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確かにこれは・・・
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あれから僕と真岩さんで、必要な物を買ってきて、自分達の教室に戻ってくる。 チラリチラリと他のクラスの様子も見てみたが、やはりどこも一から作っているところが多く、みんな大苦戦を強いられていた。 普通はああなるのだろうが、スイートポテトは当日に料理のできる女子たちで作りたてを作成する予定だし、飾りの準備は半分近くは出来ている。 むしろ早すぎたかな?と思うくらいだ。
「ただいま、頼まれたもの、買ってきたよ。」
「おう、サンキュー館。 そこに置いといてくれ。」
「うん。 あ、後甘いものも買ってきたよ。 作業が終わったら帰りにみんな1個ずつ取っていってね。」
「おぉ、抜かりないな。 それも生徒会に提出するか?」
「これは実費だから気にしないで。 さて、作業を手伝うよ。」
そう言って僕は飾り用のカボチャの絵描きに任命される。 既に線を書かれている段ボールを手にとって、そこからカッターで切る。 そしてその後に顔を好きな形に切って、オレンジに塗れば完成となる。
因みに一緒にいるということで真岩さんも一緒だ。 彼女も黙々と作っているのが見えた。 そして何よりもカボチャの顔がしっかりと整えられていることに驚いていた。
「綺麗だね。 もしかして美術部かなにかに入ってる?」
「絵を描くのは好き。 たまにスケッチブック、持ってる。」
へぇ、見せてって言ったら見せてくれるかな? でも今は止めておこう。
「館君館君。」
そう声をかけてきたのは坂内君だ。 でも彼は部活中では無かったのだろうか? そう質問をしようと思ったときに、不意に指を指す坂内君。 その指の先には
「安見さん!?」
そこにはロッカーにもたれかかるようになっている安見さんのだった。 しかもぐったりしている。
「安見さん!? どうしたの、安見さん!?」
そう肩を叩くと「すぅ・・・すう・・・」と寝息をたてていたのだ。 ビックリしたと脱力をする。
「安見さん。 疲れたなら横になったら? 倒れちゃったら元も子もないよ?」
「う・・・ん・・・?」
そういって眠気眼を擦りながらそのまま横に倒れそうになっていたので、教室の端に移動するように促した。 そして横になって眠る安見さんは体を「ブルリ」と震わせた。 いくら日の光が当たっているとはいえ秋の寒さはそれなりに答える。 僕は自分の制服を安見さんに被せることにした。 少し肌寒さがYシャツ越しに来るが、気にしてなどいない。
「さてと、僕も作業に戻ろうっと。 どこまで終わってたっけ?」
そういって立とうとしたときに真岩さんと江ノ島さんが先程まで僕がやっていたやりかけの作業の用意を持ってきてくれた。
「館さんはここで作業を行ってください。」
「須今さん起きたとき、誰もいないと、状況分からない。」
そういって江ノ島さんと真岩さんは自分達の作業に戻っていった。 確かにどこでも出来る作業ではあるので構わないと言えば構わないのだけれど・・・
「本当は机でやりたかった・・・」
床だと自分の高さが合わずに屈むような形になるので、体に堪えるのだ。
とは言え真岩さんの言い分も然りなのでこのまま作業に入る。 机がないだけで作業はできるので、先程と同じ容量でせっせか作っていく。
「すぅ・・・すぅ・・・」
こんな状況下でよく眠れるなぁ。 すこしばかり安見さんを羨ましがりながら、作業をこなしていく。
「・・・ん・・・しょっと。」
やっぱり胡座をかきながらではやりにくい。 僕は胡座から正座へとかえる。 スリッパも脱いで足への負担を少しでも軽減する。 お陰で大分作業がやり易くなった。
「・・・んう?」
そこで安見さんは上体を起こした。 辺りをキョロキョロと見渡している。 状況が掴めないのだろう。 するとこちらに這いずってきた。
「安見さん、よく眠れ・・・た・・・?」
這いずってきたかと思ったら僕の正座している足に頭を委ね、そのまままた眠ってしまった。 人のももで勝手に膝枕されてしまった。 動かすのもさすがに可哀想なので、ちょっと体を大きく使うが、作業に戻った。 この体勢意外にツラいや。
