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592、泣いた余韻 奏side
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「……、」
落ち着くまでずっと背中と頭を撫でてくれていた。
ムクッ、
「わんちゃん出てるよ~」
アニメの音が気になって斗真さんにもたれたままテレビに視線を向ける。
泣いた余韻を感じながらぼーっとアニメを見る。
_______________
アニメを見終え斗真さんの首に腕を回して首に顔を埋める。
「わんちゃん可愛かったね~」
コクリ コクリ
アニメを見て気持ちは落ち着いてるけど、泣いた余韻から抜け出せず斗真さんに甘えていたい気分だった。
そんな僕を拒むことなく僕の気が済むまで付き合ってくれた。
_______________
「奏くん、お水飲める?」
「……、……、…コクリ」
少し怖かったけど喉が渇いていて飲みたかったから頷いた。
「ちょっと待っててね、」
「っ!、…」
離れていく斗真さんの服を慌てて掴み、着いて行くことにした。
「これ持ってくれる?」
コクリ、
受け取った袋の中には初めて僕がこの家に来た時に食べたラムネがたくさん入っていた。
「喉通らなくてもラムネなら口の中で無くなるから食べれるかなって思って、食べてみる?」
「…コクリ、」
本当は食べれるか不安だったけど、またあの不思議な感覚に触れたくてラムネを1つ貰った。
「っ、おいしい」
「良かった~」
口に入れた途端溶けて美味しさだけが口の中に広がった。
「お水も飲めそう?」
コクリ、
今なら飲める気がしてコップを受け取り一口口に含んだ。
「っ………、ゴックン、 飲めた。」
「良かった~、ラムネ好きなだけ食べていいよ。」
「っ、ありがとう」
袋から黄色と水色の袋に包まれたラムネを取り、1つずつゆっくりと口に入れた。
落ち着くまでずっと背中と頭を撫でてくれていた。
ムクッ、
「わんちゃん出てるよ~」
アニメの音が気になって斗真さんにもたれたままテレビに視線を向ける。
泣いた余韻を感じながらぼーっとアニメを見る。
_______________
アニメを見終え斗真さんの首に腕を回して首に顔を埋める。
「わんちゃん可愛かったね~」
コクリ コクリ
アニメを見て気持ちは落ち着いてるけど、泣いた余韻から抜け出せず斗真さんに甘えていたい気分だった。
そんな僕を拒むことなく僕の気が済むまで付き合ってくれた。
_______________
「奏くん、お水飲める?」
「……、……、…コクリ」
少し怖かったけど喉が渇いていて飲みたかったから頷いた。
「ちょっと待っててね、」
「っ!、…」
離れていく斗真さんの服を慌てて掴み、着いて行くことにした。
「これ持ってくれる?」
コクリ、
受け取った袋の中には初めて僕がこの家に来た時に食べたラムネがたくさん入っていた。
「喉通らなくてもラムネなら口の中で無くなるから食べれるかなって思って、食べてみる?」
「…コクリ、」
本当は食べれるか不安だったけど、またあの不思議な感覚に触れたくてラムネを1つ貰った。
「っ、おいしい」
「良かった~」
口に入れた途端溶けて美味しさだけが口の中に広がった。
「お水も飲めそう?」
コクリ、
今なら飲める気がしてコップを受け取り一口口に含んだ。
「っ………、ゴックン、 飲めた。」
「良かった~、ラムネ好きなだけ食べていいよ。」
「っ、ありがとう」
袋から黄色と水色の袋に包まれたラムネを取り、1つずつゆっくりと口に入れた。
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