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639、帰る。響side
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外に連れて来てもらった。
空の写真も撮れて気持ちがふわふわ浮いてる感じがする。
きっとこれが嬉しいって感情なんだろうな。
やりたいことができて満足した。
「帰る。」
「え、もう?まだ外にいても大丈夫だよ。」
「フルフル、うーうん、もう大丈夫。ありがとう、」
「…そっか…、じゃあ帰ろうか。また来ようね。」
コクリ、
斗真と一緒にエレベーターに乗った。
エレベーターの扉が閉まると息が詰まり少し苦しくなる。
でも、扉が開いたらまた普通に息ができるようになった。
「ただいまー、」
「……………」
斗真と手を繋ぎ家に入るとなんだか安心して肩の力がスッと抜けた。
俺はまだ数回しかこの家に来たことないけど、もうここに馴染んだんだ。
嬉しいような怖いような、なんとも言えない感情が胸に溜まった。
「どうした?おいで、休憩しようか。」
この不安を悟られないよう顔を引き締め、
斗真に手を引かれリビングに入りソファーに座らされた。
「お水飲む?何も入ってないよ。」
一口飲んで目の前に置かれたが飲む気にはなれずそのままにした。
「外楽しかったね。また一緒に行こうね。」
「コクリ、」
また行きたい。その「また」が本当に来るかなんて分からないけどそれでもまた行きたいと思った。
空の写真も撮れて気持ちがふわふわ浮いてる感じがする。
きっとこれが嬉しいって感情なんだろうな。
やりたいことができて満足した。
「帰る。」
「え、もう?まだ外にいても大丈夫だよ。」
「フルフル、うーうん、もう大丈夫。ありがとう、」
「…そっか…、じゃあ帰ろうか。また来ようね。」
コクリ、
斗真と一緒にエレベーターに乗った。
エレベーターの扉が閉まると息が詰まり少し苦しくなる。
でも、扉が開いたらまた普通に息ができるようになった。
「ただいまー、」
「……………」
斗真と手を繋ぎ家に入るとなんだか安心して肩の力がスッと抜けた。
俺はまだ数回しかこの家に来たことないけど、もうここに馴染んだんだ。
嬉しいような怖いような、なんとも言えない感情が胸に溜まった。
「どうした?おいで、休憩しようか。」
この不安を悟られないよう顔を引き締め、
斗真に手を引かれリビングに入りソファーに座らされた。
「お水飲む?何も入ってないよ。」
一口飲んで目の前に置かれたが飲む気にはなれずそのままにした。
「外楽しかったね。また一緒に行こうね。」
「コクリ、」
また行きたい。その「また」が本当に来るかなんて分からないけどそれでもまた行きたいと思った。
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