時かなと、広々とした窓枠に飛び乗る。
「……いい眺めだなあ」
 王都ディオネールの端街を一望できるのは、恐らくここと、王都に入る大門の見張り台ぐらいだろう。
 幼少期から過ごしてきたその町は壁に囲われていて、あまりにもちっぽけだ。自分が見ていないだけで、この世界はもっと広い。
 かつて、この大陸の先住民族だったと言われるローゼ族は、血を求め、この雄大な大陸を駆け回ったという。もしかしたらこの湧き上がる思いはその血のせいなのかもしれない。よし決めた、とラニウスは目の前に広がる光景を見据え、誓った。
「戦争が起きないなら、俺が戦争を起こそうじゃないか」
 真っ向から風を感じる。手を広げ、その光景を背に、羽ばたきもしない自らの体を窓から投げた。背中を突き抜ける風に浮遊感を感じる。きっと落ちている時間は一瞬だ。
 瞬きする間もなく、壁についた足をさらに蹴って宙を回転し、少し余裕を持って着地した。流石にあの高さから落ちたとは誰も思わないだろう。ローゼ族をなめるなよと、言いたげに落ちてきた窓を見上げ目を細める。
「じゃあね、アードラー上官」
 おちょくるように手を振ってから、頭の後ろで手を組んで歩き始めた。途中で洗濯物を適当に奪い、何事もない平然とした表情で上着を羽織る。とりあえず端街から出るか、と辺りを見回し、近くに止まっていた商業馬車を奪おうと中へと入った。
「あ? なんだよ兄ちゃん……」
 ラニウスの存在に気がついた男がこちらを振り返る。
「ねえ、おじさん。ちょっと俺を外まで乗せてくれない?」
 人の良さそうな笑みを浮かべる。次の瞬間、振り返った男の首に凶器が突きつけられた。最もそれはナイフなんて代物ではなく、指に力を入れ、尖らせた青年の手のようだった。
「なっ……!」
 本能で悟る。これは自分を傷つける凶器と何ら変わりないと。男は青ざめ、手を挙げながら「な、何すんだ」と弱気な声をあげた。けれども、ラニウスは一言「お願い」とだけ言って笑った。



