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504、それやだ… 奏side
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胸がモヤモヤ、ザワザワする…
いくら斗真さんの匂いを嗅いでも治まらない。
「………、」
「どうした?しんどい?」
フルフル、
「どれだろう?」
感情カードを見せてくれた。
「………、」
もやもやのカードを指差した。
「この辺がもやもやするの?」
胸をさすられ抑えていた気持ちが上がってきそうになって俯き胸を触れないように斗真さんの胸に押し当てる。
「泣いてもいいよ、もやもやしんどいね。」
フルフル、
認めたくなくて首を横に振った。
背中をさすられ抑えきれなくなった涙が溢れた。
「ゃ……」
「ん?」
「背中ゃ…」
「背中…?さすられるの嫌?」
「……、ゃ……涙…ゃ…」
涙が抑えられなくて一緒に気持ちも溢れそうになる。
「涙我慢しなくていいんだよ?」
「ゃ……やだ…」
もう泣きたくない……
さするの止めてくれたのに涙は止まらず次々と溢れ出し、気持ちの処理ができずただ斗真さんの服を力いっぱい握りしめた。
いくら斗真さんの匂いを嗅いでも治まらない。
「………、」
「どうした?しんどい?」
フルフル、
「どれだろう?」
感情カードを見せてくれた。
「………、」
もやもやのカードを指差した。
「この辺がもやもやするの?」
胸をさすられ抑えていた気持ちが上がってきそうになって俯き胸を触れないように斗真さんの胸に押し当てる。
「泣いてもいいよ、もやもやしんどいね。」
フルフル、
認めたくなくて首を横に振った。
背中をさすられ抑えきれなくなった涙が溢れた。
「ゃ……」
「ん?」
「背中ゃ…」
「背中…?さすられるの嫌?」
「……、ゃ……涙…ゃ…」
涙が抑えられなくて一緒に気持ちも溢れそうになる。
「涙我慢しなくていいんだよ?」
「ゃ……やだ…」
もう泣きたくない……
さするの止めてくれたのに涙は止まらず次々と溢れ出し、気持ちの処理ができずただ斗真さんの服を力いっぱい握りしめた。
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