62 / 166
成績発表
しおりを挟む
それから一度週末を挟み、学校と自宅でテスト勉強を繰り返し、テスト本番になった。 テスト中は午前授業なので帰宅して、お昼を食べて、少し休憩したらまた勉強して、そんなことの繰り返しをして、最後のテストが終わって、久しぶりの部活に少しだけ顔を出す。
テストが終われば部活動も再開するのだが、流石にテスト後に部活をするところは少なく、やっても1、2時間がいいところだった。
なので家庭部の裁縫部門の方も、1時間ほどで終わって、家に帰り、今までやれなかった分まで裁縫を楽しんだ。
テスト終わりの週末はそれはもう清々しい気分だったし、なにより色々と捗ったものだ。 朝のジョギングもかなりハイペースで行くことが出来た。 おかげさまで疲れが取れ切れてなかったのかお昼を食べた後に昼寝をしてしまったけれど。
そんなテスト終わりの週末を終えて、週明け特有の電車の荒波に飲まれながら学校について、HRまでほとんど誰もいない教室でゆったりと待っていた。
「おはようございます。 相変わらずお早いのですね。」
そんなゆったり状態を満喫していると、隣の席に安見さんが座る。 この光景にも慣れてきたな。
「おはよう安見さん。 どう? 今回のテスト、安見さん的には。」
「中々に出来たと思いますよ。 今回は尚更そう感じます。 館君の方はどうですか?」
「僕も上々ってところかな。 まあ、解答欄に空白が無かっただけだから、実際の正解不正解は分かんないけどね。」
「それは朝の解答用紙の返却で分かることでしょう。 後は順位ですね。 今回のが最初の基準になりますから。」
そんな感じでHRが始まるまで安見さんと今回のテストについて色々と話し合っていた。
「館 光輝」
担任の先生に呼ばれて、教台の前に行って束になった自分のテストの解答用紙を貰う。 もちろんその時に問題用紙も一緒に貰う。 復習や問題の照らし合わせにはうってつけのアイテムだからだ。
席に戻りまずはそれぞれの教科の点数を見る。 現国・・・数学・・・科学・・・日本歴史・・・現代日本・・・英語・・・体育・・・美術・・・ うん。 そんなものか。
とりあえず全部平均点以上は取れてるな。 現国と美術は90点以上いってるし、後はケアレスミスが無くなればこっちは大丈夫そう。 科学や英語、体育もちゃんと確実に点は取れている。 この辺りも要勉強かな? 残りの三つは・・・まあ可もなく不可もなく、かな。 数学に関しては安見さんのおかげで大分いいところに来ている。 でもまだ足りないかな。 苦手だからってやらないのはまた別だしね。
「どうでした? そちらは。」
安見さんも確認が終わったらしく、僕の方に質問をしてくる。
「うん。 上々って所。 点数的にもかなり上位に食い込めるかも。」
「それはよかったです。 では順位の方を見に行きましょうか。」
そう言って廊下に出る。 外には大勢の生徒、具体的に言えば僕らと同年代の生徒がズラリと、貼られている紙を凝視している。 あれ? この光景入学当初にもあったような・・・ まあそれはどうでもよし。 さてと、順位と総合計点数はっと・・・
1時間目はテスト返しが主なので、これが終わってしまえば次の授業まではほとんど休憩時間のようなものになる。 なので成績報告も兼ねてみんなで集まった。 表情はみんなそれぞれで、納得している人もいれば落胆している人もいる。 それはそれで楽しいものだ。 見てる分には。
「でも凄いじゃないですか。 中間テストでかなり上位に食い込めたのは大きいですよ。」
安見さんが僕に向かってそう言ってくる。 僕の成績は総合計点数670点。 順位は28位と確かに上位ではある。 あるのだが、僕はあまり喜べない理由が1つだけあった。
「・・・・・・700点台叩き出した人に誉められてもあんまり素直に喜べない・・・・・・」
そう、先程誉めてくれた安見さんはと言うと、ギリギリではあるが総合計702点を出していて、順位は15位にいる。 この差は意外とくるものだ。
「館君がノートを見せてくれていたおかげでこの点数なのですよ。 昔は後一歩届かないところで止まっていましたので。」
安見さんは基本的には勉強や運動においてのスペックは高い。 だがそれを睡眠が邪魔するだけのことなのだ。 忘れていたわけではないけれど、改めて安見さんの実力を垣間見たような感覚だ。
「お二人ともしっかりと勉強が出来ていたからこその、今回の成績なのです。 ですが、これで満身していると、足元を掬われてしまうので、日々の勉学は忘れないように。」
そう語る江ノ島さん。 だが彼女の言うことはかなり説得力のあるもので、実際に彼女の総合計点数は724点、順位は8位に準ずる。 今度勉強を江ノ島さんに教わろうかと密かに考えているのだ。
