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二章
re.《351》なんで?
しおりを挟む「ぁ♡美味しい·····♡ミーちゃん♡ミーちゃん·····♡」
舐められる感覚が早くなるのが、彼の喜びを表しているみたいだ。
けれど決して貪るようには喰われない。相手は精一杯の意思で理性を保っているようだった。
「どんどん溢れてくる·····♡♡」
(手、熱い·····っ)
身動きも取れずに、恥ずかしい格好のままそこを舐め続けられる。
溶けるみたいだ。
「やぁ♡ンぅ·····~~~♡」
焦点は合わなくなってゆく。
最早我慢することも出来ず、ただれた鳴き声が漏れていることには、自分では気がつけない。
やがて、大きな予感がしてくる。
ミチルは慌てて首を振った。
「も、らめぇ♡舌、やら·····♡だめ、だめ·····っ♡」
優しく拭われるまま、絶頂していた。
きゅんと乳の先をつねられて、追うようにして潮が吹き出る。
ミチルはわけがわからないまま放心していた。
時計と、熱い吐息の音色。
熱くて燃えそうな体。少し涼しい室温と、目の前の───。
「ふぁぁぁン·····♡♡♡」
「ミーちゃんのお汁·····もっと·····ッ♡」
ジュルジュル響いた濁音と共に、そこから神経が引き抜かれてゆく。
「らめぇ·····♡」
突如として訪れた強すぎる刺激に身体は着いてゆかない。
あんなところを、直接見られて、舐められてしまっている。信じ難い現実を、音や匂いや、あるいは彼の息遣いが信じさせてくる。
「あぁ♡かわいい♡ピンク色の入口·····♡中に行くにつれて、赤くなって·····ッ♡」
「へ·····ッ♡ぃやぁ·····♡」
「·····クパクパしてる·····♡·····また、蕩け出てきた·····♡」
少しかすれた甘い声が紡ぐのは、嘘みたいな言葉だった。
「·····もぅ、やぁ·····ッ♡」
彼の両手が乳頭をつねったおかげで、ミチルはやっと、そこを指先で隠すことが出来た。
こんなことまで、許してない。
はふはふ息をしながらあとずさろうとするが、身体は余韻に痙攣して、言う事を聞かない。
「·····なんで?」
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