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547、入浴剤をしにお風呂に入る 奏side
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入浴剤する…
それだけを考えてお風呂に入った。
けど、どうしても湯船が視界に入って体が震える…
「綺麗になったよ、ありがとう。」
「っ…はぁ…はぁ…はぁ……」
「頑張ったね、」
体の泡も全て流し終え、優しく包み込んでくれた。
落ち着いて、入浴剤を斗真さんに渡す。
「入浴剤する前に手首の手当てさせてね。入浴剤はかかったら良くないと思うから防水テープ貼っとこうか、」
「っ………………」
斗真さんが優しく腕を持って手際よくやってくれた。
左手首を見て胸がギュッと締め付けられる。
「できたよ、頑張ったね。テープ貼ってるけどあまり濡れないように気を付けてね。」
…コクリ、
「よし!やろうか、袋開けて」
コクリ
傷を見て俯く僕の背中に手を当てていつもより明るい声で斗真さんが言った。
自然と前を向けて、袋の中から入浴剤を取り出した。
「お湯に入れてみる?」
………、フルフル、
やってみたかったけどやっぱり怖くて斗真さんに渡した。
「じゃあ入れるね。いくよ~!」
……シュワ~!
いい香り、
「レモンの香りだって~!いい香りだね」
コクリ、
「いい香り、」
「何色のクマさんが出てくるかな~?」
昨日と同じように斗真さんの体に引っ付いて後ろから湯船を覗いた。
「あ、…?」
クマさんかと思ったら丸い物が出てきた。
「この中にクマさんが入ってるよ、いくよ~」
何色のクマさんだろう?
わくわくとドキドキで心が揺れてる。
「っ!斗真さん!!」
「お!薄い茶色だ!良かったね~!」
コクリ! コクリ!
「一発で欲しいのが当たるのスゴいね!あ、そうだ、貸して~」
?、
「こうやって衝撃を与えると、」
ビクッ!!
「あ、びっくりした?ごめん、ごめん笑
ほら、光るんだよ。」
!!!!!!
何それ!!
ホントにピカピカ光ってる!
受け取って色んな色に光るクマさんをじっと見つめる。
「ぁ…消えちゃった…」
「叩いたらまた光るよ。やってみ?」
………ンッ!!
「あ!!斗真さん!!光った!」
「ホントだ、綺麗だね」
「ん、綺麗、ありがとう。」
「どういたしまして、頑張ったね、」
そう言って優しく頭を撫でてくれた。
「斗真さんお湯入る?」
「うん、入ろうかな。」
「…………うん、」
「お湯一緒に入ってみる?」
…………、フルフル
「うん、また今度にしようか、」
……コクリ、
ちょっと入れるかなって考えてみたけどやっぱり怖い…
まだまだお湯に入るのは先みたい…
斗真さんがお湯につかってる間、色の着いたお湯で遊ぶことにした。
それだけを考えてお風呂に入った。
けど、どうしても湯船が視界に入って体が震える…
「綺麗になったよ、ありがとう。」
「っ…はぁ…はぁ…はぁ……」
「頑張ったね、」
体の泡も全て流し終え、優しく包み込んでくれた。
落ち着いて、入浴剤を斗真さんに渡す。
「入浴剤する前に手首の手当てさせてね。入浴剤はかかったら良くないと思うから防水テープ貼っとこうか、」
「っ………………」
斗真さんが優しく腕を持って手際よくやってくれた。
左手首を見て胸がギュッと締め付けられる。
「できたよ、頑張ったね。テープ貼ってるけどあまり濡れないように気を付けてね。」
…コクリ、
「よし!やろうか、袋開けて」
コクリ
傷を見て俯く僕の背中に手を当てていつもより明るい声で斗真さんが言った。
自然と前を向けて、袋の中から入浴剤を取り出した。
「お湯に入れてみる?」
………、フルフル、
やってみたかったけどやっぱり怖くて斗真さんに渡した。
「じゃあ入れるね。いくよ~!」
……シュワ~!
いい香り、
「レモンの香りだって~!いい香りだね」
コクリ、
「いい香り、」
「何色のクマさんが出てくるかな~?」
昨日と同じように斗真さんの体に引っ付いて後ろから湯船を覗いた。
「あ、…?」
クマさんかと思ったら丸い物が出てきた。
「この中にクマさんが入ってるよ、いくよ~」
何色のクマさんだろう?
わくわくとドキドキで心が揺れてる。
「っ!斗真さん!!」
「お!薄い茶色だ!良かったね~!」
コクリ! コクリ!
「一発で欲しいのが当たるのスゴいね!あ、そうだ、貸して~」
?、
「こうやって衝撃を与えると、」
ビクッ!!
「あ、びっくりした?ごめん、ごめん笑
ほら、光るんだよ。」
!!!!!!
何それ!!
ホントにピカピカ光ってる!
受け取って色んな色に光るクマさんをじっと見つめる。
「ぁ…消えちゃった…」
「叩いたらまた光るよ。やってみ?」
………ンッ!!
「あ!!斗真さん!!光った!」
「ホントだ、綺麗だね」
「ん、綺麗、ありがとう。」
「どういたしまして、頑張ったね、」
そう言って優しく頭を撫でてくれた。
「斗真さんお湯入る?」
「うん、入ろうかな。」
「…………うん、」
「お湯一緒に入ってみる?」
…………、フルフル
「うん、また今度にしようか、」
……コクリ、
ちょっと入れるかなって考えてみたけどやっぱり怖い…
まだまだお湯に入るのは先みたい…
斗真さんがお湯につかってる間、色の着いたお湯で遊ぶことにした。
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