「私も、頑張ったんで、すけれど、伸びなかった、です。」
円藤さんは少し困ったような笑顔を向ける。 円藤さんは639点で76位。 この辺りがかなり多いようだ。 全教科平均80点はなかなか出せるものではないが、多分これは他の人はまだ手を抜いているのではないかと思える成績だ。
「確かに私は怠慢していたのだろう。 この反省は次に生かさなければなるまい。」
そう言う坂内君の顔はあまり良いものではなかった。 とはいっても彼だって総合計点数は601点、順位は102位となってしまったが、僕らの学年の人数からしてみたらまだまだ上の方だ。 中の上といった具合だろうか? だが彼にとっては納得がいっていないのは明白だったので、下手にフォローはしないでおいた。
「お前らはいいよな・・・・・・ そうやって会話が出来るんだから・・・・・・」
「あたしらはもうダメなのよ・・・ せっかく頑張ったのに・・・・・・」
そう突っ伏しているのは小舞君と濱井さん。 小舞君は総合計574点、順位は124位。 濱井さんは総合計556点、順位は144位と中の中位の成績なので特に落ち込むような事はないと思うのだが・・・
「なにをそんなに落ち込んでるのさ? 別に最初だし、まだ次に繋げれれば・・・」
「赤点があったんだよ・・・日本歴史で・・・」
「あたしは科学と現国・・・ これを逃したら・・・その時は・・・」
「俺達は林間学校に行けないんだ・・・」
林間学校、6月の期末テスト前に一泊二日で山林の中にある旧校舎で自然を学ぶイベントがある。 因みに日付は違うが、全学年行う。 しかしそれはあくまでも成・績・が・良・い・人のみの特権、具体的には上位半数の人のみである。 一年の時にこの仕組みを知ったら、来年からの最初の中間テストで気を抜かなくなるからだ。 考えてらっしゃるね。 ただし上位半数に入れても、赤点があるのでは意味がない。 救済措置として赤点の教科を後日出されるテストで75点以上取れれば、特権は得られるということになっている。
「そうだね。 ではそんな君達に助け船を出してあげよう。」
「ほ、本当か!? 坂内!? やっぱり持つべきものは友だなぁ・・・」
「ただし、確実に落とさないようにするために、科学は私、日本歴史は坂内君、現国は館君が教えます。 弱音は吐かないで下さいね? あなた達のためなのですから。」
「わ、分かった! 林間学校のためだもの。 頑張る!」
そうして僕らのスパルタな教えによって後日2人は赤点の教科を見事合格した。 林間学校はみんなで行けることになったのだ。 2人の喜びようはすごかったと言っておく。
テストが終われば部活動も再開するのだが、流石にテスト後に部活をするところは少なく、やっても1、2時間がいいところだった。
なので家庭部の裁縫部門の方も、1時間ほどで終わって、家に帰り、今までやれなかった分まで裁縫を楽しんだ。
テスト終わりの週末はそれはもう清々しい気分だったし、なにより色々と捗ったものだ。 朝のジョギングもかなりハイペースで行くことが出来た。 おかげさまで疲れが取れ切れてなかったのかお昼を食べた後に昼寝をしてしまったけれど。
そんなテスト終わりの週末を終えて、週明け特有の電車の荒波に飲まれながら学校について、HRまでほとんど誰もいない教室でゆったりと待っていた。
「おはようございます。 相変わらずお早いのですね。」
そんなゆったり状態を満喫していると、隣の席に安見さんが座る。 この光景にも慣れてきたな。
「おはよう安見さん。 どう? 今回のテスト、安見さん的には。」
「中々に出来たと思いますよ。 今回は尚更そう感じます。 館君の方はどうですか?」
「僕も上々ってところかな。 まあ、解答欄に空白が無かっただけだから、実際の正解不正解は分かんないけどね。」
「それは朝の解答用紙の返却で分かることでしょう。 後は順位ですね。 今回のが最初の基準になりますから。」
そんな感じでHRが始まるまで安見さんと今回のテストについて色々と話し合っていた。
「館 光輝」
担任の先生に呼ばれて、教台の前に行って束になった自分のテストの解答用紙を貰う。 もちろんその時に問題用紙も一緒に貰う。 復習や問題の照らし合わせにはうってつけのアイテムだからだ。
席に戻りまずはそれぞれの教科の点数を見る。 現国・・・数学・・・科学・・・日本歴史・・・現代日本・・・英語・・・体育・・・美術・・・ うん。 そんなものか。
とりあえず全部平均点以上は取れてるな。 現国と美術は90点以上いってるし、後はケアレスミスが無くなればこっちは大丈夫そう。 科学や英語、体育もちゃんと確実に点は取れている。 この辺りも要勉強かな? 残りの三つは・・・まあ可もなく不可もなく、かな。 数学に関しては安見さんのおかげで大分いいところに来ている。 でもまだ足りないかな。 苦手だからってやらないのはまた別だしね。
