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6 絆される
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「土地だけは広いからね、養羊が盛んなんだ。良く屋敷の近くにも放牧に来ているんだけど、屋敷の中にまで放牧中の子羊が入り込んで来ていてね。何処から入って来るんだと探したら塀の一か所に子羊が一頭ギリギリ通れる位の穴が開いていたんだ」
「穴? そこから!?」
「そう、茨の生垣を掻き分けてまで態々来ているようでね。最初は塞ごうかとも思ったんだが、時たま訪れる子羊達が可愛らしくて……塞げないんだ」
少し困った様に笑うイサーク様は、大きな体に凛々しい顔つきに反して少年の様だった。成人男性で、ましてやαの方に対して悪いとは思いつつ可愛い、なんて思ってしまった。
屋敷に迷い込んだ子羊の前で腕を組み、今みたいに困った様に笑うイサーク様の姿が自然と頭の中に浮かび上がって思わず笑いが込み上がる。
突然笑い出した僕にイサーク様が動きを止め、驚いた顔をする。急に笑い出したら、そうもなるだろう。しかも、ご自分の事で笑われたと気付いたのか微かに頬が赤い。
イサーク様は落ち着いて話してみるとなかなかに気さくな方で、αだと身構えていた事も忘れ、今では普通に会話が弾む。
「あはは、そんなに穴を塞ぐ事を躊躇うほどに可愛いんですか?」
「あ……ああ、とても……ウォレンも、一度見たら納得するよ。あんな可愛い来客を締め出すのは忍びなくてね。だから、今度屋敷で牧羊犬を飼おうかと思っているんだ」
「牧羊犬?」
「庭のね、花まで食べてしまうんだよ。一度花壇まるまる食べられてしまって。あれには、まいった。ま、それは別に良いんだ」
「良いんですか!?」
花壇を荒らされても別に良いとは、イサーク様はかなり豪胆かも知れない。
「問題は動物にとって食べると毒になる植物も庭には植えてあるって事なんだ。だから、子羊達が誤って毒の花まで食べてしまわない様に牧羊犬で庭の一部には入らない様にしようかと思ってね。それで……ウォレンは、犬は好きかい?」
「ウォレンは小さい頃に子犬を4匹拾って来て、飼うんだって大泣きして家中大騒ぎにしたくらい、犬が好きだよ」
「ファリオン、お前に聞いて無い」
僕の代わりに兄様が答えた事でイサーク様が眉根を寄せて兄様を見るが、当の兄様は全く気にした素振りも見せず、澄ました顔でティーカップを傾けている。
その二人のやり取りを見て、また僕は笑いが込み上げて来てしまった。
僕がイサーク様の求婚をお受けしたあの後。後日、僕との婚姻の申し込みを父様に送られるのかと思っていたら、イサーク様は今日、直接父様に願い出る、と言い出た。しかも、兄様もそれに賛成するものだから、今は父様のお帰りを家のテラスで寛ぎながら待って頂いていた。
その間、イサーク様がご自身の領地の事を色々と話して下さり、そのどの話も今暮らしているこの街しか知らない僕には新鮮で興味深いものばかりだった。
こんなにも会話を楽しむ事が出来るなんて。この一週間、塞ぎ込んでいたのが嘘みたいに心が軽い。
そして、この数時間という短い間でしかないけれど、イサーク様がとても優しくて思慮深い方なのが分かる。
庭を荒らす子羊を追い出すでも、羊飼いに文句を言うでも無く、ただただ毒を食べたら大変だから、と考えて動くなんて貴族のαとは思えない穏やかさだ。
きっと、こんな優しい人と結婚出来たなら幸せなんだろうな。と、ぼんやり考えている自分にハッと気が付いて慌てる。
自分で思っている以上に、僕はイサーク様に絆されてしまったようだ。
参ったな、とイサーク様と兄様にバレない様に溜息を吐いた。
「主人がお戻りになられました」
その使用人の一言に、今まで弾んでいた会話がピタリと止み、使用人が立っているサロンに続く扉へと目線を移す。すると、そこからバタバタと足音を響かせ慌てた様子の父様が入って来た。
「コルトハーク伯爵様がおいでとは露知らず、大変お待たせ致しました!」
ペコペコとイサーク様へ頭を下げた後、父様は同席していた兄様を見て、続いてその横の僕へと目線を移した瞬間、媚びた商人の顔から不快に顔を歪め僕を睨み付けて来た。
一週間前には考えられない父様の目線にサーッと血の気が引く。
「ウォレン、なんでお前が図々しくもここにいる。申し訳ございませんコルトハーク伯爵様。すぐに下がらせますので」