そんな感じでまだ作っていると、不意に太ももからくすぐったさを感じた。 下を見ると先程は横を向いていた安見さんの顔が僕の方に向いていた。 とても気持ち良さそうに寝ている安見さんの顔に、つい笑みが零れて、前髪をどかしてそのまま頭を優しく撫でる。 すると安見さんも笑い返してくれた。
こうしてやっていると、なんだか暖かい気持ちになるのは、不思議と悪くない。 娘をあやす親のようだ。 まあ僕は安見さんの親ではないし、安見さんだって幼子ではない。 満足して作業に戻ろうとしたときに、空気がおかしいと感じた。 周りを見てみると、僕達を見ているクラスメイトがいた。
大抵がほのぼのと見ていて、羨ましがるのがその一割くらい。 妬む視線もあるがそれでも数名程度だ。 いやそんな観察はぶっちゃけどうでもよかったりする。
みんなの目線が一斉に集まるこの感じ、これが真岩さんの言っていたことなのだと感じた。 これは確かに堪える。
「ええっと、みんな、作業は?」
「あー、いや、片付けのこともあって、そろそろ終わろうかと思ってたんだけど・・・」
「なんか、そこだけ別空間になってたって言うか、夕焼けと相まって幻想的に見えてたって言うか・・・」
「噂通りなんだなって、改めて思っちゃった。」
近くにいた女子3人からそんな返答が返ってくる。 他のみんなもなんだかんだで「うんうん」と頷いていた。
「ま、館と須今のそれは、今に始まったことではないんだけどな。」
「我々も何度か遭遇している。 ある意味私達の中では見慣れた光景だ。」
「え!? それ本当!? 坂内君、ちょっと詳しく聞かせてよ! あの二人ってどこまで進んでるの!?」
「はいはーい、その辺りは私が説明してしんぜよう。」
「濱井さんだけでは誤解を生みそうなので、私も説明に尽力しますわ。」
「酷いよぉ智美。 私そんなに信用ない?」
「あなたは話を盛りそうな予感がしたので。」
そんな感じで片付けをしながら濱井さんが喋り出した。 特に女子陣が興味津々と言わんばかりに聞き入っている。 僕は安見さんを膝枕しているので動くに動けない。
「あぁ・・・なんか大前提な否定をしなきゃいけないような気がする・・・」
「館君、諦める。 元々噂になってた。 みんな知りたいのは当然。」
いつの間にか近くに来ていた真岩さんに、声をかけられる。 なんだか真岩さんにそう言われるともうどうしようも無くなってきた。 教室のみんなの様子を、安見さんが起きるまでは、ただただ見ているだけしか出来なかった。
「ただいま、頼まれたもの、買ってきたよ。」
「おう、サンキュー館。 そこに置いといてくれ。」
「うん。 あ、後甘いものも買ってきたよ。 作業が終わったら帰りにみんな1個ずつ取っていってね。」
「おぉ、抜かりないな。 それも生徒会に提出するか?」
「これは実費だから気にしないで。 さて、作業を手伝うよ。」
そう言って僕は飾り用のカボチャの絵描きに任命される。 既に線を書かれている段ボールを手にとって、そこからカッターで切る。 そしてその後に顔を好きな形に切って、オレンジに塗れば完成となる。
因みに一緒にいるということで真岩さんも一緒だ。 彼女も黙々と作っているのが見えた。 そして何よりもカボチャの顔がしっかりと整えられていることに驚いていた。
「綺麗だね。 もしかして美術部かなにかに入ってる?」
「絵を描くのは好き。 たまにスケッチブック、持ってる。」
へぇ、見せてって言ったら見せてくれるかな? でも今は止めておこう。
「館君館君。」
そう声をかけてきたのは坂内君だ。 でも彼は部活中では無かったのだろうか? そう質問をしようと思ったときに、不意に指を指す坂内君。 その指の先には
「安見さん!?」
そこにはロッカーにもたれかかるようになっている安見さんのだった。 しかもぐったりしている。
「安見さん!? どうしたの、安見さん!?」
そう肩を叩くと「すぅ・・・すう・・・」と寝息をたてていたのだ。 ビックリしたと脱力をする。
「安見さん。 疲れたなら横になったら? 倒れちゃったら元も子もないよ?」
「う・・・ん・・・?」
そういって眠気眼を擦りながらそのまま横に倒れそうになっていたので、教室の端に移動するように促した。 そして横になって眠る安見さんは体を「ブルリ」と震わせた。 いくら日の光が当たっているとはいえ秋の寒さはそれなりに答える。 僕は自分の制服を安見さんに被せることにした。 少し肌寒さがYシャツ越しに来るが、気にしてなどいない。