「どうでした? そちらは。」
安見さんも確認が終わったらしく、僕の方に質問をしてくる。
「うん。 上々って所。 点数的にもかなり上位に食い込めるかも。」
「それはよかったです。 では順位の方を見に行きましょうか。」
そう言って廊下に出る。 外には大勢の生徒、具体的に言えば僕らと同年代の生徒がズラリと、貼られている紙を凝視している。 あれ? この光景入学当初にもあったような・・・ まあそれはどうでもよし。 さてと、順位と総合計点数はっと・・・
1時間目はテスト返しが主なので、これが終わってしまえば次の授業まではほとんど休憩時間のようなものになる。 なので成績報告も兼ねてみんなで集まった。 表情はみんなそれぞれで、納得している人もいれば落胆している人もいる。 それはそれで楽しいものだ。 見てる分には。
「でも凄いじゃないですか。 中間テストでかなり上位に食い込めたのは大きいですよ。」
安見さんが僕に向かってそう言ってくる。 僕の成績は総合計点数670点。 順位は28位と確かに上位ではある。 あるのだが、僕はあまり喜べない理由が1つだけあった。
「・・・・・・700点台叩き出した人に誉められてもあんまり素直に喜べない・・・・・・」
そう、先程誉めてくれた安見さんはと言うと、ギリギリではあるが総合計702点を出していて、順位は15位にいる。 この差は意外とくるものだ。
「館君がノートを見せてくれていたおかげでこの点数なのですよ。 昔は後一歩届かないところで止まっていましたので。」
安見さんは基本的には勉強や運動においてのスペックは高い。 だがそれを睡眠が邪魔するだけのことなのだ。 忘れていたわけではないけれど、改めて安見さんの実力を垣間見たような感覚だ。
「お二人ともしっかりと勉強が出来ていたからこその、今回の成績なのです。 ですが、これで満身していると、足元を掬われてしまうので、日々の勉学は忘れないように。」
そう語る江ノ島さん。 だが彼女の言うことはかなり説得力のあるもので、実際に彼女の総合計点数は724点、順位は8位に準ずる。 今度勉強を江ノ島さんに教わろうかと密かに考えているのだ。
「私も、頑張ったんで、すけれど、伸びなかった、です。」
円藤さんは少し困ったような笑顔を向ける。 円藤さんは639点で76位。 この辺りがかなり多いようだ。 全教科平均80点はなかなか出せるものではないが、多分これは他の人はまだ手を抜いているのではないかと思える成績だ。
「確かに私は怠慢していたのだろう。 この反省は次に生かさなければなるまい。」
そう言う坂内君の顔はあまり良いものではなかった。 とはいっても彼だって総合計点数は601点、順位は102位となってしまったが、僕らの学年の人数からしてみたらまだまだ上の方だ。 中の上といった具合だろうか? だが彼にとっては納得がいっていないのは明白だったので、下手にフォローはしないでおいた。
「お前らはいいよな・・・・・・ そうやって会話が出来るんだから・・・・・・」
「あたしらはもうダメなのよ・・・ せっかく頑張ったのに・・・・・・」
そう突っ伏しているのは小舞君と濱井さん。 小舞君は総合計574点、順位は124位。 濱井さんは総合計556点、順位は144位と中の中位の成績なので特に落ち込むような事はないと思うのだが・・・
「なにをそんなに落ち込んでるのさ? 別に最初だし、まだ次に繋げれれば・・・」
「赤点があったんだよ・・・日本歴史で・・・」
「あたしは科学と現国・・・ これを逃したら・・・その時は・・・」
「俺達は林間学校に行けないんだ・・・」
林間学校、6月の期末テスト前に一泊二日で山林の中にある旧校舎で自然を学ぶイベントがある。 因みに日付は違うが、全学年行う。 しかしそれはあくまでも成・績・が・良・い・人のみの特権、具体的には上位半数の人のみである。 一年の時にこの仕組みを知ったら、来年からの最初の中間テストで気を抜かなくなるからだ。 考えてらっしゃるね。 ただし上位半数に入れても、赤点があるのでは意味がない。 救済措置として赤点の教科を後日出されるテストで75点以上取れれば、特権は得られるということになっている。
「そうだね。 ではそんな君達に助け船を出してあげよう。」
「ほ、本当か!? 坂内!? やっぱり持つべきものは友だなぁ・・・」
「ただし、確実に落とさないようにするために、科学は私、日本歴史は坂内君、現国は館君が教えます。 弱音は吐かないで下さいね? あなた達のためなのですから。」
「わ、分かった! 林間学校のためだもの。 頑張る!」