忌々しそうな父様の声にビクリと肩が強張る。慌てて席から立ち上がり下がろうとするが、未だ馴れない父様からの隠しもしない悪感情に足がすくんで上手く立ち上がれない。
「父様、待って下さい!」
兄様が止めるのも構わず、父様がズカズカと歩み寄り僕の腕を掴もうと手を伸ばして来た瞬間、イサーク様の手が僕の前へ差し出され、父様の手を止めた。
「彼を乱暴に扱うのは止めて頂けるかな? 図々しくも私がこの席にいて欲しいとお願いしてここにいるんだ。何か不都合でも?」
イサーク様の皮肉を込めた言葉に顔色を悪くした父様はすぐさま手を引き、引き攣りながらも愛想笑いを浮かべた。こういう切り替えが早い所が実に商人らしいな、と他人事のように思ってしまう。
「そ、そうで御座いましたか。いや、なにぶんコレはΩなものでして。何かご迷惑をお掛けしていないかと思いまして……」
「Ωだと迷惑をかけるのか? αでもβでも関係無く迷惑な者は迷惑だがな。その点、ウォレンは私の話を良く聞いてくれて、迷惑どころか楽しい一時を過ごせていたんだが。敢えて言うなら……もう少し、誰にも邪魔をされずにゆっくり話していたい程だったよ」
言外に「お前の方が迷惑だ」と言われた父様は口元をヒクつかせ、あ、とか、う、とか言いながら忌々しげに僕を睨み付けてくる。
きっと、今も何か言い返したいんだろうけど、貴族相手に下手な事も言えないし、さっきから何か言う度に皮肉で返されて言葉に詰まっているんだろう。
「それは……それは、失礼いたしました。それで、あの、何か私にお話があるとかで」
「ああ、急で申し訳無いのだが、とても大事な話でね」
「それでしたら、どうぞ応接室に」
「もし、御夫人もおられるなら御同席願えるかな?」
「妻も……ですか? 分かりました。ご案内します」
「それでは行こうか。ウォレン」
立ち上がったイサーク様が、まるでダンスに誘うかのように僕に手を差し伸べて来た。
この大きな手をどうしろと言うのか。まさか、手を取れと?
突然の事に今まで、そんな事をされた事の無い僕は戸惑うけれど、笑顔のイサーク様に「お手をどうぞ」と言われてしまえば覚悟を決めなければいけない。僕は、おずおずとその手に手を重ねて椅子から立ち上がった。
そんな僕らを、父様は目が落ちるんじゃないか、という位に見開いて見ている。
そして僕も、イサーク様の紳士的なエスコートに膝が笑いそうになっているのを必死で押し留めていた。
「穴? そこから!?」
「そう、茨の生垣を掻き分けてまで態々来ているようでね。最初は塞ごうかとも思ったんだが、時たま訪れる子羊達が可愛らしくて……塞げないんだ」
少し困った様に笑うイサーク様は、大きな体に凛々しい顔つきに反して少年の様だった。成人男性で、ましてやαの方に対して悪いとは思いつつ可愛い、なんて思ってしまった。
屋敷に迷い込んだ子羊の前で腕を組み、今みたいに困った様に笑うイサーク様の姿が自然と頭の中に浮かび上がって思わず笑いが込み上がる。
突然笑い出した僕にイサーク様が動きを止め、驚いた顔をする。急に笑い出したら、そうもなるだろう。しかも、ご自分の事で笑われたと気付いたのか微かに頬が赤い。
イサーク様は落ち着いて話してみるとなかなかに気さくな方で、αだと身構えていた事も忘れ、今では普通に会話が弾む。
「あはは、そんなに穴を塞ぐ事を躊躇うほどに可愛いんですか?」
「あ……ああ、とても……ウォレンも、一度見たら納得するよ。あんな可愛い来客を締め出すのは忍びなくてね。だから、今度屋敷で牧羊犬を飼おうかと思っているんだ」
「牧羊犬?」
「庭のね、花まで食べてしまうんだよ。一度花壇まるまる食べられてしまって。あれには、まいった。ま、それは別に良いんだ」
「良いんですか!?」
花壇を荒らされても別に良いとは、イサーク様はかなり豪胆かも知れない。
「問題は動物にとって食べると毒になる植物も庭には植えてあるって事なんだ。だから、子羊達が誤って毒の花まで食べてしまわない様に牧羊犬で庭の一部には入らない様にしようかと思ってね。それで……ウォレンは、犬は好きかい?」
「ウォレンは小さい頃に子犬を4匹拾って来て、飼うんだって大泣きして家中大騒ぎにしたくらい、犬が好きだよ」
「ファリオン、お前に聞いて無い」
僕の代わりに兄様が答えた事でイサーク様が眉根を寄せて兄様を見るが、当の兄様は全く気にした素振りも見せず、澄ました顔でティーカップを傾けている。
