555 / 730
re.《271》歓喜
しおりを挟む当てられているのは控えめな凸凹が無数にある、あの中では3つ目くらいに存在感のあるものだ。
無許可でコレを選ぶなんて、丁寧な仕事をこなす彼らしくない。
だって、自分だったら、コレを選ばなかった。
「ふニャっ♡♡」
グチュリと音を鳴らしながら、それがちょっと押し込まれる。
愛液でヌルヌルだ。ゴム製の物質はゆっくりと侵入してきた。
細かいブツブツが次々とヒダを刺激するから、ミチルはそっと身体を反らせた。
「ミャぁぁぁぁあ·····♡♡」
「まだ少し余裕がありますが·····」
「──あンッ♡♡」
「·····子宮に届いてしまったのでしょうか?」
そこを優しく、しかし決定的に圧迫してくる棒に、腰が震える。
影の中で、ミステリアスな唇は少し微笑んでいるようにも見える。
「極上の景色です」
それはゆっくりと身体を出たり挿入ったりする。
恥ずかしい。
まるで、挿入され犯されているのを、見られているみたいだ。
「ふニャン♡」
「脚を閉じないで」という囁きは、弱い鼓膜をわざと狙っ他に違いない。
ジェロンはひたすら男根のを催した張形で穴を犯し、玩具で乱れるこちらの姿を見つめていた。
焼けそうな視線に理解する。
この卑猥な姿こそ、彼の褒美になり得るのだと。
「ニャアぅ♡♡にゃ♡あ♡ぁぁあ♡ぁん♡イッちゃ♡イッひゃぅ·····♡」
「もう果ててしまわれるのですか?」
「ふぁぁ♡♡♡」
囁かれるのと同時に絶頂と失禁を果たしていた。
ヒクヒクと引き攣る穴から玩具が抜けてゆく。次に充てられたものが何かを理解するより先に、ソレが嵌め込まれていた。
「ミゃう~~~っ♡♡♡」
さっきよりゴリゴリしてて、イったばかりの性器が咥えるには、屈服せざるを得ない熱だ。
グプグプ下品な音を鳴らしながら、それはどんどんナカに侵入してゆく。
その間、ミチルはずっと舌を突き出して絶頂していた。
「吸い付くように痙攣なさって·····とても居心地が好いです」
(はいっちゃった)
治療中、いつでもねだって、挿入れて貰えなかった雄。
今日もお預けにされると思っていた肉の熱だ。
「まるで、ナカが歓喜しているみたいに」
62
お気に入りに追加
2,196
あなたにおすすめの小説
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる