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612、ホットケーキを作ってみる 奏side
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「よし、準備できたよ~、やってみようか。一緒にやる?それとも俺が作ってるの見てみる?」
「………見てみる。」
やっぱり不安で斗真さんが作るのを見せてもらうことにした。
真剣に斗真さんが作るのを見てやり方を覚える。
「いいよ~、お玉にこのくらいかな、生地を掬ってフライパンにこーやって、ほら丸くなったでしょ?」
ほんとだっ、
入れただけで丸くなった。
これなら僕にもできるかな……
「そろそろ良いかな~、このくらいの色になったら両端にコテを入れて、手前に回すよ。行くよー、っ!」
っ!、
すごい!
綺麗な丸のままひっくり返った!
「きれい」
「上手くいった~、」
「すごい!綺麗だね!」
「ありがとー笑、そんな褒められると照れるね笑笑
奏くんもやってみる?」
「…………コクリ、」
できるか不安だけどひっくり返すのをやってみたくて頷いた。
「おっ!やってみようか。上手にできなくても大丈夫だからね。」
優しく背中を撫でられ肩の力が抜けていく。
「…………」
斗真さんが作っていたのを思い出して慎重にお玉で生地を掬ってから深呼吸をする。
よし、
落ち着いてフライパンの上に流した。
「っ…ふー、できた。」
綺麗な丸になった生地を見て大きく息を吐いた。
「綺麗にできたね!凄いね!」
褒めてもらって嬉しくて頬が緩む
あと焼けたらひっくり返してしっかり焼けたら完成。
できるかな、
また緊張感が漂う。
「そろそろいいんじゃない?」
斗真さんが焼き加減を確認してくれた。
コテを受け取りそーっと横に入れて呼吸を整える。
………、よし、
「っ!」
息を止めて一気にひっくり返した。
「っ!、………できた…、」
「凄い!!上手にできたね!初めてなのに凄い!!!めっちゃ綺麗!!」
斗真さんに褒めてもらって、嬉しい気持ちで胸が張り裂けそうになり斗真さんに抱きついた。
「おっと!、笑笑 頑張ったね、偉いね。」
嬉し過ぎるとどう気持ちを表現したらいいかが分からず少し落ち着くまで斗真さんに抱きつくことにした。
斗真さんは凄いね、良かったね。って何度も言葉を掛けてくれた。
数日前までは嬉し過ぎると胸がキューってなって泣いてたけど今回は涙は出ないけどそれでも胸はキューってして気持ちを上手く表現することができないでいた。
「………見てみる。」
やっぱり不安で斗真さんが作るのを見せてもらうことにした。
真剣に斗真さんが作るのを見てやり方を覚える。
「いいよ~、お玉にこのくらいかな、生地を掬ってフライパンにこーやって、ほら丸くなったでしょ?」
ほんとだっ、
入れただけで丸くなった。
これなら僕にもできるかな……
「そろそろ良いかな~、このくらいの色になったら両端にコテを入れて、手前に回すよ。行くよー、っ!」
っ!、
すごい!
綺麗な丸のままひっくり返った!
「きれい」
「上手くいった~、」
「すごい!綺麗だね!」
「ありがとー笑、そんな褒められると照れるね笑笑
奏くんもやってみる?」
「…………コクリ、」
できるか不安だけどひっくり返すのをやってみたくて頷いた。
「おっ!やってみようか。上手にできなくても大丈夫だからね。」
優しく背中を撫でられ肩の力が抜けていく。
「…………」
斗真さんが作っていたのを思い出して慎重にお玉で生地を掬ってから深呼吸をする。
よし、
落ち着いてフライパンの上に流した。
「っ…ふー、できた。」
綺麗な丸になった生地を見て大きく息を吐いた。
「綺麗にできたね!凄いね!」
褒めてもらって嬉しくて頬が緩む
あと焼けたらひっくり返してしっかり焼けたら完成。
できるかな、
また緊張感が漂う。
「そろそろいいんじゃない?」
斗真さんが焼き加減を確認してくれた。
コテを受け取りそーっと横に入れて呼吸を整える。
………、よし、
「っ!」
息を止めて一気にひっくり返した。
「っ!、………できた…、」
「凄い!!上手にできたね!初めてなのに凄い!!!めっちゃ綺麗!!」
斗真さんに褒めてもらって、嬉しい気持ちで胸が張り裂けそうになり斗真さんに抱きついた。
「おっと!、笑笑 頑張ったね、偉いね。」
嬉し過ぎるとどう気持ちを表現したらいいかが分からず少し落ち着くまで斗真さんに抱きつくことにした。
斗真さんは凄いね、良かったね。って何度も言葉を掛けてくれた。
数日前までは嬉し過ぎると胸がキューってなって泣いてたけど今回は涙は出ないけどそれでも胸はキューってして気持ちを上手く表現することができないでいた。
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