「さてと、僕も作業に戻ろうっと。 どこまで終わってたっけ?」
そういって立とうとしたときに真岩さんと江ノ島さんが先程まで僕がやっていたやりかけの作業の用意を持ってきてくれた。
「館さんはここで作業を行ってください。」
「須今さん起きたとき、誰もいないと、状況分からない。」
そういって江ノ島さんと真岩さんは自分達の作業に戻っていった。 確かにどこでも出来る作業ではあるので構わないと言えば構わないのだけれど・・・
「本当は机でやりたかった・・・」
床だと自分の高さが合わずに屈むような形になるので、体に堪えるのだ。
とは言え真岩さんの言い分も然りなのでこのまま作業に入る。 机がないだけで作業はできるので、先程と同じ容量でせっせか作っていく。
「すぅ・・・すぅ・・・」
こんな状況下でよく眠れるなぁ。 すこしばかり安見さんを羨ましがりながら、作業をこなしていく。
「・・・ん・・・しょっと。」
やっぱり胡座をかきながらではやりにくい。 僕は胡座から正座へとかえる。 スリッパも脱いで足への負担を少しでも軽減する。 お陰で大分作業がやり易くなった。
「・・・んう?」
そこで安見さんは上体を起こした。 辺りをキョロキョロと見渡している。 状況が掴めないのだろう。 するとこちらに這いずってきた。
「安見さん、よく眠れ・・・た・・・?」
這いずってきたかと思ったら僕の正座している足に頭を委ね、そのまままた眠ってしまった。 人のももで勝手に膝枕されてしまった。 動かすのもさすがに可哀想なので、ちょっと体を大きく使うが、作業に戻った。 この体勢意外にツラいや。
そんな感じでまだ作っていると、不意に太ももからくすぐったさを感じた。 下を見ると先程は横を向いていた安見さんの顔が僕の方に向いていた。 とても気持ち良さそうに寝ている安見さんの顔に、つい笑みが零れて、前髪をどかしてそのまま頭を優しく撫でる。 すると安見さんも笑い返してくれた。
こうしてやっていると、なんだか暖かい気持ちになるのは、不思議と悪くない。 娘をあやす親のようだ。 まあ僕は安見さんの親ではないし、安見さんだって幼子ではない。 満足して作業に戻ろうとしたときに、空気がおかしいと感じた。 周りを見てみると、僕達を見ているクラスメイトがいた。
大抵がほのぼのと見ていて、羨ましがるのがその一割くらい。 妬む視線もあるがそれでも数名程度だ。 いやそんな観察はぶっちゃけどうでもよかったりする。
みんなの目線が一斉に集まるこの感じ、これが真岩さんの言っていたことなのだと感じた。 これは確かに堪える。
「ええっと、みんな、作業は?」
「あー、いや、片付けのこともあって、そろそろ終わろうかと思ってたんだけど・・・」
「なんか、そこだけ別空間になってたって言うか、夕焼けと相まって幻想的に見えてたって言うか・・・」
「噂通りなんだなって、改めて思っちゃった。」
近くにいた女子3人からそんな返答が返ってくる。 他のみんなもなんだかんだで「うんうん」と頷いていた。
「ま、館と須今のそれは、今に始まったことではないんだけどな。」
「我々も何度か遭遇している。 ある意味私達の中では見慣れた光景だ。」
「え!? それ本当!? 坂内君、ちょっと詳しく聞かせてよ! あの二人ってどこまで進んでるの!?」
「はいはーい、その辺りは私が説明してしんぜよう。」
「濱井さんだけでは誤解を生みそうなので、私も説明に尽力しますわ。」
「酷いよぉ智美。 私そんなに信用ない?」
「あなたは話を盛りそうな予感がしたので。」
そんな感じで片付けをしながら濱井さんが喋り出した。 特に女子陣が興味津々と言わんばかりに聞き入っている。 僕は安見さんを膝枕しているので動くに動けない。
「あぁ・・・なんか大前提な否定をしなきゃいけないような気がする・・・」
「館君、諦める。 元々噂になってた。 みんな知りたいのは当然。」
いつの間にか近くに来ていた真岩さんに、声をかけられる。 なんだか真岩さんにそう言われるともうどうしようも無くなってきた。 教室のみんなの様子を、安見さんが起きるまでは、ただただ見ているだけしか出来なかった。
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