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532、お腹空いた 奏side
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「ごめん、ありがとう」
顔を上げた斗真さんの顔を見つめるが泣いた後には見えなかった。
大丈夫?
心配で斗真さんの顔から目が離せない。
「大丈夫?」
僕が斗真さんのこと心配してたのになぜか斗真さんから「大丈夫?」って聞かれた。
?
「うーうん、大丈夫ならいいんだよ。」
そう言ってまたギューって抱きしめてくれた。
落ち着く、体を預けて胸に顔を擦り付けた。
「…お腹空いた…」
朝食べてないことを思い出したらお腹空いてきた。
「え…あ…うーん、おにぎりとサラダしか残ってないからなんか作ろうか?」
?
朝食べれなくてそのまま冷蔵庫に入れたはずなのに…卵焼きとウインナーが無くなってた
「さっき響が食べたんだ。」
響くん来てたの?
そっか…響くんお腹空いてたんだ。
「…おにぎり食べる」
「いいよ、机で食べようか。」
コクリ
椅子に座っておにぎりを持つ。
小さいおにぎり2つしか食べてないのにお腹がいっぱいで手が止まってしまった。
「お腹いっぱい?無理に食べなくていいよ。」
「フルフル、食べる」
サラダを見つめるだけで口に入れれない。
「あーん、」
っ……
斗真さんが大きく口を開ける。
…あーん、
斗真さんの口に入れたらもぐもぐ美味しそうに食べてくれた。
「美味しい、もらってもいい?」
コクリ
斗真さんが全部美味しそうに食べてくれた。
「ごちそうさまでした。」
「…ごちそうさまでした。」
「奏くんと響でサラダ以外は全部食べれたんだよ。頑張ったね。」
響くんが食べたら僕も食べたことになるっていうのがピンと来なくてお腹はいっぱいだけど食べた気がしない。
顔を上げた斗真さんの顔を見つめるが泣いた後には見えなかった。
大丈夫?
心配で斗真さんの顔から目が離せない。
「大丈夫?」
僕が斗真さんのこと心配してたのになぜか斗真さんから「大丈夫?」って聞かれた。
?
「うーうん、大丈夫ならいいんだよ。」
そう言ってまたギューって抱きしめてくれた。
落ち着く、体を預けて胸に顔を擦り付けた。
「…お腹空いた…」
朝食べてないことを思い出したらお腹空いてきた。
「え…あ…うーん、おにぎりとサラダしか残ってないからなんか作ろうか?」
?
朝食べれなくてそのまま冷蔵庫に入れたはずなのに…卵焼きとウインナーが無くなってた
「さっき響が食べたんだ。」
響くん来てたの?
そっか…響くんお腹空いてたんだ。
「…おにぎり食べる」
「いいよ、机で食べようか。」
コクリ
椅子に座っておにぎりを持つ。
小さいおにぎり2つしか食べてないのにお腹がいっぱいで手が止まってしまった。
「お腹いっぱい?無理に食べなくていいよ。」
「フルフル、食べる」
サラダを見つめるだけで口に入れれない。
「あーん、」
っ……
斗真さんが大きく口を開ける。
…あーん、
斗真さんの口に入れたらもぐもぐ美味しそうに食べてくれた。
「美味しい、もらってもいい?」
コクリ
斗真さんが全部美味しそうに食べてくれた。
「ごちそうさまでした。」
「…ごちそうさまでした。」
「奏くんと響でサラダ以外は全部食べれたんだよ。頑張ったね。」
響くんが食べたら僕も食べたことになるっていうのがピンと来なくてお腹はいっぱいだけど食べた気がしない。
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