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678、思い通りにいかない気持ち 奏side
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「………、」
目を覚ますと少し窓の外が明るくなっていた。
斗真さんは寝てる。
斗真さんの寝顔を見ながら昨日のことを振り返る。
いつもできることができなくて、斗真さんのお手伝いもご飯を食べることもできなかった…
どうして…
体と心の気持ちが違うからだってことは分かってるけど、違いすぎて乗っ取られてる気がして恐怖を感じる。
僕の体、僕の物なのに、
思い通りにいかない気持ちが渦巻き布団に顔を押付け叫び布団を何度も叩いた。
「どした?、しんどくてイライラしちゃったか、」
斗真さんは落ち着いた声で聞いてきた。
背中に斗真さんの大きな手が触れ、抑えていた気持ちが一気に溢れ出した。
「ん゛ぅ゛……」
「大丈夫、いっぱい泣いたらいいよ。」
どうして、どうしてなの!!
ただひたすら思いのまま泣くしかできなかった。
目を覚ますと少し窓の外が明るくなっていた。
斗真さんは寝てる。
斗真さんの寝顔を見ながら昨日のことを振り返る。
いつもできることができなくて、斗真さんのお手伝いもご飯を食べることもできなかった…
どうして…
体と心の気持ちが違うからだってことは分かってるけど、違いすぎて乗っ取られてる気がして恐怖を感じる。
僕の体、僕の物なのに、
思い通りにいかない気持ちが渦巻き布団に顔を押付け叫び布団を何度も叩いた。
「どした?、しんどくてイライラしちゃったか、」
斗真さんは落ち着いた声で聞いてきた。
背中に斗真さんの大きな手が触れ、抑えていた気持ちが一気に溢れ出した。
「ん゛ぅ゛……」
「大丈夫、いっぱい泣いたらいいよ。」
どうして、どうしてなの!!
ただひたすら思いのまま泣くしかできなかった。
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