「なっ……なんですかこれ……」
 端街東地区検問所にて。二人の憲兵は荷台に積まれた血塗れの男にギョッと目を見開いた。顔にかかった布を少し上げてみれば皮膚が引き剥がされ、筋肉繊維がむき出しになっている男の姿が目に入る。まだかろうじて生きているといった状態だ。あまりにも悲惨な光景に思わず布を戻す。
 問いかけてくる憲兵に包帯で頭を覆われた男は「ああ」と返事をし「酷いだろう? 地底人どもにやられたんだ」と言った。
 王都ディオネールは王城を中心に貴族たちが住まう、華やかな「中心街」と軍人家庭や多くの商人、庶民たちが生活する「端街」によって構成されている。だが、彼らが住む丁度真下には、忘れ去られたもう一つの街が存在しているのだ。
 それが、社会から外れてしまった貧困者やならず者達が集う地下街「ダトラント」
 元より戦争の激化に備え、作ったと言われる避難移住場所だったが、長年放棄されたことによって行くあてのない浮浪者達が溜まるようになり、現在のような貧民街となった。
 噂によれば国から要らなくなったもの達をそこに送り付け、一生逃れることが出来ない労働を強いられていると言われている。ダトラント(ゴミ箱)と言われるが所以だ。
 そうしてならず者たちの吹き溜まりになったことから、いつしか地上と地下で市民権を分けられるようになり、地下に住む者たちは完全に隔離され「地底人」と呼ばれるようになったのである。
 殆どの地底人たちが地下で一生を終える故に、地上への憧れは大きい。豪商たちが高値で通り道を抜ける権利を売りつけても、そうまでして地上へ行きたいと願うものたちが多かった。
 近年不安に思った端街の住人は地底人の根絶を望んだが、国はそれらの問題を深く受け止めず、保留し続けた。国にとってもダトラントはなくてはいけない存在であり、また地上への通路は豪商たちの稼ぎ口の一つでもあるためだ。
「早く軍医に……」
「あの目つきの悪い男だろ? 今さっき行ってきて、この通り追い返されたんだ。治したきゃ金を寄越せだと」
 ハッと嘲笑うかのように男は言って見せてから「あんたら軍人はいつもそうだな」と付け足した。
「何が国を守るだ? お前らが守りたいのは自分と、人の上に立てるだけの地位だろ? もうあんたらに付き合わされるのは懲り懲りなんだ」
 包帯で巻かれた頭を抑えつつ、シワの多い目元で更に睨みつけ「ここより遥か北に、腕のいいドクターがいるようなのでね。そちらに行くことにするよ」と前に向き直った。
「そいつは俺の大切な友人だ。医者が見捨てても俺は見捨てられねえ」
 もう行っていいか? 冷たく見下ろされた男の目線に憲兵はただ黙り込み、門を開ける。お気をつけて、背後からその言葉が聞こえたが男は指を立てて何も言わずに出ていった。
 しばらくして、端街を出た男は馬を進めながら片手で包帯を解いていく。ハラハラと落ちて、現れたのは血だらけの中年男の顔。そこから更に顔の皮一枚をめくってみれば血にまみれた若い男の顔が出てきた。
「ほんと……馬鹿な憲兵」
 ペロリと滴る血を舐め、徐々に声を戻しながら嘲笑う。他人に同情する人間ほど操りやすいものはない。
 今頃アードラーは自分の書いたメッセージに気がついている頃だろう。怒るアードラーの顔を想像して一人楽しそうに笑った。
 さて、どこへ行こう。折角だからミシェルのことを探そうかな。男の顔の皮を荷台の方に投げつけ、ラニウスは馬を走らせながらそんなことを考えた。



 見張りの兵士に呼ばれ、嫌な予感がした。アードラーは険しい顔で拷問部屋に入り、そして中を見て絶句した。自分の犬として躾けた部下は首を食いちぎられ、赤い液体を広げながら地面に倒れている。
「やってくれたな……あのクソガキ」
 目の前に広がる石壁にはヴィリスの血肉で描いたであろう文字が大きく映った。滴り、垂れてしまっているがその文字の内容ははっきりと読め、アードラーのこめかみにいつになく血管が浮きでる。

『クソッタレ上官に祝福を』



「ははっ。最高でしょ。いつまでも俺があいつを必要としていると思ったら大間違いなんだよ」
 あの逃亡劇もあり、現在は追われている身で大きく動くことはできていない。外を歩く時は常にフードを深く被って髪を隠している。まあ、あの頭のキレるアードラーのことだから自分の場所はとっくにバレていそうな気もするけれど。一年以上放っておいているのもなにか裏があるに違いない。そういうやつだ。
「ミシェル?」
 ふと、返してくる言葉がなく見てみれば、隣にいた彼女は既に酔い潰れて寝息を立てていた。自分で聞いておいて、相変わらず自由人だなあと呆れながら、鼻で息をつく。軍を出る前は、よくこうして潰れたのを介抱してやったよな、なんてことを思い出し、ラニウスは小さく笑った。
「……もう、会えないと思ってたのに」
 また会えるなんて我ながら幸運だった。紅潮したミシェルの頬を突っつき、ラニウスは目を閉じた。
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

赤ずきんは夜明けに笑う

森永らもね
ファンタジー
 多様な生物が共存する世界、ドラグシアは「異世界からやってきた人間がこの世界を滅ぼす」という予言を受け、異世界人を悪魔と呼び、迫害を徹底するようになった。  これはそんな世界で生きる悪魔の少女の終わらない復讐劇である――― ※挿絵は自作です(グロシーンも挿絵にあるので注意です)縦漫画風のものが多いので横読み推奨です。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...