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二章
re.《406》
しおりを挟むミチルはまた泣きそうになった。
「も、やぁ·····ぁ··········~~~ッ♡♡」
ずっと避けられていた所を、ついに吸い上げられる。
それから器用な舌が暴れ始めたらとてもたまらない。ニャーニャー漏れる鳴き声を唾液とともに飲み込んで、力の入らない腕をふるわせる。
(なに、これ)
お腹の下が弱く痙攣する。
膣と乳頭が連動しているみたいだ。
(触られてないのに)
えぐるような舌の動き、甘噛みする前歯、そしてまた超絶技巧の舌先に踊らされる。
「やぁ♡ん、ゃ♡♡だめ·····♡らめ·····♡」
(もぅ·····♡)
「ンン·····~~~~~~ッ♡♡♡♡」
ビクビクと身体がのけぞった。
甘い電流が全身に行き渡り、そして最後、切ない轟は下腹にとどまる。
イッてしまった。
「はぁ♡はぁ·····♡·····♡·····ッ!♡」
乳を甘く舐められながら、大きな手は摩擦するように下着を脱がせてゆく。
こうやって、ほかの相手も弄んだんだ。
悲しくて止まらない涙を散らしながら、快楽を逃がす。
胸がふやけそうなほど執拗な愛撫だった。
ナカは触れられないまま、どんどん蕩けてゆく。
そしてあてられた昂りに、ミチルは「キュウ」と鳴いた。
「ぁ·····♡·····ゃ·····ッ♡」
(まだ、解してないのに)
「お前は俺を受け入れる他ないんだ」
トロトロになった入口に、グロテスクな凶器が押し付けられる。
たっぷりの愛液で無理矢理こじ開けられてゆく。彼の言う通り、泣いても喚いても、犯されてしまう。
「ぁぁぁ·····♡♡·····ふぅ"♡ン"·····ッ♡♡」
(おおきい)
熱くて硬い鉄の杭が身体を貫いてゆく。
あまりの規模に、息も絶え絶えで、声を出すことさえ困難だ。
「お前のナカは、いつも暖かいな·····」
「ぁ·····♡♡ゃぅ·····♡♡」
見下ろした先にはぐっぷり差し込まれた雄があった。
半分も入っていない。
目で確認したら、途端にどくどく脈打つのも伝わってくる。
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