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687、発進 斗真side
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「靴履けたね、おいで、」
両手を広げると抱きつき抱っこさせてくれた。
行きたくないんだろうな…、
「、行こっか、」
…コクリ、
誰にも会わないように早歩きでエレベーターに乗り、駐車場に向かう。
響とは違うな…、
強く目をつぶり服を握りしめる奏くんを見てそう思った。
「車着いたよ。乗れる?」
…、
助手席に座らせるがなかなか俺の服を掴んだ手を離してくれない。
「大丈夫だよ、怖くないよ。すぐ隣行くからね、」
ガチャ、
「ここ居るからね、」
急いで運転席に乗り、奏くんを抱きしめる。
「どれ観たい?…いつもの続きにしようか。」
スマホを見せ、運転中に見るアニメを選ばせようとしたが俯いて選べなさそうだから奏くんが好きなアニメにすることにした。
「行こうね、」
イヤホンとイヤーカフをつけてフードを深く被せる。
「動くよ、」
反応が無い奏くんに声を掛け、車を発進させる。
両手を広げると抱きつき抱っこさせてくれた。
行きたくないんだろうな…、
「、行こっか、」
…コクリ、
誰にも会わないように早歩きでエレベーターに乗り、駐車場に向かう。
響とは違うな…、
強く目をつぶり服を握りしめる奏くんを見てそう思った。
「車着いたよ。乗れる?」
…、
助手席に座らせるがなかなか俺の服を掴んだ手を離してくれない。
「大丈夫だよ、怖くないよ。すぐ隣行くからね、」
ガチャ、
「ここ居るからね、」
急いで運転席に乗り、奏くんを抱きしめる。
「どれ観たい?…いつもの続きにしようか。」
スマホを見せ、運転中に見るアニメを選ばせようとしたが俯いて選べなさそうだから奏くんが好きなアニメにすることにした。
「行こうね、」
イヤホンとイヤーカフをつけてフードを深く被せる。
「動くよ、」
反応が無い奏くんに声を掛け、車を発進させる。
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