そうして僕らのスパルタな教えによって後日2人は赤点の教科を見事合格した。 林間学校はみんなで行けることになったのだ。 2人の喜びようはすごかったと言っておく。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説

家出したとある辺境夫人の話
あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
『突然ではございますが、私はあなたと離縁し、このお屋敷を去ることにいたしました』
これは、一通の置き手紙からはじまった一組の心通わぬ夫婦のお語。
※ちゃんとハッピーエンドです。ただし、主人公にとっては。
※他サイトでも掲載します。


君を愛さない……こともないような、そうでもないようなって、どっちなんですか旦那様!?~氷の軍神は羊飼い令嬢を溺愛する~
束原ミヤコ
恋愛
ディジー・エステランドは、人よりも羊の数が多い田舎の領地に住む伯爵家の娘である。
とはいっても名ばかりで、父はほぼ農家。
母は庶民。兄も弟も、そしてディジーもうまれてこのかた領地を出たことがない。
舞踏会にも行ったことがなければ、他の貴族にも会ったことがない。
チーズをつくり牛の乳を搾り、羊の毛を刈って生きてきた。
そんなエステランド家に、ダンテ・ミランティス公爵閣下から婚約の打診の手紙が届く。
氷の公爵と呼ばれる、うまれてから一度も笑ったことがないと評判の男である。
断ることもできずに了承の返事を送ると、半年後迎えに行くと連絡が来る。
半信半疑でいたディジーだが、半年後本当に迎えが来てしまう。
公爵家に嫁いだディジーに、ダンテは言う。
「俺は君を、愛さない……こともない……ような、気が、するような、しないような……!」
――って、どっちなんですか、旦那様!?

冷たい婚約破棄?では契約結婚いたしましょう
ゆる
恋愛
「君との婚約は破棄する! これからは聖女シエナと生きる!」
そう高らかに宣言した王太子エドワード。しかし、その“聖女”とやらの奇跡はどこか胡散臭く、王太子の取り巻きも困惑気味。
――一方、婚約破棄されたはずの公爵令嬢ヴァレリー・リチャードソンは、なぜか社交界で高評価を得ることに?
王太子派と距離を置いたヴァレリーは、やがて第二王子派と接触し、ある男と“契約結婚”を結ぶことになる。
その相手は、冷徹な護衛隊長にして王宮最強の騎士、カイル・ヴァレンタイン。
「私たち、表向きの夫婦を演じましょう」
「……君のことは全力で守る。それが契約だからな」
利害一致の“白い結婚”が、いつしか予想外の関係へと変わっていき――?
真実の愛を見つけたから婚約を破棄すると王子に言われたら、英雄騎士様が白手袋を投げつけた。
克全
恋愛
「第15回恋愛小説大賞参加作」解説や設定は好きな方だけ読んでください。小説としては本編1話から読んでくだされば大丈夫です。

初恋の兄嫁を優先する私の旦那様へ。惨めな思いをあとどのくらい我慢したらいいですか。
梅雨の人
恋愛
ハーゲンシュタイン公爵の娘ローズは王命で第二王子サミュエルの婚約者となった。
王命でなければ誰もサミュエルの婚約者になろうとする高位貴族の令嬢が現れなかったからだ。
第一王子ウィリアムの婚約者となったブリアナに一目ぼれしてしまったサミュエルは、駄目だと分かっていても次第に互いの距離を近くしていったためだった。
常識のある周囲の冷ややかな視線にも気が付かない愚鈍なサミュエルと義姉ブリアナ。
ローズへの必要最低限の役目はかろうじて行っていたサミュエルだったが、常にその視線の先にはブリアナがいた。
みじめな婚約者時代を経てサミュエルと結婚し、さらに思いがけず王妃になってしまったローズはただひたすらその不遇の境遇を耐えた。
そんな中でもサミュエルが時折見せる優しさに、ローズは胸を高鳴らせてしまうのだった。
しかし、サミュエルとブリアナの愚かな言動がローズを深く傷つけ続け、遂にサミュエルは己の行動を深く後悔することになる―――。

お嬢様の“専属”
ユウキ
恋愛
雪が静かに降りしきる寒空の中、私は天涯孤独の身となった。行く当てもなく、1人彷徨う内に何もなくなってしまった。遂に体力も尽きたときに、偶然通りかかった侯爵家のお嬢様に拾われた。
お嬢様の気まぐれから、お嬢様の“専属”となった主人公のお話。

【完結】結婚して12年一度も会った事ありませんけど? それでも旦那様は全てが欲しいそうです
との
恋愛
結婚して12年目のシエナは白い結婚継続中。
白い結婚を理由に離婚したら、全てを失うシエナは漸く離婚に向けて動けるチャンスを見つけ・・
沈黙を続けていたルカが、
「新しく商会を作って、その先は?」
ーーーーーー
題名 少し改変しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる