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二章
re.《30》言うこと聞かない従者達
しおりを挟む「ご不安を抱えたままのミチル様を向かわせるわけにはいきませんから·····」
「!」
「先程申し上げましたとおり、ミチル様のお悩みを解決致しましょう」
抱き抱えたまま、耳の付け根にキスを落とされる。
ギジリとベットが軋む。
彼がこちらへ身を乗り出したのだ。
突如始まったスキンシップはあまりにも自然だった。
手で押しのけようとするが、自らくるまったシーツのせいで上手く身動きが取れない。耳元で何度も弾ける濡れ音に、さっきより強いゾクゾクが駆け抜けてゆく。
いつの間にか両手に指を絡められて、ベットに寝転がっていた。
「ニャ·····♡」
(なんで?)
彼はまるで、こっちがうっとりする場所を知っているみたいだ。
遠くで失礼いたしますと声が聞こえる。
ジェロンの声だ。
腹の辺りで生ぬるい吐息を感じた。
「ふぁ♡」
へその上で吸い付く温かさ。
脇腹から腰、恥骨を撫でられながら、吸い付きはだんだん中心へと近づいてゆく。
「ふふ·····ここがピンと立ち上がって·····お可愛らしいですね」
「ふぁン♡」
気がついたら、胸元でちゅうちゅうと甘い音が漏れていた。
レイモンドの舌は飛び出した乳頭をしつこく舐めまわした。
自分の鳴き声も聞こえないほど、快楽に夢中になる。
脚を広げさせられたのには気が付かず、濡れた穴に何かを押し込まれて、やっと今の状況に気が付かされる。
「や、ぁ♡ぁ♡」
時すでに遅し。
言葉を紡ぐことは叶わない。
飛び出た兎耳を愛おしそうに撫で、彼は自身のネクタイを弛める。
太く筋肉質な体が覗くと、何故か知らない人に触れられている気分になった。
「どこもかしこも愛おしいです、ミチル様·····」
「ン、ぅ♡·····!」
お尻に差し込まれた指が動き出しながら、しかし直ぐに離れてゆく。
奥がヒクリと疼いた。
物足りなさを感じた時、表面で、熱い吐息を感じた。
「ぁ·····だめ·····っ♡·····~~~♡」
そっちに気を取られていたら、近づいてきた口元が兎耳を舐め上げた。
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