その二人のやり取りを見て、また僕は笑いが込み上げて来てしまった。
僕がイサーク様の求婚をお受けしたあの後。後日、僕との婚姻の申し込みを父様に送られるのかと思っていたら、イサーク様は今日、直接父様に願い出る、と言い出た。しかも、兄様もそれに賛成するものだから、今は父様のお帰りを家のテラスで寛ぎながら待って頂いていた。
その間、イサーク様がご自身の領地の事を色々と話して下さり、そのどの話も今暮らしているこの街しか知らない僕には新鮮で興味深いものばかりだった。
こんなにも会話を楽しむ事が出来るなんて。この一週間、塞ぎ込んでいたのが嘘みたいに心が軽い。
そして、この数時間という短い間でしかないけれど、イサーク様がとても優しくて思慮深い方なのが分かる。
庭を荒らす子羊を追い出すでも、羊飼いに文句を言うでも無く、ただただ毒を食べたら大変だから、と考えて動くなんて貴族のαとは思えない穏やかさだ。
きっと、こんな優しい人と結婚出来たなら幸せなんだろうな。と、ぼんやり考えている自分にハッと気が付いて慌てる。
自分で思っている以上に、僕はイサーク様に絆されてしまったようだ。
参ったな、とイサーク様と兄様にバレない様に溜息を吐いた。
「主人がお戻りになられました」
その使用人の一言に、今まで弾んでいた会話がピタリと止み、使用人が立っているサロンに続く扉へと目線を移す。すると、そこからバタバタと足音を響かせ慌てた様子の父様が入って来た。
「コルトハーク伯爵様がおいでとは露知らず、大変お待たせ致しました!」
ペコペコとイサーク様へ頭を下げた後、父様は同席していた兄様を見て、続いてその横の僕へと目線を移した瞬間、媚びた商人の顔から不快に顔を歪め僕を睨み付けて来た。
一週間前には考えられない父様の目線にサーッと血の気が引く。
「ウォレン、なんでお前が図々しくもここにいる。申し訳ございませんコルトハーク伯爵様。すぐに下がらせますので」
忌々しそうな父様の声にビクリと肩が強張る。慌てて席から立ち上がり下がろうとするが、未だ馴れない父様からの隠しもしない悪感情に足がすくんで上手く立ち上がれない。
「父様、待って下さい!」
兄様が止めるのも構わず、父様がズカズカと歩み寄り僕の腕を掴もうと手を伸ばして来た瞬間、イサーク様の手が僕の前へ差し出され、父様の手を止めた。
「彼を乱暴に扱うのは止めて頂けるかな? 図々しくも私がこの席にいて欲しいとお願いしてここにいるんだ。何か不都合でも?」
イサーク様の皮肉を込めた言葉に顔色を悪くした父様はすぐさま手を引き、引き攣りながらも愛想笑いを浮かべた。こういう切り替えが早い所が実に商人らしいな、と他人事のように思ってしまう。
「そ、そうで御座いましたか。いや、なにぶんコレはΩなものでして。何かご迷惑をお掛けしていないかと思いまして……」
「Ωだと迷惑をかけるのか? αでもβでも関係無く迷惑な者は迷惑だがな。その点、ウォレンは私の話を良く聞いてくれて、迷惑どころか楽しい一時を過ごせていたんだが。敢えて言うなら……もう少し、誰にも邪魔をされずにゆっくり話していたい程だったよ」
言外に「お前の方が迷惑だ」と言われた父様は口元をヒクつかせ、あ、とか、う、とか言いながら忌々しげに僕を睨み付けてくる。
きっと、今も何か言い返したいんだろうけど、貴族相手に下手な事も言えないし、さっきから何か言う度に皮肉で返されて言葉に詰まっているんだろう。
「それは……それは、失礼いたしました。それで、あの、何か私にお話があるとかで」
「ああ、急で申し訳無いのだが、とても大事な話でね」
「それでしたら、どうぞ応接室に」
「もし、御夫人もおられるなら御同席願えるかな?」
「妻も……ですか? 分かりました。ご案内します」
「それでは行こうか。ウォレン」
立ち上がったイサーク様が、まるでダンスに誘うかのように僕に手を差し伸べて来た。
この大きな手をどうしろと言うのか。まさか、手を取れと?
突然の事に今まで、そんな事をされた事の無い僕は戸惑うけれど、笑顔のイサーク様に「お手をどうぞ」と言われてしまえば覚悟を決めなければいけない。僕は、おずおずとその手に手を重ねて椅子から立ち上がった。
そんな僕らを、父様は目が落ちるんじゃないか、という位に見開いて見ている。
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